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joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

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巡り合わせの不思議
「那覇から羽田のチケットがあるんだけど、要らないかなぁ?」

波照間島の宿で知り合ったSさんが、急にそんな話を持ち出してきた。
朝ご飯はとっくに食べ終わっていたのだが、
晴れたり曇ったりのハッキリしない天気のせいもあって、
なんとなくゲストハウスの共同部屋でダラダラと過ごしていた時のことだ。

なんでも、それはSさんの友人の友人(だったかな?)が購入した往復チケットの復路分なのだが、
その男性が訳あって別の日に帰らなければならなくなったらしい。
そこで、捨てるぐらいなら誰かに格安で譲ってしまおうということで、
(どういう経緯かは忘れたが)Sさんがそれを預かることになり、希望者を探しているところだった。

「でも、石垣発じゃなくて那覇発だからねぇ~」と話すSさん。
前の日記に書いた通り、現在は八重山から沖縄本島へのフェリーが無くなってしまったため、
そのチケットを利用するためには、先ず那覇まで飛ばなくてはならないのだ。
確かに、ここ波照間島や石垣島に来ている人達の中に、
那覇~羽田間だけのチケットを欲しがるなんて都合の良い人はまずいないと考えるのが普通で、
もう捨てることになっても仕方ないぐらいの気持ちでいたのだろう。

しかし、そんな都合の良い人が、この波照間島にいたのだ。
そう、他ならぬ僕である。

そのチケットのフライトスケジュールを聞いた時、そんなことがあるのか…?と思った。

Sさんの持つ那覇発羽田行きのチケットは、
「4月21日 那覇 10:00発(スカイマーク便)」

一方、前の日記にも書いたが、僕の持つ石垣発那覇行きのチケットは、
「4月21日 石垣 8:30発(ANA便)」

石垣~那覇間のフライト時間は約1時間弱なので、
那覇空港到着は順調に行って9時半前ぐらい。
一旦荷物を受け取って再度搭乗手続をする(航空会社が違うので)には際どい時間に思えるが、
絶妙と言えば絶妙な時間でもある。
これは…、一体何なんだ!?

僕が那覇発の飛行機を予約していなかったのは、
既に書いた通り、まだその先も1ヶ月程旅を続ける予定でいたからだ。
その場合は、途中の島に寄り道しながら鹿児島まで船で渡り、
後は5月下旬までに陸路で東京へ帰ることを考えていた。
しかし、最近1つ頭を悩ませていたのは、ゴールデンウィークの存在。
行楽地が大混雑するであろうあの期間をどこでどうやり過ごすか…、
考えるだけでも面倒なことであった。
仮に東京に戻ったら、逆に連休を使って会いたい人もいるし、
本を読んだり調べものをしたり、やりたいこともあった。
だから、いっそのこと帰っちゃうか?なんて考えも、頭の片隅には浮かんでいた。

そこにこんな話が舞い込んで来たら、
どう考えても、僕のために用意された物としか思えないじゃないか!
しかも僕は、自分でもよく意味がわからず朝イチの便を予約してたんだよな…。
それも全てはこのためだったのかと、この時納得してしまった。

当たり前だが、Sさんの持っているチケットの名義は別の人のものである。
つまり、もしチケットを譲り受ける場合は、
その人になりすまして利用するしかない(もちろん、本当はNG)わけだが、
名義の人物は、「26歳 男」であった。
国内線の場合、基本的に身分証チェック等本人確認をされることは無いので、
この問題も、「27歳 男」の僕なら恐らくクリアできてしまうわけだ…。

もちろん、まだ旅を続けたいという思いもあったから、多少は悩んださ。
だけど、僕はこの偶然とは思えない偶然に従ってみることにした。
だって、その方がワクワクするから☆
帰った先に何かが待っているのかもしれない。
そのための巡り合わせなのかもしれない。
もし結果的に何も無かったとしても、そうやってワクワク感を味わえるだけでも楽しかった。
それこそが、まさに旅の醍醐味じゃあないか!

