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joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

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野宿明け湖散歩
夜中3時に、運転手の声で起こされた。
目的地の茶卡(チャーカー)に着いたらしい。ここで降りるのは僕1人のようだ。
半分寝惚けたまま外へ出たが、寒さで一気に目が覚めた。

もう少し明け方近くに着くかと思っていたが、思ったより早かったな。
日が出る7時頃まであと4時間近く、待つのはちょっとツラい。
しかし、街道で降ろしてもらったので辺りに宿はあるようだが、看板は全て真っ暗。

仕方ない。こんなド田舎なら、襲われる危険も無いだろうし…やってみるか。
かくして、この旅初の野宿にトライすることに。(駅で夜を明かしたことはあったけども…)
公共のベンチをちょっとお借りして、街道から目が届きにくい建物の軒下に移動して、準備完了。
久々に寝袋に潜り込んで空を見上げると、素晴らしい星空。
木のベンチで隙間があったため、寝袋に包まっても冷たい空気が伝わってきたが、
それでも2時間ほどは眠りに入っていた。我ながら、神経が図太くなったもんだ…。

空が白んできた6時頃、街道を行く人の声で目が覚めた。
急いで寝袋を丸め、ベンチを元に戻そうと思ったが、
街道に出てみると既にちらほら人通りがある。
ここでベンチを運ぶのは怪しすぎるので、戻すのは諦めることに。申し訳ない!
本当に中国は朝が早い。
とりあえず冷えた体を温めたいと思っていたら、ちゃんとこの時間から開けている店がある。
ありがたや~☆

蒸したての包子(バオズ)。温まる~☆
包子@茶卡
お粥と並んで大好きな朝飯メニューの1つ。
今回は、肉と細切りニンジン入り。10個で5元の幸せ。

体が温まったら、茶卡に来た目的である塩湖見物に出発。
この近くに、中国最大の塩湖である青海湖があるのだが、
7月頃のベストシーズンを逃してしまっていたので、代わりにこちらにやって来た。
日本のガイドブックなどでは見かけないのだが、
以前中国内で見つけた「中国名景100選」の本に載っていたのだ。
町から湖までの距離も知らずに来たのだが、
包子屋のお姉さんに聞いたら4km程度とのことだったので、歩いて行くことに。
草原の道を歩いている途中で7時を過ぎ、朝日が昇って来た。
さっきまでの冷え切った空気がウソのように、光と共に暖かさで包まれる。真に太陽は偉大なり。

塩湖風景区への入場料は20元。
割と良心的な値段だが、中はほとんど放置状態。
観光地らしく整備し過ぎるのも好きじゃないが、これで金を取るのもどうかと…。

コスモスがお出迎え。
コスモスの季節@茶卡

ぼんやりミラーレイク。
ぼんやりミラー@茶卡
このテの風景も、そろそろお腹いっぱいになってきたかな…?

湖畔で見つけたカラフルなもの。
湖畔にポツリ@茶卡

湿原に秋の色。
湿原の赤@茶卡
去年は北アルプス・立山でこんな色を見たっけ。1年が経つのですなぁ…。

塩の大地にポツリ。
白い大地にポツリ@茶卡

ぶらぶら2時間ほど湖周辺を歩いた後、町へ戻る途中で、
後ろから来た車から声を掛けられた。
助手席のおばちゃん(以下、「ば」)が片言の日本語を知っているようだ。

ば「日本人ですか?」
僕「対(ドゥイ = そうです)。
ば「1人で来たの?」
僕「一個人的(イーガレンダ = 1人ですよ)。
ば「どこまで行くの?」
僕「(町の方を指差しながら)到那辺(ダオナービェン = あの辺まで)。」
ば「(中国語が)上手なのね。」
僕「謝謝。」

…何だこの会話?
喋る言語が逆だろ、普通!(笑)

例えば日本語を喋る欧米人に対してもそうなんだけど、
どうも異国の人と日本語で会話するのに違和感を感じたりして、
無意識に、下手なクセに英語や中国語を使おうとしてしまう自分がいるんだな。

