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joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

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ノイズが消えた3日間
人が密集する路地裏を、バイクが駆け抜ける。
大通りでは、渋滞する車の合間を縫って横断する人たち。
鳴り響くクラクション、砂埃と排気ガス…。

僕が到着した日のカトマンドゥは、噂に聞いていた通りのごちゃごちゃぶりだった。
しかし、その3日後。
町から車とバイクが消えた。

日本で、僕はストライキに遭ったことがあっただろうか?と思い出してみるが、記憶に無い。
どこそこの交通機関がストに入る可能性がニュースになっているのを見たことがあっても、
結局は前日までに回避され、なんら変わらない日常を過ごしていたからだ。

ここネパールで、「バンダ」と呼ばれるストライキが頻発しているとは聞いていたが、
見事にそのタイミングに当たってしまったらしい。
反政府組織団体が現行政府に対して行うもので、
ネパール全土で全ての交通機関(バス、タクシー、たぶん飛行機の国内線も?)がSTOPするだけでなく、
個人所有の車やバイクも事実上使用停止になり、
町中の商店(飲食店含む)がシャッターを閉める。
「個人」の店や乗り物にまで影響が出るというのが、
日本でイメージするストライキと最も異なるところだろう。
仮に店や乗り物を稼動させていることがバンダを主導している側にバレると、
強制的に止めるよう指示されるだけでなく、
石を投げつけられたりといった報復措置を受けることもあるらしい。

一見、旅行者にとっては迷惑この上ない騒動なのだが、
唯一のメリットは、どこでも歩行者天国状態になるため、散歩にはうってつけということ。
初日のノイジーさからは信じられないぐらい、通りは静かになった。
歩いていると、時折デモ行進をする市民らを見かけたり、
広場の真ん中で何やら演説をしている集団を見かけたりするが、
暴力的行為に至るような雰囲気は感じなかった。
交差点に出る度に武装した警官達の姿を見かけるものの、
彼らの表情も固くない。のんびり雑談をしながら、いちおう監視中といった感じであった。

実は商店も全てが閉まっているわけではなく、
大通り沿いやツーリストエリアを外してローカルな道に入って行くと、
小さな食堂や露店は開いていたりするので、何も食べるものが無いということもない。
(よくわからないけど、そこまでは規制する手も回らないということなのかな…?)

ローカル食堂のモモ(蒸しギョーザ)。
ローカルモモ@カトマンドゥ
チベット料理のモモとは違って、饅頭型なのが特徴。
具には水牛の肉を使っていることが多いが、
店によっては、野菜だけのモモを置いているところもある。
10個で30ルピー(= 約40円弱)ぐらいなので、
いつかギョーザを腹いっぱい食べたいと願っていた僕のような人間にとっては、
夢のような場所なのであった☆
…が、味はやっぱり中国の方が上かなぁ~。
こちらも十分美味いけど、やっぱギョーザは酢醤油で食すが一番!

トゥクパ(野菜&卵入り)。
エッグトゥクパ@カトマンドゥ
ネパールのローカルフードの一つになっているが、これはチベット料理。
うどんやラーメンに近い麺料理なワケだが、
これと言って特徴があるわけじゃないので、
何をもって「トゥクパ」になるのか?は、僕もよくわからない。
ただ、この店のスープは、野菜の旨みと思われるコクがあって美味しかった。
店によっては、味も素っ気も無いさっぱりスープだったりするので…。
麺は、どこで食べても出来合いの乾麺を使ってるようだったなぁ。
久々に、手打ちの食べ応えある麺が食べたくなってきたぞ。

至高のネパール定食・ダルバート。
ローカルダルバート@カトマンドゥ
前回載せた山のダルバートよりも、ちょっと豪華になったかと。
しかし、ダルバートのポイントは、ダル(豆のスープ)に有りと考える。
しっかりとコクが出ているものもあれば、水っぽいだけのものもある。
タルカリ(おかず)の豪華さも嬉しいけど、ここのダルは「当たり」だった。
これだけでご飯が進む進む~☆

ちなみに、ここカトマンドゥは、美味しい日本食が食べられることでもちょっと有名な町。
僕もバンダの前後に何店か行ってみたのだが、確かにレベルは高いと思った。
ちゃんと日本の米を使っていたり、自家製で味噌や漬物を作っていたり。
安さも魅力で、例えばカツ丼なら200円ぐらいで食べられる。
…でもね、どんなに頑張っても、日本で食べる味には敵わないんだな…、と思う。
そして、ローカルフードの味にも敵わない、とも思う。
なぜなら、ここはネパールだから。
この土地の水に、空気に、どうしても日本の米や食材が馴染めないんだと思う。
ここでは、パラパラのインディカ米を使ったダルバートに勝る食事は無い。
世界中どこに行っても、きっと僕にとってはローカルフードが一番なのでしょう。

ところで、今回のバンダは3日間に渡って続いた…。
散歩で行ける範囲と言っても限界があるわけで、
さすがに後半は時間を持て余してしまった。
町中のユルい雰囲気を見ていると、
果たして3日もやる意味があったのか?効果はあったのか?と疑問が残る。

ちなみに、何人かの一般のネパール人に話を聞いてみた限りでは、
現在の政府に対しては、「ダメだ」と否定的な意見を口にする人が多い。
かと言って、バンダはやはり彼らにとっても面倒なことのようで、
やれやれ…といった雰囲気であった。

3日後、再び町は喧騒を取り戻した。
やかましいし、空気も悪いけど、この町には騒々しさの方が似合うのかな…?
…なんて思ったのは一瞬だけだよ。
やっぱりうるさ~い!
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テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

旅日記-ネパール | 18:10:11 | トラックバック(0) | コメント(0)
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