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joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

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大事なこと
ギョレメからアンタクヤへのバスチケットを買ったときのこと。
バスオフィスの兄ちゃんと値段交渉をしていたのだけど、
ちょっとしたことで話が噛み合わなくなった。
兄ちゃんは英語で話しているが、僕は彼の話す中で重要な単語をうまく聞き取れなくて、
また、自分自身も言いたいことを伝える単語が出てこない。

あぁ、イライラする。
もう無理だ、辞書を出そう。
そう思って僕はバッグをガサゴソやっているんだけど、パッと取り出せなくて、ますますイライラする。
兄ちゃんは僕が何をしているかわからないから、まだ英語で畳み掛けてくる。

「Just moment!!」

そう言うと同時に、僕は思いっきりデスクを叩いていた。
自分でも驚くほど、「バァン!」と大きな音を立ててしまった。

兄ちゃんはキレた。
僕の首根っこを掴んで、店の外につまみ出そうとした。
僕は抵抗したけど、体が数倍でかいトルコ人の若い男には敵わない。
うまく聞き取れなかったけど、「二度と俺の前にツラを出すな!」と言っていたんだと思う。
そう言って、兄ちゃんは僕を外に投げ出し、オフィスの扉を閉めた。

僕は再びオフィスの扉を開けたが、もう完全にキレている兄ちゃんは、まるで話を聞こうとしない。
今にも殴りかかりそうな剣幕で、僕の前に立ってきた。
隣のオフィスのおじさんが気づいて、仲裁に入ってくれた。
バスの到着までまだ数時間あったこともあって、
「今はとりあえずここを離れなさい。また後で来れば大丈夫だから。」と僕に諭すように話してくれた。

冷静になって、考えてみた。
僕はトルコ語はもちろん、英語もロクに喋れないけど、今ここにいる。
日本でも中国でもない、トルコという異国に。
たしかに、僕はバスの乗客で、彼はオフィスの人間。
でも、だからって、僕は偉そうに吠えたり、ましてや机を引っぱたくことができる身分だろうか?

つまみ出されて当たり前だった。僕の態度は、明らかに傲慢だった。
もし、これが全く別の国で、僕が同じ態度を取っていたら…、
同じように相手を怒らせたとして、その時、相手がナイフや銃を持っていたら…?
恐ろしいことだけど、有り得ない話じゃない。

いつの間にか、大事なことを忘れていたのかもしれない。
トルコの人たちの優しさに、甘えてしまっていないだろうか?
尽くしてもらうことが当たり前になって、上から目線になってしまっていないだろうか?
だとしたら、それは大きな勘違いだ。
同じ立場の人間であることを、忘れちゃいけない。
助けてもらってここにいられることを、そのことに感謝する気持ちを忘れちゃいけない。

2時間後に、僕は再びオフィスを訪れた。
「I'm sorry」の一言を、彼はちゃんと聞いてくれた。
ちゃんと和解ができたのかはわからないけど、彼は大事なことに気付かせてくれた。
だからもう一言、「ありがとう」。

かくして、僕は無事バスに乗ることができ、今朝アンタクヤの町に着いた。

乗り継ぎで立ち寄ったネヴシェヒルという町のターミナルで出会った兄ちゃんたち。
ネヴシェヒルのオトガルで
左の兄ちゃんは、この後途中まで同じバスで移動した。
ネヴシェヒルに遠距離恋愛中の恋人がいるらしく、会いに来ていたらしい。
携帯のトップ画像がツーショット写真で、そこにキスをしまくっていた。お熱いね…。
ちなみに、こう見えて(失礼)僕より3つも若いらしい。

アンタクヤは、何があるわけでもないけれど、とてもローカルでのんびりした町だ。

ジャーミィ(イスラム協会)の近くを歩いていたら、
今からお祈りに入ろうとしているおじさんが、「入ってみるか?ノープロブレムだ」と声をかけてきた。
僕は他の人の真似ごとをして、足や顔を洗い、おじさんと一緒に中へ入ってみた。
中はとても静かだ。
お祈りの仕方はわからないが、正座をして、目を瞑っていると、なんだか神聖な気分になってくる。
神に祈ってもウソッパチになってしまうから、僕は代わりにこのトルコでの2週間を振り返った。

