■プロフィール

joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック

■カテゴリ
■月別アーカイブ
■RSSリンクの表示
■リンク
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
This is 「風の向くまま・・・」
次の目的地はフェズ。イミルシルからはちょうど北東の方向になる。
東側のリッシュに戻ってバスを乗り継ぐつもりでいたが、
イミルシルの地元の人に話を聞いたところ、北側に抜ける乗合タクシーがあるらしい。
距離的に近いのか、やたらそちらを勧められたので、
まぁせっかくだから違う道で行ってみたいなと思い、トライしてみることにした。

リッシュからの道よりも、より急勾配で荒々しい。
山の急斜面に開かれた道は、迫り出す岸壁と、深い谷の間をうねって行く。
時々、未舗装の道が山の方へ続いているのを見かけた。
数日をかけてアトラスの山々を渡っていくコースがあるらしいのだが、
きっとその道を行くのだろう。面白そうだ…。

乗合タクシーは、アグバラという小さな村で停まった。またも地図には無い場所だ。
そこから、ケニフラという幹線道路沿いの町へ向かうバスに乗り継ぐ。
今度は車窓が一変して、北海道の美瑛を思わせるような、
緑と花で溢れるのどかな丘の風景があった。
自分でドライブかサイクリングで来てみたかった…。

ケニフラからフェズ行きのバスは1日に何本も走っているようだった。
今一つ良い宿が見つからなかったため、ネットで時間を潰して夜行に乗ろうかと考えていた。
とりあえず腹ごなし…と適当に見つけた食堂へ入ったところ、英語が全く通じずちょっと苦戦。
身振り手振りでやり取りしていたら、たまたま英語が堪能なおっちゃんが横から現れて助けてくれた。
これがきっかけでこのおっちゃんと親しくなり、この日は彼の家に泊めて頂けるという話になった。
香り高い自慢のお茶を出してくれたり、ヤギ肉と緑野菜の特製タジンを振舞ってくれたり、
何から何までお世話になってしまった。

彼はちょっと変わり者で、過去に10年間、森の中にテントやキャラバンで住んでいたらしい。
マラケシュやフェズのような騒がしい大きな街が嫌いで、
このケニフラのような素朴な小さな町や、自然に囲まれた場所が好きだとか。
その辺は、僕とちょっと共通しているものを感じる…。
そんな彼が、この近くにあるという美しいポイントを教えてくれた。
またしても、ガイドブックには道すら示されていない場所。
タイムロスしてばかりだが、ここまで来たら、もういっちょ寄り道しちゃおう!

彼が日本語に興味を示していたので、Tシャツをプレゼント。
山人なおっちゃん@ケニフラ
お古で申し訳なかったが、喜んでくれた。「山人」、ピッタリでしょ?

翌朝、彼が教えてくれた乗合タクシーに乗って、ケニフラの町を後にした。
目的地の7km手前で降り、そこからは地元の人と一緒にヒッチハイク。
森の中を抜けていくと、パッと視界が開け、羊達がのんびりと草を食む草原に出た。
さらに走ること数分、目的地のアグィルマムに到着した。

たしかに、自然好きの彼が勧めるだけのことはある。
鮮やかな緑色の湖面(と言うよりは、池かな)が、山の風に吹かれて静かに波を立てていた。

この色は、中国の九塞溝で出会って以来かなぁ。
宝石色の湖@アグィルマム

通りすがりのおじさんをモデルに。
通りすがりのモデルさん@アグィルマム

人さまの乗り物をモデルに。陽の角度によって、色が変わる。
人さまのバイク@アグィルマム

釣り人をモデルに。
釣り人@アグィルマム

切り株をモデル(?)に。
切り株@アグィルマム

草を食む羊たちをモデルに。
草を食む羊たち@アグィルマム

例によって、名前は知らない…。
名前も知らない花@アグィルマム

湖の近くの平原で。目が合っちゃったね。
目が合っちゃった@アグィルマム

まさに「知る人ぞ知る」って言葉通りの場所だった。
今までに訪れた日本人はいるんだろうか…?

