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joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

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思い付き寄り道作戦
次の目的地は阿壩(アバ)。いよいよ青海省を抜け、四川省に入る。
…とその前に、ちょっと寄り道を思い付いた。

班瑪に来る際に乗ってきた瑪沁発のバスの終点は阿壩。(地名がややこしい…間違えそう。)
それが毎日走っていることは確認しておいた。
そのバスが、先日降ろされた班瑪への分岐点を過ぎた後、白玉(バイイー)という集落を通る。
そこに、この地域で最大級の寺院があるらしいのだ。

順調なら、バスが白玉を通過するのは恐らく15時前後。
それまでに白玉に辿り着いて、且つ寺を見学する時間を作れるかどうか。
真っ直ぐ阿壩に向かうより面白そうじゃない?

まずは、早朝に班瑪の乗合タクシーの溜まり場へ行ってみた。
阿壩行きの直通は頻繁に出ているが、近道を行くため、白玉は通らないようだ。
まぁ、これは予想通り。
白玉行きの乗合タクシーもあるらしいが、「たぶん11時頃」とのこと。
うん、これはアテにならないと判断。
第一、仮に11時過ぎまで待っていたら、肝心の寺を見る時間が無くなってしまう。

とりあえず、18km先の分岐点を目指して歩き出してみる。
…と言っても、徒歩で行く気はさらさら無い。
どうせ待っていても暇だし、街中より車をヒッチしやすそうな場所まで移動しちゃおうと。
こんな定期バスがまともに走ってない田舎なら、
地元の人も日常的にその辺の車を捕まえて乗っかっているはず。
それに、分岐点まではほぼ一本道だから、
車さえ通ればヒッチは容易だろうと考えていた。
案の定、30分も経たずにヒッチ成功。いぇい☆

な~んにも無い分岐点に戻って来た。
やはりただ待っていても退屈なので、白玉方面にぶらぶら歩き出してみる。
広々とした草原の景色が続く。
これなら、1時間ぐらい歩いててもいいかな…と思っていたら、
10分も経たずに1台目の車がやって来た。
そして、一発ヒッチ成功。11時前に白玉に着けちゃった。いぇいいぇい☆

前情報通り、タルタン・ゴンパ(白玉寺)は確かに広大で立派な寺だった。

立派な正門。
白玉寺正門

本堂ではないけど、立派なお堂。
立派なお堂@白玉

今までに訪れたどの寺よりも多くの僧が集まっており、活気が違う。
そして、みんなフレンドリー。
ぶらぶら歩きながら写真を撮っていたら、向こうからやって来た僧に声を掛けられ、
そのまま寺の敷地内にある家に招待された。
ヤクのミルクティーに、じゃがいもの煮込み、パン、スイカ…、
優しいおばあちゃんが、次から次に勧めてくれる。
「もうお腹いっぱいだよ~!」と言っても、もてなしはなかなか止まらない。
まるで日本の田舎の家に来たみたい。
田舎の温かさ、おばあちゃんの優しさは、どこに行っても変わらないのかな。

お呼ばれした家で、お呼びしてくれた僧の兄ちゃん(と言っても、既に子持ち)。
招かれた家で①@白玉

笑顔優しきおばあちゃん(上の兄ちゃんのお母さん)。
招かれた家で②@白玉

本堂の門は開いていたのだが、中を見学して良いのかどうかがわからなかった。
近くにいた僧を捉まえて尋ねてみると、にこやかに了承してくれた。
しかし、本堂の入口まで来てみると、やはり何となく入りづらい雰囲気。
他の参拝客も、なぜか本堂へは入らずに帰って行っているようだった。
改めて近くの僧に本当に入ってOKなのか尋ねてみたら、
快く了承してくれただけでなく、中の案内役まで勤めてくれた。