この一件があって、この日は朝から興奮していたのだが、
不思議な巡り合わせはさらに続いた。

既にお昼が近付いており、いい加減ダラダラし過ぎと思ったので、
同じく宿で知り合ったNさんと散歩に出掛けた。

学生の頃から日本も海外も各地を旅されてきたNさんが、
キルギスにも行ったことがあるという話は、前日の夜に既に聞いていた。
(Sさんと共に前日夜に宿で出会い、そのまま数時間3人で話をしていたので)
うろ覚えだが、キルギスという国が話題に上ったのは、
例の政権崩壊のニュースがキッカケだったかな。

ふと、あの国へ行ったのなら、同じ宿に泊まっていたかも?という想像が僕の頭をよぎった。
キルギスのように、旅行者も情報も他より少ない国の場合、
旅行者が集まる宿も限られてくるため、
同じ宿に泊まること自体は特に珍しいことではないのだ。
僕にとって、首都・ビシュケクで泊まったのが記憶に残る宿だったこともあって、
改めてその話題をNさんに振ってみることにした。

予想は当たりだった。
続けて、「(キルギスには)いつ頃行かれたんですか?」と尋ねた。
この時僕の頭の中では、宿のオーナー夫妻や子ども達のことを思い出していて、
Nさんが訪ねた時はどんな様子だったのかな~?など聞いてみたかったのだ。

そんなことがあるのか…?と驚くのは、この日2度目だった。

Nさんが記憶を辿っていくと、
ビシュケクを訪れたのは、昨年の8月頭頃だったことがわかってきた。
僕も同時に記憶を辿っていたのだが、
おいおい、まさか…?

僕の記憶の中で、あの時ビシュケクの宿にいた日本人と言えば…、
一緒に散歩をしたMさんと、仙台の写真屋さん、
それともう1人、世界のほぼ全ての国を旅して来たと言う大ベテランの方がいたのは憶えている。
(→ こちら を参照)

詳しく尋ねてみると、Nさんが「仙台の人」と一緒にビシュケクに来たことがわかった。
その人が写真屋さんだということをNさんは知らなかったが、同一人物に間違いなかった。
仙台の写真屋さんがビシュケクの宿に来たのは…、8月1日だ。
そうだ、夜遅くまで話し込んでいた、あの日だ。

あの日、隣の国・カザフスタンから入国したNさんは、
疲れ切っていたため、早く寝てしまったのだと言う。
そういえば、言われてみると…、そんな人がいたような気もしてきた。
まじまじとNさんの顔を改めて観察する(←失礼)と、
う~ん…、見たことがあるような気も…。

Nさんもまた、約7ヶ月半前の記憶を引っ張り出していた。
名前こそ知らなかったようだが、Mさんと旅のベテラン氏のことも思い出したようで、
ようやく、僕は確信した。

僕らは、初対面ではなかった!

Nさんの記憶には、こんなシーンが残っていた。
僕もすっかり忘れていたのだが、
あの日の夜、僕ら(Mさんや、他の欧米人など)はスーパーで買って来たスイカを外で食べていた。
そこに、外出していたNさんが帰って来た。
その時に、Mさんから「良かったらどうぞ」とスイカを勧められたらしいのだが、
疲れ切っていたNさんは、(本人曰く)愛想悪くそれを断ってしまったのだそうだ。
僕はその時Mさんの横でスイカにかぶりついていたはずで、
言われてみれば、僕もそのシーンを横で見ていたような気もするんだよな…。

さらに2人の記憶を辿っていくと…、
部屋(ドミトリー)でNさんが使ったベッド両隣には、
右にMさん、左に僕がそれぞれ寝ていたことも判明。(笑)

僕はすっかり興奮気味で、Mさんの携帯に電話を掛けた。
(日本に帰って来て間も無く、僕は約束通りMさんと再会を果たしていた。)

