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joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

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リラックスモードで散歩道
ティネリールの町には、お昼前に到着。
前日のタジンパワーで気分が乗っていたため、そのまま午後に近くの渓谷へ出掛けてきた。

トドラ渓谷は、ティネリールの町から約15km。
行きは乗合タクシーを利用して、帰りはのんびり歩いて…と言うには距離があったが、
写真を撮りつつ、ぶらぶら4時間歩いて戻って来た。

車や自転車で通り過ぎる人はいても、徒歩で立ち寄って行く外国人は少ないのだろう。
すれ違いざま、中には向こうから声を掛けて来る好奇心の強い人もいるけれど、
珍しいものを見つけてちょっと戸惑っているような視線が注がれることが多かった。
その1人1人に、笑顔で「ボンジュール。」と声を掛ける。
(※モロッコでは、全般にフランス語が通じる。
  過去にフランス統治下にあった経緯があるが、今も学校で習うそうだ。)
もちろん人の少ない田舎だからできることでもあるが、
視線を受け入れる余裕を持てているのも、昨日のタジンのおかげ。
そうすると、相手も警戒を解いてくれる。
残念ながら、さらにフランス語で話し掛けられてもわからないのだけど、
笑顔を交わせるだけですごく楽しい気分になれる。

渓谷周辺。サイクリングに来る人も多い。
たなびく布たち@トドラ
渓谷サイクリング@トドラ

オアシスの中に散歩道があった。
オアシスの緑@ティネリール

そこで暮らす人々のワンシーン。
オアシスでの暮らし@ティネリール

それだけで、絵になってしまう木。
大ヤシ@ティネリール

その他、乾燥の大地に咲く花たち。
乾いた大地に咲く花①@ティネリール
乾いた大地に咲く花②@ティネリール

モヤッとしそう…。
モヤッとサボテン@ティネリール

ティネリールのパノラマと、その中を行くおばさま。
大パノラマ@ティネリール
パノラマの道をゆく@ティネリール

乗り過ぎヒャッホー♪
乗り過ぎヤッホー♪

本当は、写真を撮りたくなるような可愛い子どもたちがたくさんいたのだけど、
「撮ってもいいかな?」とカメラを指差すと、嫌がられてしまった。
後で町のおじさんに聞いたのだけど、
この辺りの子どもは旅行者に写真を撮られるのを好まないそうで。理由はよくわからなかったが…。
これがマラケシュのような大きな町になると、
撮らせてくれる代わりに、今度はチップを要求されたりする。
残念だけど、それも今のモロッコだと受け入れなきゃいけないんだよね。

どうしても、こういう隠し撮りになってしまう…。
青扉と少女@ティネリール

ここまで移動過多だったので、渓谷散歩の翌日はもう1日ティネリールでステイ。
ちょうど青空市場が開かれる日だったので、ぶらっと午前中に出掛けてきた。

灼熱の青空市場。
灼熱青空スーク@ティネリール

車のドアまでスイカ色。
車の扉もスイカ色@ティネリール

こんなところで、20年前の品を発見。動くのかどうかは不明。
20周年!
調べたらちょうど20周年なんですよ、これ。今やすごい進化を遂げたものだ…。

ついでに街中のカフェでの一コマ。昼間っからサッカーに熱中する人々。
サッカーに夢中な方々@ティネリール

これを撮ったのは日曜だったけど、
平日でも、昼に店に行っても誰もいなかったり、
かと思えば隣のカフェで他のおっちゃん連中と駄弁ってたり、
木陰でぼんやりしていたり、
この人たちはいつ働いてるんだろう…?と思うことが多々ある。
ワルザザートで泊まった宿のスタッフに聞いてみたところ、
実際に仕事が満足に無い人たちも多いらしい。
「それじゃ生活するお金はどうするの?」と聞いたら、
「みんなで助け合っているから大丈夫なんだ。」とのこと。
まだまだ物々交換が成り立つようなコミュニティができているのかな。
日本のビジネス社会とはあまりにかけ離れた世界だけど、
昼間のクソ暑さを感じていると、ここでは彼らの生活スタイルもまた自然に思えたりする。

