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joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

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港でカンヅメ
アカバ(ヨルダン側の港町)発ヌウェイバ(エジプト側の港町)行きの船は、1日2本。
昼12時発(高速船)と夜中0時発(低速船)で、高速の方が10US$高い。

僕が予約したのは、夜中0時発の方。
ガイドブックによると、低速船は所要約3時間とのことなので、
ヌウェイバには真夜中に着くことになる。
しかしこの路線、遅れや欠航が多いことで有名。
仮に3~4時間遅れたとして、ちょうど朝に着くことになる。
逆に高速船(所要約1時間)の場合は夕方着になってしまい、
それからだと、恐らく最初の目的地・ダハブに移動するバスが無いと思われる。
ヌウェイバには安宿が無さそうだから泊まりたくないし…という考えだった。

しかし、甘かった…。

船のターミナルへは、20時前に到着。
ちょっと早いが、遅くなるとタクシー代が高く付きそうな気がしたし、
出国手続きを済ませたり、日記を書いたりエジプトのガイドブックを見たり、
とりあえず0時まで時間を潰すのは問題無いと思ったので。
それでも、僕が着いた時には既にかなりの人数が外の待合所に集まっていた。
旅行者は昼の便に乗る方が多いのか、僕以外にバックパックを持っている人は見かけなかった。

案の定、0時を過ぎても動き出す気配が無い。
1時に差し掛かった頃に、試しに案内所で状況を尋ねてみることにした。
あまり具体的な時間の回答は期待していなかったが、意外とあっさり答えが返ってきた。
しかしその時間は…、「6 or 7 o'clock.」
思わず、「は?」と聞き返してしまった。
まさか、ヨルダンでもう一度朝日を拝むことになろうとは…。

風が強くだいぶ外が冷え込んできたので、案内所のある建物内の待合室に入り、しばし仮眠。
目が覚めたのは、朝の6時頃。
外に出て再び待っていると、6時半頃に乗客が一斉に動き出した。
数分後に、船の乗り場へと向かうバスがやって来たのだが、
さすがに待ちくたびれて疲れているのか、皆我先に殺到し、大混雑状態。
やがて警備員がやって来て列を作らせたはいいが、「列の中で」さらに押し合い。
「やれやれ、そんなに頑張らなくても最後には乗れるんだから…」と、僕は後の方で待つことにした。

ようやく次のバスで乗れるかな?という人数になった。
が、10分刻みぐらいで来ていたバスが、なかなか来ない。
でもまぁ船自体がこれだけ遅れるんだから…と気長に待ってみたが、
1時間近く経っても来る気配が無い。さすがにオカシイ。
再び意外と使える案内所に行ってみると、「もう船は締め切った。」と。
また思わず声が出てしまった。「は?」

後で気付いたのだが、僕と同様に最後までバスを待っていた人たちは、
次の高速船に乗る予定の人たちだったようだ。
遠くからアカバまで来る場合、バスの本数が少ないので、早々と港に来て待つらしい。
それでも列に並んでいたのは、あわよくば先の便に乗ろうという魂胆だったのだろう。

詳しいことは2Fの船会社の窓口で聞けと言うので行ってみると、
「なんでバスに乗らなかったんだ?」と来た。
この時点でキレそうになったが、ここは我慢して、「もうバスは来ないのか?」と聞いてみると、
「まだ船は出ていないから、走って行け。」と言ってきた。

僕は慌てて荷物を取りに行き、バスが向かって行った方向へ走り出…
そうとしたら、今度は警備員が「ダメだ!」と出てきた。
「会社の人間はOKと言ったぞ?」と話しても、通じない。
僕は警備員に捨てゼリフ(日本語)を残し、再び船会社の窓口へ。

さっき「走って行け」と言った男に文句を言うと、めんどくせーな~と言った顔で、
「じゃあ次の高速船に乗ってもいいが、差額の10US$を払え。」と言い出した。
もう完全に頭に来た僕は、
「バスに乗れなかったのは俺が悪いのか?同額で乗せろ!」と、英語(勢いだけ)で怒鳴りまくった。
すると、今度は「奥の部屋にいるボスと話せ。」と来た。またたらい回し…。
ボスも同様に、「バスに乗れなかったお前が悪い。寝過ごしたんじゃないのか?」などと言ってきたので、
しばし半ばケンカ腰で口論となった。
最終的には、ボスも面倒臭くなったようで、
差額無しで次の高速船に乗船OKとの約束を取り付け、僕のチケットにサインを入れて貰った。

そして結局、12時発のはずの高速船への乗船が始まったのは、夕方16時過ぎ。
ヌウェイバに向けて出航したのが、19時前のこと。
朝日どころか、夕日までもう一度ヨルダンで見るハメになってしまった…。
さすがに疲れていた僕は、船の座席に座るなり爆睡していた。

ちなみに、僕はヨルダンのお金を前日のうちに使い切っていたので、
売店はあるのにパンも買うことができず、同じ船を待っていた心優しき人たちの恵み物で過ごした。
サンドイッチやらジュースやら…有難や有難や。(←貧しすぎ)

