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joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

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山好きの島滞在
これまで訪れてきた場所を見てもわかるように、
「海か山か?」と聞かれたら、僕は迷い無く「山!」と答える人間なのだが、
「島か山か?」と聞かれると迷ってしまうぐらい、島が好きだったりする。
(島にも山はあるわけだから、島と山を比べるのは変かもしれないが…)

ラオスの南端、カンボジアとの国境近くに、大小数千の島が点在するエリアがある。
ただし、島と言っても海に浮かぶ島ではなく(ラオスに海は無い)、
正確には、大河メコンに浮かぶ「中洲」のことなのだが、
海の島だろうが川の島だろうが「本土」から離れた島ならではの雰囲気があればそれで良し。

僕が訪れたデット島は、歩いて1周しても2時間足らずの小さな島なのだが、
近年旅行者に人気を集めているようで、
船着場の周辺にはバンガロー風の宿がズラリと並んでいた。
メコンに面した部屋のテラスでハンモックに揺られ、
緩やかな流れを眺めながら柔らかい風に吹かれ、うとうと…。
…って、これじゃまたサワンナケートの二の舞になってしまうではないか!
(それはそれで気に入ってる過ごし方なんだけど。)

幸い(?)デット島では少々曇りがちだったため、
日射にクラクラすることも無く快適に散歩に出掛けることができた。

島を貫く一本道で。
島を貫く一本道で@デット島

登下校の時間。
登下校の時間①@デット島
登下校の時間②デット島

ゴム跳び。
ゴム跳び①デット島
ゴム跳び②@デット島

その見物人。
ゴム跳び見学@デット島

裸の少年、どこへ行く?
裸の少年、どこへ行く?

ファイティングポーズ。
ファイティングポーズ@デット島

収穫シーズン。
収穫シーズン@デット島

典型的なラオス農家の図。
ザ・ハウスオブラオス@デット島

こちらは典型的なダメ豚の図。
ダメ豚の図@デット島
これは朝撮ったのだけど、夕方再び通りがかった時も全く同じ体勢で寝そべってた。
翌日、ようやく動いてるのを見たと思ったら、食事中…。

小池に一輪花。
池に咲く一輪花@デット島

モース探究家の影響?
モースじゃなくてバタフライ@デット島
でもこれは、分類的には「バタフライ」かな。

ただの木と、キレイな空と。
ただの木①@デット島
ただの木②@デット島
ただの木③@デット島

雄大、緩やかなるメコンのイメージ。
緩やかイメージ@デット島

この島でちょっと困ったのは食事。
屋台など無いからいつものように惣菜を買って食べることもできないので、
仕方なく宿が兼ねているレストランを利用することになるのだが、
やはり主に欧米の旅行者向けのメニューになっていて、
ラオス料理らしきものがほとんど見当たらない。
「なんでラオス料理のメニューを置かないのか?」と、宿のおばちゃんに尋ねてみた。
おばちゃん曰く、「ラオスの料理はスパイシーだから…」と、
要するに僕ら旅行者の口には合わないだろうと思っているようだ。
そりゃ激辛はちょっとツラいものがあるけども、
僕が食べてきた屋台メシの中には、辛くない料理もたくさん見つけることができた。
ルアンパバーンでは、一皿5,000Kip(=約55円)で盛り放題のビュッフェ形式の屋台があって、
そこはノンスパイシーのラオス料理を取り揃えて、欧米人もたくさんやって来ていた。
なかなか現地のメシに馴染もうとしない欧米人も多いようだけど、
実はどこでどうトライしていいかわからない人も多いんじゃないかなぁ?
ラオス料理、もっと自信を持って提供してくれてもいいと思うのだけど…。

そんな中で選び出したメニュー。
生春巻き&カオニャオ@デット島
生春巻き&カオニャオ(モチ米)。
ライスペーパーはラオスでも時々見かけるけど、本場はやっぱりベトナムなのかな?
シャキッとした野菜がいっぱい詰まってて、自分もシャキッとした(気がする)。

