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joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

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首都でのんびり
パルミラからダマスカスに着いた翌日、近くのマアルーラという町に出掛けた。
標高1,600m強の高地にある、岩山に囲まれた小さな町。
そこに向かうバスの中で、ハッと息を呑んだ。

前日の夜に嵐があったためだろう、高い岩山の上が真っ白に染まっていた。
砂漠のイメージが強い中東のシリアで、3月に雪が見られるとは…。
町に着くとすぐに、張り切って写真を撮りに繰り出してみたが、外は超爆風。
場所によっては、カメラを構えると足がフラつくぐらい。
マジで吹っ飛ばされるんじゃないかと、久々に風に恐怖を感じた。
恐怖だけじゃなく寒過ぎたので、午前中に早々と撤退…。

この先、マアルーラ。
この先マアルーラ

荒涼の大地に薄化粧。
マアルーラ近くの平原

丘の上のキリスト教会。バックは雪原。
キリスト教会と雪山

さて、シリアの首都・ダマスカス。

古い市街地やスーク(市場)が点在する、オールド・ダマスカスが有名。
どうしても、先に訪れたアレッポと比較してしまうのだけど、
アレッポの方がより庶民的かなぁ。
ダマスカスは観光客向きで商売っ気が強いから、店のおっちゃんと漫談するのも難しい雰囲気。
物価も他の街より目に見えて高いしね。
逆に言うと、それだけアレッポの街歩きは、今思い出しても楽しかったんだなと思う。
またこの先の国で、負けないぐらい活気に溢れた市場が待っていたらいいな。

スークの脇道。
脇道@オールドダマスカス

脇道その2。
脇道@オールドダマスカス②

壁から手が…。
ノックハンド
これはドアノックに使うらしい。(イスラム教徒にとっての護身のシンボルなのだそうだ)

昼下がりの広場にて。
昼下がり@ダマスカス

で、ダマスカスの街歩きが楽しくないかと言えば、そうでもない。
残り少ないシリアのお金を有効活用するべく、食い倒れに勤しんでおりまする。

ホンモス。ゴマのペーストの上に茹で豆を載せて、オリーブオイルと香辛料をぶっかけてある。
アラブ人の朝メシの定番らしい。右のパン(ホブス)と上の漬物はサービス。
ホンモス
美味いんだけど、食べ進めるうちに、ゴマペーストがちょっとクドくなってきた。
何かさっぱりしたスープでも一品あれば、サッパリして食がガンガン進みそう。
アラブ料理には、トマト系のスープや煮込みが多いけど、これはベストマッチしそうだなと思った。

ローストチキン。これでハーフサイズ。
どこの街でも店頭で丸焼きを作ってるのを見かけるけど、これはダマスカスの有名店で食した。
ローストチキン(ハーフ)
ちょっと小さいけど、右上にあるのはニンニク入りマヨネーズソース。これが相性抜群。

左がチーズケーキもどき(ガイドブックによると、「カナーファ」と呼ぶのかな?)。
表面は少しサクッとした感じで、チーズは生地の間に挟んである。
ハチミツに漬かっているので、かなり甘め。
右はチョコクロワッサン。現在進行形で、これにハマッてます。
チーズケーキもどきとチョコクロワッサン

食べ物以外では、トルコにいる時から課題になっていた、ハマム(アラブ風呂)に行ってみた。
ミストサウナと垢すりに、風呂後のお茶が付いて日本円で約500円。(石鹸とスポンジも付き)
マッサージはあまり好きじゃないので無しにしたが、僕が行った店では約200円プラスだった。
値段は町や店によってまちまちだろうけど、トルコで行くよりはたぶん安かったはず。

感想としては…もちろん気持ち良かった。サウナ好きだし。
ただ、こちらの物価からすると高い(マッサージ好きな人ならお得感があるかも)のが気になるのと、
この値段だったら、僕の大好きな日本の温泉やスーパー銭湯に行けちゃうんだよなぁと。
そういえば、中国のスーパー銭湯も場所によっては1,000円近くしたっけ。
それだけ、日本の風呂文化は素晴らしいということ?
まぁ1回の体験だけで結論を出すのもなんだなと思うので、
またこの先の国でもお風呂系のスポットは試してみようと思いまする。

------------------------------

さてさて、本日はシリア滞在14日目。
ビザの期限は15日間なので、明日に次なる国・ヨルダンへと移動します。

シリアはだいぶお腹いっぱい楽しんだ(注:食べること意外もね!)けど、
やっぱり一番印象に残ったのは、この国の人たちの表情かなぁ。
男性も女性も子どもも大人も、アラブ人の笑顔が僕はすごく好きだな。

恐らく、シリアを訪れたことの無い多くの日本人は、
「危険な国なのでは?」というイメージを持っているんじゃないかと思う。
実際、僕が中東に行くと話したら、色んな人が「大丈夫?」と言っていたし。

そのことを、アレッポのスークで出会った土産物屋のおっちゃんに話したことがあった。
すると、「君が日本に帰ったら、そうじゃないことを伝えて欲しい。」と返された。
(日本や他の国からそのように見られているのは、当然知っている様子だった。)
僕は実際にこの国に滞在してみて、「そうじゃない」と思っている。
「テロ支援国家」のレッテルを貼られている国にして、
街を歩いていても、人と話をしていても、平和そのものに感じた。
夜に出歩いても危険な雰囲気は無いし、
一般的な犯罪に遭う確率で見るなら、もっと危ない国は他にいくらでもありそうだ。
そもそも、争いを望んでいる人なんて、世界を見渡した時にどれぐらいいるのだろうか?
たとえテロが頻発していたり、内戦真っ只中の国だったとしても、
きっと、望まない争いの中で生活を強いられている人たちが大多数なんじゃないかな。

そのおっちゃんが、最後に言った言葉が素敵だった。
誰かの言葉の引用なのか、彼のオリジナル表現なのかはわからないけど。
「I think, all of the world people are brothers.」

トルコにもシリアにも、イスラエルを憎む人はたくさんいるけれど、
イスラムの人だって、単純にあの国を嫌っている人ばかりではないってことかな。

マアッサラーマ(=バイバイ)、シリア!
シリア国旗
(ダマスカスの城跡にて。)

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旅日記-シリア | 18:13:05 | トラックバック(0) | コメント(0)
時差発生
朝9時半パルミラ発のバスに乗るつもりで、9時頃にバス会社のオフィスに着いた。
が、窓口に行くと、「「次のバスは12時半だ。」と窓口でピシャリ。
おかしいな、街中で調べた時は確かに9時半と書いてあったし、次には10時のバスもあったはず…。
「本当に無いの?それとも、たまたま今日は満員ということ?」と尋ねてみたが、
窓口の青年は半ば呆れ顔で、「12時半までバスは無い。」の一点張り。
最後は無視に近い形で他の客と話し込んでいたので、
シリアはいい人ばかりなのに、バス会社のスタッフだけはたまに対応が悪いんだよなぁ…などブツブツ言いつつ、
結局諦めて他のバス会社を当たりに行った。
(最終的に10時発のバスを見つけ、無事パルミラを後にした。)

その日の夕方、ダマスカスのスークを歩いていた時に、ふと時計が目に入った。
あれ?1時間ズレてる?
宿に戻ってから、レセプションの時計を見ると、やっぱり自分の時計より1時間進んでいる。
そう、この日がサマータイムのスタートだった。
…ということは、僕がパルミラのバスオフィスに着いたのは実は10時頃で、
だから既にバスは出発した後だったということかぁ~!と、一人納得。自分が悪かったんじゃん!

ちなみに、宿のおっちゃんにサマータイムが始まったことを確認した時に、
周りにいた2人のシリア人も、「え?そうなの?」って感じで、慌てて時計をいじってた。
地元人でも知らないもんなの?のんびりしてんなぁ~。

そんな感じで、日本には無いサマータイムの始まり。日本との時差はマイナス6時間であります。

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旅日記-シリア | 17:10:48 | トラックバック(0) | コメント(0)
朝焼けにうっとり
朝5時起床。我ながら頑張った。

三文の得どころか、これを見なきゃ来た意味無いかも?と思うぐらい、パルミラは朝が素晴らしかった。
同じぐらい夕暮れも美しいんだけど、
朝は昼間のうっとおしい客引きもいないし、観光客もまばらで、ほぼ独占状態だった。
そういえば、シリアの人は全体に朝の動き出しが遅めかも。
早起きし過ぎると、朝メシの調達に苦戦することがあるし。みんな朝が弱いのかしら?

