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joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

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ツーリストエリアで考える。
ラオスでは有名な観光地の一つである、ルアンパバーンにやって来た。

まだまだ東南アジアに関しての情報に疎い(と自分では思っている)僕は、
その情報収集も兼ねて、久々に日本人が集まりやすい宿に行ってみることに。
案の定、僕以外に5人前後の日本人が宿泊していて、
そのメンバーで一緒に夕飯へ繰り出すことになった。

メシ屋の情報もこういう場所にはちゃんと集まっているもので、
安くて美味いと評判のラオス料理の屋台に案内してもらい、ビア・ラオで乾杯した。
昼の蒸し暑さも収まり、涼しい夜風に吹かれてのビールは最高だ。

さて、同じ旅人同士。ここからは、自然と旅の話で盛り上がる流れになる。
その話の中に面白い情報があればと僕は期待していたのだが…、
残念ながら、この日の話題は僕の期待とは全く違う方向に進んでいってしまった。

以前、旅の途中で出会った人から、
ラオスで「ハッパ(要するに、大麻)」に手を出す旅人が多いとは聞いていた。
よく読むと、ガイドブックにもそれらしき話が載っている。
もちろんそれはラオスでも違法行為なのだが、
それを求める人にとっては、手に入りやすく、捕まりにくい場所ということなのだろう。

この酒の場で盛り上がった話題の一つがこの「ハッパ」絡みだったのだが、
僕がまず驚いたのは、少なくともここに集まったメンバーの中では、
「未経験者」の方が少ないんじゃないか?という雰囲気だったこと。
さらに、このうち数人は、他の(「ハッパ」以外の)「ドラッグ」も経験があること、
日本でも経験があることなどを暴露していた。
そんな世界とは無縁の中を生きてきた僕にとっては、本当に驚きだった。
ちょうど最近、日本国内でも芸能人が何人か捕まって話題になっていたようだが、
実際に僕自身が1日に複数の経験者に出会ってしまうほど、
日本でも容易(のレベルがわからないけど…)に手に入ってしまうものとは知らなかったのだ。

ルアンパバーンの次に立ち寄ったバンビエンの町は、
ラオスの中でも特に「ハッパ」で有名になってしまっている場所の一つらしい。
訪れてみると、ラオスらしいとも言えるのどかな景色の中、
四方1km以内に収まりそうな小さな範囲に、
ゲストハウスやレストランが密集しているツーリストエリア兼町の中心があった。

一般的に、ラオスの夜は早く、朝もまた早い。
ルアンナムターにいた頃は、18時を過ぎれば真っ暗になり、夜の屋台も22時には店じまい、
しかし朝はまだ陽が昇る6時前から市場が開かれ、
路上では早くもその時間から遊び回る子どもの姿があった。

そんなラオスにあって、このバンビエンの夜は、特に異様な雰囲気に感じられた。
18時近くなると、既に酒(と、恐らく人によっては「ハッパ」も?)が回った欧米人の若者らが、
奇声を発しながら小さなバンビエンのメインストリートを通り始める。
世界どこに行ってもそうなのだが、本当に彼らはクラブ遊びが好きなんだなぁと感じる。
ここでも大勢がBarに集まり、数店は日付が変わっても大音量の音楽で賑わいを見せていた。
路上には、その時間になってもまだサンドイッチやパンケーキを焼いているおばちゃんがいる。
通りがかるとにこやかに声を掛けられるのだが、
それは昼間と変わらないラオスの優しい笑顔のはずなのに、
僕にはなんだか奇妙に思えて仕方がなかった。

一方、この町には長期滞在する日本人も多いらしいのだが、
ある宿の人の話では、チェックインして数日間まるで姿を見せていない人も複数いるのだとか。
部屋に篭りっきりで何をしているのかまではわからないが…。

バンビエンのツーリストエリア内には学校もあって、
毎日7時頃から、たくさんの子どもが自転車でワイワイと通学して行くのを見かける。
この町で、この雰囲気の中で、彼らはどんな大人に育つのだろう?
外から校庭を眺めている限りは、今は元気に遊び回る田舎の子ども達そのものだったが…。

話が前後してしまうけれど、ルアンパバーンで出会った日本人の間で、
もう一つ盛り上がったのは、バンコクの夜遊びの話だった。
かの一大歓楽街を好む彼らは、
「ラオスは何も無いしな~、バンコクに戻りて~な~!」を繰り返している。

「ハッパ」の話も夜遊びの話も、
僕にとって興味は無いながらも、そういう世界もあることを知れたという意味で、勉強にはなった。
…が、僕が感じている穏やかなラオスの空気には、その話題はあまりにも馴染まない。
なぜこのラオスにいるのに、そんな話題でしか盛り上がれないんだろう?
いつでもどこでもクラブ遊びに興じる欧米人の若者(もちろん、そうでない人もいるだろうが)とは、
日本人の若者は違うと思っていた。違って欲しかった。
しかし残念ながら、僕の中では彼らは同じようなものだった。

彼らが熱中している類の「遊び」は、
たしかに東南アジアでは安く安易に楽しめるのだと思う。
けど、逆に言えば、出費やリスクを負えば、自分の国でもできることだ。
旅の目的は人それぞれで良いと思うし、
人間誰しも快楽を満たす欲求は持っているとは思うけれど、
まるでそればかりに憑かれているような旅人を見ていると、なんだか悲しくなってきた。
アジアには、そんな旅人が多いのかなぁ…?

