■プロフィール

joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック

■カテゴリ
■月別アーカイブ
■RSSリンクの表示
■リンク
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
The Heaven of Beer
「ビールの国」と言えば、どの国をイメージするだろうか?
僕の場合は、まずドイツ、それからベルギーでしょ、
イギリスもよく美味いと聞くな…、あ、ギネスの国・アイルランドも忘れちゃいけないか。
…といったところだったのだが、
そんな僕に、「いやいや君、チェコへ行きなさい。」と、この国の存在を教えてくれたのが、
例のワイン天国を教授してくれた旅人であった。

ビールに関しては興味もあって、僕もその後少し調べてみた。
まず、チェコは国民1人当たりのビール消費量が世界一であること。
そして、「ピルスナー」タイプのビールの生まれ故郷であること。

「ピルスナー」とは、簡単に言えば下面発酵によって作られる「ラガー」ビールの代表格。
(対して、上面発酵のものを「エール」と呼ぶ。こちらはイギリスが本場。)
今日、日本で飲まれているビールのほとんどは、この「ピルスナー」に分類されるので、
僕ら日本のビール好きからすれば、いわばビールの元祖がここにあると言っても良い存在なのだ。

その元祖の元祖、「ピルスナー・ウルクェル」を生産する工場が、
首都プラハからバスで約1時間のプルゼニという町にある。

工場見学ついでにタダ飲み…といきたいところだったが、残念ながら見学は有料であった。
それでも、ここで試飲できるなら…と思い、参加することにした。

「ビールは鮮度が命」という格言じみた言葉があるけれど、
これはウソじゃないそうで、僕もそう思っている。
前回の日記で、「最高のツマミは汗である」とか暑苦しいことを書いてしまったが、
ツマミを抜きにして、ビールそのものを最高の状態で味わうなら、間違いなくビール工場だろう。

僕がビール工場に拘るのは、僕がビールを好きになったきっかけが、
ビール工場での試飲タイムだったから。
札幌の恵庭にあるサッポロとキリンの工場をハシゴして、計7杯。
今まで飲まされていたビールは何だったんだ?と思うぐらい、
その味はまるで別物で、どんどん僕の喉を通り抜けていった。衝撃的な出会い。
あの時、ドライバージャンケン(負けた者は運転のため、飲酒不可!)で敗れていたら、
今頃こんなにビール党にはなっていなかったかも?

さて、その元祖ピルスナーの工場見学だが、
写真撮影が有料と言われ、丁重にお断り致しました。よって写真無し!
設備やラインは日本で見たものと同じように見えたのだが、
一つ驚いたのは、見学コースから会社の事務所や会議室が見えること!
それも、「見て下さい」と言わんばかりに、通路横の窓から丸見えなのだ。
僕の関心はただ一つ。
この会社では、コーヒーの代わりにビールを飲んでいるのか否か!
…だったのだが、デスク脇にも会議室にもビール瓶は見当たらず。残念。(笑)

1時間程工場内をあちこち回った後に、地下貯蔵庫を案内してもらった。
ここでビールが保存されている樽から、直接注いで試飲させてくれるらしい。
これが本当の「樽生」だ!
小さなプラスチックのカップ1杯だけだったけど、これは珍しいものを飲ませて頂いた。
で、改めて場所を移して飲み直させてくれるのかな~?と思ったら、
「どうぞこの先もチェコの旅をお楽しみ下さい☆」と、
一方的に爽やかな笑顔で見送り始めるお姉さん。
え!お、終わりっすか!?