例によって歴史のことはよくわからないけど、
果てしなく遠い昔にここに暮らしていた人々も、この朝の風景に見入ったりしたのだろうか?
長い年月の間に、どれだけたくさんの人がここを訪れ、この風景を見てきたのだろうか?
…なんてぼんやり浸ってみた。

朝のパルミラ写真。ランダムにガンガンいきます!
パルミラの朝①
パルミラの朝②
パルミラの朝③
パルミラの朝④
パルミラの朝⑤
パルミラの朝⑥
パルミラの朝⑦
パルミラの朝⑧
パルミラの朝⑨

砂漠で見つけたトカゲ君。目つきがいい。
砂漠のトカゲ

こちらは夕方。
パルミラの夕景①
パルミラの夕景②

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旅日記-シリア | 17:05:02 | トラックバック(0) | コメント(0)
差伸べられた愛の手(?)
2日目のタルトゥースは、朝からどん曇り。
昼からは雨が降ったり止んだりで、夜には嵐になった。
ちょっと体も疲れていたし、気分もどんより。近くを軽くウロウロ歩くだけで終了。

3日目は、不安定な天気ながら、晴れ間も出ていたので、
ミニバスに揺られて近くのサフィータという町に出掛けてきた。
「シリアで最も美しい」という謳い文句に誘われて向かってみたものの、
行きのバスでは強烈な雨と雹に降られ、激しく後悔したが、
着いてみるとちょうど前線を抜けたのか、パァッと空が晴れてきた。今日はラッキー♪
以降も付近の山の上にはどす黒い積乱雲がウヨウヨしており、時折雷鳴も轟いていたが、
結局帰るまでこの町の上にはやって来なかった。

僕の好きな丘の町。
謳い文句通りかはわからないけど、確かに全景はなかなか素晴らしいものだった。
ただ、トルコのサフランボルを先に見ていたせいか、ちょっと感動が薄かったかな…。
サフィータ全景①
サフィータ全景②

またも例によって、お茶に誘ってくれた兄ちゃんたち。手に持っているのは、「マテ茶」。
マテ茶で乾杯!

散歩してたら見つけた。…石橋じゃないの。岩石なの。
ROCKSTONE

そろそろ帰ろうかとぶらぶらバス停を探していた時に、
またまたお声が掛かって、石鹸作りをしている建物の中に案内された。

左に山積みされているのが、手作り石鹸。
手作り石鹸&兄ちゃんたち

写真の一番左の彼に誘われたのだけど、ここは彼の実家。
普段は、ドバイの5つ星ホテルのレストランで働いているらしい。
ドバイで乗り回しているベンツの写真がかなり立派なものだったので、かなりの金持ちなんだなと思った。

彼の車でバス停まで送ってもらった際に、サフィータで一番高いホテル(4つ星)の場所を教えてくれた。
僕は何の気なしに、「俺は貧乏旅行者だから、泊まるお金が無いよ。」と笑ったのだが、
次の彼の一言に驚いた。

「マイフレンド、お金が無いなら、俺があげようか?」

イスラムには「喜捨」(お金のあるものが無いものに恵む)の考えがあると言うけれど、
それにしても、たしかに金が無いとは言ったけど、たしかに貧乏旅行者で身なりも汚いけど、
「金をやろう」と言われたのはショックだった。
旅に出る前から、「くれ」と言われることに関しては覚悟していたけれど、まさか逆になるとは…。
しかし、去年からの恐慌でドバイの景気もだいぶ落ちていると聞くけれど、
それでも今日会ったばかりの旅行者に金を差し出せるほど裕福なのか…?
(もちろん断ったけど、彼の言い方からすると、冗談ではなさそうだった。)

結局、要らないと言ったのに、彼は僕のバス代まで払ってくれた。
日本円にしたら約40円。お茶を頂くよりも安い金額かもしれないけど、
食べ物や飲み物を頂くのとは、ちょっと意味が違う気がする。
彼には申し訳ないが、この好意は、僕は素直に喜べなかった。

------------------------------

明日は、シリア最大の観光スポットである、パルミラ遺跡へ向かう予定。
緑豊かな地中海沿岸から、一気に内陸の砂漠地帯へ入りまする。

それと最後に…、WBC日本代表、優勝おめでとう!
きっと、今日は日本中が熱狂していたんだろうなぁ…。
そこに参加できなかったことは、一野球ファンとしてすごく残念。でも、嬉しいっす。

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旅日記-シリア | 20:10:47 | トラックバック(0) | コメント(2)
イメージで悩む国
ハマを離れて、タルトゥースという港町にやって来た。

初めての地中海。
移動して来た初日は晴天で、美しい夕日を拝むことができた。

釣り人その1。
釣り人①@タルトゥース

釣り人その2。
釣り人②@タルトゥース

夕景。
タルトゥースの夕景

「バックパッカーに人気」とガイドブックに謳われている宿に行ってみたのだけど、
宿のおっちゃんがかなりぶっきら棒な態度で応対してきたので、なんとなく泊まる気が失せてしまった。
少し歩き回って、結果的により安い宿を確保することができた。
4人部屋のドミトリールームで、部屋も清潔だし、ホットシャワーもある。
でも、なぜかヨーロッパやアジアの客は全く見かけない。
初日に同室になったのは、1人がエジプトから1週間の出張で来ている50歳のおっちゃんで、
この人は少~しだけ英語も知っていたおかげで、一緒にお茶を飲んだり親しくなることができた。

そしてもう1人、イラクから来ているというおっちゃん…というより兄ちゃん?がいた。
彼は全く英語を話さなかったので、なぜこの町に来ているのかなど、詳しいことは聞けなかった。
多少身振り手振りで談笑することはあったのだけど、
僕が日記を書いていたり本を読んでいたりすると、ジーッとこちらを見ている視線を感じたり、
足が痛いとか言いながら、やたら朝遅くまで宿にいたり、
ちょっと不可解な行動が多くて、ちょっと不気味に感じてしまった。
(もちろんロックはしているが)遠出している間にザックに手を出したりしないだろうか?とか、
必要以上に警戒心を持ってしまった気がする。
本当にイイ人だったら申し訳ないのだけど、「イラク」に関しては、
今現在国内がどういう状態にあって、どんな人たちが住んでいるのか、どんな生活をしているのか、
あまりにもわからな過ぎるし、悪いイメージが強過ぎてどうしてもマイナスの目で見てしまう。
すごく良くないことだと思いつつも、ここだけは行って見ることもできないし…。

もし、イラクから来たという人と同じ部屋に泊まることになったら、あなたならどう感じますか?

ちなみに、後でエジプトのおっちゃんから聞いた話では、イラク人の彼は翌日にレバノンへ向かったらしい。
1週間の個人旅行なのだとか。
のんびり旅行と聞くと、そんなに穏やかな状況の国なのか?という気がしてしまうが…。
当然、中には色んな人がいるんだろうけど、イラクという国がますますわからなくなった…。

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旅日記-シリア | 19:44:49 | トラックバック(0) | コメント(0)
遺跡観光より散歩好き
願いも空しく、3日目のハマは朝から曇り空。
でも、2日連続でダラダラするのも嫌なので、朝イチでアパメア遺跡方面へのバスに乗り込んだ。

丘の上にある遺跡へは、麓の集落から歩いて行く。
途中、お茶を勧めてくれたおっちゃんがいたので、
まだ晴れてくる気配も無いし、お言葉に甘えてお宅に上がらせて頂いた。
本人曰く、このおっちゃんは遺跡で発掘調査を仕事にしているらしい。
「俺が見つけたコインや食器を見せてやる」と言うので、見せて頂いたのは良いのだが、
やたらと「安くするから、買わないか?日本で売ったら儲けられるぞ。」と勧めてくる。
なるほど、本業なのか副業なのかは知らないが、
こうやって通りがかりの観光客をお茶で誘って商売をしているのか…。
終いには鍵を閉められて脅されたらどうしようか?と、ちょっとハラハラしていたが、
結局「お金はほとんどホテルに置いて来てしまったから、買えない。」で逃げ切った。
それでお茶代を請求してくるようなこともなかったので、
外国人観光客と話すのを楽しんでいるのが半分、商売目的が半分だったのかな?

そのおっちゃんと、隣が息子。僕の上着とサングラスを貸してあげました。
コイン売りのおっちゃん&息子

さて、アパメア遺跡。
運良く、昼に差し掛かる頃から晴れ間が出てきた。
歴史や建物に関心の薄い人間なので、「遺跡」と称するものに大した期待は持っていなかったのだけど、
思っていたよりは「ほぉ。」という感じはあった。
特にここは、春の緑があって花があって、鳥がいて羊が歩いていて、
静かでのどかな雰囲気があるのが良かったのかも。マイナーなのか、人も少なかったし。

遺跡の様子。やっぱり日が差すだけで印象が違う。
アパメア遺跡①
アパメア遺跡②

でも、遺跡観光以上に、その後の時間が僕にとっては素晴らしいものだった。
遺跡の西側にある丘の上が、城跡になっている。
そこに登ってみると、中は迷路のような路地になっていて、人が生活している場所だった。
たくさんの子どもたちが「ハロー!」(というより、「アロー!」かな)と声を掛けてくれる中で、
僕にくっ付いて来て、道案内をしてくれる少年がいた。
城壁に立って景色が見渡せる場所に登らせてくれたり、大好きな子犬を見せてくれたり、
友達の家に案内してお茶を出してくれたり。
僕は最初、「マネー」が目的なのかな?と思っていた。
この国に入って、何度もすれ違う子どもからその言葉を聞いていたから。

あくまで今時点の考えだけど、僕はいわゆる「物乞い」の人に、何かをあげることはやめようと思っている。
たとえ小額でも、そこでお金を差し出すことによって、
お金の有無で人の優劣関係を付けてしまうような気がして、それが嫌だと思うから。
一方、好意で何か物やサービスを受け取った場合は、御礼を渡したい気持ちが生じることもある。
今後訪れる国では「バクシーシ」に悩むことになると思うけど、
自分が納得できる金額であれば、その御礼の形がお金になってもいいのかなとは思う。
ただ、個人的には、できれば現地のお金じゃない形で御礼ができた方がいい。
その1つとして、日本の5円玉を持ち歩くことにしている。