------------------------------

ラオスは、今までに行ったどの国よりも旅しやすい国だと思った。
特に北部の主要な町には必ずツーリストエリアが存在して、
宿もレストランもツアー会社もネット屋も簡単に見つけることができる。
観光地化が進められたのが比較的近年だからなのか、
とにかく宿の質は高くて快適だし、それでいて値段も周辺諸国と変わらない水準(らしい)。
宿やツアー会社ではバスチケットの手配もしてくれるし、
場合によってはバスターミナルまでの送迎まで請け負ってくれる。(もちろん英語OK)
僕はあえてそのサービスは利用せず、
自分でバスターミナルへ行って地元の客向けのローカルバスを使っていたが、
バスターミナルの窓口にも必ず英語の話せる人がいて丁寧に対応してくれたし、
ローカルバスやトゥクトゥク(荷台に客を乗せて運ぶ3輪 or バイクのタクシー)の運ちゃんでさえ、
片言の英語を話す人がたくさんいたのには驚いた。

一方で、ある面では旅しづらい国だとも思う。
と言うのは、ガイドブックに載っていないような小さな町を訪れようと思うと、非常に難しいからだ。
観光地にもなっているような主要な町を結ぶ路線以外に関しては、
まだまだ公共交通が未発達である。
また、例えば中国のように「地元の人向けの宿」がほとんど存在しないため、
幹線道路上であっても、観光地化されていない小さな町に滞在することは難しく、
それこそ誰か個人の家に泊めて頂くような手段を取るしかなさそうに見える。
バス移動の途中で、素朴な田舎町の風景を目にするたび、
途中下車したくなることが何度もあったのだが…。

ツーリストエリアで自転車を借りて、未舗装道を奥の方まで走って行くと、
店で貰った地図のさらに先へ、山とジャングルの世界に向かって細い道が続いていたりする。
この先にも、住んでいる人がいるのか…。
現在ラオスで働いている日本人の方に聞いた話なのだが、
ラオス政府によって山奥へ派遣された6人ほどの調査小隊が、
後日全員死体となって見つかった事件がわりと最近に起きているらしい。
この国には地図にも載らない秘境と呼べる場所がまだまだ残っていると思われるが、
そこは今も狩猟民族の暮らす世界で、一般人が安易に踏み込める場所ではないようだ。

さて、僕は北の端の中国国境から南の端のカンボジア国境の手前まで来たけれど、
結局、一般の旅行者が通るルートをなぞって来ただけだった。
そう考えると、「轍なき散歩道」って感じが無いし、何か物足りなく感じてしまう。
ラオスのノービザ滞在期間の15日が切れるまで、もう1日余裕があった。
翌日の夜までにパクセー(デット島に来る際に乗り継ぎに寄った町)へ戻って1泊し、
翌々日の朝イチでラオスを発つ予定だった。
当初はその1日もデット島で過ごす予定だったのだが、
ハンモックに揺られてのんびりしているのも良かったけれど、
最後にもう一つ刺激を求めて、1日早く切り上げて島を出ることにした。

デット島からボートで本土に戻ったところに小さな町があって、
来た時に1軒ゲストハウスがあるのを確認していた。
この町は旅行者もみんな素通りだし、雰囲気も素朴で悪くないのだが、
そのゲストハウスを覗きに行ってみたところ、
あまりにもスタッフのやる気が無く、泊まる気になれず…。
部屋の良し悪しや値段も大事だけど、個人的には「宿の人」も大事なポイントだと思うんだよな。

パクセーに戻るにはこの町でミニバスを捕まえれば良いのだが、
そこそこ大きな町であるパクセーよりは、どこか田舎の町でもう1泊したかった。
ここまでの道沿いにいくつか小さな町があったのを覚えていたので、
どこか宿を探しながらぶらぶら歩いてみることに。

いくつかの雰囲気の良さげな町を訪ねたが、しかし宿が見つからない。
そんな気はしていたけれど、本当に無いんだな…。
昼の12時ぐらいに歩き出したのに、17時を回って、もうじき日が暮れる。
この時間になると、もうパクセー行きのミニバスも走って来ない。
…ちょっと気まずくなってきたぞ。
最後に、まだ明るいうちに1つ町を見つけた。
これ以上、暗くなってから歩き続けるのはさすがに危険に思えた。
もし泊まるならば、ここしかない。
…が、願いも空しく、この町にも宿は無かった。

