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joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

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再び、旅立ちの前に…
中国・四川省の理塘(リタン)の僧院(ゴンパ)を歩いていた時のこと、
同じく観光に来ていた、スイス人の老夫婦に出会った。

歳は訊かなかったが、2人共60代ぐらいだったろうか?
彼らの旅の移動手段が自転車だったことに驚いた。
理塘が位置しているのは、四川省の西部にある高原地帯。
町の平均海抜でも約4,000m!当然空気は薄い。
そんな場所を自転車で旅するなんて、僕でもできるかどうか…。

その時は中国の旅の途中であったこの老夫婦だが、
話を聞くと、中国の前は日本を旅したのだと言う。
九州・沖縄から北海道まで、ほぼ全国くまなく回ったらしい。
それももちろん、自転車で。

この老夫婦は特にツワモノだけど、
ヨーロッパの人達を見ていると、このようにアクティブな老後を送る人が多いように思う。
彼らの祖国であるスイスを訪れた時にも感じたことだが、
僕も彼らのように歳を取りたいと、本気で思っている。

ただ、僕はこの老夫婦を尊敬の眼差しで見ていた一方で、悔しさも感じていた。
彼らは、日本の、僕の訪れたことの無い場所もいっぱい見て来たんだ。
日本人なのに、負けている…。そんな風に思った。

またある時、ドミトリーで同室になったアメリカ人の若者が、
別の若者(国籍不明)と、オーストラリアの大自然の話で盛り上がっていた。
彼の見たオーストラリアは、そりゃあもうアメージングな世界だったそうで、
特に大平原の真ん中で眺めた星空が忘れられない思い出になったらしい。
元々僕も行ってみたい国だったこともあり、
興奮気味に話す彼を、僕は少し羨む気持ちで眺めていた。

と、突然アメリカ人の彼が僕の方をチラッと見て、言った。
「日本では、どこで星を眺めるんだい?あんなに小さい国で。」

…と直訳すると思いっきり嫌味なセリフに聞こえるけど、
彼の話し振り自体には、そういう印象は感じられなかった。
たぶん彼は、本気でそういう疑問をふと浮かべたのかもしれない。
僕にとっては、それが逆に悔しかった。

世界の旅を始める前の日記にも書いてあるが、
1年前の時点でも、「次は日本を旅したいな」という思いはあった。
この1年間世界を歩く中で、その思いはより強まる一方だったのだが、
特に、このスイス人老夫婦とアメリカ人の若者とのエピソードが、
思いを強める大きな要因となっている。
彼らに対して、日本を自慢できるようになりたい。
また、日本について多くを知らない人たちに対して、
自信を持って日本を紹介できるようになりたい。

上の話は「日本人として、日本を知りたい」ということになるが、
一方で、「(ナニ人でもない)1人の旅人として、日本を見たい」という思いもある。
どちらかと言えば、こっちの方が「今やるべき!」と思う理由かもしれない。
そういう目線で歩くことができるのは、
他の国々を歩いてきて間もない今のうちしかないだろうから。

旅の途中に出会ったある日本人の青年に、
「1年の世界の旅を終えたら、日本を旅したいと思っている」と話したことがある。
その時の彼は、期限の無い世界一周旅の、まだ前半戦にいた。
僕の話を聞いた彼は、「日本の旅なんていつでもできるじゃん」と言った。
そして、「その時間があるなら、もっと他の国に行けばいいのに」と続けた。

たぶん、彼の価値観の中では、それが正しいのだろう。
けど、僕の場合は違う。
今、これ以上色んな国を歩き続けるよりも、
日本の方がずっとずっと得られるものが有るだろうと、ほぼ確信している。

今思えば、あの彼には不安もあったんじゃないかなぁ?
世界の旅を続けることこそ正しい選択なんだということを、
僕の意見を否定しながら、彼自身に言い聞かせているような気もしたんだよな。
どんな道の先にも、きっと得られるものはあるだろうけど、
「本当にそうだろうか?」という不安が彼の中にあって、
その不安を打ち消し、今選んだ道の正しさを信じようというという思いが、
彼の発言の裏にはあったような気がする。
…思いっきり、勝手な推測だけど。(笑)

そんなワケで、僕はもう一度旅の生活に戻ることにする。
ところで、日本で行ったことの無い場所ってどこがあったかな?と、
試しに県名を書き出してみたところ、意外とたくさんあることに気付く…。

・沖縄県
・鹿児島県
・高知県
・佐賀県
・島根県
・長崎県
・福岡県
・宮崎県
・和歌山県

さらに、ほんの少し立ち寄ったことがあるだけで、ほぼ未踏に等しい県も幾つか…。

・石川県
・岩手県
・愛媛県
・香川県
・徳島県
・三重県

どうしても関西以西に県名が集中してしまっているのは、
ずーっと関東に住んでいた以上、仕方が無いかな。
しかし、地図を広げてみると、意外と日本も広い!
今回の旅だけで、これら未踏の(及びそれに等しい)県を全て無くすのは難しいだろうな…。

1年前に決めていた期限は、「2010年10月まで」。
今もそれ以上延ばす気は無いけれど、フルに使うかどうかはわからない。
と言うのも、僕だって不安や焦りを感じることもあるから。
帰国してからこの2週間ほどで、多くの友人達と再会したが、
日本で成長し続けている彼らを見ていたら、
「いつまでも遊んでられないよな…」と感じるのが自然でしょう。

海外を歩いている間に、自分のやりたいことについて、漠然とイメージを膨らませてはいた。
今度は日本各地を歩きながら、それをもっと具体的にしていかなきゃね。
あわよくば、旅の途中で仕事まで見つけられたら…なんて考えも無くはないけど、
このご時世でそんなオイシイ話も無いだろうと思うので、
まずは自分の頭の中をしっかり固めることに集中することにしよう。

1年前の旅の出発時に比べると、妙なプレッシャーを背負っての旅立ちになるけれど、
きっとまた、色んな出会いの中で、考えが変わることもあるでしょう。
今ここでモヤモヤ考えてばかりでも仕方ないんで、とりあえず行ってきます!

スタートは、沖縄県・石垣島から。
新たな旅のお供に「テント」を加え、明日羽田より飛び立ちます☆

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本当は、このブログは海外の旅からの帰国と共に終了するつもりでした。
しかし、何人かの方に「次は日本の旅に…」という話を伝えたところ、
「それじゃ、またブログを楽しみにしています☆」なんてコメントを頂いてしまい、
これは継続するっきゃないか…と。
「僕の友達にも(このブログを)紹介しちゃったよ~」なんて話も聞いて、
改めて、僕の想像以上にたくさんの人に応援して頂いていたことに気付かされました。

ただ、日本で旅先から定期的にブログ更新するのって、
ひょっとしたら海外より大変なんじゃないか…?という気もしています。
ネット屋は高そうだし、無線LANがどのぐらい拾えるのかも知らないし…。
なので、今まで以上に不定期の更新になるかもしれませんが、そこはご了承下さい。

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テーマ:国内旅行記 - ジャンル:旅行

旅前日記② | 12:20:28 | トラックバック(0) | コメント(2)
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