堂内案内人。
堂内案内人@白玉

撮ってOKと言われたから、撮っちゃったよ?
撮影許可取得済①@白玉
撮影許可取得済②@白玉

こんなところまで…。メシの時間です。
メシの時間@白玉

実際はきっと厳しいものなのだろうけど、みんな笑顔が豊かなせいか、
田舎の広々とした寺で、のびのびと修行しているような印象だった。
参拝に訪れる人もまた、穏やかな感じ。

マニ車廻廊の前で。
マニ車廻廊の前で@白玉

境内の学校にて。
境内民族学校@白玉

その後、阿壩行きのバスは、予想通り15時ちょっと前に現れた。
寄り道作戦大成功☆

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やれやれ、今日は無事更新できた…。でも、まだ日記が溜まってたりして。
中国にいると、ネタが尽きない?(笑)

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テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

旅日記-中国② | 19:00:58 | トラックバック(0) | コメント(4)
身も空もスッキリ
チベット自治州周遊に入ってから、1日の出費がガクッと減った。
西寧に来るまでは、毎回が広大な大地を行く長距離移動だったために、
何より移動費が高かった。
今いる場所もまだまだ広大な風景が広がってはいるけれど、
小さな町を転々と移動しているために、1日当たりの移動での出費は低くなった。

また、見に行く場所のほとんどはチベット仏教の寺や聖地であり、
いずれも拝観料を取る場所ではないので、観光での出費も減った。
(多少お布施は置いてくるべきかと思っているのだが、
日本のように賽銭箱が見つからないことも多くて、結局無料で拝観させて貰っていることが多い。)

食事は相変わらず10元も出せば腹いっぱいになるし、あとは宿代。
田舎の安宿は、ドミトリー形式で1ベッドあたりで泊まらせてくれることが多いので、
これまた安くなる。1泊10~20元。
決してキレイな部屋とは言えないが、
ベッドに虫が這っているわけじゃなし、ただ寝るだけなら全く問題無し。
客が少なめの宿を探せば、結局1人で1部屋を使えちゃったりする。

唯一難点は、ほとんどの場合宿にシャワーが無いこと。
それを見越して、ささっとどこでも髪が洗えるように短髪にしておこうと、
実は先日西寧に滞在していた間に散髪に行っておいた。
その時に、まだちょっと長いかな?というところでハサミが止まってしまったので、
「再一点(ザイイーディエン = もうちょっと)。」と伝えたところ、
もうちょっとどころじゃなく短くして頂いてしまった。容赦ないね~(笑)
服を替えればそのままチベット僧になれるかも?というぐらい、ほとんどボーズな現在の頭。
まぁ、そんな単純な髪型にも関わらず、
とても丁寧に、しかも楽しそうに切ってくれたし、
笑顔がカワイイ女の子だったので(←ここ重要)、喜んで許しちゃうのです。

常に3,000mを超える高地にいるので、晴れれば日射は強いけど風は涼しい。
汗をあまりかかないので、頭と顔さえ洗っていればシャワー無しでもあまり気にならないのだが、
さすがに5日ほど経つと自分の体の臭いが不安になってきたので、
初体験の淋浴店(シャワー屋)に行ってみた。
さすがにそれを商売にしているだけあって、お湯の出はバッチリ。
ちなみに、僕が行った店は1回10元だった。宿代と変わらん。(笑)
時間制限無し(たぶん)なので、せっかくだから何時に無くダラダラと浴びる。
体を洗うのってこんなに気持ち良かったっけ?と、また一つ有難みを感じた。

パキスタンのフンザにもこんな店があったら毎日通ったのに…なんて。
フンザの宿では電気で湯を沸かすようになっていたのだが、
ほぼ毎日停電するので、ほとんどホットシャワーを浴びられなかったんだよなぁ…。
トレッキングで汗をかくので、我慢できず水シャワーを浴びることも多かったけど、
外は暑くても、氷河直下の水は鬼のように冷たかった…。

