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joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

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差伸べられた愛の手(?)
2日目のタルトゥースは、朝からどん曇り。
昼からは雨が降ったり止んだりで、夜には嵐になった。
ちょっと体も疲れていたし、気分もどんより。近くを軽くウロウロ歩くだけで終了。

3日目は、不安定な天気ながら、晴れ間も出ていたので、
ミニバスに揺られて近くのサフィータという町に出掛けてきた。
「シリアで最も美しい」という謳い文句に誘われて向かってみたものの、
行きのバスでは強烈な雨と雹に降られ、激しく後悔したが、
着いてみるとちょうど前線を抜けたのか、パァッと空が晴れてきた。今日はラッキー♪
以降も付近の山の上にはどす黒い積乱雲がウヨウヨしており、時折雷鳴も轟いていたが、
結局帰るまでこの町の上にはやって来なかった。

僕の好きな丘の町。
謳い文句通りかはわからないけど、確かに全景はなかなか素晴らしいものだった。
ただ、トルコのサフランボルを先に見ていたせいか、ちょっと感動が薄かったかな…。
サフィータ全景①
サフィータ全景②

またも例によって、お茶に誘ってくれた兄ちゃんたち。手に持っているのは、「マテ茶」。
マテ茶で乾杯!

散歩してたら見つけた。…石橋じゃないの。岩石なの。
ROCKSTONE

そろそろ帰ろうかとぶらぶらバス停を探していた時に、
またまたお声が掛かって、石鹸作りをしている建物の中に案内された。

左に山積みされているのが、手作り石鹸。
手作り石鹸&兄ちゃんたち

写真の一番左の彼に誘われたのだけど、ここは彼の実家。
普段は、ドバイの5つ星ホテルのレストランで働いているらしい。
ドバイで乗り回しているベンツの写真がかなり立派なものだったので、かなりの金持ちなんだなと思った。

彼の車でバス停まで送ってもらった際に、サフィータで一番高いホテル(4つ星)の場所を教えてくれた。
僕は何の気なしに、「俺は貧乏旅行者だから、泊まるお金が無いよ。」と笑ったのだが、
次の彼の一言に驚いた。

「マイフレンド、お金が無いなら、俺があげようか?」

イスラムには「喜捨」(お金のあるものが無いものに恵む)の考えがあると言うけれど、
それにしても、たしかに金が無いとは言ったけど、たしかに貧乏旅行者で身なりも汚いけど、
「金をやろう」と言われたのはショックだった。
旅に出る前から、「くれ」と言われることに関しては覚悟していたけれど、まさか逆になるとは…。
しかし、去年からの恐慌でドバイの景気もだいぶ落ちていると聞くけれど、
それでも今日会ったばかりの旅行者に金を差し出せるほど裕福なのか…?
(もちろん断ったけど、彼の言い方からすると、冗談ではなさそうだった。)

結局、要らないと言ったのに、彼は僕のバス代まで払ってくれた。
日本円にしたら約40円。お茶を頂くよりも安い金額かもしれないけど、
食べ物や飲み物を頂くのとは、ちょっと意味が違う気がする。
彼には申し訳ないが、この好意は、僕は素直に喜べなかった。

------------------------------

明日は、シリア最大の観光スポットである、パルミラ遺跡へ向かう予定。
緑豊かな地中海沿岸から、一気に内陸の砂漠地帯へ入りまする。

それと最後に…、WBC日本代表、優勝おめでとう!
きっと、今日は日本中が熱狂していたんだろうなぁ…。
そこに参加できなかったことは、一野球ファンとしてすごく残念。でも、嬉しいっす。

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旅日記-シリア | 20:10:47 | トラックバック(0) | コメント(2)
イメージで悩む国
ハマを離れて、タルトゥースという港町にやって来た。

初めての地中海。
移動して来た初日は晴天で、美しい夕日を拝むことができた。

釣り人その1。
釣り人①@タルトゥース

釣り人その2。
釣り人②@タルトゥース

夕景。
タルトゥースの夕景

「バックパッカーに人気」とガイドブックに謳われている宿に行ってみたのだけど、
宿のおっちゃんがかなりぶっきら棒な態度で応対してきたので、なんとなく泊まる気が失せてしまった。
少し歩き回って、結果的により安い宿を確保することができた。
4人部屋のドミトリールームで、部屋も清潔だし、ホットシャワーもある。
でも、なぜかヨーロッパやアジアの客は全く見かけない。
初日に同室になったのは、1人がエジプトから1週間の出張で来ている50歳のおっちゃんで、
この人は少~しだけ英語も知っていたおかげで、一緒にお茶を飲んだり親しくなることができた。