城壁で景色を見ていた時に、僕は少年に伝えた。
「案内してくれて嬉しいけど、シリアのお金はノー(渡せないという意味で)だよ。」
そう言って、僕が5円玉を差し出すと、彼は「要らない。」と首を振った。
やっぱり現地のマネーじゃなきゃダメなのか…と思い、「シリアマネー?」ともう一度聞いてみると、
彼は特に返事もせずに、また僕の先導役として歩き出した。

彼の友達の家で、一緒に写真を撮ったり、僕が撮ってきた写真を見せたりしている時に、
彼が何かに気付いて、僕のバッグを指差した。
「ベン!ベン!」
僕のペンケースを見つけて、彼は「ベン」= "pen" が欲しいと言っているようだ。
そんなに余分なペンを持ってきているわけじゃなかったので、一瞬迷ったのだけど、
ここまで一生懸命案内してくれて何も御礼をしないのも申し訳なかったので、
使い古しだけど、黒と赤の2色のペンを1本を手渡した。
その時、彼の表情がこの日最高の笑顔に変わった。
それからもしばらく遊んでいたのだけど、彼は絶対にペンを手放さずに、
嬉しそうに、大事に大事にずっと握り締めていた。

僕はその様子にちょっと打たれてしまった。
ペンも手にできない貧しさに同情したわけじゃない。
名前を尋ねた時にわかったのだけど、10歳と言う彼は、字が書けなかった。(アラビアのアルファベットも)
ペンが無いことがその理由なのかどうかはわからないけれど、
少なくとも彼は、字を書くための道具として、あるいは学ぶための道具として、ペンを求めた。
その意欲に満ちた心が、すごく美しいなと思った。

アパメアの城跡の上で。犬の隣(左)にいるのが、案内してくれた少年。
アパメアの城跡の上で

少年が連れて行ってくれた友達の家で、全員集合!
全員集合!

もう1枚。おじいちゃんと一緒に。
おじいちゃんと一緒

つまみ食い。
つまみ食い

どあっぷ。
ドアップ

ちなみに、それからも数人、「マネー」ではなく「ベン」を求めてくる子どもに出会った。
事前に調べたところでは、エジプトなどで日本のペン(特にタッチ式の)を求めてくる子どもが多いという話はあった。
エジプトの場合は、以前の日本人旅行者がたくさんペンを配ったことがあるのか、
「日本人=ペンをくれる人」と考えて(面白半分で)ねだる子どもが多いと聞くけれど…。
先に書いた通りで、お金もペンも、ただ求めてくるだけの人間に渡す必要は無いと思う。
たとえ、本当に字が書けない少年だったとしても。
何でも「言えば貰えるもの」という考えを持たせてしまうのは、ちょっと違うと思うから。
ただでさえ言葉が通じない中で、子どもに伝えきるのは難しいことだけど、
何かを渡す時は、「御礼」であることをちゃんと示すようにしようと思う。

ところで、こういう書き方をすると、「求めてくる」子どもばかり多いように聞こえそうだけど、
逆に物をくれようとする子どももいる。
例えば、僕がベンチに座って休んでいた時に、アイスを食べている子どもがいた。
こちらは「お、いいね~♪美味いっしょ?」と言うつもりで笑いかけたつもりだったが、
「食べる?」とばかりにポケットに入れてあったもう1本を差し出してきた。
これはさすがに申し訳なくて受け取れなかったが、
他にもスナック菓子や飴を1つ分けてくれるようなことはたくさんあるのだけど、
どの子も迷いが全く無くて、本当に音が聞こえそうなぐらい「さっ」と勧めてくる。
ペン1本渡すのに迷う僕とは大違い…。
これは子どもだけじゃなくて、大人もそう。
お茶を勧めてくれるおじさんがいることは散々書いているけど、
他にも今回アパメアを訪れた際には、携帯ストラップをくれるお姉さんもいたし、
遺跡で見つけたコインをくれるお母さん(これは本当にノーマネーで)もいた。
全ては、この国でとにかく良く耳にする、「Welcome to Syria!」の心なんだと思う。
純粋に、自分の国を訪れてくれたことを喜び、歓迎する。そんな人がたくさんいる国なんだ。

午後の青空ティータイムに招いてくれた人たち。
珍しく女性も写真に写ってくれた。1人「やっぱり恥ずかしい!」と言って逃げ遅れてるけど(笑)
全員集合!②

黒犬が遊ばれてます。
埋もれる黒犬

この人たちは、夕飯にも招待してくれた。
ハマに戻るバスが無くなってしまうので、断ってしまったのだけど、
正直、彼らのような地元の人たちの食事には興味があったので、本当は行きたかった…。
時にはご好意に甘えて、こういう場所に数日滞在してみるのもいいのかなぁ。

オマケで、ハマの夜景。有名な水車と、ジャーミィ。
ハマの夜景

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旅日記-シリア | 19:10:48 | トラックバック(0) | コメント(0)
子どもと女性の話
トルコ、シリアと来て、1つ印象的なのは、子どもたちの表情。
共通しているのは、笑顔が豊かで、人懐っこくて、サッカーが大好きなこと。
「浦和レッズ」とか「ガンバ大阪」とか「中村俊輔」とか知ってるんだよね。ビックリ。
シリアで少し変わったのは、小さい子から「マネー」という言葉を多く耳にするようになったことと、
日本の小~中学生の年齢でも働いている子どもが多いこと。

女性用下着を売る少年。これも1つの自由だなぁ。
下着屋の少年

クリーニング屋の兄弟。2人とも、まだ未成年。
クリーニング屋

ハマの街中に、かつての城塞跡がある。
歩いて登れる小さな丘で、上は公園になっていた。
何か歴史的なものを求めて行くとガッカリするだろうけど、
僕はそこではしゃぎ回る子どもたちを眺めているだけで楽しかった。
(と言っても、そこら中から「一緒にサッカーしよう!」と声が掛かるので、のんびりはできないけど…)
いいなぁと思うのは、多少歳が離れていても、一緒に遊んでいること。
年長の子が、年少の子を一生懸命引っ張ってあげているところとか。

また、小さい子どもを連れてピクニック(手作りの弁当を持参で芝生の上で広げたり)をしているお母さんも多くて、
子どもに急かされて一緒になって駆けずり回っている姿が微笑ましかった。
つい、小さい頃の自分と重ねてしまった。
母と一緒に、近くの公園で手作りのサンドイッチを食べたことを思い出して、ちょっとしんみり。
しんみり気分に浸っている時に話しかけてきた人には、ちょっと対応が冷たかったかも。ゴメン。

なんでもない光景なんだけど、今の日本の都会では忘れ去られようとしているシーンに感じた。
(とか言うと、すごくおっさんっぽいね。「昔は良かった…。近頃の若いモンは…」じゃないけど。)

以下、本文とは関係無いけど、ハマの町で撮った写真。

道端でティータイムのおっちゃん達。一杯ごちそうになりました。
道端でティータイム

ハデチャリ再び。カラフルスポーク。
ハデチャリその2

道ゆく少年。
道行く少年

床屋さん。
床屋

駄菓子屋さん。
駄菓子屋

買い物帰り。
買い物帰り

公園デート。
公園デート

シリアに来てからは、スークなどで人と交流するのが一番楽しいと感じるのもあり、
つい人の写真ばかり撮っている。
でも、気付いている人も多いかもしれないけど、女性の写真が非常に少ない。
と言うのも、アラブの男性の人懐っこさに対して、
女性は非常に「引っ込み思案」なのである。
確かに、男女の交際が認められないイスラムの世界で、
肌や顔の露出も控えなければならない敬虔なムスリムの女性は、
写真を撮られることを嫌う人も多い。(時には男性でも、特に年配の人の中には嫌がる人もいる。)
撮るつもりはなかったのに、カメラを手にぶら下げたまま挨拶をしたら、
同行の旦那さんに「早く行け!」と怒られたこともあった。
(それはそれで、見知らぬ旅行者の男から大切な人を守ろうとする男らしい姿が、微笑ましく見えたけど。)
でも、彼女らも男性陣と同じで、海外の人間に関心が無いわけじゃないんだと思う。
多くの人は、こちらから笑いかけたり挨拶すると恥ずかしそうにするんだけど、
顔は笑ってて、すれ違った後もちらちら見られているのがわかる。
また、ちょっと度胸のある子は、向こうから(遠慮がちに、小声で)「ハロー」と言ってくることもある。
そういう時の「きゃーどうしよ~」と言う感じの、照れまくりの笑顔がすごく可愛らしいんだな。
そんなわけで僕の中では、宗教上の要因もあれど、
アラブの女性は照れ屋さんだから写真に撮られたがらないのだということにしている。
たとえ応じてくれたとしても、あの照れ笑顔を写真に収めるのは難しいな。
見てみたくなった人は、ぜひ一度訪れてみると良いでしょう。(笑)

------------------------------

ハマに来て2日目。本日は雨天なので、のんびり更新中…。写真もアップできた。
明日は近くの有名な遺跡を見に行きたいので、晴れて欲しい!

