■プロフィール

joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック

■カテゴリ
■月別アーカイブ
■RSSリンクの表示
■リンク
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
ハードな選択
お隣中国では、旧暦の正月を盛大に祝う習慣がある。
このことはもう日本でも多くの人が知っているかと思うが、
この期間の中国はそりゃもう大変な騒ぎ!…らしい。
実はその時期にあちらに居たことは無いのだが、
街中では昼も夜も爆竹やら花火が鳴り響き、
賑やかを通り越して大騒音の世界になるとかならないとか。

また、この旧正月前後は国中が1週間前後の大型連休になるため、
帰省やら旅行やらで数億人が一斉に大移動をかけ、交通機関は凄まじい混雑となる。
さらに、宿の確保も困難になり、運良く見つかっても大幅な値上げ…。
これは、昨年10月の国慶節連休を現地体験したので、大方予想は付く。

このように、中国旧正月は外国人旅行者にとって恐怖そのものと言えるのだが、
さて、一方ベトナムは?
そう、実はこの国もまた旧正月(ベトナムでは、「テト」と呼ぶ)を祝う習慣を持つ国。
そして、旧暦における2010年の元旦は、新暦の2月14日に当たる。

僕がベトナムを訪れる期間とモロに被ることは、いちおう事前に気付いてはいた。
混雑の度合いは全く予想が付かなかったが、
もしも中国同様の大混雑が起きるのだとしたら…と想定し、
ベトナムを諦めてラオスに逃亡することも本気で考えた。(ラオスでは旧正月を祝う習慣は無い。)
けれども、僕は結局ベトナムに来た。
特別この国に強い関心があったわけでもないし、
混雑を切り抜けられる自信があったわけでもないのに…、何故か来てしまった。
今でも「行く」と選択した理由は自分でもよくわからないけど、
もしかしたら、あの時もハードな道にトライしたかったのかな?

ホーチミンに着いてから早速情報を集めたところ、
まず列車のチケットは1週間先まで全て満席と言われた。
この時点で、元旦の4日前。
どうやらベトナムでは、元旦の前は南部から北部方面へ移動が集中し、
年明け後は、逆に北から南方向が混み合うらしい。
僕の次の目的地は、南北に長いベトナムの中部に位置するフエ。
南部のホーチミンから、まさに今混雑している北方向への移動だ。

ベトナムで恐ろしかったのは、交通手段が値上がりすること。
旅行会社の運営するツーリストバスの値段は、通常の1.5~2倍に跳ね上がっている。
チケットは取れなかったものの、列車も同様に大幅値上げ。国営なのに…?

そこで、最後の選択肢として残ったのが、地元民向けのローカルバス。
バスターミナルで確認すると、これもやはり値段は上がっていたようなのだが、
それでもツーリストバスの価格(値上げ後)に比べたらほぼ半分だった。

タイやカンボジアもそうだったが、
東南アジアの国々において、特に観光地化が進んでいる町の間では、
必ずと言って良いほどツーリストバスが走っている。
通常ならば値段もローカルバスと大して変わらず、
空調やリクライニングなどは当たり前のように付いていて、実に快適な乗り心地。
ツーリスト向けの宿ならその場で予約もできるし、
乗り場も、ツーリストエリア内にあるバス会社のオフィス前など、
歩いて行ける場所であることが多く、
仮に街外れに宿を取っていた場合など乗り場まで距離があったとしても、
泊まっている宿まで無料ピックアップサービスをしてくれたり、まさに至れり尽くせり。
加えて、目的地でもそこのツーリストエリアで降ろしてくれる場合が多いので、
これを利用していれば、ほとんど歩き回らなくても旅ができてしまうわけだ。

それは実に便利で、僕もこれまで何度か利用してきたのだけど…、
あまりに楽チン過ぎて、どこか物足りなさを感じてしまったりもする。
まるで用意されたコースに乗っかって動いているだけのように思えてしまったり…。

わざわざ市内バスに乗って遠くのローカルバスターミナルまで出掛け、
英語もロクに通じない中で時刻や値段を調べ、
ようやく購入したチケットを持って翌朝再びターミナルへやって来たら、
冷房無し、横2人分の座席がくっ付いた硬~いシート(リクライニング無し)という、
とてもこれから約24時間をかけて移動するとは思えない設備のバスが待っていた。
乗り込む際には法外な金額の荷物代を請求してくる運転手とケンカした挙句、
ザックを座席の下に押し込んで「意地でも払わん!」と根気勝ちしたはいいが、
出発は1時間半遅れ、現地に到着したのは結局30時間後…と、
こんな旅の終盤でまさかの最長移動記録を更新してしまった。
…とまぁ、ハッキリ言って滅茶苦茶ハードだったし、
二度とあんな移動はゴメンだと思う気持ちもある。
でも、ちょっとしたトラブルも含め、時に移動でしんどい思いをすることは、
今まで歩いて来た他の国々ではむしろ当たり前のことだったし、
それも含めて旅の面白さだよな…とも思うんだ。

今回はあくまで出費を抑えることがキッカケだったけど、
理由は何であれ、無理矢理にでも「旅」を感じたいという気持ちは確かにあった。
この後、フエから首都・ハノイまではツーリストバスを利用したが、
ハノイからさらに北上する際は、再びローカルの足を選んだ。(やはりキッケケは値段だったが…)
今度は、ハードシートの夜行列車。
クッション無しの木製の座席はまさに「ハード」で、
車内は床で眠る地元民もいるほどに溢れ返っていた。
これまたキツかったけど、ある意味これでテトの混雑を身をもって感じられたし、
結局はその選択にも満足している。

結果的に、ツーリストバスのみを利用するよりもずっと出費を抑え、
テト期間の移動を乗り切ることには成功したけれど、
抑えた出費と言っても、所詮は東南アジアでの物価での話であって、
日本円にしたら数千円でしかないわけで、
何より、時間を大幅にロスしたことは間違いない。
でも、そのロスが無駄かどうかは、人それぞれの価値観の問題。
しんどいし、時間もかかるし、一見何もメリットが無い道だとしても、
少しでも自分だけの経験ができるなら、
僕はそこに価値を感じられるから、それでいいんだと思ってる。
このスタイルは、旅が終わってからも続いていく…、かな?
スポンサーサイト


テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

旅日記-ベトナム | 23:20:02 | トラックバック(0) | コメント(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。