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joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

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回り道の果て、運に導れて…
チベット最大と言われる僧院、ラルン・ガル(喇栄五明佛学院)。
四川省・色達(スーダ)の町の20km手前に、その参道入口がある。
だいぶ回り道をしたが、ようやく辿り着いた。

…が、入口の門をくぐった矢先、検問が待ち構えていた。
ここで、「外国人立入禁止」を告げられてしまう。
実はその話はガイドブックにも書いてあったのだが、
僕はてっきり中の寺(本堂など)に入れないものなのかだと思っていた。
まさか、見ることもできない場所で止められるとは…。

検問の人間に理由の説明を求めてみたが、
答えは、「そういうルールだからだ。」
…もはやまともに相手にするのもアホらしくなってくる。
恐らく、そのルールが作られた理由など知らず、
もしかしたら考えたことも無く、決まりに従って仕事をしているのだろう。
そんなロボット人間と、これ以上話すのは時間の無駄。

ここで、僕と同じく参拝が適わなかったアメリカ人の旅人がもう1人。
(ちなみに、中国人以外の旅行者を見たのは、西寧以来久々のこと。)
名前はポール、中国で薬剤関係の仕事をして15年。
中国語(普通語)は現地人と違わぬペラペラぶり。
そして、彼と同行していた友人の中国人女性が、
広州で軍医副主任を務める他、数多くの肩書きを名刺に連ねるお偉い方。
彼女が、その友人ネットワークを使って、
人民政府側とパーミット(外国人旅行証)の発行を交渉してくれることに。
言ってみれば僕はポールの「オマケ」なのだが、有り難いことだ。
一旦ラルン・ガル入口を離れ、彼らの車で色達の町に向かった。

結果的に、この日の交渉は失敗に終わった。
それでも、偶然出会った僕のためにも、3時間余りもの間粘って交渉を続けてくれた。
さらに、彼女と共に交渉の席に着いてくれた公安の男性が、
その後僕とポールを夕食に招待してくれた上、宿まで確保してくれた。
公安が金を出すわけがないから、全て彼の自腹ということになるのだろう。
嬉しさを通り越して、申し訳ない程の待遇だった。
きれいなツインルーム、ホットシャワー&トイレ付、フカフカのベッド。
こんな部屋に泊まるのはいつ以来だろう?
ひょっとしたら、この旅に出て以来一番の部屋だったかも。
…と言っても、値段を訊いてみたら1部屋120元。
1人60元なら、1,000円にも満たないのか…。田舎価格だなぁ。
この程度のゼイタクなら、たまにはいいかもね。

翌日、可能性は低いが、いちおうパーミット取得に再トライしてみる予定だったのだが、
この日が土曜日であることを忘れていた。
公安や人民政府の事務所に行ってみたが、主要な人間は皆お休み。
これでラルン・ガル行きは諦め、ポールと相談した結果、
色達に来る途中で見たラルン・ガル周辺の風景が素晴らしかったので、
今日1日ぶらぶらトレッキングしながら来た道を戻ろうかという話になった。

とりあえず、乗合タクシーを捕まえてラルン・ガルの参道入口まで行くことに。
車を探す間ポールと2人で歩いていると、
たくさんの人が「ハロー!」と声を掛けてきて、ちょっと驚いた。
まるで、中東諸国やパキスタンを歩いていた時の僕と同じじゃないか。
僕がこの辺りを1人で歩いていて、無条件で笑顔を向けてくれる人が少ないのは、
やはり漢民族の顔に見えるからで、警戒されているということなのかな。
僕が日本人と分かると、途端に表情が柔らかくなる人も多いのは、気のせいじゃないと思うんだな。

さて、無事にラルン・ガル行きの乗合タクシーを捕まえたところで、少々状況が変わる。
とりあえず参道入口近くまでやって来て、
「僕らは外国人で入れないから、ここで降ろして欲しい」旨を伝えたところ、
運ちゃんが「没問題(メイウェンティ = 問題無い)!」を連発するのだ。
彼曰く、検問はされないと言うのだが、現に昨日止められているわけで…。
でも、彼は自信満々だし、周りの客も運ちゃんに賛同している。
…えぇい、見つかったらそれまで!彼らを信じて試してみようじゃんか!
少々不安げなポールは、後部座席に座って帽子で顔を隠した。
(僕は見た目でバレることは無いので、そのままで。)