恵み物をくれた方々。
恵みをくれた方々@アカバ港

しかし、この船会社は、時間管理もどうしようもないが、
アナウンスをもっとしっかりやって欲しいものだ。
みんな船にいつ乗れるかわからないし、バスがいつ何本来るかもわからないから、
バス乗り場に集まっては解散してを繰り返してた。
(数人が何の気無しに乗り場に移動すると、全員が「バスが来る」と勘違いして集まったりとか。
 見てると面白いのだけど、一度船を乗り過ごしてからは、笑ってもいられなくなった。)

それでも怒らないアラブの人たち。気が長いわ…。
逆にそれだから、一向に船会社側が改善する気が無いのかもね。

予定が狂いに狂って、ヌウェイバに夜到着となってしまった。
船で出会ったブラジル人の青年が、同じくダハブに行くと言っていたので、
僕は白タクをシェアするつもりで行動を共にしようと思っていたのだが、
彼はヒッチハイクのみで旅をするスタイルだった。
もう1人、ベルギー人の女性も一緒に付いて行くことにしたようで、
なんとなく僕1人抜けづらいし、何より夜の時間帯に1人で動くと高く付くので、同行することにした。
しかし、2人共英語が堪能で、しかもアラビア語を多少知っているので、
ヒッチハイクは完全に任せっきりだし、会話にはうまく入れないしで、何だか1人浮いている感じ。
逆に気を遣わせてしまう面もあったし、申し訳なくて、やっぱ1人の方が気は楽だなと。

夜にダハブに向かう車は少なく、その日のうちに辿り着くのは難しそうだった。
運良く、ヌウェイバの町外れでバンガローを運営しているおっちゃんの車が止まってくれて、
今日はツアー客もいないから無料で泊めてくれるということになった。
行ってみると、周りには何も無い静かな場所に、数棟のバンガローが建っていた。
この日は風も無く暖かかったし、僕らは全員寝袋を持っていたので、
外の砂浜にカーペットを敷いてもらい、寝ることにした。

空には満月。あるのは波の音だけ。
本当は一人で浸りたかったけど…それは贅沢だなと思いつつ、いつの間にか眠りに就いていた。
が、夜中に目が覚めた。
原因は、蚊の襲来。寝袋で隠せないおでこと手先に集中攻撃を受けた。
そういえば、ヨルダンまでは全然いなかったなぁ…。

朝起きてから撮った写真。朝日を見たかったけど、起きられず。
砂浜のバンガロー①
砂浜のバンガロー②

翌日は、朝から順調に車を乗り継ぐことができ、無事昼にはダハブの町に辿り着いた。
途中、ベルギー人の女の子は「2人でタクシーに乗らない?」と誘って来ることがあったが、
何となく、ブラジル人の彼1人を残して行くのも気が引けたし、
ここまで来たら最後まで無銭で行ってみたかったのもあり、結局3人揃ってヒッチで到着となった。

ダハブに着いてから売店で買い物をしようとした時のこと。
パンやジュースで合わせて10ポンド(←エジプトの通貨単位)程だったので、
「50」のお札を差し出したところ、「ノー」と突き返された。
なんで?と思いよくよく聞いてみると、
僕の持っていたお札は「50ピアストル(1ポンド=100ピアストル)」なのであった。
以前、エジプトの旅を終えたアメリカ人の青年に出会った際に、
「もう使わないから」と言って「5」と「25」と「50」のお札を貰っていた。
僕はその合計を「80ポンド」と思っていたのだが、
それは勘違いで、「5ポンド+75ピアストル」だったのだ。
貰った時に、「けっこう大きな額だけど、いいのかな…?」と恐縮していたのだが、これで納得。
(今のレートだと、1ポンド=20円に満たないので、せいぜい120円分だったということ。)

もし「80ポンド」なら、エジプトの物価なら2日は生活できてしまうので、
僕はダハブで両替すればいいやと思い、港で両替を済ませていなかった。
もしベルギー人の彼女の誘いを受けてタクシーに乗っていたら、
運賃が払えず恥ずかしいことになっていた…。
気付いていなかったが、途中からはヒッチ「せざるを得ない」状況になっていたのだなと。(笑)

オマケ。中東版のマルボロ。
中東マルボロ
黒くなった肺の写真がリアル…。裏には、「健康を害する恐れがあります。」的なことが書いてある。
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テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

旅日記-エジプト | 20:00:28 | トラックバック(0) | コメント(2)
コメント
エジプト入り、色々大変でしたね。
港がそんな感じでは、ヨルダンの人たちも大変ですね。

これからのエジプトでの旅、楽しみですね。
2009-04-13 月 07:47:30 | URL | smile [編集]
>smileさん
本当に…疲れました。
日本ほど交通機関の時間が正確な国はそう無いのかもしれませんが、
それにしてもこれは…って感じです。
現在はエジプトらしくない(?)ビーチリゾートで体力回復中です。
ぼちぼち明日あたり動き出そうかなと思います。
2009-04-14 火 17:22:59 | URL | joplus [編集]
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