そう、まだ旅に出てたったの2週間。
なのに、予想していたよりもずっとずっと濃厚で、もうイスタンブールにいたのは遠い昔に感じている。
僕がここで見ることができて、出会うことができて、感じることができたことが、
この先の人生でどういう意味を持つのかはわからない。
でも、来て良かったな。
景色も、食べ物も、人も、来なければ出会えなかったものが、たくさんあったから。
実に当たり前のことなんだけど、「良かった」と思う理由なんて、それだけで十分な気がする。

お祈りを終えて外に出ると、おじさんが手織りのポシェットを差し出してきた。
中央アジア(ウズベキスタンだったかな?)で買ったものらしく、僕へのプレゼントだと言う。
なんだか、涙が出そうだった。
トルコの人たちの優しさや温かさには何度も触れてきたけれど、
本当に、どうしてこんな出会ったばかりの外国人に、こんなに優しくできるんだろう?
おじさんはコイン集めを趣味にしているらしい(たくさんの外国のコインを見せてくれた)ので、
お返しに、僕は日本から持ってきた5円玉を手渡した。

明日の午前中には、シリアに入国予定。初の陸路国境越えであります…。ドキドキ。

トルコ最終日に、思い切って入ってみた宿の近くのバー。
これさえあれば、いつでもどこでもワタクシは幸せになれます。
樽生エフェス!

ギョルシュルズ(=またね)、トルコ!
カイセリ城のトルコ国旗
(カイセリ中心部の城跡にて。)

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旅日記-トルコ① | 21:30:13 | トラックバック(0) | コメント(3)
大奇岩地帯にて。
カイセリからカッパドキアまでは2時間弱。
15時頃には宿を取るギョレメの町に到着した。

歩き方を見ながら宿探しをしていたら、サフランボルで出会った韓国人のJung君に偶然再会した!
彼は僕より2日早くカッパドキアに来ていたが、今の宿が今一つお気に召さなかったらしい。
同じく宿探しをするところだったと言うので、
一緒にガイドブックを見ながら、ドミトリーのきれいな宿を確保した。

部屋の写真。特に指定したわけじゃないけど、カッパドキア名物(?)の「洞窟部屋」でした。
洞窟部屋

空は相変わらずの快晴。初日からきれいな夕焼けが見られそう!
Jung君の案内で、近くの丘の上に登った。

すごい。スケールがでっかすぎて、溜め息しか出ない。
でっか過ぎて、写真に収めきれていない気がする。
ギョレメの丘の夕景①
ギョレメの丘の夕景②

丘の上で出会った、フランス人の兄ちゃんたち。
夕景を見ながら、片手にビール。う、うらやましい…!
フランスの旅人@ギョレメの丘
彼らはテント泊で旅をしているそうで、もう1週間近くシャワーを浴びてないとか。
「臭い!汚い!でも明日も夜行バスに乗るから洗えない!」とか自分で言って笑ってた。
これからトルコの西に抜け、そこで自転車を購入し、約2ヶ月をかけてフランスまで帰るそうだ。
なるほど、途中から自転車を買って旅をするってのも、面白そうだ。
僕もちょうどその頃にフランスに辿り着くかもしれない。連絡を取り合って、また会いたいな。

翌日、朝は小雪が舞っていた。
悴む寒さの中、Jung君は次なる町へ旅立って行った。
この後、彼は地中海沿岸を約1週間旅した後、韓国に帰る。
そして、3月末に学生を卒業し、4月からは1年半の兵役が待っているそうだ。
どんな気分なのか聞いてみたところ、「嫌だよ。当たり前でしょ?」と言う。
彼だけではなく、喜んで行く人は少ないのだそうだ。
どれほど厳しい世界なのかは、僕にはわからないが、
ただ、「僕には経験できないこと」なのは確か。(経験してみたいとは思わないけど…)
きっと、僕の人生では得られない何かを得て、彼は帰って来るんだろうな。頑張って欲しい。
兵役が終わったら、日本に行きたいと言っていた。
その時は、勝手に厳選!ニッポンの美食&温泉ツアー☆にでも連れて行ってあげようと思う。

雪はすぐに止んだものの、天気は今ひとつ回復せず、2日目は近場をぷらぷら歩いて終了。

ちょっとだけ晴れた時に撮れた写真。
ウチヒサルという小さな町で、見た目はまるで要塞。
この上から見る眺めもいいけれど、僕は外から眺める方が好き。カッパドキアで一最も気に入った場所。
ウチヒサルの景観

