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joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

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秘湯を求めてハイキング
いきなりどーん!と。
スイスを思い出す風景①@アラティン・アラシャン
スイスを思い出す風景②@アラティン・アラシャン
スイスを思い出す風景③@アラティン・アラシャン
スイスを思い出す風景④@アラティン・アラシャン

…え?スイスに戻ってきた!?

いやいや、紛れもなくここはキルギス。
例えば、中国と国境を接するキルギス南東部には、
最高峰7,439mの勝利峰を擁する天山山脈が連なっていたり、
国土の大部分を山岳地帯が占めている国なのですよ。
あのスイス・アルプスでさえ5,000mを超える山は無いんだから…、
やはりヒマラヤ山系のスケールって凄まじい。

「山奥の秘湯」。
日本人なら誰しも…かどうかはわからないが、
温泉ファンの僕としては、非常にそそられてしまう謳い文句だ。
そう呼ばれるに相応しい温泉がここキルギスにあるという情報を入手し、
どれ程のものか見てやろうじゃないの(←偉そう)と、やって来たのがこの景色の広がる場所だった。

アラティン・アラシャンと呼ばれるこの温泉地へは、
ツアー会社等でジープをチャーターして来る他は、
麓から約4時間の道のりを歩いて来ることになる。
道は一部を除いてほぼ平坦だったが、
重いザックを背負って1人歩き続けるのはなかなかハードに感じる。
運良く僕は、麓へ向かうバスの中で、
同じく温泉地に向かうキルギス人の若者2人に出会い、彼らとずっと一緒に歩いた。
僕の重たいザックを見て、「大丈夫か?手伝おうか?」と何度も励ましてくれて、
それだけでも疲れが和らぐ。

優しいキルギス青年コンビ。
優しいキルギス青年@アラティン・アラシャン

山奥の小さな村のような場所だと想像していたアラティン・アラシャンは、
谷の開けた場所に小さな小屋が4~5軒あるのみで、
「集落」とも呼べない、山あいの登山基地のような場所だった。
知人のいるテントに泊まると言う若者2人と別れ、
僕は一番奥にあった明るいオヤジさんのいる小屋にお世話になることに。

僅かに6人分のベッドしかない、小さな小さな木の家。
大自然の小さな山小屋@アラティン・アラシャン

ここには水道が無い。
トイレを覗くと、木の板が敷かれた床にただの「穴」が空いているのみ。
調理や飲料用には山の天然水を使う。

ガスも無い。
調理用の火は薪を使って起こす。
風呂用には必要無し。温泉だからね。

電気も無い。
夜の部屋にはロウソクの明かり。
日暮れと共に眠り、日の出と共に起きる生活なのだろう。
…と思いきや、意外とオヤジさん達の朝は遅かった。(笑)
僕は6時過ぎから目が覚めていたのだが、
皆が起き出したのは8時頃、朝食タイムは9時過ぎにようやく…だった。

ここに到着した時は、ちょうどランチタイムだった。
僕はこの日の夕飯分から支払ったのだが、
オヤジさんが「一緒に食いねぇ!」と言ってくれたので、ちゃっかりご一緒させて頂くことに。
前日から泊まっていたお客さん達とオヤジさん一家と、8人で一緒にテーブルを囲む。
キルギス語&ロシア語での会話はさっぱりわからなかったが、その雰囲気だけでも楽しかった。

だから夕飯も楽しみだったのだが…、なぜかこの日は僕1人だけ別の場所に食事を用意された。
外は雨が降り出し、薄暗く、冷え込んできた。
1人で食べることは少なくないけれど、
中でもこれは、この旅で一番寂しさを感じたメシだったかもしれない。
僕だけ除け者にされたのか…?
それとも、会話に入れないのを逆に気遣ってくれたのか…?
わからないけれど、涙が出そうなぐらい孤独を感じた。

幸い、翌日の朝はみんなで一緒に朝食タイムになった。
…が、今度はそのメニューで苦しむことに。
昨日の昼から、小屋の外には羊(恐らく、ほぼ丸ごと)をグツグツ煮込んでいる鍋があって、
夕飯には、煮込んだ羊の身をほぐしたものと、そのスープで煮込んだ麺を合わせたものが出された。
(寂しいメシだったが、味そのものは文句無しだった。)
そして朝。僕の前に置かれた皿には、その残りと思われる内臓系の盛り合わせが…。
僕は内臓系の見た目などは気にせず食べられる方なのだが、これは一口かじってギブアップだった。
なぜって、ただでさえ独特の臭みを持つ羊の、
その風味が凝縮されたものが一気に攻撃してきたから。
でも、残すのは彼らにも羊にも申し訳ない!そうは思ったが、無理だった。
今まで食べられないモノなんてほとんど無い旅だったので、かなり悔しかったが…。
(しかし、朝から内臓系ってヘビーじゃないかぃ?あ、でもレバーは朝にも食べるか…)

さて、そして忘れちゃいけないお楽しみの温泉。
この宿では専用の温泉小屋を一つ持っている。

川沿いの温泉小屋。
温泉小屋@アラティン・アラシャン

そして中の湯船。
日本に劣らぬ名湯@アラティン・アラシャン

源泉掛け流し。
湯温はまさに適温。長湯してものぼせるほど熱くなく、上がってからすぐに冷めるほどぬるくもない。
見ての通り透明な湯だが、硫黄の香りが強く、
その効果か、湯から上がった後もしっかりポカポカ感が続く。
実は、ここは3,000mの高地にあって夜はかなり冷え込むのだが、
温まった体のおかげでぐっすり眠りに就くことができた。

宿で鍵を借りて入ることになるので、このお湯が完全個室で楽しめる。
素っ裸で足を伸ばして湯に浸かれるだけでも今の僕には十分幸せなのだが、
これは日本にあっても「名湯」に値するんじゃないかと思う。
ついに、海外で日本に負けない温泉に出会えた!
ナメててすみませんでした。感動しました。
強いて欲を言うなら、露天があればさらに最高なのだが…、それは贅沢言い過ぎか。(笑)

お世話になった、山小屋のオヤジさん達。
山小屋のオヤジさん達@アラティン・アラシャン

お隣の山小屋。カラフルなり。
カラフル小屋@アラティン・アラシャン

山麓の道で出会った少年達。
山麓の少年たち@アラティン・アラシャン

この先、トーキョー。
この先、TOKYO@アラティン・アラシャン

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テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

旅日記-キルギス | 18:45:27 | トラックバック(0) | コメント(2)
オモシロたらい回し
マケドニアからの夜行バスがイスタンブールのオトガルに到着したのは、朝の6時過ぎだった。
とりあえずお金を両替しないと…と思ったら、まだ両替所が開いてない。(当たり前)
むむ…これではメトロに乗れないではないか。

空は快晴。気分も上々。
待っているのも退屈だったので、安宿街のあるスルタンアフメット地区まで歩いてみることにした。
イスタンブールに来られたことのある人はわかると思うけど、
これはけっこう…いや、かなり遠い。我ながら、無駄にテンション上がり過ぎ…。

いやしかし、前回来た時はツーリスティック過ぎて嫌になりかけたこの町も、
こうして観光客の来ないような場所を歩いてみると、悪くないなぁと感じる。
もう観光は十分だし、今回の滞在中はこういう郊外の地域をぶらぶらしてみようと思った。
けど、イスタンブールも暑くなったなぁ~。
日中は35度前後まで上がって、常に汗が噴き出していた。

イスタンブール滞在中に、この先訪問予定の某国のビザを取得しておきたかった。
到着した日曜日のうちにネットで領事館の住所を調べておき、
インフォメーションで行き方を教わり、準備は万端。
早速、月曜日の早朝から向かってみた。

トラムの終点駅からバスに乗り換え、川沿いを延々と40分程進んだところで、
教えてもらったバス停に着いた。思ったより遠いねぇ…。
目的の領事館の建物はすぐに見つかったが…、開いてない。
最初は時間が早過ぎたんだなと思った。
が、地元の人に聞いてみたところ、身振り手振りで「移転した」ことを伝えられた。
ならばその移転先を教えてもらおうと尋ねると、
一生懸命説明してくれるのだが、この辺りは地図も無いのでイマイチわかりづらい。
ちょっと1人で辿り着ける自信が無く、困った顔をしていると、
見かねた1人のおっちゃんが、「俺の車で連れて行ってやるよ。」ということになった。
ありがたや~♪

移転先は車で5分程の距離で、意外と近かった。
おっちゃんに御礼を言って別れ、領事館のベルを鳴らす。
…誰も出ない。
と、横から詰め所にいた警備員のおっちゃんが出てきた。
「ビザか?」と聞かれて頷くと、内線で館内と連絡を取ってくれた。
次に「英語は話せるか?」と聞かれたので、いちおう頷く(←自信無し)と、
受話器を僕の方に手渡してくれた。
女性の声で説明を受けたところによると…、
「個人でのビザの申請は受け付けていない。代理店を通して下さい。」ということらしい。
話が終わると同時に、警備員のおっちゃんが1枚の名刺を差し出してきた。
どうやら、これがその代理店のようだ。
この時点で、半分ぐらいビザ取得は諦めていた(値段が高くなるのは見えてるし…)のだが、
代理店のだいたいの場所を聞くと、知っている地名で帰りに寄り道できる辺りだったし、
どうせ退屈だから行ってみることにした。

