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joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

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This is 「風の向くまま・・・」
次の目的地はフェズ。イミルシルからはちょうど北東の方向になる。
東側のリッシュに戻ってバスを乗り継ぐつもりでいたが、
イミルシルの地元の人に話を聞いたところ、北側に抜ける乗合タクシーがあるらしい。
距離的に近いのか、やたらそちらを勧められたので、
まぁせっかくだから違う道で行ってみたいなと思い、トライしてみることにした。

リッシュからの道よりも、より急勾配で荒々しい。
山の急斜面に開かれた道は、迫り出す岸壁と、深い谷の間をうねって行く。
時々、未舗装の道が山の方へ続いているのを見かけた。
数日をかけてアトラスの山々を渡っていくコースがあるらしいのだが、
きっとその道を行くのだろう。面白そうだ…。

乗合タクシーは、アグバラという小さな村で停まった。またも地図には無い場所だ。
そこから、ケニフラという幹線道路沿いの町へ向かうバスに乗り継ぐ。
今度は車窓が一変して、北海道の美瑛を思わせるような、
緑と花で溢れるのどかな丘の風景があった。
自分でドライブかサイクリングで来てみたかった…。

ケニフラからフェズ行きのバスは1日に何本も走っているようだった。
今一つ良い宿が見つからなかったため、ネットで時間を潰して夜行に乗ろうかと考えていた。
とりあえず腹ごなし…と適当に見つけた食堂へ入ったところ、英語が全く通じずちょっと苦戦。
身振り手振りでやり取りしていたら、たまたま英語が堪能なおっちゃんが横から現れて助けてくれた。
これがきっかけでこのおっちゃんと親しくなり、この日は彼の家に泊めて頂けるという話になった。
香り高い自慢のお茶を出してくれたり、ヤギ肉と緑野菜の特製タジンを振舞ってくれたり、
何から何までお世話になってしまった。

彼はちょっと変わり者で、過去に10年間、森の中にテントやキャラバンで住んでいたらしい。
マラケシュやフェズのような騒がしい大きな街が嫌いで、
このケニフラのような素朴な小さな町や、自然に囲まれた場所が好きだとか。
その辺は、僕とちょっと共通しているものを感じる…。
そんな彼が、この近くにあるという美しいポイントを教えてくれた。
またしても、ガイドブックには道すら示されていない場所。
タイムロスしてばかりだが、ここまで来たら、もういっちょ寄り道しちゃおう!

彼が日本語に興味を示していたので、Tシャツをプレゼント。
山人なおっちゃん@ケニフラ
お古で申し訳なかったが、喜んでくれた。「山人」、ピッタリでしょ?

翌朝、彼が教えてくれた乗合タクシーに乗って、ケニフラの町を後にした。
目的地の7km手前で降り、そこからは地元の人と一緒にヒッチハイク。
森の中を抜けていくと、パッと視界が開け、羊達がのんびりと草を食む草原に出た。
さらに走ること数分、目的地のアグィルマムに到着した。

たしかに、自然好きの彼が勧めるだけのことはある。
鮮やかな緑色の湖面(と言うよりは、池かな)が、山の風に吹かれて静かに波を立てていた。

この色は、中国の九塞溝で出会って以来かなぁ。
宝石色の湖@アグィルマム

通りすがりのおじさんをモデルに。
通りすがりのモデルさん@アグィルマム

人さまの乗り物をモデルに。陽の角度によって、色が変わる。
人さまのバイク@アグィルマム

釣り人をモデルに。
釣り人@アグィルマム

切り株をモデル(?)に。
切り株@アグィルマム

草を食む羊たちをモデルに。
草を食む羊たち@アグィルマム

例によって、名前は知らない…。
名前も知らない花@アグィルマム

湖の近くの平原で。目が合っちゃったね。
目が合っちゃった@アグィルマム

まさに「知る人ぞ知る」って言葉通りの場所だった。
今までに訪れた日本人はいるんだろうか…?

帰りはアズルーという町に抜ける別ルートを取った。
結局この日は、3台の車をヒッチハイクした。
元々ミニバスや乗合タクシーが無い道と聞いていたので、そのつもりではいたのだけど、
そんな場所でも「なんとかなる」と思っている自分がいる。
ほんの少し前まで、ヒッチなんて経験したこともなかったのにね。
「なんとかなる(できる)」予感と、実際に「なんとかなっている」現実が上手く結びついて、
ちょっとした自信に繋がってきている。
なんだかここに来て、楽しいリズムに乗ってきたかも。

オマケ。そんな物欲しそうな目で見ないで~?
物欲しそう(?)な少年
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テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

旅日記-モロッコ | 21:00:08 | トラックバック(0) | コメント(0)
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