Mさんも、写真屋さんと一緒に宿へやって来た人がいたことを憶えていた。
翌朝早くに発ってしまった僕は、あの時Nさんと会話を交わすことはなかったのだが、
翌日の昼頃まで宿にいたMさんは、Nさんと少し会話(挨拶程度?)もしていたらしい。
僕と電話を代わったNさんは、愛想悪くスイカを断った件を謝っていた(笑)が、
Mさんはスイカを勧めたことは憶えていなかったようだ。

遥か遠い国で、ほんの一瞬すれ違っただけの2人が、
こうして日本の最果ての島で、再び巡り会った。
顔見知りに偶然再会するというシチュエーションでも十分にすごいが、
ほとんどお互いの記憶にも残っていなかったのに、
会話の中で「再会だった」事実に気付いたということが、尚すごいと思った。
たまたま同じタイミングで波照間島にやって来て、同じ宿を選んだとしても、
そこでゆっくり話し込むまでの関係にならなかったら、
今回が「初対面」になっていたかもしれないのだから…。
それは、宝くじでウン千万円を当てるよりも確率の低い出来事だったかもしれない。

Nさんが言った。
「こういうことが起こるから、旅がやめられなくなっちゃうんだよな~」

そう、時にこんな不思議な出会いが待っているから、
まだ見ぬ新しい出会いに心躍らせて、人はまた旅をしちゃうのかもね…☆

そんな不思議な体験が待っていた波照間島。
石垣島から高速フェリーで約1時間の距離にあるこの島は、
有人島としては日本最南端にあたる。(「無人」の最南端は、沖ノ鳥島)

南の果て。
日本・南の果て@波照間島
「西」に続き、2つ目の日本の端っこに到達。
この勢いで、「北」と「東」も行ってしまおうか…?

波照間島には、山が無い。
海から島の内陸に向かっては緩やかな傾斜になっているだけで、
島のそこかしこにサトウキビの畑が広がっている。
外周には立派に舗装された道が通っているが、
数十分歩いても全く車を見かけなかったりもする。
僕が昔からイメージしていた「島」に最も近い、ゆったりとした空気のある場所だった。
フィーリングがピッタリ合ったのだろう。
八重山に来て、僕が一番居心地良く感じた島がここだった。

石碑。
石碑@波照間島

ヤシの実ひとつ。
ヤシの実ひとつ@波照間島

ゴツゴツ岩。
ゴツゴツ岩@波照間島

吸い込まれそうな高台。
吸い込まれそうな高台@波照間島

丘の休憩所。
丘の休憩所@波照間島

僕の好きな道。
僕の好きな道①@波照間島
僕の好きな道②@波照間島

止まれ。
止まれ@波照間島

シロヤギ3兄弟(?)。
シロヤギ3兄弟(?)@波照間島

オマケ。笑うサンゴ石(砂浜の拾い物)。
笑うサンゴ石@波照間島

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あまりにも話がデキすぎていただけに、
これは誰かの陰謀で、飛行機が落ちるんじゃないか?なんて不安になったりもしてたけど、
無事に21日に羽田に降り立ち、今に至ります。
間に合うか?とドキドキしていた乗り継ぎも、思ったよりは余裕でしたね。

本文中に書いた通りで、5月下旬に東京で用事があるので、
それまでは近場(の範囲が広がってきてるけど…)をウロウロしていることにします。
またその次は、6月後半に福岡で用事があるので、
その前後は九州方面をぶらぶらしようかな?と考え中。

このブログについては、引き続き気まぐれ更新ということで。
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テーマ:国内旅行記 - ジャンル:旅行

旅日記-日本 | 14:00:11 | トラックバック(0) | コメント(2)
コメント
ジョーさんのブログ読むと、興奮するわー。


ほんと、

働いてる場合じゃないね・・・。
2010-05-09 日 23:04:46 | URL | Ken [編集]
>kenさん
いや、働いてる場合でしょ!(笑)
早くも5月病になったりしてないよね?
2010-05-10 月 00:43:53 | URL | joplus [編集]
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