帰り際に声をかけてきた別の警備員(ポリス)のおっちゃんと遊んでから、
恐らくもう二度と来ることはない領事館を後にした。

決め顔ポリスマン。
ポリスの決め顔@イスタンブール

紹介された代理店は、難なく見つけることができた。
が、そこで受けた説明によると、ビザ取得には以下の条件があるらしい。

①日本領事館のレター(紹介状)を受け取ってくること。
②現地での滞在先ホテルの事前確保が必要であること。
③イスタンブールでは、20日間滞在のシングルビザしか取得できないこと。

①に関しては、シリアのビザ取得時に一度やったことなので、要領はわかる。
でも、日本領事館も遠いし、また翌日朝に行かなきゃいけないので、かなり面倒臭い…。
②に関しても、予約など受け付けないような安宿を泊まり歩いている人間としては面倒だ。
恐らく、それなりのホテルを予約するのだろうし、手数料も取られるはず。
それより何より、③が問題。
ノービザでも15日は滞在できる国なのに、20日のビザって…。
(ちなみに、僕が欲しかったのは2ヶ月 or 3ヶ月のマルチビザ。)

もはや値段を聞く気にもなれず、お断りさせて頂いた。
とは言え、別にこれは代理店が悪いわけではないし、
とても親切に説明してくれたので、とても感謝している。
にこやかに去ろうとしたところ、ボスの兄ちゃんに止められた。
チャイを頂き、パンを頂き、ペットボトルの水まで満タンにしてくれた。
僕は例によって、一緒に写真を撮って遊ぶ。

マジメに働く社員と…
代理店の働き者@イスタンブール

僕と遊んでばかりいたボス。2人とも優しかったけどね。
代理店のボス@イスタンブール

結局この日は何一つ上手くいかなかったわけだが、
「まぁいいか」と、全然嫌な気分にならない不思議。
やっぱりこの国好きだなぁ~。

尚、その某国のビザは、次の国で再トライしてみる予定。
最悪は、ノービザ入国後に延長の交渉だな…。まぁ、なんとかなるでしょ。

航空券は、その翌日に購入した。
ちょっと高かったけど…、マイナーなルートを自ら選んでいるのだから仕方ない。
行き先は、中央アジアのキルギスタン!
恐らく今回の旅で唯一訪れることになる、旧ソ連圏の国。
意外に旅する人はいるみたいだが、今まで訪れた国と比べると情報は少ない。どんなところだろう?

その他、今回イスタンブールでしたことと言えば、
名も無いジャーミィ(モスク)に入って静けさに浸ってみたり、
前回行きそびれたアジア側に船で渡って庶民的な市街地を散歩してみたり、
そしてひたすら食い倒れ。
毎日毎日、ロカンタ(食堂)の前を通っては、次は何を食べようかな?と悩める幸せ。

まずはシンプル&定番の豆のスープ。
豆チョルバ@イスタンブール
ちょっと味が単調で後半に飽きが来やすいのだが、
上にかかっている赤い辛みソースを少しずつ混ぜていくと、味の変化があって面白い。
また、レモンを入れると一気にさっぱりするので、最後まで飽きずに食べられる。
例によって、トルコは1品頼むとバゲットパンが食べ放題で付いてくるので、朝はこれで十分!

チョルバの店の人たち。
豆チョルバの店で@イスタンブール
実はこの時あまりお腹が減ってなかったんだけど、
店の前で左の女の子がニコニコ愛想を振りまいていたのに誘われ、そのまま入店した次第。

トルコ式肉詰め。
トルコ式肉詰め@イスタンブール
肉とライスが一緒に詰めてあるので、けっこうお腹いっぱいになる。
野菜が柔らかくなるまでスープで煮込んである。
他にナスで包んだものもあって、これもGOOD。

トルコ式ミートローフ。
トルコ式ミートローフ@イスタンブール
ガッツリ肉が食いたい時に頼んだら、なかなか素晴らしいボリュームだった。(笑)
ドイツビールあたりと合わせて食べてみたい…。

鶏のササミと、しゃきっとした野菜と…、冷やし中華のライス版?
ライス版冷やし中華@イスタンブール
暑い日の昼間に、写真を見つけて注文してみた。
見た目通りのさっぱり感。これならいくらでも食える。夏バテにいいかもしれない。

トルコ式ピザ。
トルコピデ@イスタンブール
「ピデ」と言って、細長く固めのパンに具を載せて焼く。
具の種類は多く、写真は辛口チキンのもの。
テイクアウトできる店もあるので、定番のドネルケバブと共に食べ歩きに最高。

これも間食に。ご存知、トルコ式のびーるアイス。
伸び伸びアイス屋@イスタンブール
前回来た時はまだ涼しかったので、ほとんど見かけなかったが、
今回は至るところで「のびのび」してた。噛んで食べられるような食感が面白い。

パイ包み料理を2皿。
パイ包み①@イスタンブール
パイ包み②@イスタンブール
中身は、いずれも牛肉と野菜をお得意のトマト風味で炒めたものだった。
スープで煮込んであるので、パイ生地にも味がしっかり染みている。

そして、食後はやっぱりチャイタイム。
リラックスチャイ@イスタンブール
この小さいグラスに角砂糖を落とし、カチャカチャしている時の時間が好き。
ここまで色んな国でお茶を飲んできたけど、このスタイルはトルコだけだね。

チャイの店で見かけた日常。
大人のラミータイム@イスタンブール
数字版の麻雀(に近いゲーム)。「ラミー」というらしい。

いつか見た景色をもう一度。
いつか見た景色@イスタンブール
定番中の定番の場所だけど、
僕はイスタンブールではここの風景が一番好きかな。
海の町で、しかもこれだけ大きい町なのに、海と空の色がきれいなのが印象的。
朝も昼も夕方も夜も、ここに来る度についつい立ち止まってしまう。

前回はあまりいい印象が残らなかったイスタンブールだけど、
のんびりと過ごしてみたら、ずっとずっと好きになれた。
やっぱり、ここに帰って来て良かった。
今度こそしばらく来れないと思うけど、きっとまたね。インシャアッラー。

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そして現在地ですが、実は昨日早朝着のフライトで既にキルギスタンに入国しています。
今は首都・ビシュケクに滞在中。
ちょっと面倒なことに、
この国のネットカフェでは自分のパソコンを使わせてもらえないことが多いらしい。
送受信のスピードも今までに比べるとガタッと落ちてるので、
また更新の頻度が少々落ちるかもしれません…。
でも、居心地は悪くなさそうな国だな。
とりあえず、久々にアジアの麺と米が食えているだけで今は幸せです。

ではまた。

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旅日記-トルコ② | 18:50:02 | トラックバック(0) | コメント(0)
アルプス番外編③ ― そこに生きる者たち
番外編のラストは、生きものたちに飾って頂きましょ。

まずは、牛さんのいる風景。
牛のいるアルプス

続いて、羊さんのいる風景。
羊のいるアルプス①
羊のいるアルプス②

のぼー…。
のぼー…
アレッチ氷河展望のハイキングから下りてきたら、コイツが迎えてくれました。

犬も夢中になる青さ。(水着のおねーちゃんがいたのと同じ池にて。)
犬も夢中で泳ぐ池

アメンボの影。
アメンボの影

岩陰のマーモット君。
岩陰のマーモット君

絶壁の際に立つ、アイベックス。
アイベックスの表情①

こんな表情も。
アイベックスの表情②

アルプスに生きる姿。
アイベックスの表情③
アルプスに生きる、アイベックス
彼らには、最後の最後、サース谷での「もう1本!」で上った時に出会った。
まるで彼らが僕を迎えてくれたかのようで、胸が熱くなった。

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この2週間足らずの日々は、まさに夢のような時間だった。
前にも書いたように、僕はスイスに対して強い憧れがあった。
どうしてもスイスだけはベストシーズンに来たくて、
この旅の計画も、「6月下旬~7月上旬にスイス」だけは最初に決めていて、
それに合わせてルート作りをした部分が大きい。
(フランスからスイスを越えてハンガリーへ行き、
また戻って来るという変なルートを組んだのもそのためで…)
写真を見ながら「これを見たら、他に何を見ても感動しなくなっちゃうかも」なんて幻想を抱くほど、
過剰な程の期待を抱いて来てしまった場所でもあった。

しかし、この地はその期待を全く裏切らなかった。
強いて唯一の心残りを挙げるなら、
朝焼けと夕焼けが見られなかったことかな。(その写真が無いのに気付いた人もいるかな?)
これは、泊まった場所が全て谷の中だから仕方無い。
仮に山小屋に泊まって朝夕を山の上で過ごしたとしても、
この滞在期間中は朝夕に雲がかかる日が多かったから、結局見られなかった気もするけれど…。

海外で「住みたい」とまで思った場所は、僕にとってはこれが初めて。
(冬のアルプスの厳しさを知ったらまた感想が変わるのかもしれないが…)
もちろん、この旅で訪れた他の場所も、いずれ大切な思い出に変わるのだと思うけれど、
ここは今既に、「一生忘れない」という気持ちを抱かせられている。

もちろん、「また来たい!」と思う気持ちは強い。
ただ、この先しばらく、ここを訪れることは無いと思う。
スイス・アルプスは、再び憧れの地として、僕の中に大切にしまっておきたい。
そして、ツェルマットで出会ったご夫婦のように、サース谷で出会った旅人のように、
歳を重ねて仕事を引退した頃に、また自由な個人旅行で訪れて、朝から夕方まで歩き通す。
20代半ばにして、1つ老後の楽しみと目標ができた。(笑)

それまで、どうか変わらないで待っていて欲しい。
圧倒的な景色と最高の青空で、再び僕を迎えて欲しい。
その時もきっと、この足でいっぱい歩くから。

ありがとう、スイス・アルプス。また会おう!
ありがとう、スイス!

