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joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

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聖なるお目玉様
カトマンドゥの郊外に、目玉の付いたでっかいチョルテンがある。
僕にとっては、「チョルテン」というチベット語名を知らなかった頃から、
それが「ネパール」と聞いてイメージする風景の1つだった。

「目玉の付いたでっかいチョルテン」で有名な場所は、実は2ヶ所ある。
1つは、カトマンドゥの西の丘の上に立つスワヤンブナート。
こちらは「バンダ」に入る前に行ってみたのだが、
残念ながら肝心のチョルテンが改修中だった…。
いちおう敷地内には入れたものの、本当に「いちおう」行っただけになってしまった。

そしてもう1つが、東の市街地に立つボダナート。
僕が宿を取っていたカトマンドゥ中心部のタメル地区からだと、約6km。
普通はバスで行く人が多いのだが、
バンダ期間中だったため、暇潰しも兼ねて徒歩で行ってみた。

恐らくツーリスティックな場所だろうと覚悟していたのだが、
思っていたよりはずっと「聖地」らしい雰囲気。
東西南北、四方をじっと見つめる「お目玉様」が広場の中央に座り、
その外周を大勢のチベット人が参拝して回っている。
脇では、五体投地を捧げるおばちゃんの姿もある。
付近にはチベット仏教のゴンパも点在していて、袈裟をまとった僧侶も多く見かける。

外周のマニ車をくるくるした後、僕もおばちゃん達に混じって五体投地をしてみる。
僕のその行為に、祈りの心は無い。
遊び半分のようで、あまり良くない行為なのかな~とも思いつつ、
コレをやると色んなモヤモヤが取れてスッキリする。…ような気がするから好きなのだ。
正面に鎮座する「お目玉様」に睨まれていたかもしれないな…。(笑)

大目玉様。
お目玉様①@ボダナート
お目玉様②@ボダナート

荘厳ゴンパ。
荘厳ゴンパ①@ボダナート
荘厳ゴンパ②@ボダナート

お目玉様をぐるぐる参拝。
お目玉様をぐるぐる@ボダナート

マニ石の色付け。
色付け@カトマンドゥ

黙々と…。
黙々@ボダナート

僕がこの旅で「チベット的」な場所を訪れるのも、いよいよこれが最後になるかもしれない。
今回の旅を始める前から、チベットには行ってみたいと思っていたけれど、
その目的はチベットの文化ではなく、チベットの壮大な自然にあった。
色んな偶然が重なり、結局中国のチベット自治区入りは諦める代わりに、
自治区の外にあるチベットエリアを巡ることになって、
なんとなく、そこでの空気にフィーリングが合うように感じ、
いつしか僕の興味は自然風景だけでなく文化的宗教的な面にも入り込み、
インドやネパールに来ても、積極的にチベットエリアを訪問するようになっていた。

色鮮やかなタルチョのはためき、
青空を突き刺すような白のチョルテン、
カタカタカタ…、チリーン…、回る回るマニ車の音。
日本に帰ってから、最も懐かしくなるものの1つに違いない。

また、会いに来よう。
その時までに、チベットのことをもう少し勉強してみようと思う。
もう一歩、彼らの世界に踏み込んで見てみたい。

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旅日記-ネパール | 19:10:19 | トラックバック(0) | コメント(2)
Hindu Cremation
「聖なる川」とされる流れは、
その水に透明度こそ残っているものの、
ゴミだらけのドブ川と言われればそれまでの汚さだった。

川の対岸は、ネパール最大のヒンドゥー寺院・パシュパティナート。
ヒンドゥー教徒以外の立入が禁じられている聖地である。
その川原で今、真っ白な足が洗い清められていた。
頭から太腿の辺りまでは、足よりもさらに真っ白な布で覆われている。
僕は反対岸の石段に腰掛け、その様子を眺めていた。

足が清められると、白い布の上に、さらに鮮やかなオレンジの布が掛けられる。
その後、橋を挟んで向こう側にある、円形の石の台の上へと運ばれて行った。
台には、すでに薪が組まれていた。
布で包まれた人 ― 遺体は、静かにその上に載せられ、さらに上から藁を被せられた。
間も無く、火が付けられた。
初めは、遺体の頭の当たりから火を付けたように見えた。