そしてもう1人、イラクから来ているというおっちゃん…というより兄ちゃん?がいた。
彼は全く英語を話さなかったので、なぜこの町に来ているのかなど、詳しいことは聞けなかった。
多少身振り手振りで談笑することはあったのだけど、
僕が日記を書いていたり本を読んでいたりすると、ジーッとこちらを見ている視線を感じたり、
足が痛いとか言いながら、やたら朝遅くまで宿にいたり、
ちょっと不可解な行動が多くて、ちょっと不気味に感じてしまった。
(もちろんロックはしているが)遠出している間にザックに手を出したりしないだろうか?とか、
必要以上に警戒心を持ってしまった気がする。
本当にイイ人だったら申し訳ないのだけど、「イラク」に関しては、
今現在国内がどういう状態にあって、どんな人たちが住んでいるのか、どんな生活をしているのか、
あまりにもわからな過ぎるし、悪いイメージが強過ぎてどうしてもマイナスの目で見てしまう。
すごく良くないことだと思いつつも、ここだけは行って見ることもできないし…。

もし、イラクから来たという人と同じ部屋に泊まることになったら、あなたならどう感じますか?

ちなみに、後でエジプトのおっちゃんから聞いた話では、イラク人の彼は翌日にレバノンへ向かったらしい。
1週間の個人旅行なのだとか。
のんびり旅行と聞くと、そんなに穏やかな状況の国なのか?という気がしてしまうが…。
当然、中には色んな人がいるんだろうけど、イラクという国がますますわからなくなった…。

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旅日記-シリア | 19:44:49 | トラックバック(0) | コメント(0)
遺跡観光より散歩好き
願いも空しく、3日目のハマは朝から曇り空。
でも、2日連続でダラダラするのも嫌なので、朝イチでアパメア遺跡方面へのバスに乗り込んだ。

丘の上にある遺跡へは、麓の集落から歩いて行く。
途中、お茶を勧めてくれたおっちゃんがいたので、
まだ晴れてくる気配も無いし、お言葉に甘えてお宅に上がらせて頂いた。
本人曰く、このおっちゃんは遺跡で発掘調査を仕事にしているらしい。
「俺が見つけたコインや食器を見せてやる」と言うので、見せて頂いたのは良いのだが、
やたらと「安くするから、買わないか?日本で売ったら儲けられるぞ。」と勧めてくる。
なるほど、本業なのか副業なのかは知らないが、
こうやって通りがかりの観光客をお茶で誘って商売をしているのか…。
終いには鍵を閉められて脅されたらどうしようか?と、ちょっとハラハラしていたが、
結局「お金はほとんどホテルに置いて来てしまったから、買えない。」で逃げ切った。
それでお茶代を請求してくるようなこともなかったので、
外国人観光客と話すのを楽しんでいるのが半分、商売目的が半分だったのかな?

そのおっちゃんと、隣が息子。僕の上着とサングラスを貸してあげました。
コイン売りのおっちゃん&息子

さて、アパメア遺跡。
運良く、昼に差し掛かる頃から晴れ間が出てきた。
歴史や建物に関心の薄い人間なので、「遺跡」と称するものに大した期待は持っていなかったのだけど、
思っていたよりは「ほぉ。」という感じはあった。
特にここは、春の緑があって花があって、鳥がいて羊が歩いていて、
静かでのどかな雰囲気があるのが良かったのかも。マイナーなのか、人も少なかったし。

遺跡の様子。やっぱり日が差すだけで印象が違う。
アパメア遺跡①
アパメア遺跡②

でも、遺跡観光以上に、その後の時間が僕にとっては素晴らしいものだった。
遺跡の西側にある丘の上が、城跡になっている。
そこに登ってみると、中は迷路のような路地になっていて、人が生活している場所だった。
たくさんの子どもたちが「ハロー!」(というより、「アロー!」かな)と声を掛けてくれる中で、
僕にくっ付いて来て、道案内をしてくれる少年がいた。
城壁に立って景色が見渡せる場所に登らせてくれたり、大好きな子犬を見せてくれたり、
友達の家に案内してお茶を出してくれたり。
僕は最初、「マネー」が目的なのかな?と思っていた。
この国に入って、何度もすれ違う子どもからその言葉を聞いていたから。

あくまで今時点の考えだけど、僕はいわゆる「物乞い」の人に、何かをあげることはやめようと思っている。
たとえ小額でも、そこでお金を差し出すことによって、
お金の有無で人の優劣関係を付けてしまうような気がして、それが嫌だと思うから。
一方、好意で何か物やサービスを受け取った場合は、御礼を渡したい気持ちが生じることもある。
今後訪れる国では「バクシーシ」に悩むことになると思うけど、
自分が納得できる金額であれば、その御礼の形がお金になってもいいのかなとは思う。
ただ、個人的には、できれば現地のお金じゃない形で御礼ができた方がいい。
その1つとして、日本の5円玉を持ち歩くことにしている。