さて、その久々のシャワーを浴びたのは班瑪(バンマー)の町。
瑪沁発のバスからは町の手前18km地点の分岐で降ろされてしまったので、
残りはヒッチでやって来た。

その際、一緒にヒッチしたチベット僧のおじ…お兄さん。
ヒッチ仲間@班瑪

町に着いてから気付いたのだが、
ガイドブックによると、班瑪は「対外国人非開放地区」とされている。
約3年前の情報なので、今もそうなのかどうかはわからないが、
町に入る時に検問も何も無かったし、
日本人とわかっても宿は普通に泊めてくれたし、まぁ問題無いのでしょう。
ちなみに、本当に非開放地区の場合は、
公安(警察)に申請 or 旅行会社に依頼するなどして、
パーミット(外国人旅行証)を事前取得するのが正規ルール。

瑪沁に入るまでは、晴れ間が出ることはあれど、
どんよりとした雲に覆われている時間が多かったのだが、
ここに来て秋空のようなスッキリとした晴天に恵まれた。
この辺りの気候がよくわからないのだが、
もし四川省や雲南省(及び、東南アジア)と同様に雨季乾季のある気候に属すのだとすれば、
ちょうどそろそろこの時期が、雨季から乾季に入る変わり目のはず。
いちおう、ある程度そのタイミングを狙って南下を始めているのだが、
うまく狙い通りになったかな?

天気が良いと写真も多くなってしまうもので…、ちょっと重たかったらゴメンナサイ。

町外れの目玉の神様(巨大チョルテン)。
目玉の神様@班瑪

ヤルタンジャ・ゴンパ(阿什姜賈貢寺)本堂。
阿什姜賈貢寺本堂@班瑪

ここにも目玉の神様。三つ目でギョロリ。
三つ目でギロリ@班瑪

目玉の神様に鳥が舞う。
目玉の神様に鳥が舞う@班瑪

下には牛さん。
目玉の神様と牛さん@班瑪

ジャンリタン・ゴンパ(江日堂寺)本堂。
江日堂寺本堂①@班瑪

絵になるので、もう1枚。
江日堂寺本堂②@班瑪

奥行き広し。
奥行き広し@班瑪

色々マニ車廻廊。
マニ車廻廊①@班瑪
マニ車廻廊②@班瑪
マニ車廻廊③@班瑪

携帯マニ車をくるくる。
携帯マニ車くるくる①@班瑪
携帯マニ車くるくる②@班瑪

カラフルテント(タルチョ)。
カラフルテント@班瑪

チベット人の遊び心か?
チベットの遊び心?@班瑪

あ、鼻ホジッてる…。(←罰当たり)
鼻ほじってる…?@班瑪

矢は神聖なり。
聖なる矢@班瑪

吊り橋。
もう怖くない吊り橋@班瑪
あのグルミットの橋を渡った後だと、スリルに欠ける?(笑)
(→ こちら を参照)

青空にタルチョ。
青空とタルチョ@班瑪
よ~く見ると、1枚1枚に経文が書いてあるのがわかる。

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旅日記-中国② | 18:35:07 | トラックバック(0) | コメント(0)
庶民派チベット?
瑪沁(マーチェン)の町外れに、丘一面にタルチョ(カラフルな旗)のはためく場所がある。
タルチョ群@瑪沁

タルチョ群のある丘の麓には、マニ車やチョルテンがたくさん並んでいて、
多くの人が参拝に訪れていた。
勝手にもっと殺伐とした場所を想像していたけれど、
前日のラジャ・ゴンパよりよっぽど活気に満ちていた。

黙々とマニ車を回す人達。
マニ車を回す人々@瑪沁

整列チョルテン群。
整列チョルテン@瑪沁

金の鯱ならぬ…。
金の鯱ならぬ…@瑪沁

青空の中、草原をバックにはためく色とりどりのタルチョは本当に美しかった。
それは、単純にその色のコントラストが美しく見えただけじゃなく、
そこが今も信仰の対象であり、
決して見せ物じゃない、生きた聖地であるから、
尚更美しさを増して見えるのではないか?と感じた。