ついでに、「ハッパ」も含めたドラッグについてちょっと考えてみる。
先にも書いたが、これはラオスでも他の東南アジア諸国でも違法行為にあたる。
ただ、僕は別に「法律で決められているからやっちゃダメ」と思っているわけじゃない。
法に触れることを当人が覚悟の上であれば、あとは自己責任の世界だと思っている。
僕は幸い(?)今も昔もドラッグに興味を持ったことは無いけれど、
別のところで法を犯したことはある。
それは例えば、「未成年の飲酒」だとか「自転車の飲酒運転」だとか「信号無視」だとか、
「なんだそんなことか」と思われるかもしれないが、それでも法律違反には違いないわけだ。
大事なのはコトの大きさじゃなく、どんな違法行為だろうと、
何のために存在する法律で、なぜ違反なのか?を理解し、
その上で、絶対に他人に迷惑を掛けないことを、自分で守りきれるかどうかだと思っている。
それが「自己責任」というものだと。
僕はドラッグに興味も無いけれど、その責任を負う自信も無い。だから絶対に手は出さない。

ところで、ルアンパバーンやバンビエンなどのツーリストエリアに住む人たちは、
僕ら外国人旅行者の存在はどのように思っているだろう?
昼間バンビエンのツーリストエリアの中で買い物をしていると、
いずれの店でも、ラオスらしいとも言える笑顔で、本当に熱心に温かく対応してくれた。
ただ、自転車を借りて郊外へ出た時のこと、
ルアンナムターと比べても変わらないのどかな農村がたくさんあったのだが、
そこで出会う人々が僕に向けてくる表情に、どこか少し暗さがあるような気がした。
(あくまで、僕はそう感じただけ。もしかしたら、ただの気のせいかもしれない。)

もし僕が彼らと逆の立場だったら…、複雑だろうなぁと思う。
旅行者を招いたことで、本来のラオスの空気が失われてしまっていることは間違いない。
しかし、まだまだ貧しい国であるラオスにとって、
旅行者がもたらす金銭的な恵みは絶対に大きいから、その収入源には頼らざるを得ない。
夜のメインストリートで、僕に声を掛けてくる「ハッパ」売りのオヤジを見ながら、
なんとも悲しい現実を感じていた。

ラオスでは、なかなか「絶景」を見つけるのが難しい代わりに、
素朴な風景の中に生きる人々の姿を撮るのが楽しそうだと思っていた。
僕にとっては、それがラオス最大の魅力だと感じるから。
…が、ルアンパバーン及びバンビエンでは、ほとんど撮れなかった。
僕が負い目を感じる必要は無いのかもしれないけど、
色々考えていたら、どうもここでは彼らにカメラを向けることに躊躇いを感じてしまって…。

そんな中で、ルアンパバーンでは寺院を中心にちょびちょび撮影。
ラオス仏教の中心地であり、世界遺産にも登録されているので。

アジアっぽい(?)石造り。
アジアの寺院@ルアンパバーン

カラフル仏塔。
またまた仏塔@ルアンパバーン

ぬぅ~ん。
ぬぅ~ん@ルアンパバーン

托鉢の朝。
托鉢の朝①@ルアンパバーン
托鉢の朝②ルアンパバーン
ルアンパバーンでは、毎朝繰り返される光景。
まだ日の出前で暗かったため、ブレブレに…。

メコンの釣り人。
メコンの釣り人@ルアンパバーン

ラオスのパワー源。
夏バテ無縁@ルアンパバーン
これさえあれば、夏バテ無縁?

メコンに陽が暮れる。
メコンに陽が暮れる@ルアンパバーン

奇岩風景。
奇岩風景@バンビエン
バンビエンでは、これが唯一の写真。(3泊もしてたのに…)
ガイドブックには「ドラゴンボールのよう」と紹介されてたけど、
個人的には中国の桂林を思い出した。

お次は、首都ビエンチャンを経由して南部へ。
北部と比べると旅行者も少ないようなので、再び素朴な雰囲気に浸れることを期待して…。

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テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

旅日記-ラオス | 19:20:53 | トラックバック(0) | コメント(3)

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