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旅日記-スイス | 17:15:46 | トラックバック(0) | コメント(0)
アルプス番外編② ― 彩りの花々
「おい、高山植物真っ盛りの時期に訪れておいて、花の写真が全然無いぞ?」
…と気付かれた方がいたかどうかは知らないけど、ちゃんとあるのです。
むしろ、花の写真だけで量が多くなり過ぎた…。
なので、1つの記事としてまとめさせて頂くことにした次第。
お気に入りの花でも見つけちゃって下さいな☆

(枚数多いので、重くなったらごめんなさい。)

①レッド&ピンク系
アルプスの花・レッド&ピンク①
アルプスの花・レッド&ピンク②
アルプスの花・レッド&ピンク③
アルプスの花・レッド&ピンク④
アルプスの花・レッド&ピンク⑤
アルプスの花・レッド&ピンク⑥
アルプスの花・レッド&ピンク⑦
アルプスの花・レッド&ピンク⑧
アルプスの花・レッド&ピンク⑨
アルプスの花・レッド&ピンク⑩
アルプスの花・レッド&ピンク⑪

②ブルー&パープル系
アルプスの花・ブルー&パープル①
アルプスの花・ブルー&パープル②
アルプスの花・ブルー&パープル③
アルプスの花・ブルー&パープル④
アルプスの花・ブルー&パープル⑤
アルプスの花・ブルー&パープル⑥
アルプスの花・ブルー&パープル⑦
アルプスの花・ブルー&パープル⑧

③イエロー系
アルプスの花・イエロー①
アルプスの花・イエロー②
アルプスの花・イエロー③
アルプスの花・イエロー④
アルプスの花・イエロー⑤
アルプスの花・イエロー⑥
アルプスの花・イエロー?

…あ、ニセモノが一個混ざった?ご愛嬌ご愛嬌。

④ホワイト系
アルプスの花・ホワイト①
アルプスの花・ホワイト②
アルプスの花・ホワイト③
アルプスの花・ホワイト④
アルプスの花・ホワイト⑤
アルプスの花・ホワイト⑥

大トリはこちらで!みんなが知ってる「エーデルワイス」。
アルプスの花・大トリ①
アルプスの花・大トリ②

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旅日記-スイス | 16:55:22 | トラックバック(0) | コメント(0)
アルプス番外編① ― 飛びたい衝動
いいなぁ…
アルプス・フライト①

いいないいなぁ…
アルプス・フライト②

あ゛~
アルプス・フライト③

う゛~
アルプス・フライト④

うらやましい!
アルプス・フライト⑤

来る前から予想はしていたけども、案の定、猛烈な飛びたい衝動に駆られた。

タンデムフライトを終えて降りて来た兄ちゃんに尋ねたところ、
「ビジターフライト?あぁ、フリーだよ。」だって。
ホントに!?この絶景フライトをタダで楽しんじゃっていいんすか!?

但し、それには「自己責任」って言葉が付いてくるのだと思う。
スイスの場合、実はハイキングコースもそうなのだが、
コース表示で「上級アルピニスト向け」や「一般ハイカー向け」を分けてはいるものの、
そこから先に進むか否かの判断は全て個人に委ねられる。
自分の技量と気象等の条件を自分で判断し、
その上で「フリー」に楽しんで下さい、ということだ。
でも、「フリー」の本質ってそういうことだと思う。
自分の好きなようにできることは、実は管理されるよりもずっと難しい。

初めての、しかも海外のエリアで1人で飛ぶ勇気は僕には無いけれど…、
でもやっぱり、うらやましい!
アイガー北壁でリッジソアリングして4,000mトップアウトとかしちゃいたいよ~。(←無理)

あの風の音、バリオの音…、
飛んでいる時の感覚を思い出した。
もう何年も飛んでないけれど、また飛べるかな…?
今はまだ、いつになるかはわからないけれど、絶対にまた飛びたい。
きっと飛べるよね。飛びたい気持ちさえ忘れなければ。

絶好の風の誘い。
絶好の風

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旅日記-スイス | 16:40:23 | トラックバック(0) | コメント(0)
アドリア海の真珠を背に…
スペインに入国して以来、約2ヶ月振りに、僕のパスポートにスタンプが押された。
それだけで、こんなに変わるんだなぁ…と。

スロヴェニアの首都・リュブヒャーナを経由し、クロアチアの北の港町・リエカにやって来た。
バスを降りて荷物を降ろすと、宿の客引きが寄ってきた。
これは実に久し振り。
モロッコまでは当たり前のことだったが、ヨーロッパに入ってからさっぱり無くなっていたので。
町のゴミの散乱具合、市内を走るバスの汚れ方、路地裏のちょっと怪しげな雰囲気、
早くも先進国を抜けてしまったような気がする。
…のだが、クロアチアは物価がけっこう高い。
特に移動費はかなりキツかった。ユーロ圏と大して変わらないんじゃないか?

リエカも乗り継ぎのみで、夕方発の夜行に乗って、一気にクロアチアの南端へ。
やって来たのは、アドリア海に面する小さな町・ドブロヴニク。
ここがトルコへ戻るまでの、ヨーロッパ最後の目的地。
まず最初の感想は…、暑い!
スロヴェニアでもだいぶ暑くなってきていたが、ここはさらに暑い!
海風が心地良い…、なんて全く感じられないぐらい暑い!
むしろ、その湿気を含んだ空気に汗が噴き出す感じが、日本の暑さを思い出させる…。

あぁ~、快適なスイスに戻りたいよぉ~なんて考えていたら、
トレッキングシューズの紐を留める金具を壊してしまった。
何かに引っ掛けたか、自分で踏みつけたか、「パキンッ!」と…。
右足がぶかぶかになった。大ショック…。

1人旅行者にはこの町で唯一の安宿と言えるユースホステルにチェックインしたが、
部屋に入った瞬間、汗臭い嫌な臭いが鼻に来た。
なんと、この暑さで部屋に冷房が付いていない…。
いや、別にこれがアジアや中東の安宿なら、その程度で文句は言わないさ。
でもね、ここっていちおうヨーロッパでしょ?
値段だって、スペイン辺りで泊まってた宿と変わらない金額を取ってるんだから、
もうちょっとなんとかしてくれよ…。
ちなみに、2人以上なら客引きが紹介してくるプライベートルームに泊まる手もあるのだが、
基本的にツインからしか無いらしく、1人では割高になってしまうため、
この日はここに泊まるしかなかった。

これはもう、早くヨーロッパを出て行けということだな!
勝手にそう判断し、ドブロヴニクは1泊のみと決めた。
この日のうちに、翌日のマケドニア・スコピエ行き夜行バスのチケットを購入した。
(でも、これも高かった…。もう泣きそう。)

暑さのピークを過ぎた頃から、見どころである旧市街へ散歩に行ってみた。
城壁に囲まれた旧市街はとても小さく、1時間もかからずにぐるっと見れてしまう。
個人的には、観光客向けの店ばかりで、特に面白くはなかった。
城壁の上から町を見下ろしながら歩けるコースがあって、上ってみたかったのだが、
それだけで約1,000円も取るらしい…。ヤメた!
旧市街の北側には、1時間ほどで登れる丘がある。
明日の朝イチでそこに行く。ドブロヴニク観光は、その景色に賭けることにした。

いちおう、旧市街で撮ってみた写真。これは賑やかな目抜き通り。
賑やか目抜き通り@ドブロヴニク

なんとなく、窓。
光の窓@ドブロヴニク

なんとなく、時計。何時でしょう?
何時でしょう?@ドブロヴニク

翌日、「熱帯夜」のような夜が明け、多少は涼しくなった早朝に、早速宿を飛び出した。
(以降、少々汚い話題になりますので、お食事中の方は控えられた方が懸命かと存じます。)

ちょうど丘に向かう上り坂に入ったあたりで、急にお腹からお尻の辺りが警報を送ってきた。
この感じは…、ちょっと水っぽいな。前日に水を飲み過ぎたか…。
このまま登り続けても、トイレは無いだろう。
だが、この感触だと、登って下りるまでは絶対にもたない。
仕方ない、木陰で処理させて頂くか…。

正直言って、ここまでは、今までも何度かあったこと。
しかし、この日はちょっと困った。
前日にズボンを履き替えた際に、
後ポケットにトイレットペーパーを入れ忘れていたことに気付いたのだ。
いつもはこのような緊急用のために、数回分を詰め込んであったのだが…。

紙が無い…となると、戻るしかないか?
いや、でも今登らないと日が上り過ぎて、
せっかくの景色を見るいいタイミングを逃してしまわないか?
そこで思い付いたのが、飲料水として持ってきた1.5リットルのペットボトル。
まだほとんど飲んでいない…。
1分ほど悩んだ結果、決定。…やってみるか。
まさか、こんなところで「アラブ式」デビューすることになるとは…。

ご存知の方も多いと思うが、アジアの一部地域や中東圏などのトイレには、
基本的に紙が置いていないことが多い。
代わりに、個室内には蛇口が1つと、小さな手桶のような水差しのような、
何かしら水を溜めて注げるものが置かれている。
その水を使って、自らの左手をもって排便後のお尻を洗浄するのが、通称「アラブ式」。
イスラムでは、左手は「不浄」とされているが、
この行為によって、名実共に「不浄」になるのだ。(たぶん)

情けないことに、中東圏を2ヶ月以上も旅していながら、
僕はその間ずっと手持ちのトイレットペーパーに頼っていた。
本当に追い込まれたらやるつもりではあったが…、
それがヨーロッパで訪れるとは、さすがに考えていなかった。