午後。ブログをアップしにネットカフェに行くつもりだったが、
「見るだけでもいいから!」と、手作り絨毯を売るベルベル人のお宅に招かれた。
(おかげで、この記事をアップするのが遅れたというワケ)
最初から「買わない!」って言っていたのだが…、やっぱり何度も購入を勧められた。
まぁそれが仕事なんだから当然っちゃ当然なんだけど、その一生懸命さには感心。
結局お茶だけ頂いてしまったので、ちょっと申し訳ない気もする。

羊毛を巻き巻きするおばちゃん。
糸まきまき@ティネリール

お茶を淹れるブラジルオヤジ。
ティータイム@ティネリール

モロッコ流ミントティー。
アターイ@ティネリール
角砂糖をたっぷり溶かし込んだ甘さと爽やかなミントの香りが、この気候にベストマッチしている。
シリア、ヨルダン、エジプトのお茶は紅茶だったけど、モロッコでは中国の緑茶が使われている。
どういう経緯で中国茶を飲むようになったのかはわからないけど、
きっと中国の人たちは、こんな遠い国でこんな飲み方をされているなんて、知らないだろうなぁ。

一番気に入ったデザインの絨毯。
ベルベル絨毯@ティネリール
素材は、羊毛か、シルクか、ラクダの毛を使用。上写真は、ラクダの毛で作られたもの。
ラクダの毛が一番高価なんだけど、仕上がりは一番キレイに見えた。
こういったものに普段全く興味が無い僕だけど、
短期旅行でお金と持ち帰る余裕があれば、少しは購入検討したかもね。

オマケ。昼間っから熟睡中の犬。
だらけきった犬@ティネリール
砂漠地方の犬って、やたら夜に吠えてる気がする。
きっと、昼に寝過ぎだからだろう…。日中の暑さには犬だって参るのはわかるけどさ。

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旅日記-モロッコ | 12:05:09 | トラックバック(0) | コメント(3)
タジンパワー全開
なんとなく、2ヶ月前の日記を読み返した。

トルコのサフランボルやシリアのアレッポを訪れていた頃、
ただぶらりと歩いては、そこで出会った人たちと一緒に話したり遊んだり、
それが最高に楽しかったのを思い出すと共に、
最近、そういう楽しみ方ができていないように感じた。

------------------------------

タフロウトを出た夜行バスがマラケシュに到着したのは、やや遅れて朝の4時半。
バスターミナルは24時間空いているのか、
中には椅子や床に寝転んで朝発のバスを待つ人が大勢いた。
じきに朝日が昇る時間だし、これだけ人がいれば問題ない。
一安心して、僕も軽くウトウトすることにした。

30分程浅い眠りに入っていたところで、民営バスの客引きの声で目が覚めた。
夜行バスの中でほとんど眠れなかったため、まだまだ眠気が残っている。
この状態でマラケシュの街へ出ても…、また疲れ果てるだけだなと思った。
悔しいけど、マラケシュへのリベンジは断念。
6時半発の、ワルザザート行きのバスに飛び乗った。

マラケシュ~ワルザザート間には、オート・アトラスという山脈を越えるパノラマがあって、
モロッコ観光の一つのポイントになっている。
高原や山の景色が好きな人間としては楽しみにしていた場所だったのだが…、
それより何より、眠気がどうしようもなかった。
幸か不幸かこのバスが大当たりで、
モロッコに入って以来一番の乗り心地(冷房付、リクライニング可、クッションふかふか)で、
走行時間のほとんどを爆睡してしまい、オート・アトラス越えは終了したのだった…。

何のために再びマラケシュを経由したんだか、全くわからん…。
せっかくエッサウィラで気持ちが乗ってきたところだったのに、
どうも上手くいかないことが多いなぁ~。
一気に移動してきた疲れもあってか、そんなことを考えつつ少々イライラしていた。

ワルザザートのバスターミナル近くでほとんど選ばずに決めた宿で仮眠を取ってから、
ようやくこの日最初の食事へ繰り出すことにした。
あまり歩き回る元気も無く、近場で見つけた客のいない店に入り込んだ。
クスクスが食べたかったが、無かったのでタジンを注文。いずれにせよ、マラケシュ以来だ。