うーむ、刺激を求めていたとはいえ、本当に久々に追い込まれてしまった。
選択肢の一つとしてまず野宿が浮かんだが、
芝生はどこにでもあるとは言え、
蚊も含めて虫がウヨウヨいるこの辺りでは、あまりよろしい選択とは言えない。
それ以上に、怖いのは犬だ。夜中に襲われたらシャレにならん。
どなたかの家に泊めて頂けたら最高だなとも思ったが、
事前に親しくなって泊めてもらうならまだしも、
外国人旅行者がこんな遅い時間にいきなりやってきた挙句、
「泊めて下さい!」と言って泣きつくのはいくらなんでも身勝手過ぎるなと思った。
…考えた結果、最悪は野宿を覚悟で、
まだ車の通りがあるうちに久々のヒッチにトライしてみることに。

運良く、2台目に通りがかった車が停まってくれた。
カンボジアへ客を連れて行った帰りのツアーバスで、
ツアー会社のスタッフであるドライバーと助手の2人は共に英語もバッチリ。
パクセーの中心部にある彼らのオフィスまで、
無事に連れて行ってもらうことができたのだった。

どこか田舎の町でもう1泊という狙いは外してしまったけれど、
宿を求めて歩いている最中にたくさんの人と挨拶を交わせたし、
完全に言葉の通じない中で、道や宿の場所を尋ねてやり取りをしたのも久々だった気がする。
自分でも何やってんだろう?って1日だったが、
ちょっとした(いや、十分か?)刺激は楽しめたし、結果オーライということで。

この夜、僕は久々に夢を「見なかった」。

宿探しの道すがら、出会った人たち。
宿探しの道すがら@デット島周辺

パクセーにて、お別れの夕陽。
お別れの夕陽@パクセー
もう何回か見ているから今日はいいかなと思っていても、
この時間になるとつい、メコンの方に足が向いてしまう。
完全に日が沈むまで、1時間ぐらい河辺に座っていたかなぁ。

------------------------------

色んなところで、妙に親しみを感じることの多かったラオス。
人や食べ物もそうだけど、もう1つ。

ラオス語で「日本」を何と言うか、知っている人もいるかな?
「ジャパン」でも「ジャポン」でも「ヤバーン」でもなく、

「ニッポン」。

明日は、タイへ入国します!

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旅日記-ラオス | 14:25:41 | トラックバック(0) | コメント(3)
クラクラバテバテでグデグデダラダラ
ラオスに来てから、いや、正確には中国の景洪に入った頃から、
体が重たく感じることが多い。

…また太った!?
いやいやそうじゃなくて(それもあるかもしれないけど…)、原因は暑さ。
「今日こそは張り切って歩くぞ!」って思っても、
昼のクラクラしそうな日射を浴びると、途端にグデグデモードになってしまう。

サワンナケートで泊まった宿の2階のラウンジは、
風通し抜群の空間にゴザが敷かれ枕がおかれ、
暑い日中に横になってダラダラするには最高の環境になっていた。
「暑い」というだけで体が疲れているようで、寝ても寝てもまだ眠れる…。
ただ、寝ている割には疲れが取れてない。
普段あまり見ない夢を最近やたらと覚えているのは、眠りが浅いってことかな…?

しかし、情けない。
この旅に出てだいぶ体力が付いた気でいたけど、こうもイチコロに暑さでやられてしまうとは。
東南アジアの本格的な暑期に比べれば、まだ今は過ごしやすいシーズンのはずなのに…。
裸足で元気に走り回っている現地の子どもたちを見ていると、
やっぱり歳を取っているのかなぁと感じてしまう。

…って、いかんいかん!
ついこの前、元気に歳を取る宣言をしたばかりなのに、老け込んでどうする!

多くの旅行者はラオス北部に集中するようで、
南部に位置するサワンナケートまで来ると、街で旅行者を見かける回数もグッと減った。
まず、今まで訪れた町のようにツーリストエリアと呼べる場所が無くて、
安宿も町の方々に散らばっているようだった。
ここもまた何も無いっちゃ何も無いわけだが、
庶民的な雰囲気に浸るなら悪くない場所かもしれない。

ちなみに、サワンナケートはラオス第二の都市らしいのだが…、
ビルと呼べるものは見当たらないし、少なくとも「都市」ではなかったな。
その前に乗り継ぎで立ち寄った首都・ビエンチャンは、思っていたより大きな町だった。
「これが首都!?」って驚くほど小さい町だと聞いてたので、どんなもんかと思ってたけど、
まぁ確かに首都としては小ぢんまりしているとは言え、
日本の地方の県庁所在地ぐらいの規模はあるんじゃないかな?