3日目に、再び快晴に恵まれた。
晴れたらやりたいと思っていたことはただ一つ。この旅最初のサイクリングであります!
レンタサイクルは8時間で12TL(≒700円。3TL値切った)。
ちょっとボロくてギヤシフトがあやしいマウンテンバイクだが、まぁ良し。レッツゴー♪



…ゼーハーゼーハー。

自転車って、こんなにキツかったっけ…?
午後にはもうバテバテ。ちょっとした緩い上り坂でも押して歩く有り様。
上りの度に、二度とチャリでなんか走りたくないと思った。
が、下り坂で風を切るたび、全てを忘れてテンション最高でシャウトする。単純なもんだ。
学生の頃、北海道を1週間チャリ旅行したのを思い出した。
あの時はママチャリで、しかも重量たっぷりのバックパックを持ってたんだよな…。
当然キツかったけど、もうちょっと上り坂も走れていたし、体力あったんだなぁ~。

またチャリ旅をしたいなぁと思う。
なんで好きかって、自転車には自転車でしか見られない景色があるから。
それと、↑で書いたような下り坂などで風を切る爽快感と、
何より、1日走りきった後のビールがんめぇ!
この日も、初日に登った丘の上で夕日を見ながらグビリ。た、たまらん…!
まずは、減量と体力&脚力のアップが不可欠だな。この旅の目的、1個追加で。(笑)

写真をランダムに…。まずはカッパドキアらしい奇岩の風景。
カッパドキア奇岩風景①
カッパドキア奇岩風景②

ラクダさんと岩山さん。
ラクダと岩山

トルコ国旗って、カッコいいんだよなぁ…。日本と同じ赤と白だから、なんか落ち着くのかな?
岩山とトルコ国旗

信号機。
信号機

荒涼とした感じ。
荒涼平原

陶器で有名な、アヴァノスという町。非常にのんびりした雰囲気。
アヴァノス①
アヴァノス②
アヴァノス③
アヴァノス④

ユルギュプという町の広場。
像の写真を撮っていたら、おっちゃん達が「わしらも撮ってくれんかのぅ?」と…。
ユルギュプのおっちゃん達

この日の昼メシ。定番、チキンケバブ。
チキンケバブ

1日乗り回した自転車。
センタースリックタイプのタイヤを選んだんだけど、鉄フレームだったようで超重たかった…。
ちなみにメーカーは、"Bianchi"でした。
レンタサイクル@カッパドキア

最後に、再び丘の上で夕焼け。と、なついてくれたワンちゃん。
夕焼けだワン!

4日目は、眠い体を起こして朝焼けを見に丘の上へ。
サクッと景色をカメラに収めて、戻って二度寝。

朝焼けのウチヒサル。(気に入ったので、トップ画にも採用!)
朝焼けウチヒサル

起きたら、空は薄雲っていた。これでまずテンションダウン。
それでも歩き出してみたが、足がダルい。昨日の疲れがかなり残っている。
そんなテンションでギョレメの屋外博物館を見学に行ったのだが、ビミョーな感じだった。
ある旅写真家が言っていたが、長期の旅には適度な休息日が必要だという。
どんなに素晴らしいものを見に行ったところで、
体が疲れて感性が鈍っている状態では、得られたはずの感動も得られなくなってしまう。
この博物館も、僕が単に歴史や宗教の知識が乏しいから何も感じなかったわけじゃなくて、
内容自体は素晴らしいものだったと思うんだ。
ただ、それを「感じる」準備が、この日の僕には無かったということ。勿体無かったな。

そして今日は5日目。朝から大雪が舞っていたので、だらだらブログを更新しているというわけ。
ようやく止んできた。これからちょっと散歩に出ようと思う。

今夜のバスで、アンタクヤという町に移動する予定。
トルコの東部アナトリアにも行ってみたかったけど、まだ寒さが厳しそうなので、
ちょっと早いけど南へ…次の国・シリアに向かおうかなと。
でも、トルコのメシが食べられなくなるのが寂しい!(笑)

