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joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

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アドリア海の真珠を背に…
スペインに入国して以来、約2ヶ月振りに、僕のパスポートにスタンプが押された。
それだけで、こんなに変わるんだなぁ…と。

スロヴェニアの首都・リュブヒャーナを経由し、クロアチアの北の港町・リエカにやって来た。
バスを降りて荷物を降ろすと、宿の客引きが寄ってきた。
これは実に久し振り。
モロッコまでは当たり前のことだったが、ヨーロッパに入ってからさっぱり無くなっていたので。
町のゴミの散乱具合、市内を走るバスの汚れ方、路地裏のちょっと怪しげな雰囲気、
早くも先進国を抜けてしまったような気がする。
…のだが、クロアチアは物価がけっこう高い。
特に移動費はかなりキツかった。ユーロ圏と大して変わらないんじゃないか?

リエカも乗り継ぎのみで、夕方発の夜行に乗って、一気にクロアチアの南端へ。
やって来たのは、アドリア海に面する小さな町・ドブロヴニク。
ここがトルコへ戻るまでの、ヨーロッパ最後の目的地。
まず最初の感想は…、暑い!
スロヴェニアでもだいぶ暑くなってきていたが、ここはさらに暑い!
海風が心地良い…、なんて全く感じられないぐらい暑い!
むしろ、その湿気を含んだ空気に汗が噴き出す感じが、日本の暑さを思い出させる…。

あぁ~、快適なスイスに戻りたいよぉ~なんて考えていたら、
トレッキングシューズの紐を留める金具を壊してしまった。
何かに引っ掛けたか、自分で踏みつけたか、「パキンッ!」と…。
右足がぶかぶかになった。大ショック…。

1人旅行者にはこの町で唯一の安宿と言えるユースホステルにチェックインしたが、
部屋に入った瞬間、汗臭い嫌な臭いが鼻に来た。
なんと、この暑さで部屋に冷房が付いていない…。
いや、別にこれがアジアや中東の安宿なら、その程度で文句は言わないさ。
でもね、ここっていちおうヨーロッパでしょ?
値段だって、スペイン辺りで泊まってた宿と変わらない金額を取ってるんだから、
もうちょっとなんとかしてくれよ…。
ちなみに、2人以上なら客引きが紹介してくるプライベートルームに泊まる手もあるのだが、
基本的にツインからしか無いらしく、1人では割高になってしまうため、
この日はここに泊まるしかなかった。

これはもう、早くヨーロッパを出て行けということだな!
勝手にそう判断し、ドブロヴニクは1泊のみと決めた。
この日のうちに、翌日のマケドニア・スコピエ行き夜行バスのチケットを購入した。
(でも、これも高かった…。もう泣きそう。)

暑さのピークを過ぎた頃から、見どころである旧市街へ散歩に行ってみた。
城壁に囲まれた旧市街はとても小さく、1時間もかからずにぐるっと見れてしまう。
個人的には、観光客向けの店ばかりで、特に面白くはなかった。
城壁の上から町を見下ろしながら歩けるコースがあって、上ってみたかったのだが、
それだけで約1,000円も取るらしい…。ヤメた!
旧市街の北側には、1時間ほどで登れる丘がある。
明日の朝イチでそこに行く。ドブロヴニク観光は、その景色に賭けることにした。

いちおう、旧市街で撮ってみた写真。これは賑やかな目抜き通り。
賑やか目抜き通り@ドブロヴニク

なんとなく、窓。
光の窓@ドブロヴニク

なんとなく、時計。何時でしょう?
何時でしょう?@ドブロヴニク

翌日、「熱帯夜」のような夜が明け、多少は涼しくなった早朝に、早速宿を飛び出した。
(以降、少々汚い話題になりますので、お食事中の方は控えられた方が懸命かと存じます。)

ちょうど丘に向かう上り坂に入ったあたりで、急にお腹からお尻の辺りが警報を送ってきた。
この感じは…、ちょっと水っぽいな。前日に水を飲み過ぎたか…。
このまま登り続けても、トイレは無いだろう。
だが、この感触だと、登って下りるまでは絶対にもたない。
仕方ない、木陰で処理させて頂くか…。

正直言って、ここまでは、今までも何度かあったこと。
しかし、この日はちょっと困った。
前日にズボンを履き替えた際に、
後ポケットにトイレットペーパーを入れ忘れていたことに気付いたのだ。
いつもはこのような緊急用のために、数回分を詰め込んであったのだが…。

紙が無い…となると、戻るしかないか?
いや、でも今登らないと日が上り過ぎて、
せっかくの景色を見るいいタイミングを逃してしまわないか?
そこで思い付いたのが、飲料水として持ってきた1.5リットルのペットボトル。
まだほとんど飲んでいない…。
1分ほど悩んだ結果、決定。…やってみるか。
まさか、こんなところで「アラブ式」デビューすることになるとは…。

ご存知の方も多いと思うが、アジアの一部地域や中東圏などのトイレには、
基本的に紙が置いていないことが多い。
代わりに、個室内には蛇口が1つと、小さな手桶のような水差しのような、
何かしら水を溜めて注げるものが置かれている。
その水を使って、自らの左手をもって排便後のお尻を洗浄するのが、通称「アラブ式」。
イスラムでは、左手は「不浄」とされているが、
この行為によって、名実共に「不浄」になるのだ。(たぶん)

情けないことに、中東圏を2ヶ月以上も旅していながら、
僕はその間ずっと手持ちのトイレットペーパーに頼っていた。
本当に追い込まれたらやるつもりではあったが…、
それがヨーロッパで訪れるとは、さすがに考えていなかった。

しかし、やはり人間追い込まれると、意外に躊躇無くイケるものである。
ひとまず用を足した後、僕の左手は、
右手のペットボトルから注がれる水と共に、ガシガシと自らの穴の周りを洗っていた。
いやしかし、何事も経験とはこのこと。
話には聞いていたが、これは気持ちいいぞ?
考えてみれば、いわば手動ウォシュレットじゃないか。
お尻で感じる水のひんやり感が、けっこう快感だったりする。

かくして、僕の左手も晴れて(?)不浄になったわけだが、
余った水でちゃんと洗ってあげれば、意外と臭いも残らないんだな。
既に十分に暑くなってきた日差しと大量の汗さえも気持ち良く感じるほど、
僕は非常に爽快な気分で、再び丘の上へと歩を進めていった。

そして、予想していた通り、
丘の上からは南西の方向に、キレイに太陽に照らされた旧市街を見ることができた。
よくドブロヴニクを紹介する写真や絵ハガキで見るような、
アドリア海の深い青とオレンジの屋根のコントラスト。
「アドリア海の真珠」と称される美景が、確かにそこにあった。

せっかくの美景を、汚い話題で汚してしまってごめんなさい!
アドリア海の真珠①@ドブロヴニク
アドリア海の真珠②@ドブロヴニク

実は、このドブロヴニクに来るだけで、かなりルート的には回り道になっていたのだが、
ヨーロッパのラストをここに選んだのは、間違いじゃなかったかな。
既に十分だったヨーロッパの満足度が、これで完全なものになった。

心置きなく、さらばヨーロッパ☆

…え、マケドニア(スコピエ)?
あそこは乗り継ぎのついでにちょこっと歩いたけど、
特に日記にするようなネタは何も無かったので…。

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テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

旅日記-クロアチア | 20:35:11 | トラックバック(0) | コメント(0)
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