キリスト教会や、イスラムのモスクもそうだった。
たとえ無名の小さな建物であっても、
今もそこで日々祈りを捧げに訪れる人がある場所には、
何か違う空気を感じさせられる。
それが「神聖」というものなのかどうかはわからないけれど、
僕はその空気が好き。
ここチベット仏教の地でも、やっぱりその空気があった。
タルチョの丘を眺めながら、マニ車をくるくる回しながら、そう感じた。

タルチョの丘を参拝するおばさま達。
参拝するおば様達@瑪沁

犬も参拝。
犬も参拝@瑪沁

ヤクも参拝。
ヤクも参拝@瑪沁

子ども達も参拝?
子ども達も参拝?@瑪沁

ところで、チベットって何か「秘境」とか「神秘」といったイメージが付いてる気がするけど、
実際に生活しているチベット族の人たちを見ていると、
そんなイメージはあっけなく崩れるかもしれない。
例えば、昨日の寺での服の脱ぎ散らかしっぷり然り、
ネット屋やスポーツクジ屋に普通に現れるチベット僧、
気さくに写真に応じてくれるおばちゃん、
お菓子屋の前でニコニコとアイスを頬張っている小坊主、
むしろ庶民的で親しみやすい感じがする。
様々なタブーを擁するムスリムと違って、
戒律で生活を縛られている部分が少ないことも、距離を小さく感じさせてくれる一因かも。
僕は特に秘境的神秘的な期待を抱いていたわけじゃなかったので、
そんなチベットも面白いじゃん?と思ってたり。

泥遊び中の笑顔。
泥遊び中@瑪沁

オマケで、食べ物シリーズ。まずは鍋貼(グオティエ)。
鍋貼@瑪沁
鍋に貼り付く、焼餃子。煎餃(ジァンジァオ)と呼ぶ場合もあり。
四川料理屋だったので、タレが辛かった…。
前に書いた通り、餃子は主食。この店も米飯が無かったのが残念。

蕃茄炒蛋盖浇飯(ファンチエチャオダンガイジァオファン)。
蕃茄炒蛋盖浇飯@瑪沁
ぶっかけ飯シリーズの、トマト卵炒めバージョン。(ちょっと豪快すぎて見た目が悪いね…)
青椒土豆丝同様、定番中の定番の中国家庭料理の一つ。
クセの無い味が日本人に大人気だそうで。
僕はこれを「美味い美味い」と思って食べながら、不思議な気分になる。
昔は卵が嫌いで、親子丼や卵焼きも絶対に食べられなかったのにな~。
(実は未だに、目玉焼きとゆで卵だけはダメだったりして。境界線が微妙なんです。)

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旅日記-中国② | 17:50:40 | トラックバック(0) | コメント(0)
後半戦スタート
チベット族自治州の旅のスタートに選んだのは、興海(シンハイ)という町。
狭い街の中を歩いていると、視線が痛い。
チベット族の人が多いとは言え、まだ漢民族や回族(ムスリム)の人の姿も見かけるから、
外国人であることはわからないと思うんだけどな…。
単純に、ヨソ者の旅行者が珍しいのかな。

しかし、必要以上に警戒されている感じで、
無言でジロジロ見られるのはあまり気持ちがいいものでもない。
そこで、仏教徒らしく見せれば、多少は警戒が和らぐのでは?と考えた。
一番お手頃に身に付けられる仏教グッズ(?)と言えば、やっぱり数珠でしょう。
早速街の民族用品屋に足を向けてみた。
店の兄ちゃんに、「どこから来たんだ?」と訊かれたので、
日本人で、数珠を探していて、ゴンパ(寺)にも参拝に行こうと考えている旨を説明。
すると、奥の方から木製の朱色の数珠を持って来てくれた。
ちょっと埃被っていたけれど、きれいな色だ。気に入った。
値段を訊こうと思ったら、
「送給你(ソンゲイニー = プレゼントするよ)。」と、嬉しそうに渡してくれた。
遠い異国の仏教徒が参拝にやって来たことを歓迎してくれたのだろうか?
本当は仏教徒じゃなくて申し訳ないけれど…、大事に使わせてもらうよ。ありがとう。