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旅日記-トルコ① | 12:00:57 | トラックバック(0) | コメント(0)
ちょっと寄り道、普通の町
アンカラには21時頃に到着し、そこからカッパドキア行きの夜行バスに乗り継ぐはずだった。
事前に調べていたバス会社の窓口へ行き、値段を聞いてみる。
25TL(トルコリラ)。これは思っていたより高い。
他の会社の窓口もあたってみるが、どうやら夜行はその1社しか走らせていないようだ。
でも、昼発の便はたくさんあって、値段を聞いたら15TL。夜行より10TLも安い。
これをネタに、再度夜行の会社に行って値段交渉を試みる。
…が、窓口のおっさんは、まるで取り合おうとしない。
1社独占状態なのもあるだろうが、
大荷物を背負っている僕を見て、「どうせ最後には乗るしかないだろ?ふふん!」とでも言いたげだ。
完全に足元を見ているようなおっさんの突っぱねた態度に、僕はカチンと来た。
そう来るなら、こっちも意地がある!意地でも乗らねーぞコノヤロー!

…さて、とは言えアンカラに留まって昼の便を待つのは時間がもったいない。どうするべ?
他に近くに面白そうな町はないものかとガイドブックを捲っていたら、
当初計画時に、カッパドキアの次に隣の「カイセリ」という町に寄ろうと思っていたのを思い出した。
もし値段が合えば、先に行ってしまうのも悪くない。
聞き込みを開始すると、午前2時発の便があることがわかった。しかも、値段は15TL!
カイセリからカッパドキアまでは、高くても10TLあれば行けるはずだ。
直接カッパドキアに行くのと同値で、1ヶ所寄り道できることになる。
しっしっし、ザマーミロクソオヤジ!

がしかし、カイセリ行きのバスが2時を過ぎても現れない。
乗り場を間違えたか?いやいや、バス会社の人が乗り場番号を丁寧に書いてくれてるし、
ただ遅れてるだけだろう。あ、でも乗り場が変わることもあるのかも?
…と落ち着かない僕は、辺りにいるおっちゃんに「ここでいいのか?」と尋ねまくった。
おっちゃん達曰く、「まぁちょっと待ちねぇ。遅れることは多いから。」
結局は、15分遅れ程度で到着した。
時間の狂いが少ない、日本的感覚に慣れ過ぎなのかなぁ?
「乗り場変更」とか「時間変更」とか、言葉がわかれば大して不安じゃないんだろうけど…。

カイセリは、きれいな町だ。
町の向こうには4,000m近いでっかい山がどーんと立っている。
快晴なのもあって、きれいに見えていた。(でも逆光で良い写真が撮れず。残念。)
でも、それだけかな。街中に古い城壁やモスクが多少残っていたりはするけど、
特別他の町と違う何かがあるという感じではなかった。

商店街を歩いていたら、少し英語の喋れるおっちゃんに、
「ちょいと座ってチャイでも飲んでいきねぃ」と、ベンチに誘われた。(チャイは奢って頂いちゃった。)
彼曰く、「この町には外国人旅行者がほとんど来ないんだ。」とのこと。

夕方にはカッパドキアに行って宿探しをしたかったので、
昼飯を食べたところでオトガル(バスターミナル)に向かうことにした。
市内バスに乗り、お金を払おうとしたら、バス券制だったらしい。そりゃわからんかった!
すごすごと降りてバス券を買ってくると、バスはまだ待っていてくれた。
バス内では、僕のでかいバッグを見たおっちゃんが、席を詰めてくれた。
オトガルに着いた時も、「ここだぞ!ここだぞ!」と、一生懸命になって伝えてくれた。
僕はバスが去るまで、手を振って見送った。

カイセリのオトガルでは、入口で金属探知機を通された。
中国では必ずあったけど、トルコではここが初。
このため、一度構内に入ってから外に出た場合は、通常は再度検査が必要になる。
バスを待っている間に、景色を見ていた。
オトガルに入ってから気付いたけど、町と反対側の景色がとても綺麗だった。
バスの出入口から出て行ってちょっと写真を撮りたいのだけど、
そこから人が出入りしないよう、警備のおっちゃんがしっかりガードしていた。
ダメ元で、ちょっと出してもらえないか聞いてみると、あっさりOKをくれた。
ついでに、「俺も写真撮ってくれない?」と来た。