10分程待つと、注文したタジンが運ばれてきた。
三角錐型のフタを開けると、熱々に煮込まれた野菜たちが姿を見せた。
とりあえずスープを一口…、ずずず。

「!!!」

ビックリした。
前回マラケシュで食べたものと、全く違うものだったから。
前回のものは、塩もスパイスも薄めで、野菜と肉の素材の味を頼ったものだった。
しかし今度のは、実に濃厚。
恐らく複数組み合わされたスパイスが溶け込んだスープで、柔らか~く煮込まれた野菜とラム肉。
例えるなら、一晩弱火でコトコト煮込んだシチューのような感じ?
合わせて出されたパンとの相性が抜群。
写真を撮るのも忘れて、夢中で平らげてしまった。

日本の「ラーメン」が店によって実に多様に姿を変えるように、
使う材料も味付けも、多種多様な煮込み料理の総称が「タジン」なのだろう。
翌日からの食べ比べの意欲が沸いてきた。

------------------------------

空腹も満たされて宿に戻った後に、ちょっと考えた。
今日あのタジンに出会えたのは、色んな偶然が重なった結果だった。
「上手くいかない」と感じていた時間があったけど、
例えば夜行バスでぐっすり眠れて体力満タンでマラケシュに到着していたら、
今日この町に来ていることは無かっただろう。
昼のバスで眠りこけるほど疲れが溜まっていなかったなら、
客のいないこの店より他に人気のありそうな店を探していただろう。

たしかに最近、たまたま思い通りにならないことが重なっていたかもしれない。
でもそれは、トルコやシリアにいた頃にも無かったわけじゃない。
「思い通りにならない = 上手くいかない」と感じるように、変わってしまっているのは僕の方だ。
最近の僕は、周りに色んなことを期待し過ぎているのだろう。
食べたい物だったり、きれいな景色だったり、そして人の対応だったり、
自分の知識の範囲内で、欲しいものを求めてしまっていることが多々ある。
そして、それと違うことが生じた時に、「上手くいかない」ように感じてしまったり、
受け入れきれずにイライラしている自分がいる。
「違い」を感じながら、自分の常識を壊そうと始めた旅なのに?

わかってたはずなんだけどな。
満足させてくれる何かを期待して待っていても、100%期待通りになるなんて稀なこと。
期待外れを不満に思ったところで、
その状況を受け入れ、楽しい方向に変えられるのは自分しかいない。
一歩進んで、満足させてくれる何かを探すことも大事だけど、
自分の理想に拘り過ぎても、やはり完璧なものが見つかることは稀だろうし、
それ以外のものを見落としてしまうかもしれない。
今日のタジンのように、思い通りにいかなかった先に、
理想と違う形で見つかるものだってたくさんある。
ならば、その時その時に起こることを、可能な限り受け入れよう。
そして自分から乗っかって楽しんじゃおう。そこに重点を置けばいい。
「なに!そう来おったか…、面白い!お主なかなかやるな。ふぉっふぉっ。」って感じで。(?)

「楽しさの素」は、実はさりげない場所にたくさん転がっているもので、
受身じゃなくて、能動的に楽しむ気持ちがあれば、それを拾える確率がグンと上がる。
それは、旅も、遊びも、勉強も、仕事も、きっと全て同じ。
そう信じて動くのが、俺の基本スタイルだったはず。

今だったら、タジンに貰った元気で、取り戻せそうな気がしていた。
時に食べ物が与えてくれるパワーって、本当にすごい。有り難い。

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「風が吹かない そんな場所でも
 僕たちが走るなら 感じることができる
 吹くだろう風 なんて待つなよ
 無いものを嘆くより 作ればいい風だって…」
                             19(ジューク)「すべてへ」より

今の気分にピタッと合う歌詞。
ブログのタイトルとは逆のようにも感じるけど…。

そう、無風でもフロントで走ればテイクオフできる。
風待ちし過ぎてサーマルタイム逃してぶっ飛んだフライトが何本あったことか…。
(→ここは、わかる人にしかわからない例えでゴメンナサイ)

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旅日記-モロッコ | 11:00:01 | トラックバック(0) | コメント(2)

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