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旅日記-シリア | 18:40:47 | トラックバック(0) | コメント(3)
たまにはちょっと、無理しても動く。
シリア3日目の朝。
昨日のことに負けじと歩き出してはみたが、体は重かった。
正直、今日は1日楽しめないまま終わるのかと思っていた。

旧市街に入ったところで、おっちゃんらに声をかけられ、
シャーイ(お茶)やアラビックコーヒーをご馳走になった。
甘ったるくて濃い味が、なんだかホッとする。
そして僕と話すおっちゃんらの楽しそうな顔を見ていたら、なんだか元気が出てきた。

「シュクラン!(ありがとう)」

今日だけは、疲れに負けず歩き出した自分も少し褒めようかな。

その後は、昨日決めた通りスークへ向かった。
食料品以外の売り場をゆっくり歩いていなかったので、そっちを中心に。
多少英語の話せる店を見つけては、
シャーイを頂きつつ、簡単なアラビア語を教えてもらいつつ、談笑を楽しんだ。
小物屋にスカーフ屋、なぜかウェディングドレス屋にまで居候した。(笑)
まだまだ覚えた言葉はほんの少しだけど、
少しずつ、アラビア語とアラブの人たちに対して、
恐怖感というか、抵抗が薄れていっているのがわかる。
シリアに馴染めてきている感じがして、ちょっと嬉しい。

スークの様子。薄暗くて、狭くて、混沌とした感じ。
スーク@アレッポ

香辛料屋さん。
香辛料屋

ウェディングドレス屋さん。
ウェディングドレス屋

スカーフ屋さん。
スカーフ屋

スークから外に出て…裏路地の様子。
裏路地@アレッポ

道端で見つけたチャリ。ド派手。
ハデチャリ

アレッポ城。結局中には入らずじまい。
アレッポ城

かいーの。
痒い子ども

プロジェクトX。(もう古いか)
プロジェクトえっくす?

夕暮れのアレッポ。
夕暮れアレッポ

時計塔。
時計塔@アレッポ

------------------------------

ちょっと更新が滞り気味…。
無線LAN天国だったトルコに対して、シリアは回線が遅く、
しかも他の物価に対してネット料金が高い!
ということで、とりあえず文章だけアップして、
写真はまた後日としてます…。(⇒1日遅れでアップ完了!)
今後も恐らく、国や地域によってそういうこともあるので、
多少更新が遅れててもあまり心配しないで下さりませ。

今日はシリアに入って4日目。
最初に滞在したアレッポという町から、ハマという町に来ています。
なかなか居心地も良さそうだし、3日ぐらいは滞在する予定。

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旅日記-シリア | 21:51:07 | トラックバック(0) | コメント(0)
伝わらない御礼
シリア2日目は、アレッポから日帰りで、
セルジッラーという1,500年前に打ち棄てられた廃墟の町を見に行った。
ここは平原のど真ん中でバスも通っていないため、
タクシーを使うのでなければ、ヒッチハイクでないと辿り着けない場所。
結局、行きは2台のバイクに乗せて貰って無事に着くことができた。
いちおう、ヒッチハイクは人生初なんだけど、
ヒッチしたと言うよりは、1人歩いていたら向こうから誘ってくれたのだけども。

1,500年の歴史に感動したと言うよりは、
自力で辿り着けたことの方に感慨を覚えていた。
(大したことじゃないとは言え、何でも「初めて」ってのは嬉しいもので。)

廃墟の町・セルジッラー。
セルジッラー

道中で出会った、テントで生活する人たち。快く写真を撮らせてくれた。
テントでの生活

帰りは、行きと同じくぶらぶら歩いていたところ、
トラックが止まって、アレッポまでの帰りのバスが出る集落まで乗せてくれることになった。
景色のいい場所では「写真撮るか?」と気を遣ってくれたり、すごく感じのいいおっちゃん達だった。

乗せてくれたトラックのおっちゃん達。
トラックのおっちゃん×2

降ろしてもらう際に、何も御礼をしなくていいのかな?と思った。
バイクのおっちゃん達にもお金は渡していなかったし、
このおっちゃんらも特に要求はしてきていないけど…。
そこで、例によって持って来ていた日本の5円玉を渡すことにした。

おっちゃん達が首を傾げた。
最初は、何かわからないのかな?と思ったけど、そうではなかった。

「これじゃなくて、シリアのマネーをくれよ」

ほとんどジェスチャーだったけど、「シリア」と「マネー」という言葉で意味を汲み取った。
僕は結局、50SPを渡して別れた。
日本円にしても、100円そこそこの金額。渡して惜しいとかではない。
払うことが「最初から」わかっていたなら、別に良かった。
5円玉に込めた御礼の気持ちが伝わらなかったことと、
結局「お金」じゃなきゃダメだったんだってことが、悲しかった。
別に彼らを悪く思ったとかじゃなく、いい人たちだったから尚更、
最後の別れ際に、コミュニケーションが取れていなかったのに気付いたことに、
しかも、そのきっかけが「お金」だったことに、なんとも言えない疲れを感じた。

すごく、嫌な疲れだ。
ちょっとした会話ができないことで、理解のズレが生じたり、
例えば「ボラれてるんじゃないか?」というような疑念が自分の中にできてしまう。
それは全部自分のせいで、自分が嫌になって来る。
そう考え出すと、外に出るのが億劫になってくる。また疲れるのが怖いから。
動かないことが、一番楽じゃないかと思ってしまう。
…そうやって、「沈没」しちゃうパターンもあるんだろうか?なんて考えた。
でも、まだ自分は負けちゃいけないな。
今回のこともそうだし、仮にボラれるようなことがあったとしても、
それは「授業料」と思うようにしよう。
明日は丸一日スークを歩いて、会話の練習をすることに決めた。

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旅日記-シリア | 21:50:55 | トラックバック(0) | コメント(0)
またまた温かい国
寒いけど温かかったトルコに別れを告げ、シリアにやって来た。
出入国はあっけないものだった。
トルコ出国やシリア入国の審査では何も聞かれないし、
シリア入国時はいちおう荷物検査があったけど、
とりあえず開けただけで中身はまるで見ちゃいないし。

バスは正午にアレッポの町に到着した。
宿を確保した後、有名なアレッポ城でも見ておこうと散策に繰り出した。

城までの道中に、スーク(市場)があるのを知っていたので、
せっかくだし通って行ってみることにした。
が、最初に見つけた食料品の青空市場に踏み入れた途端…

お!ヤバーニ(日本人)?ちょっと座って行けよ!ワハハ!
これ食ってみろ!美味いか?ガハハ!
カメラ持ってるだろ?俺も撮ってくれ!グハハ!

…城に辿り着けたのは夕方。
それから中に入るのも勿体ないから、結局外周だけ歩いて帰って来ましたとさ。
まぁ、たぶん城の見学より楽しかったと思うからいいけど。

八百屋さん。
八百屋

魚屋さん。と、覗き見する少年A。
魚屋

チーズ屋さん。
チーズ屋①

また別のチーズ屋さん。
チーズ屋②

ハチミツ屋さん。蜂の巣そのまま。
蜂蜜屋

たぶん、肉屋さん。手前にあるのは…
肉屋(たぶん)

こっちは確実に肉屋さん。主に鶏肉と羊肉で、脳みそから足先まで、揃ってます。
肉屋

噂には聞いていたけど、
トルコに負けず劣らずの温かさ、人懐っこさを持っている人たちなのはわかった。
ただ、同じではない。(どっちが良いとか悪いとかではなく)
トルコよりも「わからない」ところに来た気がした。
言葉や人の身なりも、イスラムの色が一気に濃くなったことで、そう感じたんだと思う。
そのせいか、楽しいんだけど、ちょっとまだ自分の体がビビッてる感じだ。
半分が知らない世界への怖さで、もう半分がワクワク感かな。ゾクッとするというか。
僕が「中東」に来るにあたって求めていた感覚…、まさにこれだなと思った。

余談。初日から色んなものを(半ば強引に勧められ?)頂いたせいか、
2日目は多少腹を下しましたとさ。
ちょっと意外(?)だったのは、アレッポに関しては、水道水の質がいい。
食堂などでは水道水がそのまま出されているようだけど、
僕は今のところ飲んでも大丈夫。味も至って普通。
※僕の場合は、某C国で鍛えられているだけかもしれません。
 誰が飲んでも問題ないかどうかはわからないので、くれぐれも自己責任でよろしく!

オマケ。世界のブリヂストン。
世界のブリヂストン

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旅日記-シリア | 21:42:36 | トラックバック(0) | コメント(0)
大事なこと
ギョレメからアンタクヤへのバスチケットを買ったときのこと。
バスオフィスの兄ちゃんと値段交渉をしていたのだけど、
ちょっとしたことで話が噛み合わなくなった。
兄ちゃんは英語で話しているが、僕は彼の話す中で重要な単語をうまく聞き取れなくて、
また、自分自身も言いたいことを伝える単語が出てこない。

あぁ、イライラする。
もう無理だ、辞書を出そう。
そう思って僕はバッグをガサゴソやっているんだけど、パッと取り出せなくて、ますますイライラする。
兄ちゃんは僕が何をしているかわからないから、まだ英語で畳み掛けてくる。

「Just moment!!」

そう言うと同時に、僕は思いっきりデスクを叩いていた。
自分でも驚くほど、「バァン!」と大きな音を立ててしまった。

兄ちゃんはキレた。
僕の首根っこを掴んで、店の外につまみ出そうとした。
僕は抵抗したけど、体が数倍でかいトルコ人の若い男には敵わない。
うまく聞き取れなかったけど、「二度と俺の前にツラを出すな!」と言っていたんだと思う。
そう言って、兄ちゃんは僕を外に投げ出し、オフィスの扉を閉めた。

僕は再びオフィスの扉を開けたが、もう完全にキレている兄ちゃんは、まるで話を聞こうとしない。
今にも殴りかかりそうな剣幕で、僕の前に立ってきた。
隣のオフィスのおじさんが気づいて、仲裁に入ってくれた。
バスの到着までまだ数時間あったこともあって、
「今はとりあえずここを離れなさい。また後で来れば大丈夫だから。」と僕に諭すように話してくれた。

冷静になって、考えてみた。
僕はトルコ語はもちろん、英語もロクに喋れないけど、今ここにいる。
日本でも中国でもない、トルコという異国に。
たしかに、僕はバスの乗客で、彼はオフィスの人間。
でも、だからって、僕は偉そうに吠えたり、ましてや机を引っぱたくことができる身分だろうか?