帰りはアズルーという町に抜ける別ルートを取った。
結局この日は、3台の車をヒッチハイクした。
元々ミニバスや乗合タクシーが無い道と聞いていたので、そのつもりではいたのだけど、
そんな場所でも「なんとかなる」と思っている自分がいる。
ほんの少し前まで、ヒッチなんて経験したこともなかったのにね。
「なんとかなる(できる)」予感と、実際に「なんとかなっている」現実が上手く結びついて、
ちょっとした自信に繋がってきている。
なんだかここに来て、楽しいリズムに乗ってきたかも。

オマケ。そんな物欲しそうな目で見ないで~?
物欲しそう(?)な少年

スポンサーサイト

テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

旅日記-モロッコ | 21:00:08 | トラックバック(0) | コメント(0)
秘境と呼ばれる村
砂漠の世界から、一気に山岳地帯へ。

アトラス山脈の奥地、標高2,600mに小さな村があるという。
ガイドブックによると、先日訪れたティネリールから道があるようだったが、
何人か地元の人に話を聞いたところ、
ティネリール発のバスは1日1本あるか無いかで、道も悪く時間がかかると言う。
代わりに、東側のリッシュという小さな町からアクセスする方がベターだという情報を得た。
地図を見ると、リッシュの町は砂漠からフェズに向かう際に通る道の途中にあった。
ただ、道が新しいのか、リッシュからイミルシルへ至る道の存在は地図には記されていなかった。
地図に無い道を行く…、これは面白い。
現地情報を信じて、リッシュ経由のルートにトライしてみることにした。

リッシュに行くバスは容易に確保できたが、町に着いてからの情報が何も無い。
とりあえずその辺の人に聞き込みしてみると、あっさりイミルシル行きのミニバスが見つかった。
満員になり次第発車するバスだが、後で聞いたところによると、1日5~6本は走っているようだ。

道は狭いながら、ほぼ100%舗装されていた。
秘境と呼ぶにはちょっと微妙かな?なんて考えていたが、
車窓から見える景色は、花で溢れた草原あり、牧歌的な田園あり、荒々しい山肌あり、
なかなかの見応えだった。

イミルシルへは、約3時間で到着。
バスを降りると、高山の冷たい風が吹き抜けて、慌てて長袖を着込んだ。
10分も歩けば端から端まで行けてしまう程の狭い村落だが、
村の中心には、レストランを兼ねた安宿が数軒あった。
来月から始まる夏がシーズンのようで、今はほとんど宿泊客がいない様子。

この村にはインターネットが無かった。
旅に出て以来、どんな小さな村でも、それこそ砂漠の真ん中のオアシスでも、
僕が泊まった場所にはいつもネットカフェが存在していた。
日本の田舎と比べたら、その軒数は圧倒的に多いだろうと思う。
パソコンの個人への普及率が低いことも要因だと思うけど、それにしても驚かされることだ。
中国もそうだったが、数十年前に経済成長を遂げた国々とは、まるで順序が違うんだなぁと感じる。
それでも、さすがにこの山奥までは届いていなかったか。
砂漠の記事をアップしたかったので、ネットを使いたい気持ちはあったのだが、
それよりも、ついに未着の地を見つけたことが逆に嬉しかった。

翌日は、朝から市場が開かれていた。
近隣の村々からも人が訪れているようで、なかなかの盛況。
僕はその中をぷらぷらした後、村を抜けて散歩に出掛けた。

こんな家に住んでみたいねぇ…。
平原の一軒家@イミルシル

ここが散歩の目的地。詳しい道は聞いてなかったけど、辿り着けた。
名前も知らない湖①@イミルシル
名前も知らない湖②@イミルシル

昼過ぎに村に戻って来ると市場が終わっており、「がらん」としていた。
人もまばらで、レストランの外で数人のおじさんがのんびりお茶を飲んでいるぐらい。
南東側にある畑の方に5分も歩いていくと、草取りに励む女性たちが見える。
聞こえてくるのは、風の音と虫の音。それと時々、遊び回る子どもの声。
緩やかに緩やかに、どこまでもゆったりとした時が流れていた。

農道から、村の展望。
イミルシル展望

畑のおじさん。
畑のおじさん@イミルシル

草取りの風景。
草取り風景@イミルシル

お腹出てますよ~?
お腹出てますよ?@イミルシル

今回は虫を撮ってみた。
テントウムシ君@イミルシル
ちょうちょさん@イミルシル

イミルシルの春は短いそうだ。
僕は偶然その時期に当たったらしく、
たくさんの花や緑で溢れた村の風景が見られて、ラッキーだった。

テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

旅日記-モロッコ | 20:20:43 | トラックバック(0) | コメント(0)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。