しばらくは、対岸からだとほとんど煙も見えず、
本当に燃えているのかどうかもよくわからない状態だった。
やがて30分程経つと、ようやく薪に火が移り、「炎」となった。

1時間…
2時間…

まだ火は燃え続けていたが、
全てが真っ黒に変わり果て、
どこまでが木で、どこまでが人の部分だったのか、もう遠目ではわからなくなってしまった。

そこは静かな場所だった。
…と言っても、全く音が無かったわけではない。
火葬が行われているのと反対岸 ― つまり僕の居る側の岸では、
原っぱに立てられた即席サッカーゴールを使って、子どもたちが走り回っている。
石段の下に目を移すと、食器や服を洗うおばさんや、髪を洗うお姉さんがいる。
「バンダ」の影響か、ここまで訪れる観光客は少なかったが、
地元の人も含め、石段に座る僕の背中側にある道を歩いて行く人は少なくない。

ただ、全体の雰囲気として、僕は「静か」だと感じていた。
対岸でパチパチと燃え続ける火も、それを見守る人の姿も、静かだった。
空には爽やかな青、清々しい空気。
静かで穏やかな、日常の風景だと思った。

聖なる川の、その脇で行われている神聖な「火葬」の儀。
名前も知らない他人が葬られる光景を見学するという行為に、
初めは抵抗も感じていた僕だけど、
それは僕の葬儀に対する(日本的で、しめやかな)イメージによる感覚でしかなかった。
ここで行われる葬儀には、(誰かに対して)「隠す」という考えが無い。
静かに、ただ静かに、完全に「日常」の中に溶け込んでいるようだった。

パシュパティナート寺院には入れないが、参道の散策は自由。
そこで見かけたものを少しだけ。

ヒンドゥー的タワーズ。
陽の当たる列塔①@パシュパティナート
陽の当たる列塔②@パシュパティナート
ヒンドゥー的タワー@パシュパティナート

闇への通路。
闇への通路@パシュパティナート

祠に神様。…だけど、仏教の観音様のように見える?
ある神サマ@カトマンドゥ

シンボル。
シヴァ神の象徴@カトマンドゥ
シヴァ神というネパールで人気の神様の象徴で、
その男性器を象ったものらしい。(「リンガ」と呼ばれる。)
また、下の台は女性器を象ったものだそうで…。言われなきゃわかんないけど。
妙なものを信仰するもんだ…、というのが正直な感想。

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旅日記-ネパール | 18:55:52 | トラックバック(0) | コメント(0)
ノイズが消えた3日間
人が密集する路地裏を、バイクが駆け抜ける。
大通りでは、渋滞する車の合間を縫って横断する人たち。
鳴り響くクラクション、砂埃と排気ガス…。

僕が到着した日のカトマンドゥは、噂に聞いていた通りのごちゃごちゃぶりだった。
しかし、その3日後。
町から車とバイクが消えた。

日本で、僕はストライキに遭ったことがあっただろうか?と思い出してみるが、記憶に無い。
どこそこの交通機関がストに入る可能性がニュースになっているのを見たことがあっても、
結局は前日までに回避され、なんら変わらない日常を過ごしていたからだ。

ここネパールで、「バンダ」と呼ばれるストライキが頻発しているとは聞いていたが、
見事にそのタイミングに当たってしまったらしい。
反政府組織団体が現行政府に対して行うもので、
ネパール全土で全ての交通機関(バス、タクシー、たぶん飛行機の国内線も?)がSTOPするだけでなく、
個人所有の車やバイクも事実上使用停止になり、
町中の商店(飲食店含む)がシャッターを閉める。
「個人」の店や乗り物にまで影響が出るというのが、
日本でイメージするストライキと最も異なるところだろう。
仮に店や乗り物を稼動させていることがバンダを主導している側にバレると、
強制的に止めるよう指示されるだけでなく、
石を投げつけられたりといった報復措置を受けることもあるらしい。