つまみ出されて当たり前だった。僕の態度は、明らかに傲慢だった。
もし、これが全く別の国で、僕が同じ態度を取っていたら…、
同じように相手を怒らせたとして、その時、相手がナイフや銃を持っていたら…?
恐ろしいことだけど、有り得ない話じゃない。

いつの間にか、大事なことを忘れていたのかもしれない。
トルコの人たちの優しさに、甘えてしまっていないだろうか?
尽くしてもらうことが当たり前になって、上から目線になってしまっていないだろうか?
だとしたら、それは大きな勘違いだ。
同じ立場の人間であることを、忘れちゃいけない。
助けてもらってここにいられることを、そのことに感謝する気持ちを忘れちゃいけない。

2時間後に、僕は再びオフィスを訪れた。
「I'm sorry」の一言を、彼はちゃんと聞いてくれた。
ちゃんと和解ができたのかはわからないけど、彼は大事なことに気付かせてくれた。
だからもう一言、「ありがとう」。

かくして、僕は無事バスに乗ることができ、今朝アンタクヤの町に着いた。

乗り継ぎで立ち寄ったネヴシェヒルという町のターミナルで出会った兄ちゃんたち。
ネヴシェヒルのオトガルで
左の兄ちゃんは、この後途中まで同じバスで移動した。
ネヴシェヒルに遠距離恋愛中の恋人がいるらしく、会いに来ていたらしい。
携帯のトップ画像がツーショット写真で、そこにキスをしまくっていた。お熱いね…。
ちなみに、こう見えて(失礼)僕より3つも若いらしい。

アンタクヤは、何があるわけでもないけれど、とてもローカルでのんびりした町だ。

ジャーミィ(イスラム協会)の近くを歩いていたら、
今からお祈りに入ろうとしているおじさんが、「入ってみるか?ノープロブレムだ」と声をかけてきた。
僕は他の人の真似ごとをして、足や顔を洗い、おじさんと一緒に中へ入ってみた。
中はとても静かだ。
お祈りの仕方はわからないが、正座をして、目を瞑っていると、なんだか神聖な気分になってくる。
神に祈ってもウソッパチになってしまうから、僕は代わりにこのトルコでの2週間を振り返った。

そう、まだ旅に出てたったの2週間。
なのに、予想していたよりもずっとずっと濃厚で、もうイスタンブールにいたのは遠い昔に感じている。
僕がここで見ることができて、出会うことができて、感じることができたことが、
この先の人生でどういう意味を持つのかはわからない。
でも、来て良かったな。
景色も、食べ物も、人も、来なければ出会えなかったものが、たくさんあったから。
実に当たり前のことなんだけど、「良かった」と思う理由なんて、それだけで十分な気がする。

お祈りを終えて外に出ると、おじさんが手織りのポシェットを差し出してきた。
中央アジア(ウズベキスタンだったかな?)で買ったものらしく、僕へのプレゼントだと言う。
なんだか、涙が出そうだった。
トルコの人たちの優しさや温かさには何度も触れてきたけれど、
本当に、どうしてこんな出会ったばかりの外国人に、こんなに優しくできるんだろう?
おじさんはコイン集めを趣味にしているらしい(たくさんの外国のコインを見せてくれた)ので、
お返しに、僕は日本から持ってきた5円玉を手渡した。

明日の午前中には、シリアに入国予定。初の陸路国境越えであります…。ドキドキ。

トルコ最終日に、思い切って入ってみた宿の近くのバー。
これさえあれば、いつでもどこでもワタクシは幸せになれます。
樽生エフェス!

ギョルシュルズ(=またね)、トルコ!
カイセリ城のトルコ国旗
(カイセリ中心部の城跡にて。)

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旅日記-トルコ① | 21:30:13 | トラックバック(0) | コメント(3)
大奇岩地帯にて。
カイセリからカッパドキアまでは2時間弱。
15時頃には宿を取るギョレメの町に到着した。

歩き方を見ながら宿探しをしていたら、サフランボルで出会った韓国人のJung君に偶然再会した!
彼は僕より2日早くカッパドキアに来ていたが、今の宿が今一つお気に召さなかったらしい。
同じく宿探しをするところだったと言うので、
一緒にガイドブックを見ながら、ドミトリーのきれいな宿を確保した。

部屋の写真。特に指定したわけじゃないけど、カッパドキア名物(?)の「洞窟部屋」でした。
洞窟部屋

空は相変わらずの快晴。初日からきれいな夕焼けが見られそう!
Jung君の案内で、近くの丘の上に登った。

すごい。スケールがでっかすぎて、溜め息しか出ない。
でっか過ぎて、写真に収めきれていない気がする。
ギョレメの丘の夕景①
ギョレメの丘の夕景②

丘の上で出会った、フランス人の兄ちゃんたち。
夕景を見ながら、片手にビール。う、うらやましい…!
フランスの旅人@ギョレメの丘
彼らはテント泊で旅をしているそうで、もう1週間近くシャワーを浴びてないとか。
「臭い!汚い!でも明日も夜行バスに乗るから洗えない!」とか自分で言って笑ってた。
これからトルコの西に抜け、そこで自転車を購入し、約2ヶ月をかけてフランスまで帰るそうだ。
なるほど、途中から自転車を買って旅をするってのも、面白そうだ。
僕もちょうどその頃にフランスに辿り着くかもしれない。連絡を取り合って、また会いたいな。

翌日、朝は小雪が舞っていた。
悴む寒さの中、Jung君は次なる町へ旅立って行った。
この後、彼は地中海沿岸を約1週間旅した後、韓国に帰る。
そして、3月末に学生を卒業し、4月からは1年半の兵役が待っているそうだ。
どんな気分なのか聞いてみたところ、「嫌だよ。当たり前でしょ?」と言う。
彼だけではなく、喜んで行く人は少ないのだそうだ。
どれほど厳しい世界なのかは、僕にはわからないが、
ただ、「僕には経験できないこと」なのは確か。(経験してみたいとは思わないけど…)
きっと、僕の人生では得られない何かを得て、彼は帰って来るんだろうな。頑張って欲しい。
兵役が終わったら、日本に行きたいと言っていた。
その時は、勝手に厳選!ニッポンの美食&温泉ツアー☆にでも連れて行ってあげようと思う。

雪はすぐに止んだものの、天気は今ひとつ回復せず、2日目は近場をぷらぷら歩いて終了。

ちょっとだけ晴れた時に撮れた写真。
ウチヒサルという小さな町で、見た目はまるで要塞。
この上から見る眺めもいいけれど、僕は外から眺める方が好き。カッパドキアで一最も気に入った場所。
ウチヒサルの景観

3日目に、再び快晴に恵まれた。
晴れたらやりたいと思っていたことはただ一つ。この旅最初のサイクリングであります!
レンタサイクルは8時間で12TL(≒700円。3TL値切った)。
ちょっとボロくてギヤシフトがあやしいマウンテンバイクだが、まぁ良し。レッツゴー♪



…ゼーハーゼーハー。

自転車って、こんなにキツかったっけ…?
午後にはもうバテバテ。ちょっとした緩い上り坂でも押して歩く有り様。
上りの度に、二度とチャリでなんか走りたくないと思った。
が、下り坂で風を切るたび、全てを忘れてテンション最高でシャウトする。単純なもんだ。
学生の頃、北海道を1週間チャリ旅行したのを思い出した。
あの時はママチャリで、しかも重量たっぷりのバックパックを持ってたんだよな…。
当然キツかったけど、もうちょっと上り坂も走れていたし、体力あったんだなぁ~。

またチャリ旅をしたいなぁと思う。
なんで好きかって、自転車には自転車でしか見られない景色があるから。
それと、↑で書いたような下り坂などで風を切る爽快感と、
何より、1日走りきった後のビールがんめぇ!
この日も、初日に登った丘の上で夕日を見ながらグビリ。た、たまらん…!
まずは、減量と体力&脚力のアップが不可欠だな。この旅の目的、1個追加で。(笑)

写真をランダムに…。まずはカッパドキアらしい奇岩の風景。
カッパドキア奇岩風景①
カッパドキア奇岩風景②

ラクダさんと岩山さん。
ラクダと岩山

トルコ国旗って、カッコいいんだよなぁ…。日本と同じ赤と白だから、なんか落ち着くのかな?
岩山とトルコ国旗

信号機。
信号機

荒涼とした感じ。
荒涼平原

陶器で有名な、アヴァノスという町。非常にのんびりした雰囲気。
アヴァノス①
アヴァノス②
アヴァノス③
アヴァノス④

ユルギュプという町の広場。
像の写真を撮っていたら、おっちゃん達が「わしらも撮ってくれんかのぅ?」と…。
ユルギュプのおっちゃん達

この日の昼メシ。定番、チキンケバブ。
チキンケバブ

1日乗り回した自転車。
センタースリックタイプのタイヤを選んだんだけど、鉄フレームだったようで超重たかった…。
ちなみにメーカーは、"Bianchi"でした。
レンタサイクル@カッパドキア

最後に、再び丘の上で夕焼け。と、なついてくれたワンちゃん。
夕焼けだワン!