昼間ダラけきっていたサワンナケートでは、夕方以降にちょこっと写真撮っただけ。
今度こそたっぷり写真撮ろうと張り切ってたのに…。

メコンの夕暮れ、再び。1日目。
メコンの夕陽①@サワンナケート

こちらは2日目。
メコンの夕陽②@サワンナケート
前日より霞がかっててぼんやりだけど、これはこれで好きだな。
なお、対岸に見えているシルエットは、お隣タイの町です。

緩やかな流れに暮れる夕陽をぼーっと眺めていると、
何もしてない1日だったのに、それだけで満足しちゃったり。
ラオスの過ごし方は、案外これで良いのかもしれない。

夕焼け見物、特等席。
夕焼けボート@サワンナケート

仏教国の教会。これもフランス統治下の名残かな?
夕色に染まる教会@サワンナケート

謎の球体。さて、何でしょう?
謎の球体①@サワンナケート
謎の球体②@サワンナケート
謎の球体③@サワンナケート

答え : メコンの夕陽(2日目)。設定を色々変えて撮ったらこうなった。

では、こっちはどうでしょ?
コア@デット島
ボム@デット島

答え。
フルムーン@デット島

こういうのを「カメラ遊び」っていうのかな?
時に、人間の目とは全く違う景色を見ているカメラの目。改めて面白いな~と思った。

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旅日記-ラオス | 13:30:37 | トラックバック(0) | コメント(0)
ツーリストエリアで考える。
ラオスでは有名な観光地の一つである、ルアンパバーンにやって来た。

まだまだ東南アジアに関しての情報に疎い(と自分では思っている)僕は、
その情報収集も兼ねて、久々に日本人が集まりやすい宿に行ってみることに。
案の定、僕以外に5人前後の日本人が宿泊していて、
そのメンバーで一緒に夕飯へ繰り出すことになった。

メシ屋の情報もこういう場所にはちゃんと集まっているもので、
安くて美味いと評判のラオス料理の屋台に案内してもらい、ビア・ラオで乾杯した。
昼の蒸し暑さも収まり、涼しい夜風に吹かれてのビールは最高だ。

さて、同じ旅人同士。ここからは、自然と旅の話で盛り上がる流れになる。
その話の中に面白い情報があればと僕は期待していたのだが…、
残念ながら、この日の話題は僕の期待とは全く違う方向に進んでいってしまった。

以前、旅の途中で出会った人から、
ラオスで「ハッパ(要するに、大麻)」に手を出す旅人が多いとは聞いていた。
よく読むと、ガイドブックにもそれらしき話が載っている。
もちろんそれはラオスでも違法行為なのだが、
それを求める人にとっては、手に入りやすく、捕まりにくい場所ということなのだろう。

この酒の場で盛り上がった話題の一つがこの「ハッパ」絡みだったのだが、
僕がまず驚いたのは、少なくともここに集まったメンバーの中では、
「未経験者」の方が少ないんじゃないか?という雰囲気だったこと。
さらに、このうち数人は、他の(「ハッパ」以外の)「ドラッグ」も経験があること、
日本でも経験があることなどを暴露していた。
そんな世界とは無縁の中を生きてきた僕にとっては、本当に驚きだった。
ちょうど最近、日本国内でも芸能人が何人か捕まって話題になっていたようだが、
実際に僕自身が1日に複数の経験者に出会ってしまうほど、
日本でも容易(のレベルがわからないけど…)に手に入ってしまうものとは知らなかったのだ。

ルアンパバーンの次に立ち寄ったバンビエンの町は、
ラオスの中でも特に「ハッパ」で有名になってしまっている場所の一つらしい。
訪れてみると、ラオスらしいとも言えるのどかな景色の中、
四方1km以内に収まりそうな小さな範囲に、
ゲストハウスやレストランが密集しているツーリストエリア兼町の中心があった。

一般的に、ラオスの夜は早く、朝もまた早い。
ルアンナムターにいた頃は、18時を過ぎれば真っ暗になり、夜の屋台も22時には店じまい、
しかし朝はまだ陽が昇る6時前から市場が開かれ、
路上では早くもその時間から遊び回る子どもの姿があった。