しかし、やはり人間追い込まれると、意外に躊躇無くイケるものである。
ひとまず用を足した後、僕の左手は、
右手のペットボトルから注がれる水と共に、ガシガシと自らの穴の周りを洗っていた。
いやしかし、何事も経験とはこのこと。
話には聞いていたが、これは気持ちいいぞ?
考えてみれば、いわば手動ウォシュレットじゃないか。
お尻で感じる水のひんやり感が、けっこう快感だったりする。

かくして、僕の左手も晴れて(?)不浄になったわけだが、
余った水でちゃんと洗ってあげれば、意外と臭いも残らないんだな。
既に十分に暑くなってきた日差しと大量の汗さえも気持ち良く感じるほど、
僕は非常に爽快な気分で、再び丘の上へと歩を進めていった。

そして、予想していた通り、
丘の上からは南西の方向に、キレイに太陽に照らされた旧市街を見ることができた。
よくドブロヴニクを紹介する写真や絵ハガキで見るような、
アドリア海の深い青とオレンジの屋根のコントラスト。
「アドリア海の真珠」と称される美景が、確かにそこにあった。

せっかくの美景を、汚い話題で汚してしまってごめんなさい!
アドリア海の真珠①@ドブロヴニク
アドリア海の真珠②@ドブロヴニク

実は、このドブロヴニクに来るだけで、かなりルート的には回り道になっていたのだが、
ヨーロッパのラストをここに選んだのは、間違いじゃなかったかな。
既に十分だったヨーロッパの満足度が、これで完全なものになった。

心置きなく、さらばヨーロッパ☆

…え、マケドニア(スコピエ)?
あそこは乗り継ぎのついでにちょこっと歩いたけど、
特に日記にするようなネタは何も無かったので…。

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旅日記-クロアチア | 20:35:11 | トラックバック(0) | コメント(0)
目覚ましブルー
今度こそザルツブルグから乗り込んだ列車は、
順調にスロヴェニアの国境駅までやって来た。
そこからバスに乗り継ぎ、ブレッド湖という湖に向かう。
ガイドブックによると、ユリアン・アルプスがバックにそびえる真っ青な湖で、
スロヴェニアの誇る美景なのだと。
でも、そうやって大袈裟に褒めている場所ほど、
行ってみたら裏切られることが多いんだよなぁ…。
正直なところ、あまり大きな期待はしていなかった。

が、バスターミナルから少し歩いて、湖の色が見えた瞬間、僕の頭が一気に覚めた。
なるほど、これは本当に誇れるだけの風景かもしれない。
そのぐらい、鮮烈にキレイな青が僕の目に飛び込んできた。

宿にチェックインしたら一眠りしようと思っていたけど、ヤメ!
荷物を置いたら、湖畔を1周すべく再び外に繰り出した。
ブレッド湖は小さい。徒歩で1周しても2時間前後。
ちょうど適度な距離の散歩コースになっている。

目を覚ましてくれた美景。
スロヴィニアが誇る美景@ブレッド湖

親子ガモ、再び。
親子ガモ、再び@ブレッド湖

幼い背中たち。
幼い背中@ブレッド湖

黄金の葉と水の色。
黄金の葉@ブレッド湖

たんぽぽと水の色。
湖面の色と花の色@ブレッド湖

実はここはリゾート地で、数ヶ所ある浜では、涼しい湖水浴を楽しむ観光客で溢れていた。
水着のお姉さんが多いのは結構なことだが、この風景は、もっと静かに浸りたい。
そこで、翌朝早くに起きて、再度1周を歩いてみた。

早朝にボートが一隻。
朝一でボート@ブレッド湖

逆光でも美景。(前日の写真と同じ場所で)
逆光でも美景な場所①@ブレッド湖

太陽を入れてもう1枚。
逆光でも美景な場所②@ブレッド湖

ブレッド湖からバスで1時間弱のところには、もう1つ湖がある。
そちらも負けず劣らず美しいとの評判で、
当初はもう1泊してそちらも行こうと思って来ていたのだが、
この早朝ウォーキングで十分に満足してしまった。
宿は1泊でチェックアウトし、さらに移動を続ける…。

ブレッド湖で泊まったホステルでは、留学先のイギリスから旅行に来ているNさんと知り合った。
彼は旅先を歩く際に折り紙を持ち歩いていて、
出会った人たちに鶴や船を折ってプレゼントしてあげているのだそうだ。
これはナイス・アイデアだなぁと思った。
日本の文化の一つでもあるし、何より自分の手作りで気持ちを込められるのが素晴らしい。
Nさんは、快く僕に鶴の折り方を教えてくれた。
いちおう中学生の頃に折ったことはあったのだが、もう完璧に忘れていた。
合わせて、Nさんの手持ちの折り紙も数枚分けて頂いた。
その後、早速バスで出会った子どもなどに折ってみせて、好評を頂いている。
Nさん、ご教授ありがとうございました!

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旅日記-スロヴェニア | 20:20:27 | トラックバック(0) | コメント(0)
ドレミの歌が無限ループ
話は少し遡り、スイスからイスタンブールに至るまでの1週間の話。

最初に訪れたのは、オーストリアのザルツブルグ。
その郊外に、ザルツカンマーグートという美しい湖水地方があると聞いていた。
なんでも、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台にもなったという。
きれいな湖に弱い僕は、その誘惑に乗せられてふらふらと向かうこととなった。

駅前からのバスで向かった先は、ザンクト・ギルゲン。
しかし、走り始めた頃は快晴だった空に、見る見るうちに薄雲が…。

ザンクト・ギルゲンは、ヴォルフガング湖という湖に面した小さな町で、
そこから対岸に位置するザンクト・ヴォルフガングという町に船で渡る予定だった。
が、この船が距離の割にやたら高い!
しかも、薄曇りで船旅気分でもないし…。
結局、3時間のハイキングコースを歩いて行くことにした。
しかし、寝不足のせいか、スイスの疲れが残っているのか、予想外にキツい上、
薄日のクセにやたら暑い…。3時間後にはすっかり汗だくフラフラ。
それでもテンションを上げようと「ドレミの歌」を口ずさんでいたら、
いつの間にか頭の中で無限ループ状態になっていた。

ザンクト・ヴォルフガングからは、湖を見下ろせる山への登山列車が出ている。
この山の上にあるお花畑と湖の展望が美しいと聞いていたのだが、
空模様は相変わらずだし、これまた高い!
スイスカードのような半額機能を持っていない今では、苦し過ぎる…。
とりあえず明日朝晴れたらもう一度考えようと、結論先延ばしにして宿探しに入るが、
すっかりリゾート地の雰囲気で、安宿など無い感じだ。
そこで、まさかのダメテント再登場!
まだ捨ててなくて良かった…。

しかし、翌朝目覚めた時は雨。
最後の最後まで、雨漏りに悩ませてくれたテントさん。
それでも、コイツがあって本当に助かった。

雨漏りテント、最後の勇姿。
最後の勇姿@ザンクト・ヴォルフガング
これを撮ったのは、初日の夕方。1時間ほどだけ、雲が切れて陽が出ていた。

これはお遊び。
テントでアート
雨上がりに、テントの内側から撮ったらこうなった。

さて、起きた時点で山に上がるのはあっさり諦めて、
とりあえず写真の整理でもしつつ、天候回復を待っていた。
そのままザルツブルグに帰ることも考えたが、
10時頃には晴れ間が出てきたので、もう一つの目的地・ハルシュタットに行ってみた。
湖面すれすれに迫る町の景観が美しく、世界遺産にも登録されている場所だ。

相変わらず「ドレミの歌」をループさせながら、湖畔をぶらぶら。
感想は、うん、まぁ…こんなもんかなって感じ。
いかん、この感動の薄れは、恐れていたスイスの後遺症か?

よく写真になっている角度から。
ハルシュタットの湖畔風景①
クレーンがものすごく邪魔!

反対側から。こちらの方がきれいかも。
ハルシュタットの湖畔風景②

ふむ、これで帰ってしまうと、話のネタ的にも物足りないような気もするな。
ここで一つオーストリアの味を試しておくのも悪くない。
そう独り言をつぶやき、Barのカウンターに座る自分。

飲んだのがこちら。ロゴを見る限り、ザルツブルグの地ビールらしい。
ザルツブルグビア@ハルシュタット

久々に美味いビールを飲んだ~♪
実はスイスも意外とビールは安くて(500mlで100円未満~ある)、
節約生活と言えどちょくちょく飲んではいたのだが、
炭酸ばかりでコクがまるで無かったり、ハッキリ言って味は物足りないものが多かった。。
写真を載せた氷河でのビールもそうだが、山歩きの後だったから飲めていた気もする。
ただし、これはあくまで安いものばかり飲んだ上での感想なので、
これだけで「スイスのビールはダメ」などと言うつもりはない。
一方、オーストリアビールは、スイス入国前のフェルドキルヒでも瓶を買ってみたが、
ドイツほどでは無いにせよ、十分にコクがあって満足だった。

さて、この店には、あのチェコで気に入った「ブドヴァル」も置いてあるようだ。
では2杯目いっちゃいますか~☆
…と思ったところで、時計を見た。
1時間1本しかないバスの時間が、既に走らないとキツいぐらいに迫っている。
ここで30秒も迷った自分には、自分でもちょっと呆れた。
結局はバスへ走る方の選択肢を取ったので、まだ救いはあるか?(笑)
飲酒後の猛ダッシュで一気に酔いが回ったが…、なんとか飛び乗ることができた。

この日は動き出しが遅かったせいで、ザルツブルグに戻るのが予定より遅くなった。
本当は少し街歩きをしたかったのだが、時間が無くなってしまった…。

でも、それよりもアジアな頭になっている僕に、もう1泊という選択肢は無かった。
次の目的地であるスロヴェニア方面に向かう夜行列車は、日付が変わって1時頃の発車だった。
数分遅れてようやくやって来た列車に乗り込むと、既にけっこう込んでいたので、
後ろの方の車両に座席を探しに移動した。
それでもやっぱり空きが無くて、仕方なく乗降口近くの通路に座り込むことに決めた。

しかし、列車がなかなか発車しない。
最初は乗降を待っているのかなと思ったが、外を見ても、もう新たに乗り込む客はいなそうだ。
ふと、列車の前方を扉から顔を出して覗いてみた。

…あれ?
さっき、僕が最初に席を探していた車両が無い。

正確には、自分が今乗っている車両から見て2つ前の車両から先が、
切り離されてどこかへ消えてしまっていた。
恐る恐る、今自分が乗っている車両の外に張ってある行先表示を見た。

あはは、ブダペストだって。
これはもうハンガリーに戻ってワインを飲めってことか?
…んなわけあるかい!

