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joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

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最南端のゴール
海が見えたぁ~!!

ものすごく久々のような気がしたので振り返ってみたら、本当に久々だった。
実にヨーロッパ以来、半年以上振りに見る海!
心地良い潮風には、懐かしさすら感じる…。

南インドの、その南の端に位置する町・カニャークマリ。
つまり、ここはインド亜大陸の最南端。
そう、あの逆三角形型をしたインド地図の、一番下の先っちょ。
東に海(ベンガル湾)、南にも海(インド洋)、西にも海(アラビア海)!なのだ。

青に囲まれる、ヴィヴェーカーナンダ岩。
青に囲まれた岩@カニャークマリ
ヴィヴェーカーナンダとは、どーんと立っている像のモデルの方の名前。
ここは、有名なヒンドゥー教の宗教家である彼が、瞑想に耽った場所なのだそうだ。

ここカニャークマリもまた、ヒンドゥー教の聖地の1つ。
人々は最南端の海岸で東の海から昇る太陽を待ち、
日の出と共に清らか(本当にキレイ)な海水で沐浴をする。

太陽を待ち侘びる人々。
光を待つ人々①@カニャークマリ
光を待つ人々②@カニャークマリ
光を待つ人々③@カニャークマリ

海岸周辺に、数千人は詰めかけていたと思う。
ここは本当に小さな町なのだが、どこからそんな大量の人が現れるのか…?不思議だ。

ヴィヴェーカーナンダさんも待っている?
朝を待つヴィヴェーカーナンダさん@カニャークマリ

そして、光がやって来た…!
ある1日の始まり①@カニャークマリ
ある1日の始まり②@カニャークマリ

低い雲からようやくチラリと顔を出した赤い陽は、
その光を待ち侘びていた人々の歓声と拍手で迎えられた。
清らかな大海原より、また新たな1日を届けに昇って来たお天道様。
その偉大なる恵みに感謝する。
ヒンドゥー教徒でない僕でも、その喜びは感じることができた。

そして、沐浴が始まる。
夜明けの海水沐浴①@カニャークマリ
夜明けの海水沐浴②@カニャークマリ

実は、こんなに賑やかなんだけど…。
集団沐浴@カニャークマリ

陽が昇りきった頃には、沐浴場は海水浴場に?(今回は、オールパパラッチで。)
海水浴タイム①@カニャークマリ
海水浴タイム②@カニャークマリ
海水浴タイム③@カニャークマリ
海水浴タイム④@カニャークマリ
大人も子どもも、無邪気そのもの。
その純粋な喜びの表情を見ていると、なんだかホッとさせられた。

真っ白教会。
真っ白教会@カニャークマリ
空の青とのコントラストが最高。
もうちょっと高い位置から見下ろせれば、この裏に迫る海の青も同時に眺められるんだけどな~。

特に南インドの西部にかけては、
歴史的にヨーロッパとの交易が盛んだったため、キリスト教徒も多いそうだ。
かの大航海時代と呼ばれる時代に、
ポルトガルのヴァスコ・ダ・ガマさんがインド航路を開拓したのは有名ですな。
彼が到達したのが、アラビア海沿岸にあるカリカットという町(マイソールから約100km南西)だそうだ。

そして夕方、太陽が西の海へと向かって傾き始めると、
再び大勢の人々が海岸に集まり、消え行く光を見届ける。

もう定番(?)のシルエットフォト。
夕暮れシルエットタイム@カニャークマリ

最後の輝き。
ある1日の終わり①@カニャークマリ

水平線へ消える、オレンジボール。
ある1日の終わり②@カニャークマリ
ある1日の終わり③@カニャークマリ
今日も1日、ありがとう!

1日の始まりと終わり、その両方を最後まで見届けられる場所は、
世界中を探してもなかなか見つからないだろう。
ここが聖地とされる理由も、
ヴィヴェーカーナンダさんが瞑想の地として選んだ理由も、わかる気がするなぁ~。

------------------------------

そして僕は今、カニャークマリから少し西へ離れたトリヴァンドラムという町に来ている。
タイトルは「最南端のゴール」だけど、正確にはここがインドの旅の最終地点となる。

いちおう、インドを僕なりに総括してみたいと思ったのだが…、
これほどまとめづらい国も他に無いんじゃないかな?
なんと言っても人口は11億人、国土も巨大で、多彩な色を持つ国だ。
恐らく、100人訪れれば100通りの感想が生まれるんじゃないかと思う。
(それは、インドに限らず他の国も同じかもしれないが…)
…なんて言い訳したところで、既に好き放題言いたいことを言いまくってるんだよな。(笑)
今回もあくまで僕の感想ということで、思ったままを書いちゃうことにする。

