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joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

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仕事人たち。
チャパティー職人。
チャパティー職人@クルナ

サトウキビジュース売り。
サトウキビジュース売り@クルナ

お菓子(砂糖?)屋。
お菓子屋@クルナ

雑貨屋。
雑貨屋@クルナ

靴屋。
靴屋@クルナ

運び屋?
運び屋?@クルナ

移動式チャイ屋。
移動式チャイ屋@クルナ
こんな自転車の使い方もあるか…。アイデアに感服。

新聞の売り子。
新聞の売り子@クルナ

お菓子の売り子。
お菓子の売り子@クルナ

男の中の男(大工?)。
男の中の男@モンラー

鍛冶職人 ― 叩く。
鍛冶職人?@モンラー

鍛冶職人 ― 研ぐ。
鍛冶職人?@モンラー

舟造り職人。
舟造り職人?@モンラー
舟造り職人?@モンラー

舟乗り。
漕ぎ師@モンラー

小さな舟乗り。
船乗り?@モンラー
舟乗り?@モンラー

リクシャー漕ぎ。
リクシャー漕ぎ@モンラー

これが、世界で最も貧しいと言われる国で働く人たち。
彼らの生き生きした表情が、写真で伝わるだろうか…?
彼らを見ていると、旅の途中に何度も浮かんだあの疑問がまた沸いて来る。
「貧しさとか豊かさって何だろう?」って。

まだ小学生ぐらいの子どもですら、誇りを感じさせられることがある。
純粋に、カッコいいと思う。
生き生きと働いている人の姿って、本当にカッコいいんだ。

気さくな彼らの多くは、喜んでカメラに応じてくれる。
撮った写真を見せると御礼を言われちゃったりするんだけど、
ありがとうを言いたいのはこっちの方。
カッコいい人を撮らせてもらっている、僕の方が気持ちいいんだから。

この後、コルカタに戻って感じたことがある。
コルカタは、ある意味では疲れるけれど、ある意味では歩きやすい。
と言うのは、バングラデシュのように声を掛けて来る人が少ないから。
僕が歩いたコルカタの「庶民的な」エリアのバザールは、
文字通り庶民で賑わう場所なので、ツーリストズレした感じは無い。
だけど、僕をジッと見て来る人は少ないし、
声を掛けて来る人もいなくはないが、そのほとんどは何かの売り込みだ。
要するに、こちらから積極的に接して行かない限りは、
商売抜きでのコミュニケーションはほとんど有り得ない雰囲気がある。

対して、バングラデシュの場合は、
こちらから何もアプローチしなくても、
「まぁ座って行け」と呼ばれてはお茶を勧めてくれる。
その人が商売人であることも多いが、何かを買ってくれと言われることは無かった。
商売抜きで、僕を迎える時間を楽しんでくれているのだった。

そりゃバングラデシュの人達のような迎え方をされたら嬉しいけども、
コルカタの商人達も、僕は嫌いじゃない。
彼らの多くも、イイ目をして仕事をしているから。
ただ、コルカタの商人達(だけでなく、インド全般の人々にその傾向がある気もするが)は、
目付きに鋭さのある人が多いように思う。
それはカッコ良くもあるのだが、同時にプレッシャーも受ける。
だから、こちらもどこか身構えて接してしまうことが多いかもしれない。
以前、スリル溢れるオートリクシャーの走りっぷりを体験して、
「彼らにとって、これは戦いなんだ。町はレース場なんだ。」と書いたけれど、
物を売る商人達もそれと同じで、彼らも戦っているのだと思う。

バングラデシュの商人達(だけでなく、イスラムの国全般の人々に言えるのかもしれないが)は、
やはりそれに比べると笑顔が豊かだし、目も優しく見える。
僕ら外国人を温かく迎えてくれているからそう見えるんじゃないか?
それもあるとは思うけど、
実際に彼らに「ゆとり」があるから、表情が柔らかいのだと思う。

僕は今まで、インドの人々の目に鋭さを感じるのは、
人の多さによるものなのかな?と思っていた。
色んな人間が混沌とした中に生きている国だからこそ、
他人を警戒する感情が自然と生まれ、
ある意味で自分を守るために、目付きが鋭くなっていったのかな?と。
それも一つの要因として間違っていないのかもしれないけれど、
それだけでは説明が付かなくなってしまった。
インドをさらに上回る人口密度を抱えるバングラデシュで、
目にゆとりを感じさせる人々に出会ってしまったから…。

そこで、別の要因を考えるとなると、やはり真っ先に浮かんだのは宗教の違い。
今までイスラムの国を何ヶ国も訪れたけれど、
本当に、面白いほどに共通して、ムスリムの人々からは穏和な印象を受けている。
それはもう、イスラムだからなのだとしか考えようが無い。
一つの宗教というものを、信じるということが、
人種や言語の全く異なる世界で、共通性を生み出している。
凄いことだなと思う。…と同時に、ちょっと怖さも感じるのだった。