4日目は、眠い体を起こして朝焼けを見に丘の上へ。
サクッと景色をカメラに収めて、戻って二度寝。

朝焼けのウチヒサル。(気に入ったので、トップ画にも採用!)
朝焼けウチヒサル

起きたら、空は薄雲っていた。これでまずテンションダウン。
それでも歩き出してみたが、足がダルい。昨日の疲れがかなり残っている。
そんなテンションでギョレメの屋外博物館を見学に行ったのだが、ビミョーな感じだった。
ある旅写真家が言っていたが、長期の旅には適度な休息日が必要だという。
どんなに素晴らしいものを見に行ったところで、
体が疲れて感性が鈍っている状態では、得られたはずの感動も得られなくなってしまう。
この博物館も、僕が単に歴史や宗教の知識が乏しいから何も感じなかったわけじゃなくて、
内容自体は素晴らしいものだったと思うんだ。
ただ、それを「感じる」準備が、この日の僕には無かったということ。勿体無かったな。

そして今日は5日目。朝から大雪が舞っていたので、だらだらブログを更新しているというわけ。
ようやく止んできた。これからちょっと散歩に出ようと思う。

今夜のバスで、アンタクヤという町に移動する予定。
トルコの東部アナトリアにも行ってみたかったけど、まだ寒さが厳しそうなので、
ちょっと早いけど南へ…次の国・シリアに向かおうかなと。
でも、トルコのメシが食べられなくなるのが寂しい!(笑)

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旅日記-トルコ① | 12:00:57 | トラックバック(0) | コメント(0)
ちょっと寄り道、普通の町
アンカラには21時頃に到着し、そこからカッパドキア行きの夜行バスに乗り継ぐはずだった。
事前に調べていたバス会社の窓口へ行き、値段を聞いてみる。
25TL(トルコリラ)。これは思っていたより高い。
他の会社の窓口もあたってみるが、どうやら夜行はその1社しか走らせていないようだ。
でも、昼発の便はたくさんあって、値段を聞いたら15TL。夜行より10TLも安い。
これをネタに、再度夜行の会社に行って値段交渉を試みる。
…が、窓口のおっさんは、まるで取り合おうとしない。
1社独占状態なのもあるだろうが、
大荷物を背負っている僕を見て、「どうせ最後には乗るしかないだろ?ふふん!」とでも言いたげだ。
完全に足元を見ているようなおっさんの突っぱねた態度に、僕はカチンと来た。
そう来るなら、こっちも意地がある!意地でも乗らねーぞコノヤロー!

…さて、とは言えアンカラに留まって昼の便を待つのは時間がもったいない。どうするべ?
他に近くに面白そうな町はないものかとガイドブックを捲っていたら、
当初計画時に、カッパドキアの次に隣の「カイセリ」という町に寄ろうと思っていたのを思い出した。
もし値段が合えば、先に行ってしまうのも悪くない。
聞き込みを開始すると、午前2時発の便があることがわかった。しかも、値段は15TL!
カイセリからカッパドキアまでは、高くても10TLあれば行けるはずだ。
直接カッパドキアに行くのと同値で、1ヶ所寄り道できることになる。
しっしっし、ザマーミロクソオヤジ!

がしかし、カイセリ行きのバスが2時を過ぎても現れない。
乗り場を間違えたか?いやいや、バス会社の人が乗り場番号を丁寧に書いてくれてるし、
ただ遅れてるだけだろう。あ、でも乗り場が変わることもあるのかも?
…と落ち着かない僕は、辺りにいるおっちゃんに「ここでいいのか?」と尋ねまくった。
おっちゃん達曰く、「まぁちょっと待ちねぇ。遅れることは多いから。」
結局は、15分遅れ程度で到着した。
時間の狂いが少ない、日本的感覚に慣れ過ぎなのかなぁ?
「乗り場変更」とか「時間変更」とか、言葉がわかれば大して不安じゃないんだろうけど…。

カイセリは、きれいな町だ。
町の向こうには4,000m近いでっかい山がどーんと立っている。
快晴なのもあって、きれいに見えていた。(でも逆光で良い写真が撮れず。残念。)
でも、それだけかな。街中に古い城壁やモスクが多少残っていたりはするけど、
特別他の町と違う何かがあるという感じではなかった。

商店街を歩いていたら、少し英語の喋れるおっちゃんに、
「ちょいと座ってチャイでも飲んでいきねぃ」と、ベンチに誘われた。(チャイは奢って頂いちゃった。)
彼曰く、「この町には外国人旅行者がほとんど来ないんだ。」とのこと。

夕方にはカッパドキアに行って宿探しをしたかったので、
昼飯を食べたところでオトガル(バスターミナル)に向かうことにした。
市内バスに乗り、お金を払おうとしたら、バス券制だったらしい。そりゃわからんかった!
すごすごと降りてバス券を買ってくると、バスはまだ待っていてくれた。
バス内では、僕のでかいバッグを見たおっちゃんが、席を詰めてくれた。
オトガルに着いた時も、「ここだぞ!ここだぞ!」と、一生懸命になって伝えてくれた。
僕はバスが去るまで、手を振って見送った。

カイセリのオトガルでは、入口で金属探知機を通された。
中国では必ずあったけど、トルコではここが初。
このため、一度構内に入ってから外に出た場合は、通常は再度検査が必要になる。
バスを待っている間に、景色を見ていた。
オトガルに入ってから気付いたけど、町と反対側の景色がとても綺麗だった。
バスの出入口から出て行ってちょっと写真を撮りたいのだけど、
そこから人が出入りしないよう、警備のおっちゃんがしっかりガードしていた。
ダメ元で、ちょっと出してもらえないか聞いてみると、あっさりOKをくれた。
ついでに、「俺も写真撮ってくれない?」と来た。

写真を撮ってあげた警備のおっちゃん。トルコの長距離バスはかなり綺麗で、椅子もゆったり快適。
警備のおっちゃん@カイセリのオトガル

外に出て撮った踏切の写真。白い遮断機がすごく空に映えるな~と思って。
ホワイト遮断機
カイセリの踏切

確かに、観光という面では魅力に欠ける町だったかもしれないけど、
トルコの「普通」がすごくいいなぁ~と感じられる場所で、僕は訪れて良かったと思う。

オマケ。昼飯に食べた、カイセリ名物のマントゥ。
イスタンブールで食べたものと違い、こちらはトマトソースで、ヨーグルトソースも別皿で出された。
マントゥ@カイセリ

なんか更新のタイミングが常に後追いになってる…。(実はこの記事は2日前の話)
今はまだカッパドキアにおります。明後日まで滞在する予定。

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旅日記-トルコ① | 23:30:35 | トラックバック(0) | コメント(0)
お散歩天国
サフランボルには3日間滞在して、うち2日目と3日目には晴天に恵まれた。

ここは、僕の大好きな丘の町。
日本では、北海道の美瑛や広島の尾道などを歩いたことがあるけれど、
坂を上ったり下りたりする度に違う景色が広がったり、
路地裏を歩くごとに小さな発見があったり、
時間によって同じ場所が違う雰囲気に変わったり、楽しみがたくさんある。

ということで、まずは風景写真。
サフランボル風景?
サフランボル風景?
サフランボル風景?
サフランボル風景?

2日目は主に、宿で知り合ったぼぉさんに案内をして頂きながら、街を歩いた。
(了承を得ていないので、勝手ながらニックネームで載せさせて頂きます。)
ぼぉさんは僕より2つ年上で、同じく仕事を一時ドロップアウトして来ており、
サフランボルが気に入って約1週間滞在しているとのことだった。
彼はデザイン系の仕事を専門にしているだけあって、
「美しい」ものや「カッコいい」ものを見つけるセンスがスゴイ。
同じ場所を歩いているのに、僕が見つけられない部分をたくさん見つけて写真に収めていた。
それともう1つ、コミュニケーションの楽しさや喜びを知っていて、
自らの全身を使ってその場を作り出せる人。
おじさん、少年少女、青年、色んな人が寄ってきて、
一緒にチャイを飲んだり、写真を撮ったり、ハシャいだりする時間があった。
それはきっと、ぼぉさんと一緒にいると楽しいから、なんだと思う。
サフランボルに住む人たちの人懐こさもあるけれど、
僕一人じゃこんなにたくさんの人と交流することはできなかっただろうな。
テシュキュルエデリム!(ありがとうございます!)

これは小学校。トルコでスポーツと言えば、なんと言ってもサッカーが熱い!
サフランボル小学校

サフランボルの子どもたち。みんな写真に写りたがり!
サフランボルの子どもたち?
サフランボルの子どもたち?
サフランボルの子どもたち?
サフランボルの子どもたち?

