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joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

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導かれた場所
久々に、モロッコのサハラ砂漠で出会った旅人のEさんにメールを送った。
その返事を見てビックリ。
僕と1日違いでミュンヘンに入っていたらしく、
今は「フュッセン」という町に滞在しているとのことだった。

その地名を、僕はプラハにいる時に初めて耳にしていていた。
例の、ミュンヘンの収容所の存在を教えてくれた旅人からだ。
フュッセンは、ミュンヘンから南に列車で約2~3時間の距離にあって、
「ノイシュバンシュタイン城」があることで有名な場所。
東京ディズニーランドにあるシンデレラ城のモデルになったお城なんだとか。
名前は聞いたことがあったものの、城にはそこまで興味が沸かない自分。
しかしその旅人曰く、城そのものより景色が素晴らしいのだと言う。
試しにネットで写真を探してみると、
なるほど、雪山と真っ青な空をバックにして立つ城の風景は、ものすごく美しかった。

ミュンヘンにはもう1泊する予定だったが、
明日も雨なら、もうビールを飲む以外やることが無い状況だ。
そして、ネットで見た天気予報でも、雨マークしか見えない。
対して、フュッセンの予報は「晴れ時々雨」。

唯一ネックだったのは、フュッセンが列車の終着駅であること。
僕の考えていたルートに乗るには一旦北側へ逆戻りしなければならず、面倒に感じていたのだが、
これまた調べていくと、バスを使ってそのまま南に抜ける方法があると来た。
しかも、そのルートはかなりの絶景ルートであると。
この辺まで調べたところで僕の腹は決まり、ミュンヘンの3泊目をキャンセルしていた。

翌日、朝のミュンヘンは相変わらず分厚い灰色の雲で覆われている。
列車に乗ってもしばらくは雨がパラ付く状況で、不安になっていたが、
間もなくフュッセン到着というところで、次第に雲の切れ目が見え始めた。
列車を降りると、雲間から覗いた太陽が僕を照り付けた。
初めて浴びるドイツの日差しは、もはやTシャツ1枚で十分なぐらい暖かかった。
とは言え、未だ雲は多く、いつまで晴天が続くかわからない。
宿にチェックインすると、すぐさま散歩に繰り出した。

フュッセンも昨日までは雨続きだったらしい。
まだ水気を含んだ木々に光が差し、キラキラしている。
雨上がりを感じさせる匂いも清々しい。
久々に透明感を感じる空気をいっぱいに吸い込むと、自然と足取りも軽くなる。
ドイツのジメジメイメージは、既にどこかへ飛んでいた。
またしても流されるようにこの地へやって来たけれど、この日にこの場所へ来られて良かった。
ここを知ったきっかけも、来ることを決めたきっかけも偶然だったのに、
ベストコンディションで僕を迎え入れてくれた。
まるでこの地に導かれたような、そんな気がしたよ。
(「導かれる」感覚の話は、旅人から時々耳にする。
 そういう気持ちで土地に感謝することは、嫌いじゃないな。)

ドイツロマンチック街道。フュッセンはその終着点にあたる。
ロマンチック街道@フュッセン

陽だまりの散歩道。
陽だまりの散歩道@フュッセン

光が漏れる森。
光が漏れる森@フュッセン

霧のノイシュバンシュタイン。
霧のノイシュバンシュタイン@フュッセン
最初到着した時はこんな感じだった。でも、これはこれで綺麗。

森のノイシュバンシュタイン。
森のノイシュバンシュタイン@フュッセン

そして、晴れ間が覗いたノイシュバンシュタイン。
青空ノイシュバンシュタイン@フュッセン
十分に満足したけど、ネットで見た雪山バックの写真はどこからどう撮ったのか、
結局わからなかったなぁ。

もう一つのお城。
もう一つのお城@フュッセン

ツヤツヤな池。どうも僕はこの色に弱い…。
ツヤツヤな池@フュッセン

白鳥と一緒に。
白鳥池@フュッセン

親子ガモと一緒に。
親子ガモ@フュッセン

黄金草。
黄金草@フュッセン
(本当はごく普通の緑色の草なんだけど、光量をイジッてたらこうなった。)