写真を撮ってあげた警備のおっちゃん。トルコの長距離バスはかなり綺麗で、椅子もゆったり快適。
警備のおっちゃん@カイセリのオトガル

外に出て撮った踏切の写真。白い遮断機がすごく空に映えるな~と思って。
ホワイト遮断機
カイセリの踏切

確かに、観光という面では魅力に欠ける町だったかもしれないけど、
トルコの「普通」がすごくいいなぁ~と感じられる場所で、僕は訪れて良かったと思う。

オマケ。昼飯に食べた、カイセリ名物のマントゥ。
イスタンブールで食べたものと違い、こちらはトマトソースで、ヨーグルトソースも別皿で出された。
マントゥ@カイセリ

なんか更新のタイミングが常に後追いになってる…。(実はこの記事は2日前の話)
今はまだカッパドキアにおります。明後日まで滞在する予定。

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旅日記-トルコ① | 23:30:35 | トラックバック(0) | コメント(0)
お散歩天国
サフランボルには3日間滞在して、うち2日目と3日目には晴天に恵まれた。

ここは、僕の大好きな丘の町。
日本では、北海道の美瑛や広島の尾道などを歩いたことがあるけれど、
坂を上ったり下りたりする度に違う景色が広がったり、
路地裏を歩くごとに小さな発見があったり、
時間によって同じ場所が違う雰囲気に変わったり、楽しみがたくさんある。

ということで、まずは風景写真。
サフランボル風景?
サフランボル風景?
サフランボル風景?
サフランボル風景?

2日目は主に、宿で知り合ったぼぉさんに案内をして頂きながら、街を歩いた。
(了承を得ていないので、勝手ながらニックネームで載せさせて頂きます。)
ぼぉさんは僕より2つ年上で、同じく仕事を一時ドロップアウトして来ており、
サフランボルが気に入って約1週間滞在しているとのことだった。
彼はデザイン系の仕事を専門にしているだけあって、
「美しい」ものや「カッコいい」ものを見つけるセンスがスゴイ。
同じ場所を歩いているのに、僕が見つけられない部分をたくさん見つけて写真に収めていた。
それともう1つ、コミュニケーションの楽しさや喜びを知っていて、
自らの全身を使ってその場を作り出せる人。
おじさん、少年少女、青年、色んな人が寄ってきて、
一緒にチャイを飲んだり、写真を撮ったり、ハシャいだりする時間があった。
それはきっと、ぼぉさんと一緒にいると楽しいから、なんだと思う。
サフランボルに住む人たちの人懐こさもあるけれど、
僕一人じゃこんなにたくさんの人と交流することはできなかっただろうな。
テシュキュルエデリム!(ありがとうございます!)

これは小学校。トルコでスポーツと言えば、なんと言ってもサッカーが熱い!
サフランボル小学校

サフランボルの子どもたち。みんな写真に写りたがり!
サフランボルの子どもたち?
サフランボルの子どもたち?
サフランボルの子どもたち?
サフランボルの子どもたち?

余談。4番目の写真の子どもたちに、あるサイン(右手で作るポーズ)を教えてもらった。
どうやら、S○Xの意味らしく、僕がそのサインを作ると超嬉しそうにはしゃいでた。
が、学級委員系(?)のしっかり者のお姉ちゃんが走って来て怒られてた。
僕が構わずサインを出し続けていると、慌てて「No!No!」と叫んでた。よっぽど怖いんだな。(笑)
10歳ぐらいの悪ガキが下ネタ大好きなのも、女の子が強いのも、きっと万国共通だね。

サフランボルは、温かさで溢れている。
伝統的な造りの家々とか工芸品から温もりを感じる。
それらを造り、守り続けている人が温かいからだろう。
どうしてもイスタンブールと比べてしまうけど、
あちらですれ違いざまに話しかけられたりすると、
「何か裏があるのでは?」なんて勘ぐってしまうのに対して、
ここはそんなことを微塵も感じさせない笑顔をみんなが持っている。
こちらまで、心が洗われていくようだった。

