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joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

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旅のゴールポイントへ…
広東省の省都・広州を経由し、
現在は中国の特別行政区となっている大都市・香港へと入った。
ここが、1年に渡るこの旅の最終地点に選んだ町だ。

この場所を「中国」のカテゴリに入れるかどうか迷ったのだが…、
このブログ上では分けて扱うことにした。
パスポートにスタンプを押されて「入国」した場所だということもあるが、
何より、町を歩いていて受けた印象が、「中国とは似て非なるもの」だったから。

通貨が人民元から香港ドルに変わったり、
文字が簡体字から繁体字に変わったりといった違いもあるけれど、
中国の他の都市と比べて最も大きく変わったように感じる点は、
香港の町は全体に洗練されているということ。
店の造り、並んでいる商品、食べ物、街行く人々のファッション、
イルミネーション、公衆トイレ、市内バス、交通マナー…、
あらゆる面において、ワンレベル上にあるように思えた。

いつも通り庶民向けの食堂で楽しんだ食事も、
同じ中国料理ながらどこかレベルの高さを感じさせられた。

まずは麺から。
3品煮込み載せ麺@香港
この店では注文時に、麺の種類と、好きな煮物の具を3種類選ぶ。
僕は平たい小麦の乾麺に、鶏の手羽先と、モツと、油揚げを指定。
しかし、ここで特筆すべきはスープだった。
ダシの取り方が丁寧なのか、中国で食べていたものとはコクが全然違う。
そんなところに、「洗練」を感じるのであった。

とろとろスープ。
とろとろスープ@香港
甘じょっぱくとろっとしたスープは、まさに広東とか香港のイメージ。
具は鶏のささ身に、木耳と卵。
フカヒレも入ってそうだけど、入ってません!

魚旦面(ユィダンミェン)。
魚旦面@広州
実は、これは広州で食べたものなんだけど…、オマケで紹介。
広東省の潮州という町の名物麺料理のようで、
広東料理のアイテムの1つである干物をダシに使っているらしく、
まるで日本の塩ラーメンのようなスープ。
具の魚の練り物も特徴的で、かまぼこを思い出す…。
また、好みで味を足す用にテーブルに置いてあった醤油が、
これまた日本と同じ豆の醤油だったのも印象的だった。
中国の他の地域では、魚醤が一般的なので。

かき揚げ。
牡蠣揚げ@香港
料理名は忘れたけど、「牡蠣揚げ」です。
サクッと一口かじると、小粒の牡蠣がゴロゴロ飛び出して来る。

梅菜肉餅煲(メイツァイロウビンバオ)。
梅菜肉餅煲@香港
以前どこかで紹介した「砂鍋飯」と似たようなもの。
茹で上げた肉のミンチが食欲をそそる。
肉の下には梅菜(高菜のようなもの)が隠れていて、これまたご飯に合うのだ。

点心盛り合わせ。
ほかほか点心@香港
香港と言えば、これをイメージする人も多いのでは?
ちなみに、これは店頭で売っているのを撮らせてもらっただけで、
これを全部食ったわけじゃございません。念のため。

チキン&チャーシュー屋。
チキン&チャーシュー屋@香港
ここは量り売りでテイクアウトする店だったけど、
その場でぶっかけ飯にして食べさせてくれるところもあるよ。

麻芝花生糊(左)と、湯丸(右)。デザートもレベルが高いぞ!
至福の甘味@香港
左は、黒ゴマ(麻芝)味とピーナッツ(花生)味の、
その字の通り糊のようにドロッとしたスープらしきもの。
甘さは控えめで重たくないので、食後に無性に欲しくなる一品。

右は、以前成都の食べ歩き日記で紹介した湯?(タンユェン)と同じ、
黒ゴマペースト入りの白玉団子なのだが、
この店では生姜のスープで煮込んであるのがポイント。
小雨がパラ付き肌寒かった香港の夜に、体を温めてくれた。

僕の中のイメージの香港。
長年のイメージ@香港
昔から、香港と言えばこんな風景を思い浮かべてた。
バンコクやクアラ・ルンプールなど、東南アジアの都市で見かけた中華街は、
香港の下町をモチーフにして造られているのかな?と思うほど、雰囲気がよく似ていた。

最後に、僕はもう一度1人旅に戻った。
ベトナム北部からずっと一緒に旅を続けてきたAさんは、
僕の帰国前日に、一足早く日本への帰路に着いたのだった。

今日もまた夜の街のネオンが輝き出した頃、コンビニで缶ビールを買った僕は、
九龍と香港島とを結ぶフェリーが発着する埠頭の方へと向かった。
そして、この旅の最後に見たかった風景を前に、乾杯!

ゴールポイント、100万ドルの夜景。
100万ドルの夜景?@香港
100万ドルの夜景?@香港

洗練された町の中心を歩いていると、
薄汚れた服とバッグにサンダル履きという自分はあまりにも場違いで、
なんだか惨めな存在にすら思えて来ることもあったけれど、
それでも…、僕はこの場所をゴール地点に選んで良かった。
この夜景を見ていたら、そう思うことができた。

フェリーの行き交う海の向こうに対岸を眺めていたら、
旅のスタートポイントだったイスタンブールを思い出した。
あそこでも、夕暮れにガラタ橋の脇からぼんやりと対岸を眺めてたっけ。

あれから1年、長かったなぁ…。
自分が今この場所に立っていることが、とてもすごいことのように思える。
僕がここまでやって来るために、いったいどれだけの力を借りてきただろう?
たくさんの国のたくさんの人が、僕を少しずつ少しずつ、この地へと導いてくれた。
そのことが、なんだか1つの奇跡のように感じたのだった。

…さて、この日記を書いているところで日付も変わった。
香港の夜景をゴールポイントと書いたけれど、
本当の旅のゴールポイントは、もう少しだけ先にある。
無事にそこへ辿り着き、今日が旅の最終日となりますように。

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テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

旅日記-香港 | 01:20:38 | トラックバック(0) | コメント(0)
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