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joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

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砂嵐の先に…
夕方16時半。
砂漠ツアーへ向かうラクダ達がやって来た。
が、空には低い黒雲たちが見事な寒冷前線のカーブを描き出していて、
それを辿った先の北の空には、今まさに空気を吸い込み膨らんでいく入道雲の姿があった。
上空の風を見ると、まっすぐこちらに向かっている。
大きな不安を感じながらのツアースタートとなった。

歩き出して30分程経っただろうか。
空は一面鉛色に変わり、嫌な冷風が吹き付けてきている。遠くでは雷鳴も轟き始めた。
こんな木も無い砂漠のど真ん中で、鉄の取っ手を付けられたラクダに乗っている自分。
雷様の格好のターゲットじゃないか!
さすがにビビリ始めた自分。
しかし、ガイドのおじさんに引き返す様子は全く無い。

間もなく、砂嵐がやって来た。
目も開けられないほどの、猛烈な勢いで吹き付ける砂のつぶて。
それでも、ラクダは真っ直ぐに前を見つめ、着実に歩を進めていく。
普段あんなにのんびりして見えるラクダが、こんなに頼もしく感じるなんて…。
風下を向きながらふと空を見ると、上空の風向きが変わっていた。
雷を落としている雲は、前方に進んでいる。
まさか、ここまで読んでのツアー決行とルート取りだったのだろうか…?
だとしたら、すごいぜ砂漠の民!
砂の大地の過酷さと、そこに生きる逞しさを、同時に見た。

そして、西の空から青色が広がってきた。
そしてそして、光が届いたとほぼ同時に、映し出された七色のアーチ。
奇跡の瞬間に立ち会ったような気分だった。
自然の創り出す一瞬のアートのど真ん中に、僕たちはいた。
感動したと言うより、興奮したよ。ものすごく。

大地は金色、空には七色。
7色のアーチ@メルズーガ

しかも、ダブルアーチ。デカ過ぎて僕のカメラでは全体が撮れなかったけど、綺麗な弧を描いていた。
7色ダブルアーチ@メルズーガ

虹に向かって…。
虹に向かって…@メルズーガ

みんなの影。
みんなの影@メルズーガ

一仕事を終え、のんびりモードに戻ったラクダ達。お疲れさん!
お仕事お疲れ様なラクダ達@メルズーガ

砂漠に闇が迫る…。
闇が迫る@メルズーガ

夜は特製のタジンを食べ、砂に寝転がって星空を眺めて…。
エジプトの砂漠ツアーで体験したことと同じではあるけれど、何度やってもイイものはイイ!
この日も素晴らしい星空だった。

朝ですよ。
サハラの朝@メルズーガ

できたての風紋。
できたて風紋@メルズーガ

お目覚めのラクダさん。
お目覚めラクダさん@メルズーガ

砂漠小屋。
砂漠小屋@メルズーガ

グリグリな曲線。
グリグリ曲線@メルズーガ

本日は、青空に向かって…。
本日は、青空に向かって…@メルズーガ

少年ガイド。今はまだ見習い中らしいけど、頑張ってたよね。
少年ガイド(見習い)@メルズーガ

ガイド親子。数年後には、世代交代するのかな?
親子ガイド@メルズーガ

宿に戻ったら、朝ご飯が待っていた。タジン鍋で焼き上げた特製オムレツ♪
ベルベルオムレツ@ハッシュビルド

夕方、再び砂丘へ。さすがに一番高い丘に登る気力は無かったけど…。

この日は雲の掛かり具合が絶妙。ちょっと滲んだ夕陽。
滲む夕陽①@メルズーガ
滲む夕陽②@メルズーガ

My 足跡。
My 足跡@メルズーガ

恒例(?)のシルエット達。
ヤシの木シルエット@メルズーガ
貯水タンクシルエット@メルズーガ

砂丘を抜けて村に戻ると、なんだか暗い?
ちょっと道に迷いつつ宿に戻ると、中はロウソクの明かりだけがぼんやりと灯っていた。
そう、村全体が停電。
この地方では珍しいことではないと聞くけれど、僕がモロッコに入ってからは初めてだった。
元々静かな村だけど、より一層静寂が増したように感じる。

そんな中で、ちょっと遅れて夕食が運ばれてきた。
揚げ立てサクサクでホクホクのコロッケ♪
「ご飯が炊けなくて…」と、食事を用意してくれた方が申し訳なさそうに仰っていたけれど、
暗い中でこんなに温かい食事を作って頂いて、感謝の言葉しか浮かばない。
ロウソクの淡い明かりの中、写真を撮るのも忘れて、夢中で食べた。

優しい明かり。
優しい明かり@メルズーガ

こんな夜の時間もまた、ゼイタクだなぁと思う。
最初から最後まで、砂漠の世界を濃密に感じることのできた3日間が終わった。
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テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

旅日記-モロッコ | 20:00:24 | トラックバック(0) | コメント(0)
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