バスはなんとか間に合ったが、列車でやらかしてしまった。
次の列車は、朝6時過ぎ。
かくして、またもザルツブルグ駅の待合室にて夜を明かすハメになったのであった。

「またも」と言うのは、実はザルツブルグに着いた日も、駅構内で一夜を明かしたから。
スイスを抜ける際、思い付きで行きと違うルートを通ってみたら、
思った以上に時間がかかってしまい、ザルツブルグ到着時の空は既に真っ暗。
とっくにインフォメーションも閉まっているし、しばらくネットに繋いでいなかったため宿情報も無く、
もはや探し回るのが面倒だったので、24時間空いている駅の待合室にステイしてしまった。
しかし、まさかその2日後にまたここにいるハメになるとは…。
早くも移動の疲労が蓄積していくのであった。

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旅日記-オーストリア | 20:00:14 | トラックバック(0) | コメント(0)
再び、スタート地点へ
朝イチでサース谷を出発したのだが、スイスを抜けるには思った以上に時間がかかった。
この日最後の列車に乗り込んだ時には、既に日が西に沈み始めていた。
そういえば久々に見る夕陽を、スイスにいた日々を思い出しながら、
ぼんやりと夢見心地で眺めていた。

自ら「前半戦のクライマックス」と題したスイスの旅が、
実際に十分にそれに相応しい形で終えることができて、
正直なところ、僕の気持ちは既にヨーロッパを離れ始めていた。
節約生活もそろそろ気分的に疲れてきたし、物価の安い国に行きたい。
パンも好きだけど、やっぱり米や麺の料理が恋しくなってきた。
気持ちがアジアに向かうのは、実に自然な流れだったように思う。

翌日から、僕は特急移動モードに突入する。
そして、スイスを出た日からちょうど1週間後、
僕はマケドニアの首都・スコピエのバスターミナルで、
夕方16時発の夜行バスのチケットを購入した。

行き先は、イスタンブール。

当初、戻る予定は全く無かった。
一番の理由は、次の目的地へのフライトを探した時に、
ヨーロッパ発の直行便が無く、値段もかなり高額だったから。
イスタンブールからはトルコ航空の直行便があり、そこそこの値段で飛べそうだった。
なら、いっそ気になる中欧の見どころを寄り道しながら戻っちゃうか!
…というのが、こうなるに至った一番の理由。

それから、もう一度トルコのメシが食いたい!
…というのも、かなり後押ししてくれたかな。
相変わらず、食欲が大きなウェイトを占める旅である。(笑)

最後にもう1つ。
中東とヨーロッパの旅を終えた今、再びこの旅をスタートした場所に戻る。
そして、またこの地から新たな旅のスタートを切る。
…完全に自己満足だけど、すごく気持ちが良さそうだった。

「まさか戻ることになるとはねぇ…」
そう思いながらも、僕の心はワクワクしてたまらなかった。

乗り込んだバスの中。
トイレ休憩が終わる度に、添乗員の兄ちゃんが乗客に香水を振舞う。
あぁ、トルコのバスだ…。
色んな国でバスに乗ってきたけど、このサービスはトルコだけだったなぁ。

隣の席の兄ちゃんもトルコ人。
彼の方から、僕に何か話しかけてきた。
英語をほとんど知らないようだったが、一生懸命コミュニケーションを取ろうとしてくれる。
自分の携帯プレーヤーで、トルコやブルガリア、マケドニアの音楽を聴かせてくれたり、
パンや水を分けてくれたり、相変わらずの人懐こい温かさ。

一方、前の席に座ったのは、恐らく高校生ぐらいの若い女の子2人。
初めは、そのトルコ人の兄ちゃんと僕のやり取りの様子を見ながら、
ヒソヒソと何やら話していた。
その時にチラチラとこちらに向ける視線は、明らかに「上から」だった。
以前出会った旅人の話で、ブルガリアやルーマニアなど東欧諸国では、
僕らアジア人に対してそういう目を向ける人間が多いとは聞いていたので、
特に意外ではなかったけれど、やっぱり悔しさが込み上げてくる。

それでも、僕は構わずトルコ人兄ちゃんや他の乗客とのやり取りを楽しんでいた。
すると、最後の休憩の時だったか、その女の子の方から、僕にお菓子を差し出してきた。
それが「施し」のような感じだったら絶対に受け取らなかったのだが、
その時の彼女の目からは、蔑視の冷たさが消えていたように思う。
僕がお菓子を受け取ると、また何やらはしゃいでいたけれど、
それもバカにしたような雰囲気ではなく、単に照れ臭さから生じた笑いのように見えた。
僕らのやり取りを見て、彼女たちに何かが伝わったのだろうか?
実際のところはわからないけれど、そう捉えることにした。だって、その方が嬉しいから。

いつの間にか、眠っていた。
肩を叩かれて目を覚ますと、そこはもうイスタンブールの西オトガル(バスターミナル)だった。
まだ人気の少ない巨大ターミナルに、オレンジがかった色の陽が柔らかく差し込んでいる。

約4ヵ月半振りに、帰って来た。
病気もケガも、事故に遭うこともなく、無事にまたここに立つことができた。
大きく深呼吸しながら、ここまで僕を運んできてくれた色んな人の力に、改めて感謝した。

旅の初めにこの地を踏んだ時とは全く違うけれど、あの時と同じぐらいのドキドキを今感じている。
このイスタンブールという場所は、「辿り着く」場所なのかなぁと思う。
アジアを横断して、中東を北上して、あるいはヨーロッパを周遊して、
そしてこのアジアでも中東でもヨーロッパでもない交差点の町にやって来ることで、
なんとも言えない感慨が浮かぶものなのかなぁと。

さて、とりあえず懐かしのチャイでも飲もうか…☆

------------------------------

というわけで、僕の現在地はトルコ・イスタンブールでございます。
到着したのは、昨日の話。
本日よりフライト等の情報収集を開始しております。
恐らく予定通りの場所に飛べると思うので、確保でき次第、またここで報告を。

ここにはあと3~4日滞在して、再スタートになるかなと。
さすがに過剰な移動で疲れていたので、少~しだけのんびりさせて頂きます。

ではでは。

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旅日記-トルコ② | 18:25:21 | トラックバック(0) | コメント(0)
出会いの運と縁
ツェルマットから朝イチのシュヴァルツゼー行きのゴンドラに乗り込む際に、
前日の、これまた朝イチのロープウェーで出会った日本人のYさんご夫婦と偶然再会した。

この日は着いた先が霧で真っ白だったため、しばし晴れるのを待つことに。
ゴンドラ乗り場近くのレストランが開いていたので、
「一緒にコーヒーでも」ということになった。
お2人は、昨年に引き続き2年連続でこの地を訪れているとのこと。
それ以前は特にフランスへ何度も旅されていて、
各地に点在するカテドラル(大聖堂)を巡り歩き、
その情報を写真付きでまとめた1冊の本を自費出版されたのだとか。凄い!
ご夫婦共に70代で、特に旦那さんは今年78になられたそうだが、
ツアーを使わずに個人で来られて、こんなに朝早くからじっくり歩いている。
ツェルマットでは、長期滞在者用のアパートを1週間借りて泊まっているそうだ。
ここで話が盛り上がって、ご主人曰く「これも何かの縁だから」ということで、
その「お宅」での夕飯にお誘い頂いた。
ちょっと申し訳ない気もしたが、お2人の人柄にも惹かれて、
僕はお言葉に甘えてお邪魔させて頂くことにした。

一杯のコーヒーで体も心も温まったところで、外の霧も晴れてきた。
この日(ツェルマット2日目)以降は、朝起きると山に雲が張っていて、
昼前から晴れてくるパターンに変わっていた。

約束の18時にYさんご夫婦が泊まられているアパートに行くと、
既に奥さんが料理を用意して待っていて下さった。
野菜たっぷりのサラダに、チラシ寿司に、肉じゃが!
長旅をしている人ならわかってくれるかと思うけど、これは本当に涙が出そうなぐらい感激します。
現地の食べ物で大抵満足できる僕は、普段そこまで日本料理を欲したりしないけど、
でもやっぱり、米や醤油味の料理がいざ食べられるとなると、嬉しくてたまらない。
僕は調子に乗って肉じゃがをおかわりしまくっていた…。
だって、ホクホクでしっかり味の染みたじゃがいもが本当に美味かったんだもの…☆

今の僕は、遊び歩いていると言ってもいいただの若造だ。
そんな僕に、お2人はただ偶然同じ乗り物で出会っただけなのに、
その偶然の出会いと、僕との会話の時間を心から喜んでくれていた。
そして、こんなに素晴らしいもてなしを用意して頂いた。