この後は、青海省の省都・西寧(シーニン)へ移動。
ここを基点に、南のチベット自治州地域を目指す。

その西寧へ向かうバスの中で、青海湖も見ることができた。
バスの車窓から①@青海湖
バスの車窓から②@青海湖
バスの車窓越しに撮った写真だけど…、茶卡塩湖よりキレイかも?
黄色い花は、たぶん菜の花だと思うんだよなぁ。この時期に見られるとは思わなかった。

オマケに、西寧での食事。青椒土豆丝盖浇飯(チンジャオトゥドウスーガイジャオファン)。
青椒土豆丝盖浇飯@西寧
ご飯ものはいつも容赦ないボリューム。具のはみ出しっぷりが食欲をそそる。
「盖浇」とは、「ぶっかける」のような意味なので、
「盖浇飯」ならぶっかけ飯(日本で言うなら、丼かな)、「盖浇面」ならぶっかけ麺になる。
手前には、普段なら大皿料理で頼むような一品料理の名前が付く。
一品料理の種類だけでも、1つの店で数十種類があったりするので、
片っ端から「盖浇」にするだけで素晴らしいバリエーションが楽しめる。
青椒土豆丝は、ピーマン(青椒)とじゃがいも(土豆)の細切り(丝)炒め。
お馴染みチンジャオロースー(青椒肉絲)の肉を土豆に変えたものですな。
基本中の基本料理の1つで、簡単で美味いので僕も時々自炊で作ったりしていた。
ちなみに、これで7元でした。

炮仗面(バオチャンミェン)。
炮仗面@西寧
辞書を引くと、「炮仗」とは、爆竹のことらしい。
こういう意味不明のメニューはついつい頼んでみたくなるのよね。
出てきたのは、細かく刻んだキャベツ、ネギ、トマトなどの野菜と挽肉を、
ドロリとしたスープと共に麺とごちゃ混ぜにしたもの。
拌面(バンミェン = タレと混ぜた麺)と烩面(フイミェン = あんかけ麺)の中間ってところかな。
これはヒットですね~。こういう濃厚ガッツリ系な麺は大好き。体に悪そうだけど…。

羊肉泡饃(ヤンロウパオモー)。
羊肉泡饃@西寧
これは西安の名物だそうだ。
上に載っているのは刻んだパンのようなもので、スープでふやけて麩のようになっている。
スープの具には、羊肉と粉丝(フンスー = 春雨)。
味付けは蘭州牛肉面のような薄めのさっぱり系。
本場では、最初に丸い状態のパンが出され、
自分で千切った後に店員にスープをぶっかけてもらうらしい。
しかし、色んな食べ方を考えるねぇ…。

健康のため、中国の習慣に倣ってお茶を飲もう!…ということで、これを購入。
いつでもどこでもティータイム用@西寧
お茶っ葉は、大好きな鉄観音。
お茶屋さんで500gあたり50元だったので、50gだけ購入。
ちなみに、同じ鉄観音でも高いものは10倍以上の値段。
僕が買ったのは最安から2番目。日本人的な買い方ですなぁ…。
中国の人は、みんなこういう水筒(茶筒?)でお茶を持ち歩いている。
中国のお茶は、4~5回程度はお湯を注ぎ足してもしっかり出るし、
お湯はどこでも手に入ると言っていいぐらいなので、
ペットボトルの水を持ち歩くより、これを持っていた方が便利だったりする。

そうそう、中国はビールも安い(大瓶1本3元前後~)のだが、今回はまだほとんど飲んでない。
理由① : 1人で食事するような小さな店には、ビールが置いていないことも多い。
理由② : かと言って、宿に戻ってからビールだけ飲むのも気が進まない。
中国のビールの多くは、コクが弱くアルコールも低め(だいたい4%以下)なので、
個人的には、濃い目の味の料理と一緒でないと美味しくないと思っている。
理由③ : そもそも、腹にビールを入れる余裕が無いぐらい食べ過ぎ!