さて、ガイドブックによると、興海から約30km離れたセルゾン・ゴンパ(中国名・賽宗寺)までは、
朝早くに乗合タクシーが出ているらしい。
…が、張り切って早起きして探し回ってみたものの、車は見つからない。
タクシーの運ちゃん達曰く、その朝イチの車は「無くなった」ようである。
僕が入手したガイドブックの内容は3年程前の情報なので、まぁそれは仕方ない。
「じゃあ別の時間に出る車はあるのか?」と訊いて回ると、
「夕方に出る」という答えもあれば、「無い」という答えもある。
しかし、仮に夕方に車が出たとしても、今日中に興海の町に戻って来るのは時間的に厳しいだろう。
「寺の周辺に泊まる場所はあるのか?」と聞くと、これまた「ある」と「無い」と真っ二つ。

どっちが正しいのか…、
いや、どっちも正しいのかもしれないし、どっちも違うのかもしれない。
昨日まであったものが今日無くなることもあるだろうし、
今日は無かったけれど明日はあるってことも有り得る。
ここは中国、そんなところ。
どの情報を信用するかは、ほとんど賭けに近い。

しばし悩んだ結果、今回は勝負を避けることにした。
ここで無理しなくても、寺はこの先にもたくさんある。
さ、決めたらさっさと次へ動こう。
次の目的地の同徳(トンドー)行きのバスチケットを買いに行くと、
今度は「バスが故障したから今日は出ない」ですか、そうですか…。

見事な肩透かしを喰らい、トボトボとバスターミナルを出て来ると、
屯していた乗合タクシーの運ちゃん達がわらわらとやって来た。
運良く、同徳行きの車を発見。
値段もバスとほぼトントン、やれやれである。

途中の峠から見た風景。
初めての黄河
これが、実は初めて見た黄河。
曇って少しボヤけているのが、逆に黄河のイメージに合う気がする。

同徳へやって来たのは乗り継ぎのため。
次の目的地の拉加(ラージャー)へは、
瑪沁(マーチェン)行きのバスに乗って途中下車する。下調べは完璧なのだ。
…が、同徳のバスターミナルに行ってみると、壁の時刻表に張り紙が。
瑪沁行きは「暫停」(←読んで字のごとく、休止中の意)ですか、そうですか…。

とりあえず腹ごしらえを済ませ、さて、また乗合タクシーを探すかなと思っていたら、
拉加の手前30kmにある町・河北(ホーベイ)行きのバスがやって来た。
バスターミナルには、河北行きも「暫停」と書いてあったのだが…。
全く、何を信用していいんだか…。(←とボヤきつつ、半分面白がってる自分)
河北は、拉加や瑪沁へと続く幹線道路沿いにある町。
そこまで出られれば、車探しも楽になるだろう。ということで、乗車決定。

バスの発車まで時間が合ったので、同徳の街をぶらぶら。
町外れで見つけたチョルテン(仏塔)。
青空に白チョルテン@同徳

そして、巨大なマニ車。
巨大マニ車@同徳
この中には経文が入っていて、1回しすると経文を1回読んだことになるのだそうな。
大きさは様々で、このような1人で回すのに体力を使うものから、携帯用のコンパクトタイプまである。
ちなみに、チベット仏教では必ず時計回りに回す。

河北に着いたところで、この日はタイムアップ。
日が暮れてきたので、ここで宿を取ることにした。
バスの運ちゃん達が、自分らが泊まる招待所(←中国での安宿の一種)に案内してくれた。
お世辞にもキレイとは言えないが、宿の人も良いし値段も文句無しだったので、ここで決定。
その流れで、運ちゃん達と一緒に夕飯へ出掛けた。