…って、一緒に見学してた誰もが明らかに同じことを考えていた顔をしてたのが笑えた。(笑)
同じビールを愛する者同士、生まれた国は違えど意思疎通はバッチリである。
いやー、参加費(約750円)取っといてこれはケチでしょ~、ねぇ?
あ、「お前に言われたくない」って?ごもっとも。

ブツブツ言いつつも飲み足りない僕は、工場敷地内にあるショップで飲み直すことに。
完全にこの会社の策略にハマッている気がするが…。

元祖ピルスナーのロゴ。
ピルスナー・ウルクェルロゴ@プルゼニ

そしてこれが、ピルスナー・ウルクェル。小さいグラス(0,3ml)でオーダー。
ピルスナー・ウルクェル@プルゼニ
香り高いホップの爽やかな苦味、そしてほど良いキレ。
特にこの香りと苦味は初めてだ。日本のビールとの最大の違いは、ホップにある気がする。
すごくバランスが取れていて、上品さもあって、
なるほど元祖でありながら、今もなおトップブランドとして君臨しているだけのことはあるなと。
ただ、確かに美味いし、これはビールの一つの完成形のような気もするんだけど、
個人的にはもっと荒々しく、ガツン!と来る何かが欲しいかな。
完璧なものよりも、ちょっと荒さがある方が魅力的だったりするじゃない?
そう言いつつ、このビールはこの後も2回ほどBarで飲んだ。
飽きずに何回でも飲みたくなる味ではあるんだな。

ここでは、続けてもう1杯。「コゼル」という褐色のビール。
コゼル@プルゼニ
こっちの方が安いんだけど、でもレベルが高いねぇ~。香ばしさがたまらない。

酔っ払った後、気持ちよく公園で昼寝していたら、素敵なBGMが。
青空の下のオーケストラ。
青空音楽隊@プルゼニ

続いてはプラハに戻り、有名なプラハ最古のビアホール「ウ・フレクー」へ。
なんと創業510周年!
創業510周年!@プラハ

この店は、伝統的な製法で作られる黒ビール一本で勝負している。
元々黒ビール好きなのに加えて、その頑固一徹風な感じも僕好みの印象だった。

ビールの注文は取らない。
席に座っていると、盆の上一杯にジョッキを並べた兄ちゃんがやって来て、
ジョッキが空になっている(またはまだ来ていない)客のところに次々に置いて行く。
「注げば飲む奴はいくらでもいるんじゃ!」という自信か?
実際、黒いジョッキが並んでいたはずの盆は、あっという間に空ジョッキ達に変わっていた。

飲み終わり、「もうおしまい」という時は、これでジョッキに蓋をするのがルールらしい。
空けたままにしておくと、「もう1杯だな?よしよし!」と、
兄ちゃんがまた満タンのジョッキを置いてくれちゃうからね。

これがその、伝統の黒!
伝統の黒@プラハ
濃厚~だけど飲みやすい!飲みやすいけど、濃厚~♪

賑やかな店内。ジョッキは黒一色!
黒一色の乾杯@プラハ

写真の手前にいるのは、お隣ドイツから来ていたおっちゃん達。
楽しそうに乾杯しているのを見ていたら、
こちらにもジョッキを向けてくれて、一緒に乾杯!
ビールを愛する者に、国境は無いのだ!(←しつこい)

「老舗」と聞いてカタい雰囲気かと思いきや全然そんなことは無くて、
実にワイワイガヤガヤ、楽しい店だった。
雰囲気も手伝って、1杯だけのつもりがついついおかわりしてしまった…♪
いやー、でもこの黒は本当に最高。いくらでも飲めそうだった。

この日は、さらにもう一軒ハシゴ。「ピヴォヴァルスキー・ドゥーム」という店。
ピヴォヴァルスキー・ドゥームロゴ@プラハ

地ビール醸造所直営の店で、ちょっと変り種のビールも置いてあるとのこと。
全8種類。これらを小グラスで味見させてくれる「利きビールセット」があったので、それを注文。
利きビール@プラハ
通常のラガー、黒、今月のスペシャルなどに始まり、
ヴァイツェン(小麦のビール)、チェリー、コーヒー、バナナ、そしてイラクサ(草!)…。
感想は…うん、ビールは普通が一番だ。(笑)
でも不味かったというわけじゃなくて、ちゃんとビールとして仕上がっているのがスゴイ。
ただ、特に甘いフルーツ系は、違う種類のお酒にした方が美味しそうだな…。