でも、もしかしたらイスタンブールだって、昔はここの同じような温かさがあったのでは…?
サフランボルは、まだ観光客が少ない町だからこそ、保てているのかもしれない。
この町には、ヨーロッパからの観光客も少ないし、日本からのツアー客もほとんど見なかった。
日本や中国でも、観光地化された町をたくさん見てきたけれど、
いずれも、「客」が絡むことで変わってしまった部分が大きいように思う。
お金を落とす客に対して、町は変わっていく。
変えていくことで、金銭的には豊かになるかもしれないけど、失ってしまうものも大きいことが多い。
この素敵な町を、たくさんの人に訪れて欲しいと思う気持ちがある反面、
変わらないで欲しいという気持ちがあって、それは果たして両立できるものなのだろうか?と悩む。

3日目に丘の上から眺めていたら、ちょっと古びた集落を見つけて、行ってみようと思った。
が、近寄ってみると、たくさんの犬がそこを守るように徘徊していて、
ある程度以上近づくと吠え立てられ、結局歩くことができなかった。
残念だったけど、それで良かったのかもしれない…とも思うんだ。
観光客が立ち入れない場所があってもいいんじゃないかって。

僕は今日の夕方から、カッパドキアのギョレメというところに来ています。
次に行く場所も決めてないし、見どころも満載のようだし、しばらくここで滞在するかも…?

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旅日記-トルコ① | 20:18:14 | トラックバック(0) | コメント(0)
ビールから始まって…
今はサフランボルの町を離れ、アンカラという町のバスターミナルに来ています。
次の町へ向かうバスの乗り換え待ちです。

少し話は遡って、サフランボルに向かう夜行バスに乗るまでの話。

バスの出発まで時間があったので、ターミナル内の食堂で一品料理をツマミにビールを一杯やることにした。
…と言っても、トルコの食堂は、一部の店(バーのようなところ)を除き、酒類を置いていないことが多い。
そこで、近くの売店で売っていた缶ビールを持ち込ませてもらえないかと頼んでみたところ、
店内はダメだけど、外の席ならOKという話になった。(ちょっとゴリ押しだったけど…)

まずは頼んだ煮込み料理を一口。んん、ギュゼル!(GOOD!)
そしてキンキンに冷えたビールを一口…
「ぶはぁ~!」
1日歩いてヘトヘトだったのもあり、僕は一瞬で幸せの絶頂に達した。

…と、これを通りがかりの人や店員さんがクスクス笑いながら見ていた。
きっと、料理をツマミに酒を飲むとか、大っぴらに酒を飲むのが珍しいのかな?
みんな興味深々に話しかけてきたので、「(トルコ語でよくわからないけど、)
俺はほろ酔い気分で「美味い!」のサインを連発し、一緒になって笑った。

注文した羊肉(たぶん)の煮込みとエフェスビール。ちなみに、パンは食べ放題。
羊肉の煮込み&エフェスビール

ビールを飲んだせいで、トイレに行きたくなった。
トルコのトイレは有料が多いのだが、トイレ代で水が1本買えるので、できるだけケチりたい費用である。
そこで、ちょっと早めにチケットを買ったバス会社のオフィスに行ってみた。
中にいた兄ちゃんに「Tuvalet!(トイレ)」と言うと、
人差し指で「シィー!」のポーズを取り、こっそり(?)2階に付いて来いと言う。
兄ちゃんは、2階の待合室でチャイ(お茶)を運ぶ店員さんだった。
トイレは3階にあって、階段への扉に鍵がかかっていたのだが、
(社員専用なのか、本当は有料なのかはわからなかったが、)結局はタダで使わせてくれた。
半分は御礼のつもりだったけど、まだ時間もあったので、チャイを1杯注文した。
兄ちゃんは英語もほとんど知らなかったが、ノリノリで僕にトルコ語を教えようとしてくれた。
身振り手振りと手書きメモで何個かの言葉を教わると、
お返しに僕はトルコ語のメモの横へ日本語のひらがなとローマ字読みを書いて渡してあげた。
すると、これまたノリノリで読んでくれた。
その彼の笑顔を見ていると、自然と顔が綻んでしまった。

トルコのチャイ。お好みで角砂糖を溶かして飲む。ほろ苦さと甘さが落ち着くんです。
トルコ式チャイ

そんなやり取りを見て、ちょっかいを出していたおっちゃんが一人。
この人が、偶然バスで僕の隣席になった。
眠かったのに、寝るのも忘れて話し込んだ。(例によって、身振り手振りで)

気さくなおっちゃん。おかげさまで、寝不足でしたよ…(苦笑)
気さくなおっちゃん

ビールをプシュッと開けたのが始まりで、ほとんど夜通しで笑ってた気がする。
ただでさえ世話好きで人懐っこい彼らは、
こちらが求めたり、親しみを持って接すれば、いつだって応えてくれる。
異国に滞在する身として、全ての緊張を解くわけにはいかないけど、
できるだけできるだけ、信じて心を開いていくこと。
このバランス感覚がかなり難しいんだけど、
やっぱり中国にいたおかげで、多少は身に付いているのかな?