話をしている中で、お2人が人とのつながりをとても大切にされていることが伝わってきた。
旅の間、僕だけではなく、たくさんの人と積極的に会話を交わされているようだった。
特にご主人は時折、「縁」という言葉を強調されていた。

人の出会いは「運」だと思う。
でも、その運でつながった「縁」をつなぎ止めるか、あるいは離してしまうかは、その人次第。
中には、結果的に自分にとって意味を成さない縁もあると思う。
けれど、何が結果的に意味を成すか成さないかなんて、最初からわかるわけがない。
だから、そんな後先の損得勘定なんて抜きにして、1つ1つの縁を大切にする。
すると、やがていくつかの縁が新しい出会いを呼び、縁のつながりがどんどん大きくなっていく。

僕は以前の仕事の中で、実際にそういう生き方をしている人に出会う機会があった。
自分自身も、短い期間の中で、多少ではあるが実感することができたと思っている。
だからかな、その「つながっていく」楽しさは僕にもわかる気がする。
Yさんもきっと、たくさんの出会いからつながりを作って来られた大先輩なのだ。
僕もそんな生き方を一つ目標にしていきたいと思う。

さて、スイスの旅はツェルマットで終える予定だったが、
あまりに好天が続くためにちょっと欲が出て、延長戦に突入することに。
尾根を一つ越えて東側にある、サース谷へやって来た。

そこのキャンプ場で、今度は1人旅をしている日本人男性のHさんに出会った。
偶然だが、この方も70代。
1ヶ月間、テント生活でスイスを歩き回っているそうだ。これまた凄い…。
僕が長旅をしているという話題になり、
転じて、それじゃあまりご飯を食べる機会も無いんだねという話に変わり、
なんと、わざわざ僕のために米を炊いて頂けるという話になった。
まさか2日連続で米の飯を食べられるなんて…。
この時点で、僕はまだ名前も名乗っていなかったのに…。
日本から持って来られていた素を使って、ワカメのおにぎりを作って頂いた。
高校の頃、よく母が弁当に詰めてくれたのを思い出す。懐かしい味で幸せになった。

その後、紅茶を頂きながらHさんのお話を聞いていたところ、
彼は毎年のように、テントを担いでヨーロッパにやって来ているそうだ。
スイスだけではなく、オーストリアの自然や、ギリシャの文化遺産を巡ることもあるとのこと。

Yさんご夫婦のHさんの生き方も、
人によってはそれを「道楽」と言うのかもしれないけれど、
僕は道楽って別に悪い言葉だと思わない。
いつまでも自分のスタイルを持って、好きなことをめいっぱい楽しむのが道楽なら、実に素敵なことじゃないか?

僕は今まで、長く生きることにあまり関心が無かった。
でも、今回出会った方々を見ていると、
幾つ歳を重ねても、自分の気持ち一つで生き生きと楽しめるんだなと感じた。
もちろん、元気を維持するには運も必要とは思う。
でもそれ以上に、その元気を使って楽しむ意欲が衰えていないことが素晴らしいんだ。
僕も彼らのように歳を重ねられたらいいな。
今後は、もうちょっと自分の健康にも気を遣っていこうか…。

さて、それではサース谷ハイキングの写真を。

雲間からチラリ。
雲間からチラリ@サース谷

雪でお化粧。
山の雪化粧@サース谷

氷模様。
氷模様@サース谷
(川に張っていた氷を撮ったもの)

木窓の向こうに、カメラ小僧一匹。
木窓の向こうにカメラ小僧@サース谷

雲の切れ目に大氷河。
霧の切れ目から@サース谷

氷河の造形。建物のようにも見える?
自然の造形@サース谷

氷河印のビールと一緒に。
氷河印のビールと、本物@サース谷
ちなみに、ビールの方は雪でキンキンに冷やして頂きました。
ちょっと寒かったけど、この景色がツマミで不味いわけがない!

クレバスの色。
クレバスの色@サース谷

このハイキング中に、ここ約100年での氷河の後退を写真で紹介する看板を見かけた。
氷河や雪が年々消えていっているという話は聞いていたが…、
写真で追っていくと、本当にハッキリと氷河の「尻尾」が短くなっているのがわかる。
原因は言うまでもなく、地球温暖化。
氷河が失われることで、特に生物多様性への影響が懸念されるわけだが、
そんな小難しい話より何より、この景色から白が消えてしまうのだ。
それだけで、そんなの嫌だ!と思う。人の手で救えないものか…?

サース谷では2日間歩いたが、
2日目に上写真の氷河の景色を見て下りて来た時、ものすごく名残惜しくなった。
この日はコースが短めだったけど、足は絶好調。
空は晴れ間が広がっていく一方。
時間は15時前。まだ歩ける!

…そして、この日2回目のゴンドラに飛び乗った。
青ゴンドラ@サース谷
(飛び乗ったゴンドラを、下山ルートより撮影)

ゴンドラの終点で見た、サース谷の展望。
サース谷の展望

サース谷の最深部に、巨大な水がめ。
谷の最深部@サース谷

ベテランハイカーが行く。
ベテランハイカーが行く@サース谷

これにて、アルプス・ハイキングの全行程終了!
いや~、本当によく歩いた!
でも、まだまだ歩けた。この景色の前なら、きっといくらでも歩ける。

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旅日記-スイス | 18:15:56 | トラックバック(0) | コメント(0)
巨人との対面
ヴァリス・アルプスハイキングの基点の町であるツェルマットにやって来た。

早速食料調達をとスーパーに出掛けた時のこと。
スイスのスーパーでは、野菜や果物が量り売り式になっている物が多い。
計量はセルフで、買いたい物を量りに載せた後、
商品の値札横に付いていた番号を押すと、バーコード付きのシールが出てくる仕組みになっている。
その量りの前で、使い方がわからずに困っている男性がいた。
どこの国の人かはわからないが、聞いたことの無い言葉で何かブツブツと言っていた。
(ちなみに、僕も最初はこの使い方はわからなかった。地元の人のやり方を見て理解した。)

と、横へ何やら野菜を持って日本人の夫婦がやって来た。
彼はこの夫婦に、量りの使い方を尋ねた。
…ようだった。何と言っているかはわからなかったが。どうやら英語は話せない様子だ。
しかしこの夫婦は、彼に対して困った顔を見せたかと思うと、
何も喋らず、さっさと自分の計量を終えて歩いて行ってしまった。

こういう書き方をすると、「なんて不親切な日本人だ!」という感じだね。
でも、この旅に出る前の僕だったら、どうだったろう?
同じだったかもしれない。僕も見て見ぬフリをして逃げてしまったかもしれない。
そう、あの夫婦は「逃げた」んだ。
だって、ただでさえ自分の英語もままならない(…かどうか実際は知らないけど)のに、
それさえも通じない相手にどう説明すればいいの?
身振り手振りで?いや、でも通じなかったらどうしよう?恥ずかしいし。
きっとあの瞬間に、そんなことを考えたんじゃないかなぁ?

幸い、その抵抗は、既に僕の中から取り払われたようだ。
言葉の通じない人から、たくさんの親切を貰ってきた。
言葉が通じない人にも、たくさんのことを尋ねてきた。
言葉なんて通じなくたって、なんとかなることを体が覚えてくれた。
その外国人の彼はやはり英語が通じなかったが、
勢いそのままのボディランゲージでいちおう伝えることはできた。
やってみれば難しいことでも怖いことでもないんだけど、ちょっとした「慣れ」が必要なのかも。
小さなことだけど、これも1つ旅の収穫として持ち帰りましょう。

ツェルマットを基点に、3日間歩いた。
ここの見どころは何と言ってもコイツでしょう!

孤高の巨人・マッターホルン、見参!
孤高の巨人@ヴァリス・アルプス
まさに圧倒的な存在感。カッコえぇ…。

お花畑と巨人。
お花畑と巨人@ヴァリス・アルプス

登山列車と巨人。
登山列車と巨人@ヴァリス・アルプス

ZERO POINT!(マッターホルン編)
ZERO POINT with Matterhorn@ヴァリス・アルプス

巨人の鏡。
逆さマッターホルン@ヴァリス・アルプス

でも、こちらの鏡も美しい。
全てを映す鏡①@ヴァリス・アルプス
全てを映す鏡②@ヴァリス・アルプス

こちらも名峰・モンテローザ。
名峰・モンテローザ@ヴァリス・アルプス

氷河の迫力。
氷河の迫力①@ヴァリス・アルプス
氷河の迫力②@ヴァリス・アルプス

雲のフレーム。
雲のフレーム@ヴァリス・アルプス

青き水面から…。
青き水面の向こうに@ヴァリス・アルプス

流れ落ちる水と…。
流水@ヴァリス・アルプス

水着美女!
アルプスの水着美女@ヴァリス・アルプス
こんなアルプスど真ん中の池だけど、遊泳OKなのだ。

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旅日記-スイス | 18:00:17 | トラックバック(0) | コメント(0)
水難
事件が起きた。

ラウターブルンネンのキャンプ場で広げたテントの中。
夕立がやって来た。
これはグリンデルワルトに入ってから恒例になっているので、あまり気にしない。
ザーッと降るだけ降って、きっとまた明日の朝には青空が広がっているのだ。
まだ明るいうちにさっさと日記を付けて、早めに寝ちゃおう。

何気なく、僕の手がテントの布に触れた。
…あれ、湿ってる?