話が飛びまくりだけど、もう1つだけ。
宗教以上に人を変えるものがあるかもしれない、とも思う。
それは、お金(を含めた、物質的な豊かさ)。
なんとも悲しい話だけれど、今まで訪れてきた観光地を見てきて、そう感じている。
たとえイスラム教の国であっても、お金が集まる場所では、
彼らのゆとりも消えてしまっていたように思う。

いつものことだけど、書くだけ書いて、だから何が言いたいのか自分でもわからん。(笑)
とにかく無理矢理まとめるけれど…、
今回僕が出会ったバングラデシュの仕事人たち。
彼らの生きる世界もまた、いつかは大きな波で変わって行ってしまうのだろうか?
そうしたら、あのカッコいい表情も、貴重なものになってしまうんだろうな…と、
ちょっと切なく思ってみたのだった。

箱入り息子。
箱入り息子@モンラー

食う!
食う!@クルナ

彼らが、未来の仕事人。
時代の波は確実に来るだろうけれど、先輩たちのように、カッコ良く育って欲しいね☆

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テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

旅日記-バングラデシュ | 20:25:31 | トラックバック(0) | コメント(3)
懐かしきアザーン
「アッサラーム・アレイクム」!
「ワ・レイクム・サラーム」!

国や言語が違ってもこれだけは変わらない、イスラム圏共通の挨拶。
久々にこの挨拶を交わせたことが嬉しい。
また1つ、予定していなかった国にやって来ていた。

その予定の無かった国 ― バングラデシュへ向かうに至ったキッカケは、
ネパールのポカラで出会った旅人の話。
バングラデシュ入国にはビザが必要だが、コルカタの領事館で簡単にビザが取れること。
(申請日の翌日発給で、しかも日本人は無料とのこと。)
国境までは、コルカタから約4時間で行けること。
彼は首都ダッカを中心に2週間程滞在したそうだが、
「2週間も居たら疲れた。ダッカまで行かなくてもいいと思うし、3日でも十分。」とのこと。
…といった情報を頂いたところで、
「行く!」と決めないまでも、惹かれ始めていた。

それより後で知ったのだが、
バングラデシュに関しては、かの有名な「地球の歩○方」が発行されていない。
ネットで調べても、それこそインドに比べたら情報量は圧倒的に少ない。
逆にそんなところが面白そうだなと、さらに興味が沸いて来た。

旅に出る前に調べていたとしても、恐らく行こうとは思わなかった国だと思う。
見どころらしい見どころも少ないし、特に僕が好む広大な自然などは期待できない。
北海道2つ分ほどの国土面積にして日本の人口を上回る、人口密度の高さ。
そして、世界で最も貧しい国の一つとまで言われる貧困を抱えている。
インドから分離独立した、ムスリムの国。
…そんな地に生きる人々を、見に行ってみたくなった。
旅における自分の関心が、旅に出る前と変わって来ているな…と改めて思った。

先のスケジュールを考えると、バングラデシュ行きに割ける日数は3泊4日。
たったそれだけで勿体無いような気もしたが、
「3日でも十分」の言葉を信じて、行ってみることにした。
ビザも情報通り、申請日の翌日発給、無料で取得できた。

事前にネットで僕が得られた情報は、
インド-バングラデシュ陸路国境の地名、
国境から一番近そうな都市・クルナまでの行き方と、
クルナの宿の名前を1軒、
これでほとんど全て。
バングラデシュ全土の地図も、クルナの町の地図も無い。
こんな情報量で歩き出す国はいつ以来だろう?

国境までは、インドに入って以来最高の乗り心地のバスを利用。
(値段もそれなりにしたが、それ以外のローカルバスが見つからなかったので。)
車内で軽食や水までサービスされたのには驚いた。

この国境は、2国間の貿易の主要ルートでもあるらしく、かなり活気があった。
先日越えてきたインド-ネパール国境のローカルぶりとはえらい差だ。(笑)
出入国は、建物や窓口の場所がわかりづらく人に聞きまくった以外は特に問題無し。
順路を示す標識一つ付けてくれれば何の案内も要らないのに…、
と、ついつい合理的な方向に考えてしまう日本人のワタシ。
そうそう、バングラデシュ側だったかインド側だったか、
インド人と思しき人たちが手荷物の全検査を受けていた。
やれやれ面倒臭いなぁ…と思いつつパスポートを見せたのだが、すると、

「OK、Go!」

フリーパス、いぇい☆
こういう時に感じるけど、「JAPAN」は驚くほど信用度の高いブランドです。
バングラデシュビザが無料なのも、その恩恵の一つ。
(ちなみに、同じ日にビザを取ったアメリカ人は有料だったようだ。)

それから、サイクルリキシャー ⇒ バス ⇒ バス ⇒ サイクルリキシャーと乗り継ぎ、
すっかり暗くなってしまったが、調べておいたクルナの宿まで無事に辿り着いた。
予想はしていたものの、英語の通用度が低い国で苦労はしたけど、なんとかなるもんだ。

宿の位置は、クルナの町の中心にあるようだった。
すぐそばにバザール(市場)があって、夜遅くまで賑わっていた。
さすがに疲れた初日は早めに休んで、翌日昼に改めて散歩に行ってみた。