植物ショット。
植物ショット①@フュッセン
植物ショット②@フュッセン

丸太。
丸太@フュッセン

晴天が夕方まで続いてくれたおかげで、夢中になって7時間も歩いていた。
さすがにヘトヘトになって街に戻って来たら、
「じょーくん!」と呼ぶ声が。
(※旅先でも「じょー」と名乗っている。特に外国人に覚えてもらえ易いのが便利☆)
偶然だったが、宿に戻る前にEさんと約1ヶ月半振りの再会をすることができた。
その足で近くのお店へ直行し、お互いの旅の話をツマミに乾杯♪

ブランド名「カルテンベルグ」のエクスポートビール。
カルテンベルグ・エクスポート@フュッセン
ラガー系だが、例によってピルスナーより麦のコクが利いている。濃厚だけど、マイルド。

ヘレスビール。(こちらはEさんの注文。)
カルテンベルグ・ヘレス@フュッセン
こちらもラガー系で、エクスポートよりも軽い感じ。ヘレスはミュンヘンが原産なのだそうだ。

ツマミは本日もウィンナー♪
ハーブ入りウィンナーセット@フュッセン
ハーブ入りのウィンナーと、揚げポテトに、付合せの定番・ザウアークラフト(酢漬けキャベツ)。

ヴァイツェン。300mlの小サイズで。
カルテンベルグ・ヴァイツェン
うーん、やはりウィンナーとの相性はこれが一番かもしれない。
ドイツではヴァイツェンにハマッてしまいそうだ。

最後はデュンケル(黒)。これも小サイズで。
カルテンベルグ・デュンケル@フュッセン
でもやっぱり、黒も好きなのだ♪この香ばしさは、いつ飲んでもたまらん!

ヨーロッパに入って以降、数ヶ月前に出会った旅人と再会する機会が何度かあったけど、
旅先でまた出会えるというのは、やっぱり嬉しいもの。
別のルートを歩いて来た人が、何を見て何を感じてきたのかを聞くだけでも楽しいし、
また日本での再会を約束し、お互いに「気を付けて」の言葉を交わすことで、元気を貰える。
そう、こうして出会った人たちとまたきっと会いたいから、そのためにも必ず無事で帰らなきゃね。

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ここで1つお知らせが。
これよりしばらく、ブログの更新をSTOPすることになるかと思います。
たぶん10日~2週間程度になる予定ですが、ネットに接続しない可能性が高いので。
(ヨーロッパに入って以来、既に少々更新頻度が落ち気味なのですが…)

と言うのも、次はいよいよ、物価世界最「恐」とも言われるスイスへ乗り込みます。
この旅の前半戦のクライマックス。
僕のような貧乏旅行者が行く国ではないような気もするのですが…、
スイスアルプスは僕にとって憧れの地。ここを外すわけにはいかないので。

そこで、少しでも出費を抑えるため、スイス滞在中はキャンプで乗り切る予定です。
登山のメッカだし、キャンプ場はどこにでもあるはず。
ちなみに、テントとマットはハンガリーの大型スーパーで購入しました。
合わせて1,500円という格安ぶり。1泊すれば元が取れそう…。
さすがにアルプスの山中で泊まるには不安な安物ですが、
麓のキャンプ場に泊まる分には大丈夫でしょう。
そんなわけで、恐らくスイス滞在中はネット環境から離れることになります。

ここ数日は、ワクワクが止まらない毎日でした。
アルプスの空が僕に微笑んでくれることを祈り、行って参ります!

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テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

旅日記-ドイツ | 12:30:51 | トラックバック(0) | コメント(3)
収容所 のち ビール
チェコ滞在後半から広がっていた雨雲は、ドイツに入っても続いていた。
そして寒い。フリースとジャンバーを羽織るフル装備状態だ。
何故かドイツって自分の中でジメジメした暗いイメージがあったんだけど、
これではそのイメージ通りになってしまうぞ。

天気の良し悪しに関係無く観光できる場所を考える。
思い付いたのが、ミュンヘン郊外にある強制収容所跡。
例によってノープランだった僕は、ミュンヘンにそんな場所があることは全く知らなかったのだが、
プラハの宿で出会った旅人に教えてもらったのだ。
強制収容所と言えば、ポーランド南部の「アウシュビッツ」が有名で、
僕も興味はあったのだけど、こちらは時間とルートの都合で諦めてしまったので、
ちょうど良かったと言ったら失礼だが、この機会に出掛けてみることにした。
暗いイメージがさらに暗くなりそうな場所ではあったが…。