ビール好きだからって、いつでも飲んでるわけじゃないんですよ?
中国にいる間は、お茶を楽しみましょ。健康健康♪

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旅日記-中国② | 17:16:21 | トラックバック(0) | コメント(1)
観光ダメでも食えば満足
甘粛省観光のハイライトとされる敦煌の莫高窟。
幅1.6kmに渡る断崖に掘られた約500もの石窟に、壁画や仏像が並ぶ。
世界最大級の仏教芸術の宝庫なのだそうだが、
例によって例のごとく、「ふぅん」の一言で終了してしまった。

僕が遺跡系文化遺産の魅力をイマイチ感じ取れない貧しい人間であることは、ご存知の通り。
ただ、ここの場合は、見学のシステムも難点だと思う。
全ての石窟は、入口に扉が作られ、常に南京錠でロックされた状態になっている。
個人だろうと団体だろうと、見学者は外の入口で小グループに分けられ、
それぞれにガイドが1人付けられる。
ガイドは都度鍵を開閉しながら、グループを数ヶ所の石窟に案内する。
グループを抜けて勝手に歩くことも不可能ではないのだが、
結局石窟の中に入るには、どこかのグループにくっ付かないといけないので、
例えば気に入った場所があったとしても、1人でゆっくり見ることができないのだ。

宗教的な知識はまるで無い僕だけど、キリストの教会やイスラムのモスクは好きだったりする。
中に入って静けさに浸る(ためには、できれば観光客の少ない小さな場所が良い)と、
こんな僕でも不思議と神聖な空気を感じて、心がすーっと澄んでいくような感覚になる。
外界の音から離れたその場所で、しばらく時を忘れてぼんやりと過ごす。
…そんな時間が作れれば、この莫高窟の感想も少しは違ったものになったかもしれない。

莫高窟外観の一部。内部は撮影禁止なので、写真はこれだけ。
160元の入口@敦煌
莫高窟正面外観@敦煌

ちなみに、莫高窟の入場料は外国人料金(英語 or 日本語ガイド付)が180元(=約2,500円)、
一般料金(中国語ガイド付)が160元。
僕は試しに窓口で「一個人(イーガレン=1人)」とだけ言って200元を渡したら、
40元のお釣りが返って来た。
やはり中国人に見えるか…。これは、喜ぶべきところ?
しかし恐ろしく高い中国の観光料金。
日本の有名な寺でもこんな額は取らないでしょう…。
中国における国内旅行は、裕福な人でないとなかなか難しいのが現状。

どうしても値段の高さは満足度と反比例してしまいがちだけど、
こんなケチな僕でも、高額の観光料を払ってでも「行って良かった」と思う場所もあるのですよ。
今や日本でも有名になった、四川省北部の自然遺産、九寨溝と黄龍。
ここは個人で行くと、2ヶ所合わせて入場料だけで500元を超える恐ろしき価格設定になっている。
が、ここは本当に凄かった。
美しく撮られた映像や写真で見る風景に期待を抱き、
実際に行くとガッカリしてしまうのは良くあることで、
ここもそうなることを恐れていたのだが、ここに関しては杞憂に終わった。
あの水の色は、未だ他では見たことが無い。予想を遥かに超えた神秘の世界だった。

僕が昨年夏に訪れた時の写真が↓の「四千年の国」のフォルダに入っているので、
興味のある方はどうぞ!
http://photos.yahoo.co.jp/jo_yaguchi

もし訪れる場合は、四川省の省都である成都(日本から直行便あり)から、
ツアー(バス利用の場合、3泊4日程度)を利用した方が楽な上に安く行けるかも。
競争が激しい人気コースのため、かなり価格が安くなっているとか。
僕は個人でバスや乗合タクシーを使って行ったけれど、
安宿の集まる地域が風景区の入口から遠かったりして、けっこう面倒だった。