余談。4番目の写真の子どもたちに、あるサイン(右手で作るポーズ)を教えてもらった。
どうやら、S○Xの意味らしく、僕がそのサインを作ると超嬉しそうにはしゃいでた。
が、学級委員系(?)のしっかり者のお姉ちゃんが走って来て怒られてた。
僕が構わずサインを出し続けていると、慌てて「No!No!」と叫んでた。よっぽど怖いんだな。(笑)
10歳ぐらいの悪ガキが下ネタ大好きなのも、女の子が強いのも、きっと万国共通だね。

サフランボルは、温かさで溢れている。
伝統的な造りの家々とか工芸品から温もりを感じる。
それらを造り、守り続けている人が温かいからだろう。
どうしてもイスタンブールと比べてしまうけど、
あちらですれ違いざまに話しかけられたりすると、
「何か裏があるのでは?」なんて勘ぐってしまうのに対して、
ここはそんなことを微塵も感じさせない笑顔をみんなが持っている。
こちらまで、心が洗われていくようだった。

でも、もしかしたらイスタンブールだって、昔はここの同じような温かさがあったのでは…?
サフランボルは、まだ観光客が少ない町だからこそ、保てているのかもしれない。
この町には、ヨーロッパからの観光客も少ないし、日本からのツアー客もほとんど見なかった。
日本や中国でも、観光地化された町をたくさん見てきたけれど、
いずれも、「客」が絡むことで変わってしまった部分が大きいように思う。
お金を落とす客に対して、町は変わっていく。
変えていくことで、金銭的には豊かになるかもしれないけど、失ってしまうものも大きいことが多い。
この素敵な町を、たくさんの人に訪れて欲しいと思う気持ちがある反面、
変わらないで欲しいという気持ちがあって、それは果たして両立できるものなのだろうか?と悩む。

3日目に丘の上から眺めていたら、ちょっと古びた集落を見つけて、行ってみようと思った。
が、近寄ってみると、たくさんの犬がそこを守るように徘徊していて、
ある程度以上近づくと吠え立てられ、結局歩くことができなかった。
残念だったけど、それで良かったのかもしれない…とも思うんだ。
観光客が立ち入れない場所があってもいいんじゃないかって。

僕は今日の夕方から、カッパドキアのギョレメというところに来ています。
次に行く場所も決めてないし、見どころも満載のようだし、しばらくここで滞在するかも…?

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旅日記-トルコ① | 20:18:14 | トラックバック(0) | コメント(0)
ビールから始まって…
今はサフランボルの町を離れ、アンカラという町のバスターミナルに来ています。
次の町へ向かうバスの乗り換え待ちです。

少し話は遡って、サフランボルに向かう夜行バスに乗るまでの話。

バスの出発まで時間があったので、ターミナル内の食堂で一品料理をツマミにビールを一杯やることにした。
…と言っても、トルコの食堂は、一部の店(バーのようなところ)を除き、酒類を置いていないことが多い。
そこで、近くの売店で売っていた缶ビールを持ち込ませてもらえないかと頼んでみたところ、
店内はダメだけど、外の席ならOKという話になった。(ちょっとゴリ押しだったけど…)

まずは頼んだ煮込み料理を一口。んん、ギュゼル!(GOOD!)
そしてキンキンに冷えたビールを一口…
「ぶはぁ~!」
1日歩いてヘトヘトだったのもあり、僕は一瞬で幸せの絶頂に達した。

…と、これを通りがかりの人や店員さんがクスクス笑いながら見ていた。
きっと、料理をツマミに酒を飲むとか、大っぴらに酒を飲むのが珍しいのかな?
みんな興味深々に話しかけてきたので、「(トルコ語でよくわからないけど、)
俺はほろ酔い気分で「美味い!」のサインを連発し、一緒になって笑った。

注文した羊肉(たぶん)の煮込みとエフェスビール。ちなみに、パンは食べ放題。
羊肉の煮込み&エフェスビール

ビールを飲んだせいで、トイレに行きたくなった。
トルコのトイレは有料が多いのだが、トイレ代で水が1本買えるので、できるだけケチりたい費用である。
そこで、ちょっと早めにチケットを買ったバス会社のオフィスに行ってみた。
中にいた兄ちゃんに「Tuvalet!(トイレ)」と言うと、
人差し指で「シィー!」のポーズを取り、こっそり(?)2階に付いて来いと言う。
兄ちゃんは、2階の待合室でチャイ(お茶)を運ぶ店員さんだった。
トイレは3階にあって、階段への扉に鍵がかかっていたのだが、
(社員専用なのか、本当は有料なのかはわからなかったが、)結局はタダで使わせてくれた。
半分は御礼のつもりだったけど、まだ時間もあったので、チャイを1杯注文した。
兄ちゃんは英語もほとんど知らなかったが、ノリノリで僕にトルコ語を教えようとしてくれた。
身振り手振りと手書きメモで何個かの言葉を教わると、
お返しに僕はトルコ語のメモの横へ日本語のひらがなとローマ字読みを書いて渡してあげた。
すると、これまたノリノリで読んでくれた。
その彼の笑顔を見ていると、自然と顔が綻んでしまった。

トルコのチャイ。お好みで角砂糖を溶かして飲む。ほろ苦さと甘さが落ち着くんです。
トルコ式チャイ

そんなやり取りを見て、ちょっかいを出していたおっちゃんが一人。
この人が、偶然バスで僕の隣席になった。
眠かったのに、寝るのも忘れて話し込んだ。(例によって、身振り手振りで)

気さくなおっちゃん。おかげさまで、寝不足でしたよ…(苦笑)
気さくなおっちゃん

ビールをプシュッと開けたのが始まりで、ほとんど夜通しで笑ってた気がする。
ただでさえ世話好きで人懐っこい彼らは、
こちらが求めたり、親しみを持って接すれば、いつだって応えてくれる。
異国に滞在する身として、全ての緊張を解くわけにはいかないけど、
できるだけできるだけ、信じて心を開いていくこと。
このバランス感覚がかなり難しいんだけど、
やっぱり中国にいたおかげで、多少は身に付いているのかな?

ちょっと疲れ気味のイスタンブール滞在だったけど、最後は幸せな時間で終えることができた。
これだけでも、やっぱり来て良かったなって、単純だけどそう思った。

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旅日記-トルコ① | 23:50:37 | トラックバック(0) | コメント(0)
食欲、全く衰えず
昨日の夜、夕飯を食べ損ねた。
ブログをアップしてから、宿に戻る途中でどこか探そうと思っていたのだけど…
店はもちろん、たくさんある。
ただ、どこもかしこも、変な日本語で勧誘してきたり、
いわゆる「観光客ズレ」をしちゃってるような雰囲気なのだ。
なんとなく、そういう店には入る気が無くて、避けていたら店が無くなった…というわけ。

イスタンブールの、特に僕が泊まっていた安宿街の周辺は、
実際に海外からの観光客が多くて、
僕らのような貧乏旅行者だけでなく、
それこそH○Sなどの大型ツアーでやって来る日本のおばちゃん達とも時々すれ違う。
別にツアーで来る人たちを悪く言う気は無いけれど、
さすがに、日本のTVカメラに出会ってしまった時はガクッと来た。
ここまでくると、旅の気分が飛んで行ってしまう…。
当然のごとく、それら目当ての客引きが集まるわけで、
通りがかる度に誘われるのは、正直うんざりする。
(でも、少し郊外に出ると、同じ客引きでも「嫌らしさ」が無くなる。ちょっと伝えるのが難しいけど…なんとなく、感覚的にね。)

そんなわけで、今日はかなり空腹の状態で街へ繰り出した。
そして、美味そうなロカンタ(定食屋のようなもの)に狙いを定めて、突入!

注文した料理が、こちら。
ブランチ3点セット

左から順に、
・ピラウ(バターライス)
・マントゥ(ラビオリ風パスタのヨーグルトソースがけ)
・料理名不明(ミートローフ&マッシュポテトのチーズ包み焼きトマトソースがけ)

見た目ですでに「うほー♪」ってなってたけど、
食べてみると「ぐは☆」とやられた。
炭水化物だらけでかなり腹に負担をかけたけども、満足感のまま食べきった。
食い物だけで、トルコ好きになってしまいそう…。幸せ。

ちなみに、「ロカンタ」はこんな感じ。
ロカンタ@イスタンブール

そうそう、無事にビザはゲットできました。
ので、ちょっと疲れてきたイスタンブールに別れを告げて、バスで次なる町へ向かいます。
いきなり、夜行バスでございます…。初っ端から攻めすぎかしら?

シリアビザ。大して苦労したわけじゃないけど、やっぱり無事取れた時はちょっと嬉しい。
シリアビザ

出発は23時半。こちらの時間で、あと3時間ちょい。
もういっちょ腹ごしらえしとくかな…(←食べ過ぎ)

P.S. 記事の更新時間を自由に調整できることがわかったので、今後は「現地時間」でアップしまする。

オマケ。小さな「日本」を見つけました。トルコにもあるんだねぇ。
梅の花@イスタンブール

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旅日記-トルコ① | 20:30:41 | トラックバック(0) | コメント(2)
こんにちは写真
イスタンブールの公園を散歩していたら、
遠足(?)と思われる団体の子ども達に「ハロー!」の集中攻撃を浴びた。
また、橋の上で夕日を眺めていたら、少年たちが「フォト!フォト!」と言って寄ってきた。
写真を撮って欲しいのかと思ったら、一緒に写りたかっただけらしい。
最高のスマイル(ウソ)で被写体に加わっておいた。
大人のおじさんでも、すれ違いざまに英語や日本語でにこやかに挨拶をしてくれる人がいる。
(この場合、一部は観光客狙いの客引きや詐欺師なんだろうけど…)

今の僕は「意識して」ナチュラルになろうとしているけど、
彼らはきっと、「無意識で」ナチュラルなんだと思う。
もしかしたら、「ハロー」や「フォト」以外の言葉を知らないのかもしれない。
それでも、1つの言葉を使うことで、そこで1つのコミュニケーションが成立する。
すごく素敵で、楽しいことだと思う。