収容所があるのは、ミュンヘン中心部から列車で30分程、ダッハウという閑静な町。
第二次大戦において、ドイツ国内で最初に作られた強制収容所なのだそうだ。
建物の多くは残っておらず跡地になっているのみだが、
敷地内に作られている資料館には、数多くの写真等が展示されている。
(ちなみに、敷地内の個人見学は資料館も含めて全て無料。)

一番印象に残ったのは、骨と皮だけになり、裸体のまま捨てられている死体の山。
(館内の写真撮影はフリーのようだったが、とても撮る気にはなれなかった…。)
他にも、生々しい実態が写されたものをたくさん見ることができる。

来る日も来る日も働かされ、まともな食べ物も与えられず、
トイレも自由に行かせてもらえない生活の中、
彼らは何を思い、日々を生きていたのだろう?
恐らく、自ら死を選んだ者もいただろうと思う。
俺は…俺だったら、そんな中でも希望を持ち、耐えることができただろうか?

僕は、日本に生まれた。
よく言われる話だが、もし日本人でなかったら、こうして旅をすることができなかったかもしれない。
金銭的な面だけを見るなら、日本に生まれたことは幸運と言えるのかもしれない。
僕らよりも金銭的に貧しい国の人々から、そのことを羨まれることがある。
でも、僕は「金銭的な豊かさ = 幸せ」だとは思っていなくて、
どんな環境にあろうと、カタチは違うかもしれないが、
自分の気持ち一つで「幸せ」は手に入れることができると思っている。
事実、中東諸国の貧しいと言われる地域で出会った人たちの多くは、
「幸せ」と呼べそうな素敵な笑顔を持っていた。

でも、本当に自分が食うのもままならないような貧しさの中に置かれたら、
あるいは、誰かに自分が虐げられる状況にあったら、同じことが本当に言えるだろうか?
もしかしたら、どんなにもがいても幸せを得られない場合もあるのかもしれない。
身をもってそういう環境を経験していない今の自分には、それがわからない。
中東を旅している頃から、時々そんなことを考えている。

収容所跡の写真を少し。なんとなく、白黒が多い。

「働けば、自由になれる」という意味らしい。
「働けば自由になれる」@ダッハウ

寝台。日本人である僕でも足が伸ばせない狭さ。
狭い寝台@ダッハウ

整列させられた便器。
整列便器@ダッハウ

ガス室。ここへ連れ込む際は、「シャワーだ」と言っていたのだそうだ。
偽シャワー室@ダッハウ

死体焼却炉。ガス室のすぐ隣、同じ建物内にある。
死体焼却炉@ダッハウ

閉ざされた自由。
閉ざされた自由@ダッハウ

監視塔。
監視塔@ダッハウ

重い歴史を見せ付けられ、気分も重くなるところであるが、
切替も大事!…と自己解決し、
すぐさまミュンヘン市内の地ビール工場へ足を向ける罰当たりな自分。
が、やはり罰が当たったのか、訪れた工場は予約無しでは見学不可と言われてしまった。
調べによると、ここは5ユーロの見学料金で2杯の試飲付と聞いており、期待していたのだが…。
しかし飲まずに帰るわけにもいかないので、お隣の併設レストランに入り込む。
明らかに場違いと思われる立派なお店の中で、ビールだけを注文する貧乏人が1人。

ブランド名「パウラナー」のコースター。
パウラナーロゴ@ミュンヘン

まずはラガーから。
パウラナービール①@ミュンヘン
ちなみに、ドイツでは「ラガー」という呼び名は無いらしく、
これも別の種類名が付いていたのだが、メモを忘れてしまった…。
チェコのピルスナータイプより、ホップの苦味が控えめで、柔らかく飲みやすい印象。

これまた名前を忘れたが、ヴァイツェンより小麦の比率を抑えめの白ビール。
パウラナービール②@ミュンヘン
うんうん、このキレイな濁りっぷりがドイツビールっぽいぞ。
確かに、ヴァイツェン独特のクセのある香りが控えめで、これも飲みやすい。