「ハロー!マイフレ~ンド!」
「ヘ~イ!ジャパ~ン?」
「カモ~ン!スィッダウン、プリーズ!」

…10m進むのが大変だ!
どいつもこいつも、なんでこんなにハイテンションなんだよ!?
そして、ちょっと足を止めたら最後、あっと言う間に人だかりができる。

これは序の口。
人だかり(序の口)@クルナ

ちょっとモスクを覗かせて頂いたところ…。
人だかり(中級)@バゲルハット

多い時は、ざっとこんなもの。
人だかり(上級)@モンラー

全くこの方々は…、どんだけ暇なんじゃい!
けど、彼らが僕を呼ぶその声に嫌らしさは無くて、
だから呆れつつも、自然と笑ってしまう僕。
そうだ、この感じ。
あの最高に楽しかった、シリア・アレッポのスーク(市場)を思い出す。
あの時と同じように、興奮してる自分がいる。
懐かしい場所に帰って来たようで、堪らなく嬉しくなった。
やっぱりどこに行っても変わらない、ムスリムの人達の「Welcome」。
彼らの温かさを心のどこかで求めていたから、僕はこの国に来たんだ。

宿の人に教えてもらい、2日目には観光にも出掛けてみた。
クルナからバスで2時間弱のバゲルハットという町に、
世界遺産にも登録されているというモスク群がある。

カン・ジャハーン・アリ・モスク。
カン・ジャハーン・アリ・モスク@バゲルハット

シャットガンブス・モスク。
シャットガンブス・モスク@バゲルハット
いずれも、なかなか立派なモスクではあったけど、
中東の巨大なモスクを見た後だと、まぁこんなもんかな…という感じ。

シャットガンブスの内部。静寂の回廊。
静寂の回廊@バゲルハット

クルナの渡し舟。
渡し舟@クルナ
バゲルハット行きのバスターミナルは河の対岸にあるため、これを利用。
手すりが無いので、ちょっぴりスリリング。

地図で見てもわかるが、バングラデシュは河の多い平地の国。
それゆえ、水が豊富で土地は肥沃と言えるのだが、
これが雨季になると、この地は一変するのだろう。
洪水が頻発し、疫病の発生率も高いと聞く。
この国が貧しい背景には、そんな自然の厳しさもあるのかもしれない。

厳しい現実も、確かにある。
貧しさの現実@クルナ
クルナの宿に戻る途中で、出会った。
一度は通り過ぎようとしたのだけど、心に引っ掛かるものを感じて、立ち止まった。

なぜ、この子はここで眠るのか?
たとえ路上で生きなければならないとしても、ゴミにうずもれる必要は無いはずだ。
理解はできないけれど、ただ、物凄く悲しくなった。

写真なんて撮るべきじゃないのだろうけど、
なぜかこの時だけは、申し訳ないけれど、撮らなきゃいけないような気がした。
また写真を見返すことで、この時の心の痛みを思い出せるように…。

3日目も、もう1つの世界遺産であるスンダルバンという場所を目指し、
基点になるモンラーの町(やはり、クルナから2時間ほど)まで出掛けた。
スンダルバンは、マングローブの群生地帯であり、
ベンガルトラやワニなどの野生動物の宝庫。
モンラーの河岸でボートをチャーターして観光するのだが、
これは1人で行ってもつまらない気がしてきた。
動物達にも興味はあったけど、今回は人々に会いに来たんだ。
そう思い直し、結局ボートには乗らず、モンラーの町を1日ぶらぶらして過ごした。

しかし、この国は本当にどこでも人が多い!
いくら楽しくても、どこに行っても見られ、声を掛けられ、囲まれてしまうとなると、
やっぱり疲れてくる。(最近、「疲れる」が口癖のようになってきてて、良くないな…)

例えば、ちょっと汚い話だが、
(インドやネパールもだけど)この国では公衆トイレなるものがほとんど存在しない。
そんな時こそ、男で良かったと思う瞬間(「小」ならその辺で済ませられるから)が訪れるものなのだが、
ここバングラデシュは甘くない…。
おっちゃんも兄ちゃんも、立ちションしたい時まで寄って来ないで!(涙)
…と必死に伝えようとしてるのに、なんで笑ってるの!?遊んでるわけじゃないんだぁ~!(涙涙)

ポカラで情報をくれた旅人が、「2週間も居たら疲れた。」と言った気持ちもわかる。
3日では少し物足りない気もしたけれど、ある意味そのぐらいが適度なのかもしれない。

夕暮れ時、宿の屋上から町を眺めながら、アザーンを聞いた。
トルコからモロッコに至る約3ヶ月の間、ほぼ毎日聞いていたせいか、
ずーっと聞いていないと、時々これが懐かしくなることがあるんだよね。
次は、どこで再び聞くことができるだろう?

「インシャアッラー」

…だね。(笑)
(これも、イスラムの共通の言葉。)

テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

旅日記-バングラデシュ | 19:30:07 | トラックバック(0) | コメント(0)
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