まずは後半で訪れた南インドについて、
一般に「北より南の方が旅しやすい」と言われるのは正しいと思った。
既に前の日記で触れた通りで、英語が通じやすかったり、交通の便が良かったり、
それに、治安の面でも北より良いんじゃないかと思う。
夜でも明るい町が多かった。それは実際の明るさもそうだし、雰囲気的にも。
僕が訪れた町では、よほど路地に入り込まなければ、
夜に出歩いても何ら問題は無さそうだった。
北でも、デリーやコルカタなどのツーリストの多い繁華街は問題無いけれど、
少し道を外れると、無意識に緊張させられることがあった。

というように、旅しやすい南インドではあるのだが、
一方、長く滞在してみたいと思う町も見つからなかった。
それは必ずしも居心地の良し悪しだけじゃなく、
例えば北部のコルカタのように、もっともっと歩いてみたくなるような、
強い刺激で溢れている場所も見当たらなかったのだ。
別に不満が残っているわけじゃないのだけど、
どこの町に行っても2~3日居れば十分な気がしてしまった。
だから今は、今回一度来られたことでもう十分な気がしている。

それから、訪れる前から気にしていた「人の良さ」については、
北も南もそんなに変わらないような気がするんだけど…。
これはたぶん、北だろうが南だろうが、訪れる場所次第なんじゃないかな?
南に来ると、ツーリストエリアと呼べるものがほとんど存在しないので、
その分鬱陶しい客引きなどに出会うことが少なくなり、
穏やかな印象を持つ人が多いのではないかと。

逆に、北インドでもガイドブックに載っていないような小さな町へ行ってみれば、
きっとまた違った印象を受けるんだろうな~と思う。
僕が見る限り、インドでは、どんな町でも(質はともかく)何らかの宿は見つけられそうに見えた。
行き当たりばったりでバスや列車を途中下車し、
地元の人々だけが歩く町をぶらりぶらり…、そんな旅も可能だと思う。
今回の旅では、そういう歩き方がほとんどできなかったのが残念。

しかし、そもそもインド人の印象自体、これがもう本当にまとめようがない。
あまりにも色んなタイプの人間が混在していて、
「インド人は、こんな人間が多い」といった傾向を挙げることすら難しいように思う。

これは、インドという国全体の印象に関しても同じ。
好きになれた面も、嫌いになった面も、僕の中でごちゃごちゃになっている。
ただ、好きとか嫌いとかの次元を超えて、
強烈に何かを考えさせてくれるものが、このインドには確かにあった。
だから、その刺激を求めて「また来たい」という気持ちはある。

前の日記でも触れたが、僕にとってその刺激を味わった代表格がコルカタの町だった。
また、コルカタからは遠いけど、最高に居心地の良かったダラムサラもまた行きたいし…。
(今回訪れた中で、あの町だけはインドであってインドではない、と思ってる。)
なので、もし次があるなら、僕はきっと北インドを選んで行くことになるだろうな。

よく、インドを訪れた人は、
「二度と行きたくない」ほど嫌になるか、
「何度でも行きたい」ほどハマッてしまうかのどちらかだと言われる。
僕の結論は、いつもの天邪鬼らしく、「その中間」ということで。

混沌の中にこの世の全てが存在している…、そんな国だから、
どれだけ歩いても捉えきれないように感じることも、ある意味で当然なのかもしれない。
けど、きっとそれこそがインドの魅力なんだよね。

さて、僕に残されたインドでの滞在時間は、残すところあと12時間ほど。
明日の夕方には、再び東南アジアへ降り立つ。
いよいよ、徐々に日本へ近付いて行くなぁ…。
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テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

旅日記-インド③ | 19:45:34 | トラックバック(0) | コメント(2)
コメント
捉えどころのない国、きっと想像以上に広い国なんですねぇ。仮にインドだけを限定して周ったとしてもきっといろいろな刺激を受け、たくさんの思い出をつくることができそうですね!このブログ読んでたら私もいつかフラっと行ってみたくなってしまいましたよ(笑)  いよいよ再び東南アジアですか?とりあえずバンコクに向かうのかな?確かカンボジア、ベトナムと周られるんですよね?すっかりお馴染みになってる各国のグルメレポ期待してますから。あと余裕あればビールもいろいろ飲み比べられてはいかがかな?ビアラオに優るビールあれば教えて下さいね。
2010-01-29 金 11:55:25 | URL | しんしん [編集]
>しんしんさん
今、まさにビールを飲みながらこの返信を書いてます。(笑)
無料Wi-fiのBarがあったもんで、昼間から飲んだくれでございます。

インドは、噂に違わず刺激的でした。
東南アジアよりは確実にしんどいことも多いですけど、
ある意味、旅としては楽しいのかな…。
機会があれば、是非一度訪れてみて下さい。

期待通りと言うか、今日更新した日記は、ほとんどメシの写真しかございません。(笑)
ルートは、今のところは仰る通りの予定です。
2010-02-02 火 19:30:53 | URL | joplus [編集]
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