ちょっと疲れ気味のイスタンブール滞在だったけど、最後は幸せな時間で終えることができた。
これだけでも、やっぱり来て良かったなって、単純だけどそう思った。

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旅日記-トルコ① | 23:50:37 | トラックバック(0) | コメント(0)
食欲、全く衰えず
昨日の夜、夕飯を食べ損ねた。
ブログをアップしてから、宿に戻る途中でどこか探そうと思っていたのだけど…
店はもちろん、たくさんある。
ただ、どこもかしこも、変な日本語で勧誘してきたり、
いわゆる「観光客ズレ」をしちゃってるような雰囲気なのだ。
なんとなく、そういう店には入る気が無くて、避けていたら店が無くなった…というわけ。

イスタンブールの、特に僕が泊まっていた安宿街の周辺は、
実際に海外からの観光客が多くて、
僕らのような貧乏旅行者だけでなく、
それこそH○Sなどの大型ツアーでやって来る日本のおばちゃん達とも時々すれ違う。
別にツアーで来る人たちを悪く言う気は無いけれど、
さすがに、日本のTVカメラに出会ってしまった時はガクッと来た。
ここまでくると、旅の気分が飛んで行ってしまう…。
当然のごとく、それら目当ての客引きが集まるわけで、
通りがかる度に誘われるのは、正直うんざりする。
(でも、少し郊外に出ると、同じ客引きでも「嫌らしさ」が無くなる。ちょっと伝えるのが難しいけど…なんとなく、感覚的にね。)

そんなわけで、今日はかなり空腹の状態で街へ繰り出した。
そして、美味そうなロカンタ(定食屋のようなもの)に狙いを定めて、突入!

注文した料理が、こちら。
ブランチ3点セット

左から順に、
・ピラウ(バターライス)
・マントゥ(ラビオリ風パスタのヨーグルトソースがけ)
・料理名不明(ミートローフ&マッシュポテトのチーズ包み焼きトマトソースがけ)

見た目ですでに「うほー♪」ってなってたけど、
食べてみると「ぐは☆」とやられた。
炭水化物だらけでかなり腹に負担をかけたけども、満足感のまま食べきった。
食い物だけで、トルコ好きになってしまいそう…。幸せ。

ちなみに、「ロカンタ」はこんな感じ。
ロカンタ@イスタンブール

そうそう、無事にビザはゲットできました。
ので、ちょっと疲れてきたイスタンブールに別れを告げて、バスで次なる町へ向かいます。
いきなり、夜行バスでございます…。初っ端から攻めすぎかしら?

シリアビザ。大して苦労したわけじゃないけど、やっぱり無事取れた時はちょっと嬉しい。
シリアビザ

出発は23時半。こちらの時間で、あと3時間ちょい。
もういっちょ腹ごしらえしとくかな…(←食べ過ぎ)

P.S. 記事の更新時間を自由に調整できることがわかったので、今後は「現地時間」でアップしまする。

オマケ。小さな「日本」を見つけました。トルコにもあるんだねぇ。
梅の花@イスタンブール

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旅日記-トルコ① | 20:30:41 | トラックバック(0) | コメント(2)
こんにちは写真
イスタンブールの公園を散歩していたら、
遠足(?)と思われる団体の子ども達に「ハロー!」の集中攻撃を浴びた。
また、橋の上で夕日を眺めていたら、少年たちが「フォト!フォト!」と言って寄ってきた。
写真を撮って欲しいのかと思ったら、一緒に写りたかっただけらしい。
最高のスマイル(ウソ)で被写体に加わっておいた。
大人のおじさんでも、すれ違いざまに英語や日本語でにこやかに挨拶をしてくれる人がいる。
(この場合、一部は観光客狙いの客引きや詐欺師なんだろうけど…)