それって当たり前のことなんだけど、日本人はどうだろう?
日本を訪れた外国人に対して、彼らのように接することができるだろうか?
きっと、多くの人はできないと思うんだ。
なんでだろう?これから旅をしつつ、ちょっと考えてみたいと思う。

偉そうに書いてるけど、僕も間違いなくその1人だ。
今だって、同じドミトリーに泊まっている人らに対して完全に人見知り状態になっている。
みんな英語がペラペラ(に聞こえる)で、その雰囲気に押されてしまっている情けない自分。

でも、下手な英語だって、カタカナ読みのトルコ語だって、
使ってみればもっともっと楽しくなるんだ!それはわかる。
ちょっと時間がかかりそうだけど、少しずつ、トライしていこう。

…それはそうと、頑張って話そうとする時に、
英語より中国語が先に浮かぶのを、いい加減なんとかせねば…。

この旅が終わる頃には、もっと自然に英語で会話できるようになりたいぞ。

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旅日記-トルコ① | 18:15:31 | トラックバック(0) | コメント(0)
交差点の街
メルハバ!(こんにちは!)
…と言っても、日本は夜ですな。

こちらは、イスタンブールのネットカフェ。
ご存知、アジアと中東とヨーロッパにまたがる国の歴史ある街です。
(とは言え、歴史に疎いワタクシ、何がどう「歴史ある」なのかはよく知らず…)

昨日は晴天に恵まれたので、1日中街を歩き回ってました。
色々見方はあると思うけど、1日歩いた感覚では、
トルコの中でも一番ヨーロッパ側(西)に位置しているのもあって、
どちらかと言えばヨーロッパっぽいところのような気がするかな。
イスラムの国だけど、酒は普通に売っているし、
エ○本と思しきものもあるし…(買ってないので中身は不明。期待した人、ごめんなさい。)

初っ端だし(?)、張り切って写真撮りまくり。
説明するより、見てやって下さい。

モスク。静かな感じだけど、実はこの反対側(表側)は人がメチャクチャ多い。
昼モスク@イスタンブール

別のモスク。夜バージョン。
夜モスク@イスタンブール

商店街。ここは観光客より、地元の人が多い感じ。
商店街@イスタンブール

路地裏。左がチャイ(お茶)屋さんで、外のテーブルと椅子でのんびりと…。
路地裏@イスタンブール

スィミット(ドーナツ型パン)売りのおっちゃん。
スィミットおじさん

バザール(市場)で見つけた絨毯屋さん。
バザールの絨毯屋@イスタンブール

本家本元・サバサンド!大島合宿に行った人なら、このネタわかってくれるはず…
サバサンド

おばちゃんだって、サバサンド!
サバサンド(おばちゃん)

餌にありついた猫。…と、それを見てなぜかあきれ顔(?)の、ケバブ屋のおっちゃん。
ケバブ屋とネコ

列車の終着駅。
列車駅@イスタンブール

夕暮れ時。旧市街から北側の新市街を見たところ。
旧市街から新市街

旧市街の夕景。と、お熱いカップル。新市街とを結ぶガラタ橋の上から。
旧市街の夕景

闇に浮かぶ船とトプカプ宮殿。
夜のトプカプ宮殿

…と、うまく伝わるかわからないけど、こんな感じで。

ちなみに食べ物だけど、噂通りでパンが美味い。
上のサバサンドもケバブも、野菜やソースと合わせてフランスパンに包んでくれるのだけど、
この具を色々替えて試しているだけで生きていけそう。
でも、それ以外にも街は美味そうな匂いで溢れてます。
そんな感じで、食い意地だけは相変わらず。とりあえず、元気でやっております。

明日は次なる国、シリアのビザをゲットしに行ってきます!ドキドキ。
無事にビザが取れたら、明後日にはイスタンブールを後にして、
東のサフランボルという町に向かう予定。

それでは♪

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旅日記-トルコ① | 17:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
旅立ちの前に…
いきなりですが、旅立ち当日にこれを書いています。
あと2時間後には家を出ることになります。

最初の目的地は、トルコ。
そこから中東を南に渡り、エジプトを目指します。
その先は、ヨーロッパを少し回って、夏頃にはアジアに飛んで来る予定。
中国から東南アジアをぐるっと回って、インドかネパール辺りで年を越して、
時間とお金と気分次第でオセアニアへ渡って、冬が終わる頃に日本へ戻って来る。
…というのが超概略のスケジュール。(ホントに「超」だけど…)

実は自分のノートにはもっと詳細なスケジュールが書いてあるのだけど…、
きっと日程やルートなんて、予定通りには行かないでしょう。
何か不測のトラブルがあるかもしれないし、お金が足りなくなるかもしれないし、
行きたい場所が変わるかもしれないし、ずっと滞在したい場所ができるかもしれない。
でも、その時はそれでいいと思っています。

最初の目的地をトルコにしたのもあまり深い意味は無くて、
本格的に暑くなる前に中東を回っておいて、
北の方が暖かくなったらヨーロッパに渡るか~というぐらいのものです。
「中東」になんとなく惹かれたのは、日本人の感覚と全く違う世界がありそうだったから。
じゃあ南米やアフリカじゃないのはなぜ?と聞かれると、これまた特別理由なんか無くて、
正直言うなら、時間さえあれば南米もアフリカもぜひ行ってみたいと思っています。

ブログのタイトル「風の向くまま・・・轍なき散歩道」には、そんな気ままな感じを込めてみました。

僕はこの旅に出ることを最大の理由として、約4年勤めた会社を辞めました。
でも、例えば仕事に疑問を感じて「自分探し」や「人生の目的を見つける」ことを求めているわけじゃなくて、
むしろ、「自分を壊す」ことがこの旅の1つのテーマだと思っています。

会社を辞める前、僕は約1年半、仕事のため中国に渡っていました。
長くなるので結論だけ簡単に書きますが…、
それまで全く海外旅行に興味など無かった人間が海外一人旅に出たいと思ったのは、
中国に暮らしてみて、今まで自分の持っていた常識が通用しない世界があることを知ったから。
そして、その異なる世界を自分に受け入れて、
今までの常識を見直したり、時にはぶっ壊して作り直す作業が、すっごく楽しい。
また、その過程には、景色や食べ物、言葉、そして人…、たくさんの出会いがありました。
その1つ1つが刺激的で、喜びがあって、感動があって…。
そうして、「中国も、その先の世界も、もっと見てみたい」という欲が自分の中で膨らんでいきました。

ちなみに、独身で、20代半ばという年齢も、自分にとっては幸運でした。
結婚していたら間違いなく踏み出せなかったでしょうし、
仮に1年旅をして戻って来たとしても、まだ気持ち1つで社会復帰はできるだろうと。
決断を後押しする環境にあったのは間違いないです。
…1つ余談で、昨今の世界経済の混乱は想像以上でした。今更ですが、ちょっとナメ過ぎてたかも?(アホ)

少し話を戻しまして…、
そういった経緯なので、この旅でどこに行くか?は、そんなに重要なことじゃない気がしています。
きっとどこに行っても、「違い」はたくさん溢れているはずです。
大事なのは、「違い」に対して自分がどれだけ自然体で入っていけるか、だと思います。
景色でも、食べ物でも、言葉でも、人でも、できるだけその土地のものに触れて、感じてみたい。
最初から何かを探そうとか見つけようとか思わなくても、
きっとそうやって歩いていれば、何かしら得られるものはあるんじゃないかな?と思っています。
「轍なき散歩道」を歩いた後には、新たな自分の足跡≒轍ができる…ということで。(強引だな…)

さて、そんな勢いに任せて飛び出してしまうような旅なので、目標らしい目標が無いのですが、
強いて一つ挙げるなら、「無事に帰って来ること」です。
この旅に出るにあたって、家族や友人、お世話になった方たち、色々な人に心配を掛けています。
それでも温かい言葉で励まして頂いたり、帰国を待っていてくれている。本当に有難いことです。
そんな皆さんに、僕は「必ずまた会いましょう」という気持ちを伝え、約束してきました。
だから、自分の声で帰国の報告をすることが、僕の義務だと思っています。
何を得て帰って来られるかはわからないけど、自信を持って「ただいま!」と言えるように、
多少の無理はしたとしても、「無茶」だけはしないように、行ってこようと思います。

行き当たりばったりの要素が強いですが、期限だけは決めています。
どこへ行こうと、「2010年2月まで」。ちょうど今から1年間です。
社会復帰をするためにも、いつまでもフラフラしているわけにもいかないから、
また、上記のように帰国を待っている人たちがいるから、というのも理由の1つですが、
もう1つ、世界を歩いてきた後に、その目で改めて日本を見てみたい、という気持ちがあります。
この考えは旅の間に変わってしまう可能性もありますが…、
今のところは、帰国後に約半年をかけて、日本を歩いてみたいなと思っています。

その日本の旅(予定)も含めた最終的な期限を、「2010年10月まで」としました。
それから先は…また仕事もしたいですし、いずれは結婚もしてみたいですし…。
アテは無いですけど、なんとかなるように、なんとかしよう!(ポジティブ)

さてさて、間もなく出発です。
日本時間で3月4日になる頃には、トルコ・イスタンブールにいる予定です。
さしあたって、初日の宿を無事に確保できるかどうか…。

では、ちょっくら行ってきます!

旅前日記① | 03:19:39 | トラックバック(0) | コメント(0)
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