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joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

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狂気のあった場所
カンボジアの首都・プノンペンの市街は、車とバイクの洪水のようだ。
見どころも少ないので、この街は素通りしてしまう人も多いと聞く。
僕も、この騒々しい町自体に特に惹かれるものがあったわけじゃないのだが、
1つだけ、ある博物館を訪れる目的があった。

そこでは、何千枚と並べられた、白黒の顔写真が待っていた。
僕と同い年ぐらいの兄ちゃん、
日本で言えば「定年」に近そうなおじいさんおばあさん、
まだ小学生にも満たないような幼児、
乳飲み子を抱えた母親、
その1つ1つの眼が、こちらをじっと見つめている。

強烈だった。

彼ら彼女らの写真は、この場所へ投獄された時に撮られたものだ。
約32年前、今は博物館となっているその建物は、監獄として使用されていた。
かつてのポル・ポト政権は、ここに罪無き民間人を投獄し、
約2万人とも言われる人々を拷問、処刑したとされる。

写真に写るそれぞれ表情は、
時に哀しみに映ることもあり、
時に怒りに映ることもあり、
時に絶望に映ることもあり、
時にそれら全ての感情を失っているように映ることもあったが、
実際に当時、ここで目の前にあるレンズと向き合っていた彼ら彼女らは、
いったい何を想っていただろう?

プノンペンの中心から少し離れた郊外に、
今は住宅に囲まれながら静かに建っている、トゥール・スレーン博物館。
僕は何より建物の部屋いっぱいに並んだ顔写真が強く印象に残ったのだが、
他にも、拷問や独房に使用された部屋をそのままに残されていたり、
当時そこが狂気に満ちていた様子を今に伝えている。

敷地内に4棟ある建物のある一角に、いくつかの落書きがされているのを見つけた。
内容がどうあれ、この場所に落書きをすること自体、その神経を疑問に思うのだが、
僕はふと、その中の1つに目が止まった。
それは中国語に英文を交え、こう書かれていた。

「我们想从今天我们国家 full of peace. 02/04/08」

訳すなら、「今日から私達は、私達の国が平和で満ちていることを実感する。」
…といったところか。
この地で行われた悲惨な光景を見せつけられ、
今の自分らが暮らす国の平和に気付き、それに感謝した。
それは一見すると、立派なことだ。
けどね…。

この落書きが、中国に住む中国人によって書かれたものだということを前提にするけど、
(中国本土で使われている簡体字で書かれていたし、
 日付の後に書かれていたサインも中国人名と見てほぼ間違いなかったので)

ふざけんじゃねぇよ。

もし、これを書いている瞬間を目撃していたら、
僕はそいつをぶっ飛ばしたかもしれない。
確かに、僕がかつて住んでいた地域もそうだし、
見る地域によっては、今の中国は十分に平和を感じられるだろう。
だけど、僕が見てきた中国は、間違っても「full of peace」なんかじゃなかった。

僕がさらに許せないのは、この日付だ。
まだ記憶にある方もいるのではないかと思うが、
2008年3月10日に、中国領チベット自治区のラサにて、
今日で最大の騒乱が起こっている。
この落書きがされた日は、それから1ヶ月も経っていない直後なのだ。
現実と真剣に向き合っているならば、
間違ってもこの落書きにあるような言葉は出て来ないはずだろう。

こんな馬鹿が、悠々と旅行して遊ぶ金を持ち、
今のあの国を動かすのかと思うと…、
僕は心の底から腹立たしくて、失望した。
もちろん、そんな連中ばかりではないことも知っているけれど…。

(以下、後日補足)
ここまでの文章を読んで、ある人からメールが来た。
「『02/04/08』はどう読むのか勘違いしてしまった。国際的にはどう書くのか悩んでしまった。」と。
入出国のカードを記入する時、チェックイン時に宿帳を記入する時、
旅をしている中では、「日/月/年」の順序で記入することがほとんどで、
いつしか僕もそれが当たり前になっていた。
だから、この落書きの日付も「08年04月02日」として全く疑ってもいなかったのだが、
けど、よくよく考えたら、中国はどっちだったっけ…?

もしかしたら、僕の勘違いの可能性もあるのですな。
だとしたら、メッチャ恥ずかしいし、一部謝罪しなきゃいけない話だけど…、
仮に日付の話を除いたとしても、僕がこの落書きに感じたことは変わらないので、
この記事は、あえて消さずに残しておきます。

------------------------------

そして、真面目な本題とは全く関係の無い、カンボジアのメシの話。(笑)
マレーシアに引き続き、ここも米が主食でありますので、
またも惣菜+ご飯の食事が基本になっております。

その1。
カンボジア的惣菜&ライス①
白菜と豚肉のスープと、豚挽き肉の佃煮、かな。

その2。
カンボジア的惣菜&ライス②
鶏肉のしょうが炒めと、タケノコ入り肉野菜炒め。

その3。
カンボジア的惣菜&ライス③
豚肉とナスの炒め物と、豚肉とピーマンとパイナップルの炒め物。

その4。
カンボジア的惣菜&ライス④
鶏肉とパイナップルの炒め物と、トマトの肉詰め煮込み。

その5。
カンボジア的惣菜&ライス⑤
魚のスープと、鶏肉入り野菜炒め。

誰かが、「カンボジアの食事はイマイチだった」と言っていたのだけど、
僕はこの意見を全否定させて頂こう!
濃厚な味付けで時に油っ濃いタイやマレーシアの料理より、
さっぱり薄味ながらもスパイシーさが目立ったラオス料理より、
カンボジア料理の味付けはずっと日本に近くて、親しみやすかった。
辛くない、濃くない、そして魚が豊富(写真は肉が多いけど…)。
間違いなくヘルシーだし、ここではガッツリ食べても太らないかも☆
(その分、ビールで取り返してたけど…)
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テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

旅日記-カンボジア | 16:50:40 | トラックバック(0) | コメント(2)
コメント
カンボジア料理私もイマイチだと思ってたけど、こうしてみるとなかなかどうして…って感じですね。ところでトゥールスレーンへ行かれたんですね!?落書き行為自体がいけないことですから気持ちわかりますよ。私はあそこへ行ったらあまりの悲惨さに声が出なくなりましたよ。
2010-02-13 土 14:57:55 | URL | しんしん [編集]
>しんしんさん
「カンボジア料理はイマイチ」発言をされてたのは、しんしんさんでしたっけ?
誰に聞いたか忘れちゃったんですよね~。
ローカルの店を探し歩いてみたら、なかなかどうして、美味かったんです。

トゥール・スレーンは、重いですよね…。
そんな記事の後にメシの写真を載せる僕も、かなり失礼だなと思いつつ…。(笑)
2010-02-15 月 00:29:22 | URL | joplus [編集]
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