そんなラオスにあって、このバンビエンの夜は、特に異様な雰囲気に感じられた。
18時近くなると、既に酒(と、恐らく人によっては「ハッパ」も?)が回った欧米人の若者らが、
奇声を発しながら小さなバンビエンのメインストリートを通り始める。
世界どこに行ってもそうなのだが、本当に彼らはクラブ遊びが好きなんだなぁと感じる。
ここでも大勢がBarに集まり、数店は日付が変わっても大音量の音楽で賑わいを見せていた。
路上には、その時間になってもまだサンドイッチやパンケーキを焼いているおばちゃんがいる。
通りがかるとにこやかに声を掛けられるのだが、
それは昼間と変わらないラオスの優しい笑顔のはずなのに、
僕にはなんだか奇妙に思えて仕方がなかった。

一方、この町には長期滞在する日本人も多いらしいのだが、
ある宿の人の話では、チェックインして数日間まるで姿を見せていない人も複数いるのだとか。
部屋に篭りっきりで何をしているのかまではわからないが…。

バンビエンのツーリストエリア内には学校もあって、
毎日7時頃から、たくさんの子どもが自転車でワイワイと通学して行くのを見かける。
この町で、この雰囲気の中で、彼らはどんな大人に育つのだろう?
外から校庭を眺めている限りは、今は元気に遊び回る田舎の子ども達そのものだったが…。

話が前後してしまうけれど、ルアンパバーンで出会った日本人の間で、
もう一つ盛り上がったのは、バンコクの夜遊びの話だった。
かの一大歓楽街を好む彼らは、
「ラオスは何も無いしな~、バンコクに戻りて~な~!」を繰り返している。

「ハッパ」の話も夜遊びの話も、
僕にとって興味は無いながらも、そういう世界もあることを知れたという意味で、勉強にはなった。
…が、僕が感じている穏やかなラオスの空気には、その話題はあまりにも馴染まない。
なぜこのラオスにいるのに、そんな話題でしか盛り上がれないんだろう?
いつでもどこでもクラブ遊びに興じる欧米人の若者(もちろん、そうでない人もいるだろうが)とは、
日本人の若者は違うと思っていた。違って欲しかった。
しかし残念ながら、僕の中では彼らは同じようなものだった。

彼らが熱中している類の「遊び」は、
たしかに東南アジアでは安く安易に楽しめるのだと思う。
けど、逆に言えば、出費やリスクを負えば、自分の国でもできることだ。
旅の目的は人それぞれで良いと思うし、
人間誰しも快楽を満たす欲求は持っているとは思うけれど、
まるでそればかりに憑かれているような旅人を見ていると、なんだか悲しくなってきた。
アジアには、そんな旅人が多いのかなぁ…?

ついでに、「ハッパ」も含めたドラッグについてちょっと考えてみる。
先にも書いたが、これはラオスでも他の東南アジア諸国でも違法行為にあたる。
ただ、僕は別に「法律で決められているからやっちゃダメ」と思っているわけじゃない。
法に触れることを当人が覚悟の上であれば、あとは自己責任の世界だと思っている。
僕は幸い(?)今も昔もドラッグに興味を持ったことは無いけれど、
別のところで法を犯したことはある。
それは例えば、「未成年の飲酒」だとか「自転車の飲酒運転」だとか「信号無視」だとか、
「なんだそんなことか」と思われるかもしれないが、それでも法律違反には違いないわけだ。
大事なのはコトの大きさじゃなく、どんな違法行為だろうと、
何のために存在する法律で、なぜ違反なのか?を理解し、
その上で、絶対に他人に迷惑を掛けないことを、自分で守りきれるかどうかだと思っている。
それが「自己責任」というものだと。
僕はドラッグに興味も無いけれど、その責任を負う自信も無い。だから絶対に手は出さない。

ところで、ルアンパバーンやバンビエンなどのツーリストエリアに住む人たちは、
僕ら外国人旅行者の存在はどのように思っているだろう?
昼間バンビエンのツーリストエリアの中で買い物をしていると、
いずれの店でも、ラオスらしいとも言える笑顔で、本当に熱心に温かく対応してくれた。
ただ、自転車を借りて郊外へ出た時のこと、
ルアンナムターと比べても変わらないのどかな農村がたくさんあったのだが、
そこで出会う人々が僕に向けてくる表情に、どこか少し暗さがあるような気がした。
(あくまで、僕はそう感じただけ。もしかしたら、ただの気のせいかもしれない。)