入口の門をくぐり、昨日検問のあった詰め所の前まで来た。
何人か警官が屯していたが…、こっちをチラ見して終了。
あまりに呆気無く突破できてしまった…。
土曜日だからって、ここもやる気が無いのか?
昨日の苦労は一体なんだったんだ…。

前日に撮った、ラルン・ガル参道入口。
鬼門?(参道入口)@ラルン・ガル
一時は、これが唯一の写真になってしまうかと思ったが…。

そして間も無く、僕がチベットのガイドブックを手に入れてから、
最も見てみたいと思っていたその風景が、目の前に現れた。

大僧坊群。見守る僧が1人。
大僧坊群を見つめて…@ラルン・ガル

あっちもこっちも、僧坊が丘を埋め尽くす。
圧巻の大僧坊群①@ラルン・ガル
圧巻の大僧坊群②@ラルン・ガル
圧巻の大僧坊群③@ラルン・ガル
圧巻の大僧坊群④@ラルン・ガル

圧巻。興奮。感動。
ここに来ることができて良かったと、一瞬でそう思った。

今日乗り込んだ乗合タクシーが別の車だったら、もう一度トライすることはなかったかもしれない。
阿壩から乗ったあのトラックが、
バーストすることも無く、(中壤塘ではなく)壤塘に着いていたら、
もう1日早くあの参道入口に着いていたはずで、
そしたらポール達に出会うこともなく、1人既に諦めて別の町を目指していたかもしれない。
いや、それ以前に、敦煌でこのガイドブックを手にしていなかったら、
ラルン・ガルの存在すら僕は知らずに通り過ぎていたかもしれない。

また今回も、何かに導かれたんだね、きっと。
全ての偶然に、謝謝!

すっかり気に入ってしまった僕は、調子に乗って境内で宿泊することに決定。
日が暮れるまでここに居てみたかったし、ここで朝を迎えてみたかったから。

夕暮れ時の高台から。これでも、全体をカメラに収めきれない…。
高台からの展望①@ラルン・ガル
高台からの展望②@ラルン・ガル

夕色に染まる…。
夕色染め①@ラルン・ガル
夕色染め②@ラルン・ガル

ラルン・ガルの中心。(時間帯別に2枚)
大僧坊群の中心①@ラルン・ガル
大僧坊群の中心②@ラルン・ガル

本堂前のシンボル。
本堂前のシンボル@ラルン・ガル

大僧坊群をバックに…、バトル中。
大僧坊群をバックに…①@ラルン・ガル

休憩中。
大僧坊群をバックに…②@ラルン・ガル
大僧坊群をバックに…③@ラルン・ガル

家族集合。
大僧坊群をバックに…④@ラルン・ガル

尼さん親子。
大僧坊群をバックに…⑤@ラルン・ガル

見下ろす背中。
見下ろす背中@ラルン・ガル

みんなでダンスィ~ング♪
みんなでダンシング@ラルン・ガル

祠の前で。
祠の前で@ラルン・ガル

ちなみに、境内では僕が外国人と知れてもみんなウェルカム!で、宿泊も全く問題無し。
もしかしたら、普段はチベット僧に扮した警官が隠れてたりするのかもしれないけど…、
きっと土日でみんなお休みだったのでしょう!
まったく、この国は厳しいんだか緩いんだか…。
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テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

旅日記-中国② | 17:15:17 | トラックバック(0) | コメント(2)
コメント
この風景はすごいなぁ。
かっこよすぎる。

写真でさえ感嘆の声がもれます。

ここいつか絶対行きます!
2009-09-16 水 18:47:25 | URL | ぼぉ [編集]
>ぼぉさん
初めてこの景色が目に入った瞬間は、思わず叫んでしまいました。
僕の写真では、その圧巻ぶりは表現しきれてないですね。
実際はもっと凄い!と思います。
ぜひ、訪れてみて下さい。たぶん、土日なら問題無く入れます。(笑)
2009-09-16 水 19:18:28 | URL | joplus [編集]
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