城壁で景色を見ていた時に、僕は少年に伝えた。
「案内してくれて嬉しいけど、シリアのお金はノー(渡せないという意味で)だよ。」
そう言って、僕が5円玉を差し出すと、彼は「要らない。」と首を振った。
やっぱり現地のマネーじゃなきゃダメなのか…と思い、「シリアマネー?」ともう一度聞いてみると、
彼は特に返事もせずに、また僕の先導役として歩き出した。

彼の友達の家で、一緒に写真を撮ったり、僕が撮ってきた写真を見せたりしている時に、
彼が何かに気付いて、僕のバッグを指差した。
「ベン!ベン!」
僕のペンケースを見つけて、彼は「ベン」= "pen" が欲しいと言っているようだ。
そんなに余分なペンを持ってきているわけじゃなかったので、一瞬迷ったのだけど、
ここまで一生懸命案内してくれて何も御礼をしないのも申し訳なかったので、
使い古しだけど、黒と赤の2色のペンを1本を手渡した。
その時、彼の表情がこの日最高の笑顔に変わった。
それからもしばらく遊んでいたのだけど、彼は絶対にペンを手放さずに、
嬉しそうに、大事に大事にずっと握り締めていた。

僕はその様子にちょっと打たれてしまった。
ペンも手にできない貧しさに同情したわけじゃない。
名前を尋ねた時にわかったのだけど、10歳と言う彼は、字が書けなかった。(アラビアのアルファベットも)
ペンが無いことがその理由なのかどうかはわからないけれど、
少なくとも彼は、字を書くための道具として、あるいは学ぶための道具として、ペンを求めた。
その意欲に満ちた心が、すごく美しいなと思った。

アパメアの城跡の上で。犬の隣(左)にいるのが、案内してくれた少年。
アパメアの城跡の上で

少年が連れて行ってくれた友達の家で、全員集合!
全員集合!

もう1枚。おじいちゃんと一緒に。
おじいちゃんと一緒

つまみ食い。
つまみ食い

どあっぷ。
ドアップ

ちなみに、それからも数人、「マネー」ではなく「ベン」を求めてくる子どもに出会った。
事前に調べたところでは、エジプトなどで日本のペン(特にタッチ式の)を求めてくる子どもが多いという話はあった。
エジプトの場合は、以前の日本人旅行者がたくさんペンを配ったことがあるのか、
「日本人=ペンをくれる人」と考えて(面白半分で)ねだる子どもが多いと聞くけれど…。
先に書いた通りで、お金もペンも、ただ求めてくるだけの人間に渡す必要は無いと思う。
たとえ、本当に字が書けない少年だったとしても。
何でも「言えば貰えるもの」という考えを持たせてしまうのは、ちょっと違うと思うから。
ただでさえ言葉が通じない中で、子どもに伝えきるのは難しいことだけど、
何かを渡す時は、「御礼」であることをちゃんと示すようにしようと思う。

ところで、こういう書き方をすると、「求めてくる」子どもばかり多いように聞こえそうだけど、
逆に物をくれようとする子どももいる。
例えば、僕がベンチに座って休んでいた時に、アイスを食べている子どもがいた。
こちらは「お、いいね~♪美味いっしょ?」と言うつもりで笑いかけたつもりだったが、
「食べる?」とばかりにポケットに入れてあったもう1本を差し出してきた。
これはさすがに申し訳なくて受け取れなかったが、
他にもスナック菓子や飴を1つ分けてくれるようなことはたくさんあるのだけど、
どの子も迷いが全く無くて、本当に音が聞こえそうなぐらい「さっ」と勧めてくる。
ペン1本渡すのに迷う僕とは大違い…。
これは子どもだけじゃなくて、大人もそう。
お茶を勧めてくれるおじさんがいることは散々書いているけど、
他にも今回アパメアを訪れた際には、携帯ストラップをくれるお姉さんもいたし、
遺跡で見つけたコインをくれるお母さん(これは本当にノーマネーで)もいた。
全ては、この国でとにかく良く耳にする、「Welcome to Syria!」の心なんだと思う。
純粋に、自分の国を訪れてくれたことを喜び、歓迎する。そんな人がたくさんいる国なんだ。

午後の青空ティータイムに招いてくれた人たち。
珍しく女性も写真に写ってくれた。1人「やっぱり恥ずかしい!」と言って逃げ遅れてるけど(笑)
全員集合!②

黒犬が遊ばれてます。
埋もれる黒犬

この人たちは、夕飯にも招待してくれた。
ハマに戻るバスが無くなってしまうので、断ってしまったのだけど、
正直、彼らのような地元の人たちの食事には興味があったので、本当は行きたかった…。
時にはご好意に甘えて、こういう場所に数日滞在してみるのもいいのかなぁ。

オマケで、ハマの夜景。有名な水車と、ジャーミィ。
ハマの夜景

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旅日記-シリア | 19:10:48 | トラックバック(0) | コメント(0)

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