ところ変わって、「世界で一番美しい町の一つ」と呼ばれるチェスキー・クロムロフ。
この町の中心部にも醸造所がある。
ここも有料で見学できるとのことだったが、もう見学はいいので直営店舗に直行する。
(ちなみに、ここの見学コース体系は「試飲無し」と「試飲有り(500ml×2杯)」と両方が用意されていた。わかりやすくて良いね。)

ブランド名は、「エッゲンベルグ」。
エッゲンベルグロゴ@チェスキークルムロフ

標準のラガー&黒を小グラス(0.3ml)でオーダー。
エッゲンベルグノーマル@チェスキークルムロフ
エッゲンベルグ黒@チェスキークルムロフ
んー、なめらかな泡ですこと♪
これも美味かったけど、
ピルスナー・ウルクェルやウ・フレクーの黒と比べると、ちょっとコクが劣るかな。

尚、「世界で一番美しい」町の写真が全然ございません。
ビール飲んでから撮ればいいか~と思ってたら、
飲み始める頃からみるみるうちに曇って来て、終いには雨が降り出す始末…。
飲み過ぎな僕への天罰か?
コンディションがイマイチだったのも、このビールの美味さを半減させちゃったのかもしれない。

最後にやって来たのは、チェスケー・ブディヨヴィツェという町。
ここで作られているのが、人気ブランドである「ブドワイザー・ブドヴァル」。
アルファベットで書くと、「Budweiser Budvar」。
あの有名な「バドワイザー」の由来はここにあるらしい。

工場直営Barのコースター。
ブドワイザー・ブドヴァルロゴ@チェスケー・ブディェヨヴィツェ

まずは標準のラガーで。例によって飲み比べのため、小グラスでオーダー。
ブドワイザー・ブドヴァルラガー@チェスケー・ブディェヨヴィツェ
来ましたね~、これはかなり好み!
ピルスナー・ウルクェルに負けず劣らずバランスが取れている味なんだけど、
若干こっちの方が「ガツン」と来る感じがある…気がする。

続いて、ヴァイツェン。
ブドワイザー・ブドヴァルヴァイツェン@チェスケー・ブディェヨヴィツェ
小麦を使用したビールで、これはこれで美味いんだけど、
比べてしまうと、やっぱり僕はシンプルに大麦のビールの方が好きだな。
とは言え、ヴァイツェンの本場であるドイツで飲んでみたら、またイメージが変わるかも。

締めは黒で!
ブドワイザー・ブドヴァル黒@チェスケー・ブディェヨヴィツェ
飲んでビックリ。例の「利きビール」で飲んだコーヒー味に近い風味がした。(笑)
でも、黒ビールにはやっぱり麦の香ばしさを求めたいぞ…?

この会社は、商標権を巡って「バドワイザー」社との間で度々争っているらしいのだが、
この味を誇りとするチェコの人たちが怒るのも無理は無いかも…。
チェコの「ブドヴァル」の味を気に入っていたドイツ系の移民が、
アメリカで作って発売したのが「バドワイザー」なんだそうだが、味はまるで似ても似つかない。
バドワイザーファンには申し訳ないけど、雲泥の差と言ってもいいかもしれない。
逆にバドワイザーがあまり好きでは無い人も、是非チェコのブドヴァルは飲んでみて欲しい。
「どうしてこの濃厚な味が、あの淡白な味になっちゃうの~!?」って思うはず。

所々で「小グラスで」と書いたが、チェコでは一般的に500mlのグラスが標準で使われている。
値段はBarで500ml一杯が150円前後~。300mlなら100円前後~。
スーパーで瓶ビールを買うならさらに安い。
チェコ滞在中は、完全に水代わりと化しており、常に酒が抜けていなかった気がする…。
まさにビール好きには天国!
ただし、もしここに住んだら、飲み過ぎで本当の天国が近付くかも。(笑)