食後に1枚。
食後の運ちゃん達@河北
最初バスに乗った時はみんなカタい顔をしてたのに、すっかり柔らかい表情になってくれた。
中国の(主に漢民族の)人たちの場合、
イスラム圏のように、初めからウェルカムな雰囲気で笑顔を向けてくれる人は少ないけれど、
ちょっと話をするとすぐに打ち解けてくれる人もたくさんいるんだよね。

ところで、地元の人と会話をする中で、いつも回答に困る質問がある。
1つは、「宗教は何か?」という問い。
これは特にイスラム圏で訊かれることが多かった。
以前にも日記に書いたけど、「無宗教」と答えたら、
「Poorな人だ。今からでもいいから、神を信じなさい。」と言われてしまったり…。

そしてもう1つが、「(仕事をしていた頃の)給料はいくらか?」という問い。
今回出会ったバスの運ちゃん達にも訊かれた。
日本の会社で働いていた僕が頂いていた給料の額は、彼らの何倍も多いはず。
ウソは吐きたくない。物価が違う以上、仕方が無いことなんだ。
…でも、なんだか正直に伝えるのは気が引ける。
最近は、正確な額を言わずにはぐらかすことが多いな…。
他の旅人の皆さんは、どう答えているのかな?

さて翌日。思惑は大ハズレ。
朝早くから街道に出て拉加方面への車を探すも、そもそも車通りが少ない。
せっかく捕まえても言い値が高かったり、思わぬ苦戦を強いられた。
結局ヒッチに成功したのは、ようやく車の通りが増えてきた11時頃。約3時間待った。

そして辿り着いた、ラジャ・ゴンパ(拉加寺)。
西寧を出て3日目にして、ようやく初めてチベット仏教の寺院にやって来た。

正面入口。
拉加寺正面門

本堂。
拉加寺本堂
よく見ると、僧の上着が脱ぎ捨てられているのが見えるかと…。
これ以外にも、境内にパイプ椅子や布きれが放置されていたりした。
チベット僧の皆さまは、意外とルーズなのかも?

これもマニ車。ズラーッと並んでいるのを全部回していると、けっこう右腕がくたびれる…。
マニ車整列@拉加

意外に小さな寺院だったので、小一時間で回れてしまった。
まだ時間は昼過ぎ。次の瑪沁まで行けそうだ。
1時間ほど歩いた先の集落で、再び車を探す。
乗合タクシーはすぐに見つかったが、夕方になればバスが通るとの情報もあった。
値段的には、当然バスの方が安い。
しかし、例によって本当に来るか来ないかは運なわけだが、
今回は勝負してみる(バスを待つ)ことにした。
街道沿いの売店のおばちゃんが、自信を持って「17~18時に来る!」と言い切ったので、
それに賭けてみるのも面白いと思っただけ。ほとんど気分で決めている。

ネット屋で暇を潰した後、17時前に街道に戻って来た。
17時半頃まで待っていたら、1人の乗合タクシーの運ちゃんが声を掛けてきた。
どうやらあと1人客が欲しかったようで、特別割引運賃で乗せてくれるらしい。
聞き込みで確認したバス運賃とほぼ同じ値段だったので、乗車決定。
結局バスの有無は不明のまま終わったけど、結果オーライ☆

1つ1つ書いていたらキリが無いので省いてしまっているけれど、
これらの待ちも含めた時間の中で、本当はもっと色んな人と色んなやり取りをしている。
上手くいったりいかなかったり、結果は色々だけど、
そうやって自分の道が繋がっていくのが感じられる。それがすごく楽しい。
ちょうど、「1年まで」と決めた期間の半分が終わった今、
旅の醍醐味の原点に帰れているような気がする。
後半戦も風の向くまま、流れを楽しんでいきましょう!

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旅日記-中国② | 17:20:11 | トラックバック(0) | コメント(2)

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