今の僕は「意識して」ナチュラルになろうとしているけど、
彼らはきっと、「無意識で」ナチュラルなんだと思う。
もしかしたら、「ハロー」や「フォト」以外の言葉を知らないのかもしれない。
それでも、1つの言葉を使うことで、そこで1つのコミュニケーションが成立する。
すごく素敵で、楽しいことだと思う。

それって当たり前のことなんだけど、日本人はどうだろう?
日本を訪れた外国人に対して、彼らのように接することができるだろうか?
きっと、多くの人はできないと思うんだ。
なんでだろう?これから旅をしつつ、ちょっと考えてみたいと思う。

偉そうに書いてるけど、僕も間違いなくその1人だ。
今だって、同じドミトリーに泊まっている人らに対して完全に人見知り状態になっている。
みんな英語がペラペラ(に聞こえる)で、その雰囲気に押されてしまっている情けない自分。

でも、下手な英語だって、カタカナ読みのトルコ語だって、
使ってみればもっともっと楽しくなるんだ!それはわかる。
ちょっと時間がかかりそうだけど、少しずつ、トライしていこう。

…それはそうと、頑張って話そうとする時に、
英語より中国語が先に浮かぶのを、いい加減なんとかせねば…。

この旅が終わる頃には、もっと自然に英語で会話できるようになりたいぞ。

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旅日記-トルコ① | 18:15:31 | トラックバック(0) | コメント(0)
交差点の街
メルハバ!(こんにちは!)
…と言っても、日本は夜ですな。

こちらは、イスタンブールのネットカフェ。
ご存知、アジアと中東とヨーロッパにまたがる国の歴史ある街です。
(とは言え、歴史に疎いワタクシ、何がどう「歴史ある」なのかはよく知らず…)

昨日は晴天に恵まれたので、1日中街を歩き回ってました。
色々見方はあると思うけど、1日歩いた感覚では、
トルコの中でも一番ヨーロッパ側(西)に位置しているのもあって、
どちらかと言えばヨーロッパっぽいところのような気がするかな。
イスラムの国だけど、酒は普通に売っているし、
エ○本と思しきものもあるし…(買ってないので中身は不明。期待した人、ごめんなさい。)

初っ端だし(?)、張り切って写真撮りまくり。
説明するより、見てやって下さい。

モスク。静かな感じだけど、実はこの反対側(表側)は人がメチャクチャ多い。
昼モスク@イスタンブール

別のモスク。夜バージョン。
夜モスク@イスタンブール

商店街。ここは観光客より、地元の人が多い感じ。
商店街@イスタンブール

路地裏。左がチャイ(お茶)屋さんで、外のテーブルと椅子でのんびりと…。
路地裏@イスタンブール

スィミット(ドーナツ型パン)売りのおっちゃん。
スィミットおじさん

バザール(市場)で見つけた絨毯屋さん。
バザールの絨毯屋@イスタンブール

本家本元・サバサンド!大島合宿に行った人なら、このネタわかってくれるはず…
サバサンド

おばちゃんだって、サバサンド!
サバサンド(おばちゃん)

餌にありついた猫。…と、それを見てなぜかあきれ顔(?)の、ケバブ屋のおっちゃん。
ケバブ屋とネコ

列車の終着駅。
列車駅@イスタンブール

夕暮れ時。旧市街から北側の新市街を見たところ。
旧市街から新市街

旧市街の夕景。と、お熱いカップル。新市街とを結ぶガラタ橋の上から。
旧市街の夕景

闇に浮かぶ船とトプカプ宮殿。
夜のトプカプ宮殿

…と、うまく伝わるかわからないけど、こんな感じで。

ちなみに食べ物だけど、噂通りでパンが美味い。
上のサバサンドもケバブも、野菜やソースと合わせてフランスパンに包んでくれるのだけど、
この具を色々替えて試しているだけで生きていけそう。
でも、それ以外にも街は美味そうな匂いで溢れてます。
そんな感じで、食い意地だけは相変わらず。とりあえず、元気でやっております。

明日は次なる国、シリアのビザをゲットしに行ってきます!ドキドキ。
無事にビザが取れたら、明後日にはイスタンブールを後にして、
東のサフランボルという町に向かう予定。

それでは♪

テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

旅日記-トルコ① | 17:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)

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