宿で昼寝して酔いを醒ました後、再び街へ繰り出した。
お目当ては、ミュンヘンで一番人気と言われる地ビールが飲めるビアホール♪
さすが人気店と聞いていただけあって、100人以上は軽く入れそうな広い店内ながら超満員。
店員に「1人」と告げると、長テーブルの一角に1人分のスペースを見つけ、通してくれた。

プラハの「ウ・フレクー」もそうだったが、やっぱりこの庶民的な雰囲気が落ち着く~。
周りにいた地元民やイタリア人の旅人と共に、乾杯!
ビールで繋がる一体感、なんて素晴らしいのでしょう。

ブランド名「アウグスティーナ」。これはビアホールのメニュー表紙。
アウグスティーナ・メニュー@ミュンヘン

1杯目。またまた名前を忘れたが、この店で一番ノーマルのラガー系だったはず。
アウグスティーナビール①@ミュンヘン
やはりホップより麦のコクが主張してくる感じだ。
炭酸も強くなくて、ガンガン飲めてしまう。
1リットルサイズのグラスも用意されているのも納得。それでも飲めちゃうと思う。(写真は500ml)

ドイツの定番、ウィンナー&マッシュポテトをツマミに。プリップリ♪
ドイツの定番@ミュンヘン

そして2杯目、ヴァイツェン。
アウグスティーナビール②@ミュンヘン
僕のヴァイツェンのイメージを一新した一杯。
ポイントは、やっぱり合わせたツマミだと思う。
ヴァイツェンの小麦の香りと甘さが、まるでパンのように絶妙に合うんだな。

店内の様子。見事にブレてますが…。
ブレブレビアホール@ミュンヘン

これは隣のイタリア人兄ちゃんが頼んでいたもの。ボリュームがドイツらしい…。(これもブレた。)
ブレブレ大盛チキン@ミュンヘン

さて、チェコとドイツ、2つのビール大国の味を、(これでもほんの一部だが、)味わうことができた。
いずれもレベルが高すぎて、僕の中でこの両者の甲乙を付けることは非常に難しい。

ビール単体としての美味さで言えば、日本のビールより上だと思う。
ただ、日本のビールの凄さは、「日本のビールの味」になっていることじゃないかと思う。
ヴァイツェンをウインナーと共に味わって初めて美味さがわかったように、
日本のビールは日本のツマミと一緒に味わえる楽しさがある。
具体的には、刺身だったり、漬物だったりね。
チェコやドイツのビールをこれらと飲んで美味いか?と言えば、恐らく日本のビールに劣るでしょう。

それから、もちろんチェコもドイツもまた飲みに行ってみたい国の一つなのだけど、
「もう一度飲みに行きたいNo.1」は、実はスペインかもしれない。
ビアホールも十分に楽しかったけど、やっぱりスペインBarは僕の中で最強なのだ。
あの老若男女誰しもが気軽に楽しめる陽気な雰囲気と、ツマミのバリエーションの充実度。
加えて、特にアンダルシアやマドリッドの暑さが、さらに美味さを倍増させてくれていたかも。
念のためにもう一つ付け加えると、チェコ&ドイツと比べると若干劣るかもしれないが、
スペインビールの味自体も僕はかなり気に入っている。

ビールのみならず、全ての酒がそうなのかもしれないが、
ビールの魅力は、そのものの美味さだけじゃない。
合わせるツマミの組合せと飲むシチュエーションによって、
美味さが2倍にも3倍にもなる可能性を持っているから面白いんだな。
それを知ってか知らずか、僕が飲み回ってきた国の人たちは、本当に楽しそうに酒を飲む。
そう見えてるだけかもしれないけど、「飲んで愚痴をこぼす」ような雰囲気じゃないんだよね。
また、酔い潰れるような飲み方をしている人もほとんど見かけない。
昼間っから当たり前のように酒を飲んでる人がたくさんいるけれど、ただの飲んだくれの国じゃない。
飲み方も含めて、文化としてしっかり根付いているのかな、と感じた。

テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

旅日記-ドイツ | 11:30:19 | トラックバック(0) | コメント(0)
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