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joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

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ローカル列車で行こう!
どこへ行って何をしようか?
相変わらず悶々としていたが、ひとまず用事を済ませるため、チェンマイまで戻って来た。

気ままな旅に用事も何も無いだろう?と思われそうだが、たまにはそういうこともあるのですよ。
目的地は在チェンマイ・インド領事館、用事とはズバリ、ビザの取得なり。

実は、強行移動中にチェンマイにやって来た日(月曜)の午前中に、ビザの申請を行っていた。
受取は申請日を含め5営業日後、すなわち同週の金曜日と、少々時間がかかるのだが、
インドビザの場合、申請中はパスポートを返却してくれるのが有難い。
この間チェンマイに滞在する必要が無くなるので、
僕は領事館で申請を終えたその足でバスターミナルへ直行し、
北のタートンへ向かった…というわけだ。

当初、インドビザは大使館のあるバンコクで取るつもりだった。
それも兼ねて先にバンコクへ行ったのだが…、
ごった返す人々のムンムンとした熱気に満ちた喧騒の世界は、
予想していたよりもずっと楽しそうではあった。…が、暑い!暑すぎる!
バンコクの場合も、申請中はパスポートが返却され自由に動き回れるのだが、
このクソ暑い地域をウロウロするよりは、
チェンマイを基点に北部の山沿いへ涼を求めに行こう…。
こうして、例の大移動が決行されたのだった。
ちなみに、バンコクではもう1つ、インド行き航空券の購入という用事もあったので、
その用事が片付いただけでも、わざわざ訪れた意味はあったので良しとした。

チェンマイのインド領事館へ向かった月曜日の朝のこと、
領事館が開くまでに少し時間があったので、腹ごしらえに大通り沿いの食堂に入った。
場所は鉄道駅のすぐそばで、事前に調べた通りなら、領事館まであと10分ほどのところだった。

向かいのテーブルに座っているおっちゃんと目が合った。
流暢な英語で、どこに行くのかと尋ねられたので、
ビザ取りのためにインド領事館へ行くところだと答えつつ、
「こっちの方だよね。もうすぐでしょ?」と、領事館のある(と僕が思っていた)方向を指差した。
すると、おっちゃんが慌てたように言った。
「インド領事館は移転したはずだ。そっちじゃ無いぞ!」

う、ウソぉ!?
…と驚きつつも、有り得ない話でもなかった。
事前にネットで調べた情報では、チェンマイのインド領事館は、
実際にここ数年で何度か移転しているらしい。
僕が調べた限りでは、2008年上旬頃の情報が最新で、
以降移転したという話は見つけられなかったので、
その情報に書かれていた場所が現在地と考えてやって来たのだが…。

おっちゃんの話に、店の兄ちゃんも頷いている。
イスタンブールの振り回し事件(→ こちら を参照)の再来かなこりゃ…などと思い出しつつ、
「そしたら、移転先を知ってたら教えてよ。」と彼らに頼んだ。
このおっちゃんはそこまでは知らないらしいのだが、
どうやら店の兄ちゃんの方が大体の場所がわかるようだ。
兄ちゃんの話を聞きながら、おっちゃんが簡単な地図を書いてくれた。
通りの名前や建物まで示してくれたおかげで、
僕の持っているガイドブックの地図と合わせると、大体の位置は掴めた。
それは、ここまで歩いて来た道と、まるで逆の方向だった。

しかし、せっかくあと10分の距離まで来ていたので、
僕は念のために、自分で調べて来た場所も確かめておこうと思った。
丁寧に地図まで作ってくれた彼らがウソを吐いているようにも見えないし、
別に疑うわけじゃないのだが、何かの間違いということもあるだろうと思った。

結果的に、この選択が当たった。
領事館は、僕が調べていた通りの場所にあったのだった。

インド領事館は、庭付きの小奇麗な家で、
入口でのパスポートチェックも荷物チェックも無く、見た目も実際も開放的だった。
訪れる人も少なく、領事館の人の対応も非常に丁寧。
…でも、かの噂に聞くインドだしな。
受取に行ってみたら、
「え、月曜に申請した?あれ、こんなところに紙が1枚忘れられてた~!
 週明けには渡すからもう1回来てね、テヘ☆」
…なんてこともあるのでは?と勝手にドキドキしていたが、
申請時も受取時も手続きは非常にスムーズだった。
(しかし、インドに対して実に失礼なイメージだな…)

さて、無事にインドビザは取れた。(というわけで、次は19日のフライトでインドへ!)
けどまだお昼前だ。何しよう?…と、振り出しに戻る。
チェンマイで見たいものも特になかったので、
どうせアテも無く散歩するなら、「あの地図の場所」まで行ってみようと考えた。
もちろん、申請の日にあの食堂で教えてもらった謎の場所のことである。

