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joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

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2人旅をプチ体験
ハードな夜行列車の終点となったラオカイ駅で、Aさんと合流した。
Aさんとはカンボジアのシェムリアップで出会い、フエで一度再会していたのだが、
ここから先の旅の予定がほぼ同じということもあって、
このラオカイで待ち合わせ、以降2人で移動することになった。

何日間にも渡って2人で行動するのは、僕にとっては旅を始めて以来初めてのこと。
単独行動に強く拘っていたつもりはないのだが、
僕は1ヶ所に長く留まるスタイルではなかったから、
他人と予定をピッタリ合わせて動くことが難しかったのだ。

ただ、2人旅もやってみたいな…という気持ちはあった。
例えば美しい風景に出会った時などに、
この感激を誰かと共有できたら…と思う瞬間、
宿探しで、2人だったらツインをシェアして安く泊まれるのに…と思う瞬間、
食堂で、複数の料理を注文して分け合える相手がいたら、
2倍の味が楽しめるのに…と思う瞬間、
何かをふっと考えさせられることがあった時に、
その考えを確認したり議論(と言うと固いけど…)したりする相手が欲しいな…と思う瞬間、
などなど、やってみたいと思う理由はいっぱいあった。

2人で歩く上で一番のネックになるだろうと思っていたのは、僕の気まぐれっぷりだ。
ご存知の通りで、何しろ僕の旅の予定は気分次第でコロコロ変わる。
自分でも、そんな旅のスタイルに人を巻き込むのは恐縮だし、
だからこそ気楽に1人で歩く方を自ら望んでもいた。

長く2人旅をするにあたって重要なのは、旅のスタイルと価値観が合うかどうかだと思う。
しかし、僕のようなスタイルや価値観に合わせられる人なんて、
そうはいないだろうと思っていたのだが…。

実は、この日記を書いている今現在でも、まだ2人旅は続いている。
お互いにこれは認め合っているのだが、
僕らはどうやら上手いこと意気が合っているようなのだ。
宿を選ぶ時も、食事の店やメニューを選ぶ時も、いつもスッキリ気持ち良く決まる。
かと言って、別にどちらかが我慢をしているワケではなく、
むしろ「こうしたい!」という要望はお互いにいつも主張している。
その方向性が常に合ってるから、特に譲り合うわけでもなく、一緒に楽しめているんだ。

相変わらず、僕の気紛れで行き先を決めた時に、
予想以上に移動の時間がかかってしまったり、
乗り継ぎのバスがうまく見つからなかったり、
それでもなんとか辿り着いた先で適当な宿が見つからず、
何kmも先まで歩いて探すハメになってしまったり、
そんなバタバタに連れ回してしまったりもしている。
それでもAさんは、「行き当たりばったりの旅が楽しいんじゃん!」と、楽しんでくれている。
その言葉が、僕への気遣いなどではなく、本心で言ってくれているのが有難い。

また、「ちょっとあっちまで散歩に行ってくるよ。」
「じゃあ俺は部屋で日記でも書いてるから。」といった風に、
お互いが1人で好きなように動く時間を自然と許し合えている。
どんなに波長が合う人だって、
ペースをピッタリ合わせるためには、多少の気は遣っているはずだ。
どうしても、1人になりたい時だってある。
それをお互いに理解して適度な距離感を保てているから、
僕は2人で動く煩わしさというものを全く感じずにここまで来られているんだと思う。

さて、Aさんと合流後にやって来たのは、ベトナム最北部の町・バクハ。
ここは山岳民族の集まる日曜マーケットが最大の見どころなのだが、
僕らは前日の土曜日に到着したところ、
人影もまばら、空は曇り空で、寒々とした印象だった…。
どうやら、日曜以外は本当に見どころが無い町らしい。

そして翌日、霧で煙る朝の町に、
昨日の静けさがウソのような活気がやって来た。
民族衣装を纏った人々が次から次に町へとなだれ込んで来て、
実に華やかに市場を彩っている。