何となく気になって、他の面も色々触ってみる。
…うん、手が洗えそうなぐらい濡れておる。

そのうち、ポタポタと雫も落ち始めた。
そりゃさ、安いテントを買った僕が悪いんだけどさ、テントで雨漏りっておぃ…。
どうやら縫い方が粗いのか、縫い合わせの部分から水が漏れてきているようだ。
とりあえず外側にビニール袋を貼り付けて、一番漏れてくる入口の部分は応急処置したが…、
四隅にはできるだけ荷物を置かないようにする必要が出たため、
2人用テントなのに非常に窮屈な寝床になってしまったのであった。

さらに、これは別の日。
歩き過ぎで軽い靴擦れができたので、
絆創膏を出そうと、薬類一式が入っている袋を久々に開けた。

…袋の中まで濡れてる。
でも、常に濡れないような場所に置いておいたし、ちょっとぐらいの水なら防げる袋のはずなのに?
オカシイなと思いつつ、中身をチェック。
紙箱はほとんどダメになっていたが、幸い中身はほとんど問題無し。
使い物にならなくなったのは、蚊取り線香の一番上の1枚だけだった。

そんな中で、一度も使っていない「マキロン」がやけに軽いことに気付いた。
あ、袋が破れてる…。
しかも、フタも空いてる…。犯人はお前か!
原因予測。普段この薬類の袋はテントに置いて山に上がっているのだが、
一度だけ、ラウターブルンネンに移動した日だけ、全ての荷物を持って山に上がったことがあった。
その時の気圧の変化に耐え切れず、袋が破裂した?
ほら、よくポテチの袋が山の上でパンパンになったりするでしょ?
3,000mまで一気に上がったら、有り得ない話では無いと思うんだけど。

…なんて、こんなしょーもない話を「事件」なんて言ってられるんだから、
僕の旅は平和なもんだなぁ…。

さて、ベルナー・アルプスを堪能した後は、南のヴァリス・アルプスへ!
…と行きたいところだったが、その前にちょっと寄り道。
アレッチ氷河という、ベルナー・アルプスのユングフラウから南に流れ落ちる巨大な氷河を見に行くことにした。

実は、ベルナー・アルプスの北側(つまり、グリンデルワルト側)からは、
登山列車で登れるユングフラウヨッホという超有名な展望台があって、
そこからこのアレッチ氷河の源流を見ることができるのだが、僕はここに行かなかった。
理由は3つ。
値段が高過ぎることと、
展望台から歩いて下りられないこと(標高が高過ぎて、完全に雪山の中になってしまうため)と、
氷河の方向が逆光になってしまうこと、だ。

乗ってないけど、被写体にさせて頂いたユングフラウ登山鉄道。
ユングフラウ登山鉄道①
ユングフラウ登山鉄道②


実はユングフラウヨッホに限らず、グリンデルワルト側の展望スポットは、
ベルナー・アルプスの山々を南~東方向に見る場所が多い。
(山の北側に町があるわけだから、当然と言えば当然なんだけど)
つまり、午前中から日中にかけて逆光になってしまうわけ。
ならば午後~夕方に行けば良いということなんだけど、
前述の通りで、僕が訪れた期間は昼から雲が張ってくるパターンばかりだったのだ。

ならば、と言うことでやって来たのが、
アレッチ氷河を南側から眺められる展望ポイント・エッギスホルン山頂。
フィーシュという麓の町から、山頂近くまでロープウェーで一気に上ることができる。
余談だが、このフィーシュという町のキャンプ場が、
スイス滞在中の最高値であった。(1泊だけで済んで良かった…)
それでも、ここに来た価値は十分にあった。

女性の髪のように滑らか(と、よく例えられる)なアレッチ氷河。
アレッチ氷河大展望①
アレッチ氷河大展望②

山道で見つけた、水の祠。
水の祠@アレッチ

満足な寄り道を終えて、次はいよいよヴァリス・アルプスへ!
僕がスイスで最も楽しみにしていた場所。あの巨人が待っている…!

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旅日記-スイス | 17:20:41 | トラックバック(0) | コメント(0)
チョコとバナナでハイキング
もう最初に書いてしまうけど、
スイス・アルプスの空は、僕に微笑んでくれるどころか、笑いっぱなしだった。
マイエンフェルト日帰りの翌日、スイスに再入国してから抜ける日まで計13日間、
朝に霧が出たり、夕立が来た日はあれど、日中に晴れ間が出ない日は無かった。
僕の笑いもまた止まらなかったのは言うまでも無い。(笑)
おかげで休養日が全く作れず、僕の足は半分嬉しそうに悲鳴を上げていた。
それでも、無事に歩き通してくれた丈夫な両足に感謝。
(ただでさえ太い足がまた一段と太くなった気がするのは、気のせいじゃないような…)
写真の量も膨大になってしまい、ここに載せるものを選ぶ作業も手間取った。これも嬉しい悩みね。

スイスにいる間だけは、「旅人」を一時休業するつもりで考えていた。
他の国を訪れる時のように、
何があるかわからない世界へ飛び込む際の期待とか心持ちとはちょっと異なり、
「アルプスの山々を歩きに来た」という目的が最初からハッキリとあった。
「ハイカー」スタイルの「旅行者」として、
ここだけは、何も考えなくてもいい、ただ純粋に、
憧れの大自然を全身で目一杯感じて来ようと思っていた。

だから、最初は写真だけの日記にして終わらせようかなぁと思っていたのだけど…、
やっぱり感じたことは書いておこう。時間のある方はお付き合い下さい。(笑)
大して内容の無い文が多いんだから、もうちょっと文章をまとめる能力が欲しいぞ!

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サルガンス ⇒ チューリヒ ⇒ ルツェルン ⇒ インターラーケン と列車を乗り継ぎ、
最初の目的地であるベルナー・アルプスの観光拠点の町・グリンデルワルトへやって来た。

列車の中で、検札にやって来た車掌さんの挨拶が人によって違う。
フランス語であったり、ドイツ語であったり、イタリア語であったり…、
多言語国家らしさを感じる一面だ。
また、その車掌さんが切符をチェックするついでに、
次の列車の乗換駅まで丁寧に教えてくれたりする。
それでなくても、スイスの列車内は席の横にも路線図が付いていたりするのに…。
これは観光大国らしい一面。

さて、グリンデルワルト。
南にベルナー・アルプスの4,000m級の山々を見上げる谷に開けた小さな町。
実はマイエンフェルトもそうだったし、この後訪れた町もそうだったのだが、日本人多過ぎ!
そのほとんどがオジサマオバサマのツアー軍団なのだが、
メインストリートでも、スーパーの中でも、カフェを覗いても、日本人の比率が圧倒的に高い。
町では日本語の文字を見かけることも多いし、
日本人による日本語観光案内所なんてものもある。
さらに驚くべきことに、乗り物の駅によっては、日本語の案内が流れることもある。
ただでさえ、3~4ヶ国語の案内を流さなきゃいけない国なのに…。

ここでスイスの物価の話。
僕は旅でかかる費用を、宿泊費、交通費、食費、その他雑費の4つに大きく分けているのだが、
このうち宿泊費は、前々回の日記で書いた通り、テント泊で節約することにした。
キャンプ代はけっこう値差があって、
今回約2週間滞在した中での最安は10フラン、最高は26フラン(!)だった。
(僕は1フラン=100円で計算してたけど、今は90円ぐらいですな。円高万歳!)
安くても高くても、きれいなシャワー室が当然のごとく完備されているし、
場所によってはレストランやバーも併設されていたり、快適そのものだった。

次に交通費だが、これも前回書いた通り、スイスカードで全て半額になる。
それでも、登山列車やロープウェーで山に1回上がるのに、(半額で)15フラン前後かかるのだが…。

そして食費。
通常の場合、僕はあまり観光にお金を使わない分、
食事(&お酒)に関してはできるだけその土地のものを味わいたいので、
必要以上には節約し過ぎないようにしているつもりだが、
スイスに関しては、チーズフォンデュぐらいしか名物が思い浮かばないし、
一人で食べられるものでもないので、ここだけはひたすら節約モードに入った。
レストランのメニューを見ると、サラダやスープ1品で5フランを軽く超えてくる…。
マックのハンバーガーで2.5フランだったかな?
でも、有り難いことにスーパーがどの町にも必ずあって、土日も営業してくれていることが多い。
500g~1kgのバゲットパンは2フラン前後で買えるし、
スイスらしく、チーズなどの乳製品の値段はかなりお手頃。味もけっこうイケル。
それと、いつもは購入していることが多い飲料水が、ここでは不要。
天然水の宝庫なんだから、ペットボトルを持ち歩いていれば常に美味い水が飲める。
というわけで、外食しなければ、他のユーロ圏の国々と出費はさして変わらなかった。
意外と行けるぞ、スイス貧乏旅行!