彼らが教えてくれた目印は3つ。
路地に入る前の大通りの名前と、大通りに面したショッピングセンターと、病院。
行ってみると、いずれも地図通りの場所に確かに存在した。
…が、領事館があると示された脇道がどうしても見つからない。
しばらくショッピングセンターを中心に付近をウロウロしてみたが、
インドの「イ」の字も見当たらなかった。
せめて、インドカレー店でも見つかれば面白いネタになると思ったんだけどな…。
結局この日は、ショッピングセンターの3階にあった日本語の本専門の本屋で、
「ONE PIECE」の最新刊を見つけてしまい、
猛烈に襲ってきた購買意欲をなんとか堪え、トボトボと宿に戻ったのだった。
(そんな店があることからして、チェンマイにはかなりの数の日本人が住んでるんだろうな。)

北部第一の都市だけあって、チェンマイの町はかなり大きいのだが、
バンコクのような喧騒があるわけでもなく、しかしのんびりした雰囲気があるわけでもなく、
滞在して散歩を楽しむには中途半端な場所に思えた。
ツーリストにとっては、あくまで北部の山あいや国境地帯の観光地を目指す基点の町なのだろう。

やりたいことも、行きたい場所も無くなってしまった。
バンコクはもう少し歩きたいとは思うが、あの暑さにはまだ戻りたくない…。
けど、これ以上チェンマイに居ても仕方が無い…。
悩んだ結果、バンコクとチェンマイの中間にあるピッサヌロークという町まで行ってみることにした。
何があるのかは全くわからない。
位置的には交通の要衝のような町で、何も無いかもしれないが、
ここでジッとしているよりはマシだと思った。

さて、行くのは決まったが、どうやって行こうか?
バンコクからチェンマイへ夜行で来た際は、旅行会社が運営するツーリストバスを利用した。
エアコン付のリクライニングシートで、それでいてローカルバス並に安い。
しかも、遠くにあるバスターミナルからではなく、ツーリストエリアから直接乗り込める。
条件的には利用しない手は無い便利さなのだが、できれば今後はもう使いたくないと思った。
ローカルの足があるなら、不便でも多少高くても、僕はそっちを利用したい。
なぜって、やっぱりその方が楽しいから。
予想もできない地元の人との出会いがあるかもしれないし、
たとえそれが無くても、ワクワクできるだけで嬉しいから。

移動手段は、列車に決めた。(やっと本題に入れる…、やれやれ。)
朝9:20発、バンコク行き各駅停車、3等(座席指定無し)。
実は、3等列車はこれが2回目になる。
タイに入国した日、ウボン・ラーチャターニーからバンコクまでの夜行が3等だった。
しかし、快速列車だったからなのか、3等でも座席指定があって、
ギュウギュウに押し込まれることも無く、周りも僕もすぐに爆睡モードに入ってしまった。
3等と聞いて、エジプトの時(→ こちら を参照)のような雰囲気を想像していた僕にとっては、
ちょっと肩透かしだったのである。

一方、チェンマイからバンコクへの路線はタイでも最も人気があると聞いていた。
たまたまバンコク滞在中に、以前この区間で3等乗車を体験した人に話を聞けたのだが、
座席指定も無かったし、2人掛けの椅子に3人以上座るのが当たり前で、
彼曰く「しんどかった。もう乗らない。」とのことだった。
そういう話を聞いてまた乗りたくなってしまう僕は、やっぱり「M」なんでしょ~か…?

しかし、30分前ぐらいにホームへ入ると、たった3両編成の列車がまだガラガラだった。
1両目と3両目は、いかにも3等らしいプラスチックのコチコチシートだったが、
なぜか2両目だけはクッション付き。(これで日本のJR普通列車のボックスシートレベルかな?)
2両目のボックス(4人分)1つを1人独占状態にして、
「2等より快適なんじゃないか…?」などと考えつつ、発車を待っていた。

3両編成の鈍行3等列車。チェンマイ駅にて。
3両編成3等列車@チェンマイ~ピッサヌローク

発車時間を過ぎたけど、まだ動かない列車。待ちぼうけ。
発車待ちぼうけ@チェンマイ~ピッサヌローク

列車は20分程遅れてチェンマイを発車した。
線路は幹線道路とも離れているせいか、なんとものどかな景色の中を列車は行く。
僕の旅は予定が変わりやすいので、
ついついいつでもすぐにチケットを買って乗り込めるバス移動に流れがちだけど、
やっぱり列車も好きだなぁ。
風景もそうだし、線路を揺らす音も好き。
それに、横並びで動きが取れないバスよりも、人々の表情をたくさん眺められるのが一番。
この日は空いているのをいいことに、時折車内をウロウロと動き回ってみた。
(結局、ピッサヌロークまでの間では席が埋まるほど混むことは無かったなぁ。)

コチコチシートの3両目。
コチコチシートの3両目@チェンマイ~ピッサヌローク

列車の最後尾。開放的!
開放的最後尾@チェンマイ~ピッサヌローク
手前に車掌さんが座っていたが、
僕が首に下げているカメラに気付くと、奥まで入ることをにこやかに了承してくれた。