もし僕が彼らと逆の立場だったら…、複雑だろうなぁと思う。
旅行者を招いたことで、本来のラオスの空気が失われてしまっていることは間違いない。
しかし、まだまだ貧しい国であるラオスにとって、
旅行者がもたらす金銭的な恵みは絶対に大きいから、その収入源には頼らざるを得ない。
夜のメインストリートで、僕に声を掛けてくる「ハッパ」売りのオヤジを見ながら、
なんとも悲しい現実を感じていた。

ラオスでは、なかなか「絶景」を見つけるのが難しい代わりに、
素朴な風景の中に生きる人々の姿を撮るのが楽しそうだと思っていた。
僕にとっては、それがラオス最大の魅力だと感じるから。
…が、ルアンパバーン及びバンビエンでは、ほとんど撮れなかった。
僕が負い目を感じる必要は無いのかもしれないけど、
色々考えていたら、どうもここでは彼らにカメラを向けることに躊躇いを感じてしまって…。

そんな中で、ルアンパバーンでは寺院を中心にちょびちょび撮影。
ラオス仏教の中心地であり、世界遺産にも登録されているので。

アジアっぽい(?)石造り。
アジアの寺院@ルアンパバーン

カラフル仏塔。
またまた仏塔@ルアンパバーン

ぬぅ~ん。
ぬぅ~ん@ルアンパバーン

托鉢の朝。
托鉢の朝①@ルアンパバーン
托鉢の朝②ルアンパバーン
ルアンパバーンでは、毎朝繰り返される光景。
まだ日の出前で暗かったため、ブレブレに…。

メコンの釣り人。
メコンの釣り人@ルアンパバーン

ラオスのパワー源。
夏バテ無縁@ルアンパバーン
これさえあれば、夏バテ無縁?

メコンに陽が暮れる。
メコンに陽が暮れる@ルアンパバーン

奇岩風景。
奇岩風景@バンビエン
バンビエンでは、これが唯一の写真。(3泊もしてたのに…)
ガイドブックには「ドラゴンボールのよう」と紹介されてたけど、
個人的には中国の桂林を思い出した。

お次は、首都ビエンチャンを経由して南部へ。
北部と比べると旅行者も少ないようなので、再び素朴な雰囲気に浸れることを期待して…。

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旅日記-ラオス | 19:20:53 | トラックバック(0) | コメント(3)
何も無い?
入国して僅か数時間、
まだほとんど歩いてもいないのに、
この国と僕とは、波長がピタッと合いそうな気がしていた。

ラオスは、実は東南アジアで一番楽しみにしていた国だった。
隣国のタイやベトナム、カンボジアについては、
無知な僕でも何となくイメージできるものが何かしらあった。
が、このラオスだけは、全く何があるのかわからない。
実際調べ始めても、「何も無い」と評されているのを見かけたり…。

ただ、ラオスに関しては悪い評判も聞いたことが無かった。
聞こえてくるのは、「穏やか」「のんびり」「素朴」といった感想。
…なるほど、僕の好みには合いそうだなと思っていた。

中国との国境にある小さな町から乗合ワゴンに揺られて約1時間強、
ルアンナムターという町にやって来た。
街道沿いには旅行者向けのゲストハウス兼レストランが数軒並んでいるものの、
そのちょっと賑やかな雰囲気は1本隣の道までしか続かない。
もう1つ先まで足を踏み入れると、そこから先は地元の暮らしの風景そのものだった。

畑仕事。
畑仕事の少年少女①@ルアンナムター
畑仕事の少年少女@ルアンナムター

お風呂の時間。
お風呂の時間@ルアンナムター

水遊び。
川遊び①@ルアンナムター
川遊び@ルアンナムター

「田舎の原風景」って言葉がピタリと合いそうだ。
田舎の原風景イメージ①@ルアンナムター
田舎の原風景イメージ②@ルアンナムター
東京に生まれた僕は、こういう風景の中で育ってきたわけではないのに、
それでも懐かしさを感じたりホッとしてしまうのはなぜだろう?