唯一の弱点は、ツマミの充実度かな。
レストランに入れば肉料理をツマミに飲めるが、先に書いた通り、1人で入っても楽しくない雰囲気。
となるとBarに入ることになるが、こちらはほとんどツマミが置いていないことが多いようだ。
ただ、ツマミが無くても美味い!のは確か。この点は、日本のビールの数段上をいくと思う。

オマケ。チェスキー・クルムロフで見つけたマリオネットたち。
マリオネット@チェスキークルムロフ

------------------------------

プラハから夜行バスに揺られ、本日よりドイツ・ミュンヘンに来ております。
世界最大のビールの祭典「オクトーバー・フェスト」で有名な、またまたビールの町ですね。
長らく続いてきた酒巡りも、これにて一旦終了の予定なので、どうぞお許しを…♪

スポンサーサイト

テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

旅日記-チェコ | 23:50:20 | トラックバック(0) | コメント(0)
そっくりなようで、違う町。
街の中央を南北に川が流れ、
西岸の丘に立つ城が、東岸の旧市街を見つめている。
…というプラハの町の構図は、まるでハンガリーのブダペストとそっくりだ。

ブダペストは西岸の丘の上からの展望がとにかく素晴らしかったのだけど、
こちらの丘は木が多かったり建物が邪魔したりで、
僕が歩いてみた限りでは、キレイに展望できる場所がほとんど見つけられず。

苦肉の策で、邪魔する木々をフレームにしてみた。
木々のフレーム@プラハ

これまた苦肉の策で、ズームで撮るとこうなった。おもちゃの町みたい。
おもちゃの町@プラハ

プラハは丘の上よりも、東岸から眺めるこの景色が一番のお気に入り。
モルダウの川辺の朝@プラハ

ブダペストを貫く川がドナウなら、こちらはモルダウ。
中高生の頃に、歌ったり聴いたりした人もいるのでは?
「美しき川よ モルダウの 青き水面は 今もなお」

こちらは夜景バージョン。
モルダウの川辺の夜@プラハ

町全体の印象は、ちょっと人が多すぎかなぁ。
店も観光客向けの土産屋やレストランがほとんどで、ちょっと落ち着かない。

どうしても「ブダペストの方が好き」になっちゃうのは、食事面。
あのワクワクしちゃうような、煮物が並んだ食堂がプラハでは見つけられないのだ。
レストランの値段もそこまで高くない(肉料理1品500円前後~)のだけど、
雰囲気的に1人で入っても楽しくないしね~。
庶民は庶民らしく、庶民的な店が好きなのですよ。

その他の写真をまとめて。

旧市庁舎の朝。
旧市庁舎の朝@プラハ
ここは昼になると、大勢の観光客でごった返す。
1人の人間も写真に入っていないのは、本当に早朝だから。「早起きは三文の…」ってやつで。

城の敷地内にある大聖堂に入ることができた。
大聖堂内部@プラハ
ただ、ここも人が多すぎて…。
教会という場所には、立派さよりも静けさを求めたいんだけどな~。

直立不動。
直立不動@プラハ

ポーズを決める像のおじさま。
ピースサイン@プラハ

黄金の虎。
ゴールデンタイガー@プラハ
「U zlateho tygra(ウ・ズラテーホ・ティグラ)」
→ 直訳で「黄金の虎」という名のビアホールのシンボル。
常連客で賑わう有名店で、15時の開店と同時に満員になるという。
たしかに、夕方に覗いてみたら超満員だった。(ド平日なのに…)
別の店に出掛けたため、ここでは飲まなかったが、楽しそうな雰囲気だったな~。

教会ライトアップ。
教会の夜@プラハ

テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

旅日記-チェコ | 16:00:13 | トラックバック(0) | コメント(0)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。