一見、旅行者にとっては迷惑この上ない騒動なのだが、
唯一のメリットは、どこでも歩行者天国状態になるため、散歩にはうってつけということ。
初日のノイジーさからは信じられないぐらい、通りは静かになった。
歩いていると、時折デモ行進をする市民らを見かけたり、
広場の真ん中で何やら演説をしている集団を見かけたりするが、
暴力的行為に至るような雰囲気は感じなかった。
交差点に出る度に武装した警官達の姿を見かけるものの、
彼らの表情も固くない。のんびり雑談をしながら、いちおう監視中といった感じであった。

実は商店も全てが閉まっているわけではなく、
大通り沿いやツーリストエリアを外してローカルな道に入って行くと、
小さな食堂や露店は開いていたりするので、何も食べるものが無いということもない。
(よくわからないけど、そこまでは規制する手も回らないということなのかな…?)

ローカル食堂のモモ(蒸しギョーザ)。
ローカルモモ@カトマンドゥ
チベット料理のモモとは違って、饅頭型なのが特徴。
具には水牛の肉を使っていることが多いが、
店によっては、野菜だけのモモを置いているところもある。
10個で30ルピー(= 約40円弱)ぐらいなので、
いつかギョーザを腹いっぱい食べたいと願っていた僕のような人間にとっては、
夢のような場所なのであった☆
…が、味はやっぱり中国の方が上かなぁ~。
こちらも十分美味いけど、やっぱギョーザは酢醤油で食すが一番!

トゥクパ(野菜&卵入り)。
エッグトゥクパ@カトマンドゥ
ネパールのローカルフードの一つになっているが、これはチベット料理。
うどんやラーメンに近い麺料理なワケだが、
これと言って特徴があるわけじゃないので、
何をもって「トゥクパ」になるのか?は、僕もよくわからない。
ただ、この店のスープは、野菜の旨みと思われるコクがあって美味しかった。
店によっては、味も素っ気も無いさっぱりスープだったりするので…。
麺は、どこで食べても出来合いの乾麺を使ってるようだったなぁ。
久々に、手打ちの食べ応えある麺が食べたくなってきたぞ。

至高のネパール定食・ダルバート。
ローカルダルバート@カトマンドゥ
前回載せた山のダルバートよりも、ちょっと豪華になったかと。
しかし、ダルバートのポイントは、ダル(豆のスープ)に有りと考える。
しっかりとコクが出ているものもあれば、水っぽいだけのものもある。
タルカリ(おかず)の豪華さも嬉しいけど、ここのダルは「当たり」だった。
これだけでご飯が進む進む~☆

ちなみに、ここカトマンドゥは、美味しい日本食が食べられることでもちょっと有名な町。
僕もバンダの前後に何店か行ってみたのだが、確かにレベルは高いと思った。
ちゃんと日本の米を使っていたり、自家製で味噌や漬物を作っていたり。
安さも魅力で、例えばカツ丼なら200円ぐらいで食べられる。
…でもね、どんなに頑張っても、日本で食べる味には敵わないんだな…、と思う。
そして、ローカルフードの味にも敵わない、とも思う。
なぜなら、ここはネパールだから。
この土地の水に、空気に、どうしても日本の米や食材が馴染めないんだと思う。
ここでは、パラパラのインディカ米を使ったダルバートに勝る食事は無い。
世界中どこに行っても、きっと僕にとってはローカルフードが一番なのでしょう。

ところで、今回のバンダは3日間に渡って続いた…。
散歩で行ける範囲と言っても限界があるわけで、
さすがに後半は時間を持て余してしまった。
町中のユルい雰囲気を見ていると、
果たして3日もやる意味があったのか?効果はあったのか?と疑問が残る。

ちなみに、何人かの一般のネパール人に話を聞いてみた限りでは、
現在の政府に対しては、「ダメだ」と否定的な意見を口にする人が多い。
かと言って、バンダはやはり彼らにとっても面倒なことのようで、
やれやれ…といった雰囲気であった。

3日後、再び町は喧騒を取り戻した。
やかましいし、空気も悪いけど、この町には騒々しさの方が似合うのかな…?
…なんて思ったのは一瞬だけだよ。
やっぱりうるさ~い!

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旅日記-ネパール | 18:10:11 | トラックバック(0) | コメント(0)

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