事前に聞いていた評判を、そのまま絵にしたような場所だった。
本当に、見どころと言えるスポットは「何も無い」。
いくら探しても、圧倒的な絶景が見つかるわけでもない。
その代わりに、どこまでも穏やかで緩やかに流れる空気がある。
「何も無い」ことが素敵だと思える場所だ。

周辺を自転車で走ってみた。(あえて、「何も無い」感じの道で撮ってみた。)
何も無い道サイクリング①@ルアンナムター
何も無い道サイクリング@ルアンナムター

すれ違い様に手を振って挨拶すると、たくさんの人が笑顔で手を振り返してくれた。
でも、あっと言う間に通り過ぎてしまう僕。
その温かい笑顔に、もう少しだけ触れていたいのに…。
走っていて、何度も何度もそんなことを繰り返していた。
この町の緩やかな流れに乗っかるには、自転車でさえ速すぎるのかもね。

ラオスも仏教の国だ。黄金ストゥーパ(仏塔)。
黄金ストゥーパ@ルアンナムター

木の家でランチタイム。
木の家に招かれて@ルアンナムター
小さな集落の中をウロウロしていたら、お呼ばれしてしまった。
手作りのパパイヤサラダ(真ん中の皿)を一緒に頂いた。
さっぱりした味付けで美味しい♪…のだが、メチャ辛い!
さすが、地元ラオスの人はやっぱり辛さに強いのか…と横を見たら、
みんなヒーヒー言いながら食べてた。(笑)

ルアンナムターの町には、旅行者向けのレストランはあれど、
地元の人向けの食堂はほとんど見かけなかった。
町が小さいということもあるが、外食文化が進んでいないということもあると思う。
(中国がその全く逆で、どんな小さな町でも食堂には困らない国だったから、
尚更、急に無くなったように感じちゃったんだな。)

しかし、やっぱり食事はできるだけ地元のものを味わいたい。
毎回人の家に招かれるわけにもいかないし、どうするかと考えたところ、思い付いたのが市場。
どこの国でも、市場には決まって小さな食堂や惣菜屋があるものよ。

市場で見つけた、ラオス最初の食事。
カオ・ソイ@ルアンナムター
平たい米麺(ビーフン)に、白湯のさっぱりスープ。
トッピングには肉味噌とネギとパクチー。
ラオスでは「カオ・ソイ」と呼ぶらしいけど、ベトナムの「フォー」と同じなのかな?
これは朝メシにピッタリだね☆

上のカオ・ソイ屋のおばちゃん。
カオ・ソイ屋さん@ルアンナムター

こちらはお惣菜屋さん。
お惣菜屋さん@ルアンナムター

炊き立てのご飯もあり。
ホカホカモチ米@ルアンナムター
ラオスの主食はご飯。ただし、米はモチ米。
スープや主菜と一緒に、この米を手でコネコネ丸めながら食べる。
その食べ合わせはまさに日本の食とそっくりで、嬉しくなってしまう♪

これはある日の夕飯に買ってきたお惣菜セット。
お惣菜セット@ルアンナムター
鶏のローストと、タケノコと春雨の炒め物。
味付けに醤油(基本は魚醤)を使ってるからかな、とても日本人好みの味と思う。

結局、ルアンナムターにいる間は、ほぼ全ての食事を市場で済ませた。
何を食べても安くて美味しい!それだけでも十分なんだけど、
それより何より、市場のおばちゃん達の笑顔に会いたくて、ついつい通っちゃうんだな。

そして最後に、ビールの登場☆
ビア・ラオ@ルアンナムター
ラオスで圧倒的なシェアを誇っている(…と言うか、ほぼ独占状態?)と思われる、
その名もビア・ラオ。
しっかりしたコクと苦味。中国には申し訳ないが、久々に素直に「美味い!」と言えるビールだ。

そうそう、写真は無いけど、
市場で売ってたバゲットパンをかじってみたら、しっかりパリッと香ばしい味だった。
パンや酒が美味いのは、やっぱりフランス統治下におかれていたことによる好影響なのかなぁ?

まだまだラオスの旅は始まったばかりなのに、すっかりハマッてしまいそうだ…♪

テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

旅日記-ラオス | 16:20:31 | トラックバック(0) | コメント(2)
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