日曜マーケットの表情。
日曜市場の表情①@バクハ
日曜市場の表情②@バクハ
日曜市場の表情③@バクハ
日曜市場の表情④@バクハ
日曜市場の表情⑤@バクハ
日曜市場の表情⑥@バクハ

路上の即席床屋さん。
日曜床屋@バクハ
この兄ちゃん、とっても愛想良く声を掛けて来たので、
ここで恐らくこの旅最後になる散髪をお願いすることにした。
(やっぱり最初は軽くボッて来たので、交渉はしたけど…)
水で髪を濡らすこともなく切っていたので、
時々ハサミに髪を引っ張られて痛かったり、
仕上がり後の髪の長さがちょっとバラついてたりもしたけれど、
本当に真剣に切ってくれていたので、彼を選んで良かった。

早めの昼食を取った頃から、霧が晴れて青空が見えてきた。
午前中は物色しているだけで何も買っていなかったが、
午後は目を付けておいた品を値段交渉にかかろうと目論んでいた。
何しろ、比較的小さめのザックで旅を続けてきた僕は、
常に中身がパンパンで荷物を増やせなかったため、
今まで訪れた国ではほとんど土産というものを買ってきていないのだ。
それでも、旅も終盤に入って多少は荷物も減ってきたし、
この辺でそろそろ土産調達を…と考えていた。
それに、写真もまだまだ撮り足りなかったし、
意気込んで再び市場へ乗り込んだのだが…。

間もなく、屋台街の脇を通ったところで声をかけられた。
先程散髪してくれた兄ちゃんが、僕を手招きして食事の席に誘っている。
いや、もう食べちゃったし…と思いつつも、
せっかく見つけてくれたんだし、お茶の1杯ぐらい飲んでくか~と座ったが最後、
僕の目の前に置かれたグラスには、透明な液体が並々と…。

地元のお酒のようで、原料は米と思われる。
味は、中国の「白酒」に近い…と言えば、わかる人はわかるかな。
アルコール度数が何%かは知らないが、かなりキツい。
けど、「ヨー!」と1杯流し込んでしまったら…、
あとはもう、盛り上がるっきゃないでしょ~☆

気がつけば、時計は14時。
兄ちゃんらがようやく切り上げて店に戻ると言うので、
僕も席を立って後ろを見たら、あらビックリ!
いつの間にか、市場の店が閉まり始めてるやん!
慌ててまだ開いてる数少ない店へ駆け込んではみたものの、
もうすっかり終了モードの店員さんは、まるで値段交渉に乗って来ない…。
そうこうしている間にも店は次々に片付けられ、
結局、何も買わぬまま日曜マーケットは終了してしまった…。
予定していた土産調達は大失敗、写真も僅かしか撮れず、
単なる酔っ払いが1匹、呆然と立ち尽くしていた…。

まぁ、それはそれで楽しかったからいいか~。
日本の皆さま、ベトナム土産が無くてごめんなさい。あはは…(←バカ)

…と、酒の力を借りて開き直った僕は、
酔い覚ましにすっかり青空が広がった町をぶらぶらすることに。
すると、今度は1軒の家の前でお呼びがかかった。
その家のおじさんに招かれ、お茶を頂くことに。
…と思ったら、さっきまで飲んでたあの酒がまた出てきた~!
ようやく酔いが醒めかけていたのに、これでまた逆戻り。

結局1日飲んだくれてただけじゃんか…、何やってんだ俺は?
…なんて呟きながらも、本当は楽しい1日に満足していた。
今回のベトナムの旅で最後の町となったこの場所で、
僕はようやく本当に素朴なベトナムの姿を見つけられた気がした。
そして同時に、「また来たい」と思える理由も見つけられたのだった。
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テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

旅日記-ベトナム | 23:50:18 | トラックバック(0) | コメント(0)
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