まっすぐ!
まっすぐ!@チェンマイ~ピッサヌローク

自分の席に戻って来たら、物売りのお姉さま達が小休止中だった。
ひと休み@チェンマイ~ピッサヌローク

ガラガラを快適に。
ガラガラの車内で①@チェンマイ~ピッサヌローク
ガラガラの車内で②@チェンマイ~ピッサヌローク

大人だって眠たい。
ガラガラの車内で@チェンマイ~ピッサヌローク

じぃぃ~…。
じぃ~…@チェンマイ~ピッサヌローク

発車オーライ!
発車オーライ!@チェンマイ~ピッサヌローク

運転室もオープン!
開放的運転席@チェンマイ~ピッサヌローク
小さい子どもが遊びに入って来ちゃったりしないのかな?とちょっと心配になるけど、
これはいいなぁ~と思う。
こんなに近くで運転士さんを眺められたら、絶対憧れちゃうよ。
僕が子どもの頃だったら、ずーっと横で見入っていたに違いない。
(写真は、運転士さんの了承を得て撮っています。)

いつも列車は、子どもの夢を乗せて行く。
列車は子どもの夢を乗せて…@チェンマイ~ピッサヌローク

写真を撮ったりちょっとした会話を交わしたりで夢中になっていたら、
ふと、体が軽いことに気が付いた。

…あれ?バッグどこ行った?

大きいバックパックは網棚に載せてワイヤーロックで止めてあるのだが、
持ち歩いていたウエストポーチ兼ショルダーバッグ(2way)が、いつの間にか無い!
調子に乗ってウロウロ移動しては座ってを繰り返しているうちに、どこかの席に置き忘れたようだ。
幸い、1つ前に座っていた席に、バッグは置きっ放しになっていた。
僕の手元から離れていたのは、約5分ぐらいだっただろうか?
その間に1つ駅に停車しており、バッグを置いた向かいの席には別の客も座っていた。
「ほんの数秒目を離した隙に…」なんて話もよく耳にする中で、
無事手元に戻って来たのはかなり好運だったと言って良いのかもしれない。
いくらなんでも、気を抜き過ぎだ…。深く反省。

そんな緩さなので、ここまで何も盗られずに旅を続けられてるのは奇跡なのかもしれないが、
一方で、忘れたり落としたり、失くしたものは数知れない…。
旅立ち早々イスタンブールのネットカフェに、
デジカメのメモリーカードをパソコンに差し込むためのアダプターを忘れたのに始まり、
プラグ変換アダプター、Tシャツ、タオル、サングラス、筆記用具一式(2回)…etc。
貴重品を失くしていないのは幸いなのだが、
早くもボケて来てるんじゃないか!?と呆れるほどの忘れっぷり、なんとかならないものか…。

さて、列車はピッサヌロークへの到着予定時間を過ぎたが、まだ走り続けている。
どうせ遅れるのはわかっていたけれど、
車内案内も無いので、次に停車する駅がどこなのかがわからない。
僕が列車が駅に入る度にキョロキョロと忙しなく動き回っていると、

「Can I help you?」

可愛い声に僕が振り向くと、ニコニコと女の子が手招きしているではないか!
願ってもない、タイの現役女子大生(3人組)との交流がスタートした。

夕暮れ前の日差しに、負けずに眩しい笑顔たち。
眩しい女子大生トリオ@チェンマイ~ピッサヌローク

聞くと、彼女らも僕と同じピッサヌロークで降りるらしく、
これで降車駅を間違える心配は無くなったので一安心。
お互いの紹介をしたり、一緒に写真を撮ったり、しばらくはしゃいでいたら、
会話の流れで、「ピッサヌロークではどこに泊まるのか?」という話になったので、
「まだ決めてないよ。着いてからゲストハウスを探すつもり。」と正直に答える僕。

「それなら、私の家に泊まっていく?」

…な~んて展開になるわけはなかったが(笑)、
一緒に宿探しを手伝ってくれるという話になった。
ピッサヌロークの駅前にバイクを停めてあるらしい。
そう、まさかのタイの女の子とバイク2人乗り!である。(でも僕が後ろね。)
さらなる願ってもない展開に、1人完全に舞い上がる僕であった。

女子大生ライダーズ。
女子大生ライダーズ@ピッサヌローク
(右から2番目は、バイク駐輪場のおばちゃんね。)

しかし、列車が遅れたために、既に空は暗くなってきた。
僕はいつものように数軒宿を見て回ってから決める予定だったので、ちょっと時間がかかる。
そこまで彼女らに付き合わせるのは申し訳ないと思い、
安宿の集まっていそうなエリアまで送ってもらったところで、お別れすることにした。
もちろん、撮った写真を後で送るという約束で、
ちゃっかりメアドを交換したことは言うまでも無い。

いやはや、確かに予期せぬ出会いを期待して乗り込んだ3等列車の旅だったけど、
ここまで楽しめるとは思ってなかった。
昨日まで悶々としていたのがウソのような晴れやかな気分で、
夜市で賑わうピッサヌロークの街へと宿探しに繰り出して行った。

…が、この長~い1日はまだ終わってはいなかった。
(長くなり過ぎるので、次回へ続く!)
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旅日記-タイ | 23:50:23 | トラックバック(0) | コメント(0)
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