ところでスイスは、ミルクチョコレートが生まれた国でもある。
僕は甘いものを普段あまり欲しない方だが、別に嫌いってわけでもない。
で、チョコレートに関しては、ちょっと好みがうるさい。
だいたい海外のお土産でもらうような値が張りそうなチョコレートほど、甘過ぎる印象があって苦手。
日本製の、特にロッテの製品をこよなく愛している。
ガーナミルクが最強。次いでクランキー。
…なんて話は置いといて、スイスのチョコだ。
スーパーのチョココーナーには、100gの板チョコがズラリと並ぶ。
一番安いのは、0.45フランから!
最安から2フランぐらいのものまで試してみたが、1フラン前後のものでかなり満足。
さすがに本場の実力なのか、恐らくミルクの使い方が上手いんだと思う。
海外製のチョコで、こんなに飽きずに食べられる味があるとは意外だった。

高カロリーのチョコレートは、ハイキングと相性が良い感じがする。
試しに山で食べてみたのだが、僕の体にはかなりの回復効果を発揮してくれた。
それと合わせて、バナナ。
チョコと組み合わせて、腹持ちもいいし、エネルギー補給もバッチリだし、
この2つがハイキングには欠かせないアイテムとなった。

グリンデルワルトを含め、ベルナー・アルプス周辺に滞在していた頃はほとんど、
朝起きると快晴、昼過ぎに雲が広がってきて、夕方から雨が降ったり止んだり、のパターンだった。
つまり、朝が勝負。毎日始発に乗り込んで山に上がった。

スイスの場合、バスや登山列車、ロープウェーなどの交通手段で、
一気に3,000m前後まで上がることができるため、
ほとんど登ることなく、誰しもが絶景の展望ポイントに辿り着くことができる。
ここで強調したいのが「誰しも」なのだが、
老若男女を問わないのはもちろんのこと、
3,000mという世界の中で、犬を連れて歩く人、ベビーカーを押して歩く人も見かけるのが面白い。
本当に、誰しもが楽しめる場所になっているのだ。
山道の案内表示も分岐点には必ずあって、非常にわかりやすい。
それでいて、道は必要以上に舗装などしていない。
誰でも歩けるハイキングコースと思って少々ナメていた部分もあったのだが、
一部の初心者向けルートを除いては、意外と本格的な「登山道」だったりする。
スペインでトレッキングシューズを買っておいて大正解だった。
普通のスニーカーでは、恐らく足がもたなかった。

僕は毎回片道切符で山に上がり、夕方までに歩いて下りる、という歩き方を取った。
多くのツアーで来ている日本人旅行グループは、
この展望を楽しんだ後、また乗り物で山を下りて行くのか、
いざハイキングルートに入ると、日本人を見かける率がガクッと下がる。
もちろん旅行のスタイルはそれぞれなんだけども、やっぱり勿体無いなぁ…と思ってしまう。
確かに展望ポイントからの眺めは、それだけでも素晴らしい。
でも、僕がハイキング中に見つけた花々も、山の表情の変化も、
行き交うハイカー達との笑顔のやり取りも、
彼らは楽しめずに終わってしまうのだ。

グリンデルワルトを基点に歩いたのは3日。
その後1本東側の谷にある町・ラウターブルンネンに移動して、そこを基点にさらにもう1日。
ここから載せるのは、その計4日分の写真。

登山列車と、その向こうに谷の町・グリンデルワルト。
登山列車の向こうに、谷の町@ベルナー・アルプス

ベルナー・アルプスの三名山揃い踏み!
三役揃い踏み!@ベルナー・アルプス
左から、アイガー、メンヒ、ユングフラウ。

平和なお花畑のバックに、魔の山・アイガー。
お花畑とアイガー@ベルナー・アルプス

ZERO POINT!(アイガー編)
ZERO POINT with Aiger@ベルナー・アルプス

魔の壁。
魔の壁@ベルナー・アルプス
※有名なアイガー北壁ではありません。これも大絶壁には違いないけど。

地獄の白い蜘蛛。(…のはず)
地獄の白い蜘蛛@ベルナー・アルプス
アイガー北壁登攀の最大の難所として知られる場所。
いったい、今まで何人の命を奪ってきたのだろう…。

V字谷。
V字峡谷@ベルナー・アルプス

大峡谷。この谷の下に、ラウターブルンネンの町がある。
大峡谷①@ベルナー・アルプス
大峡谷②@ベルナー・アルプス

ユングフラウ。この山も絵になるねぇ…。
お花畑とユングフラウ@ベルナー・アルプス
小休止@ベルナー・アルプス
雪解けの小川@ベルナー・アルプス
逆さユングフラウ@ベルナー・アルプス

癒しの水。
癒しの水@ベルナー・アルプス
雪解け@ベルナー・アルプス

一軒家。
緑の中に一軒家①@ベルナー・アルプス
緑の中に一軒家②@ベルナー・アルプス
お花畑に一軒家@@ベルナー・アルプス

登山道を行くハイカー。
ハイカー、山道を行く@ベルナー・アルプス

大雪渓を行くハイカー。
ハイカー、大雪渓を行く@ベルナー・アルプス

女性サイクリスト。
女性サイクリスト@ベルナー・アルプス

笑顔が弾ける場所。
笑顔の弾ける場所@ベルナー・アルプス

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旅日記-スイス | 17:00:51 | トラックバック(0) | コメント(0)
ハイジのふるさと
本文の前に…
しばらくご無沙汰でした。本日よりブログ再開しま~す。

実はスイスは1週間前に抜けていたのですが、
そのまま特急移動モードに入りまして、ほとんどネットに繋ぐ時間がありませんでした。
東へ東へ移動を続けてきて、今はマケドニアの首都・スコピエという場所にいます。
ここは乗り継ぎのみで、また今夜もバス移動…。
さすがにちょっと疲れてきたけど、明日からは少しゆっくりできるかなと。
ブログの更新準備だけはだいぶ進んでいるので、順次載せていきます!
ではでは。

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フュッセンから南下作戦を取った僕は、バスで一旦オーストリアに入り、列車で西へ移動。
夕方前には、スイスとの国境の町(正確には、その間にリヒテンシュタインという小国を挟む)である、フェルドキルヒに到着した。
このまま一気にスイス入りしたい気持ちもあったが、今日はここで泊まるのがベターと考えた。

ミュンヘンの駅にて、僕は「スイスカード」なるものを購入した。
これを持っていると、スイス国内の移動(列車、バス、登山鉄道、ロープウェーなど)が、
ほぼ全て半額になる。
加えて、スイス入国初日と最終日に限り、国境駅 or 空港 ~ 目的地間の移動が無料になる。
(ちなみに、初回使用以降の有効期間は1ヶ月で、値段は113ユーロ。)
つまり、入国初日&最終日はできるだけ長距離を移動した方がお得になるということ。
この日このまま移動しても、僕が最初に考えていた目的地までは辿り着けない恐れがあったので、
一泊して翌日に一気に移動をかけようと考えたワケ。
全く宿の情報を事前に調べてなかったのだけど、
運良く安いユースホステルの空室が見つかり、助かった。

翌日の移動ルートを確認するため、スイスのガイドブックにある地図を眺めていた。
今自分がいる場所を地図上で改めて確認すると…、
すぐ左下に、「マイエンフェルト」という地名が見えた。
…え、こんなに近いの!?

「マイエンフェルト」は、旅の計画時にガイドブックを読んで気になっていたのだが、
ルートの都合で断念していた場所の一つ。
スイスカードの初日と最終日の無料機能をフル活用するため、
オーストリア国境に近い場所へ行くのは諦めていたのだが、
改めて地図を見ると、今いる場所からなら十分に日帰りできてしまう距離だった。
スイスカードの使用開始日は自分で決められるから、
大した距離じゃなければ、カード無しで行って来てしまえばいいのだ。
(もちろん、半額にはならないけど。)
フェルドリッヒに来なかったら…いや、フュッセンからの南下ルートを取ることがなかったら、
きっと気付かずに終わっていただろう。
まだまだ、「導き」は続いているのかもしれない。
マイエンフェルトに行くことを決め、早速宿泊日数を追加した。

…が、翌日は雨。「導き」ではなかったのか…?
宿のレセプションで天気予報を調べてもらったところ、明日は晴れそうだとのことだったので、
さらにもう1泊追加して、この日はブログ更新と読書と休息に費やす。
(ドイツの記事を載せて、ブログ一時休止連絡をしたのがこの日なのですな。)

さらに翌日。朝はまだ晴れ間が無かったが、曇りと言うよりは靄がかかっている感じだ。
予報を信じて、マイエンフェルトへ向かうことにした。
案の定、昼に近付くにつれて青空が見えてきた。
山の上の雲はなかなか取れなかったが、
それでも特に午後は暑いほどの日射を浴びながら散歩することとなった。

マイエンフェルトは、スイスの東端に位置する小さな村。
ここは、かの有名な「ハイジ」のモデルとなったことで有名なのだそうだ。
…と言っても、僕はハイジの本を読んだことも無いし、アニメの内容もほとんど知らない。
ただ、アルプス中心部の大迫力の風景はもちろん楽しみだけれど、
牧草地やブドウ畑が広がる、静かでのほほんとした雰囲気がここにはありそうで、
それもまたスイスのイメージだし、歩いてみたいなぁと思ったのだ。

うん、たしかにどーんと来る感動があったわけじゃないけど、
期待通りののんびり感は十分に味わえた。
こういうのを「牧歌的」って言うのかな。

ハイジの泉。
ハイジの泉@マイエンフェルト

丘の上のハイジヒュッテ(山小屋)。
ハイジヒュッテ@マイエンフェルト

牛さんこんにちは。
牛さんこんにちは@マイエンフェルト

木彫りの人々。
木彫りの人々@マイエンフェルト

森のイチゴ。
森のいちご@マイエンフェルト

ブドウ畑への道。
ブドウ畑への道@マイエンフェルト

ワインの卵。
ワインの卵@マイエンフェルト

小屋のある風景。
小屋のある風景①@マイエンフェルト
小屋のある風景②@マイエンフェルト
大好きな北海道の美瑛を思い出す…。

麦穂。もうすぐ刈り取りの季節。
青空と麦穂@マイエンフェルト

これはお遊び。CMではございません。(笑)
水のCM?@マイエンフェルト

さて、寄り道もこれにて終了。いざ、アルプスへ!

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旅日記-スイス | 12:20:12 | トラックバック(0) | コメント(3)

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