以上、長々と宣伝失礼しました!敦煌に話を戻しましょ。
敦煌は砂漠に囲まれたオアシスの町。
町の外れには、砂の大地が連なる風景区もあるのだが、
これも入場料が高いので止めてしまった。砂丘はサハラで十分楽しんだしね。
町の中心部は、今やよく見る他の中国の観光地の町と変わらない感じだった。
そういえば、あのカシュガルの旧市街も、
古い建物を取り壊して新しく「古そうな街」を作っている場所があった。
(イメージ図を載せた看板を見かけた。)
北京の旧市街もオリンピック前に全て新しくしてしまったと言うし…。
そこに寂しさを感じるのは、「古き良き中国らしさ」のようなものを求める旅人の勝手な感覚であって、
今の中国の人たちは、それは別に必要としていないのかもしれない。
でもいつか、全て無くしてしまった後に、その価値に気付いたりするんじゃないかな?
日本の例を見ているだけに、そう考えるとやっぱり寂しくなる。

さて、そんな話はそれはそれで置いといて、楽しむべきは食べ歩き♪

一品目、臊子面(サオズミェン)。
臊子面@敦煌
「臊子」の意味を知らないまま注文した後、辞書を引いて一気に不安になった。
出てきたのは、「獣臭い」だの、「小便臭い」だの、
食べ物の名前に使うには恐ろしい意味ばかり…。
しかし、運ばれて来たのは角切り野菜を載せたさっぱり味の麺。
カシュガルで食べた「哨子面(シャオズミェン)」と音も見た目も似ているので、
同じものなのかもしれない。
変わったことと言えば、香菜(シャンツァイ = パクチー)が入っていたこと。
新疆ウイグルにいる間はほとんど見かけなかった。
(代わりなのかどうかはわからないが、パセリが使われていたりする。)
久々に食べると、けっこう敏感に味を感じるものだね。
辛いものも同様で、元々苦手だったのを中国で暮らす間にだいぶ慣らしたのだけど、
しばらく中東など辛いものをあまり食べない地域にいたら、また元の苦手体質に戻っていた。
この先1ヶ月もすれば、また慣れちゃうんだろうけど…。

続いて、餛飩(フントゥン)。
餛飩@敦煌
お馴染み、ワンタンでございます。
地域によっては、「雲呑(ユントゥン」とか「抄手(チャオショウ)」という名に変わる。
さっぱり小エビのダシが利いたスープ。朝飯にも良いのです。

大肉白菜水餃(250g分)&米飯。
水餃&米飯@敦煌
日本人にとって最高に素晴らしい組合せ?
実は餃子専門店でご飯が頼めるのは珍しい。餃子は主食なのです。
1斤(500g)で16元だったので、半分で頼んでこのボリューム。
餃子の具も肉を変えたり野菜を変えたり色々なので、餃子だけでも毎日楽しめる。

黄面(ファンミェン)。
黄面@敦煌
この地域の名物である、ロバ肉を使った麺とのことで注文したのだが…、
どこにロバ肉が入っていたのか不明。
普通のジャージャー麺と変わらない気がしてしまった。まぁ、美味かったけど。

牛肉面(ニョウロウミェン)。
蘭州牛肉面@敦煌
今や中国全土にある蘭州ラーメンの店のスタンダードメニュー。
スープは鶏ガラがメインかな?しょっぱくなくて、実にシンプルな味。
これは小サイズで値段は3元。
大サイズは0.5元増しなのだが、店によっては殺人的な量が出てくるので、
余程腹が減っている時以外は小を頼むのがベターかも。小でも決して少なくはない。
それと、初めての店や初めてのメニューを頼む時に大を頼むのはかなり冒険。
味でハズレは少ないけれど、油っ濃いのが出て来た場合に大はけっこうツラい…。(経験有り)

オマケ。市場で見つけた肉屋の看板。
放心肉食店@敦煌
肉を食うのに心なんざ要らねぇ!
(本当は、中国語の「放心」は「安心」の意味。)

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旅日記-中国② | 15:10:07 | トラックバック(0) | コメント(2)

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