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joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

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The Heaven of Wine
「ハンガリーのトカイ(ワイン天国)」

もうボロボロになってきたメモ帳を捲っていくと、始めの方に、僕の汚い字でそう記されている。
この一行だけのために、ハンガリーへやって来た自分。
実にバカらしいけど、こういうバカげた寄り道が一番楽しかったりするんだな!

ハンガリーの北西地方にある小さな町・トカイへは、首都・ブダペストから列車で3時間弱。
…でもその前に、本命はちょっとおあずけしておいて、
下調べ時に見つけた「もう1つのワインの町」である、エゲルへ寄り道することにした。

エゲルの名産ワインは、「エグリ・ビカヴェール」と呼ばれるブランド。
トカイが甘~い白ワインで有名なら、こちらは辛口の赤。
上手い具合に対照的なので、両方回っても飽きないだろうと。

列車の駅から約2km歩いたところに、数十軒のワインセラーが軒を連ねる場所がある。
その名も「美女の谷」!

…残念ながら、美女はあまり見かけなかった。
…って、それが目的じゃなかった!

改めて、ワインの話。
この日は全く買う気が無かったが、
「色んな店を歩いて、一番美味かったのを買おうと思っている」という名目で、
片っ端から店に入ってテイスティングをさせて頂く。
グラス1杯やハーフで飲んでも約100円~と激安なのだが、
やっぱり少しずつ多くの種類を味見してみたいので、
(決して「タダだから」ではなく!)テイスティングに専念させて頂いた。
スーパーで買ってきたチーズを片手に、店の人の勧められるままに飲みまくる。
…結局、1時間ももたずに酔っ払った。(笑)

実はエゲルには甘口のワインもけっこう置いてあるし、ロゼや白の種類も豊富。
この日一番印象に残ったのは「エグリ・ビカヴェール」ではなくて、
初めて飲んだ「アイスワイン」という代物だった。
ボルドーでTさんから聞いた情報によると、
名前の通り凍った状態のブドウからワインを作るもので、
生産地としてはカナダが有名らしい。("Wikipedia"によると、ドイツが本家らしい)
凍ったブドウは糖度が凝縮されているため、ものすごく甘みが強い。
香りからしてふわぁ~んと甘く、飲み口はまるでハチミツのようにとろける感じ。
これだけで、食後のデザート代わりにもなってしまいそうだ。

この日はエゲルで1泊して、翌日はいよいよトカイへ!
列車を乗り継いで約2時間…のはずが、途中1ヶ所乗り遅れて約3時間。
駅に降りると、エゲルよりもさらにの~んびりした風景が広がる。「トカイ」なのに…。
ボルドーもそうだったし、日本のワインの産地でもそうなんだけど、
ワインで有名な場所はどこも似たようなのどかさがあって、とても落ち着く。
ブドウ畑に適した丘があるのが条件だから当然と言えば当然なんだけどね。

トカイワインといえば、世界三大貴腐ワインの一つとして有名。

「貴腐(きふ)とは、白ワイン用品種のブドウにおいて、
ボトリティス・シネレア(Botrytis cinerea) という菌(カビ)が
果皮に感染することによって糖度が高まり、
芳香を持つようになる現象である。」 ("Wikipedia"より抜粋)

さすがにトカイでは、ほとんど白ワインしか置いていない。
「甘口」に的を絞ってティスティングしていると、
とある店で、有名ブランド「トカイ・アスー」を試させて頂くことができた。
昨日のアイスワイン同様、芳醇な甘さがいっぱいに広がる。
まさに「黄金色」と呼ぶに相応しい色で、グラスに注ぐとキラキラ輝き、実に美しい。
…なんて書くと非常に高貴な感じだが、
「トカイ・アスー」でも、750mlボトル1本が約2,500~3,000円ぐらいで買える。
日本で買ったらいくらするのかはわからないが…。

この味なら、アルコールが苦手な女の子でもきっと飲めちゃうだろうと思う。
彼女へのプレゼントに最高だな…、なんて相手もいないのに考えるのはヤメて、
安価な中で気に入ったものを自分用に買って帰ることにした。
店によっては、ペットボトルに詰めて売ってくれるところがある。
これが安い!2種類で計1.5リットル購入して、合わせて約600円也。
見た目はショボイが、自分の晩酌用だったらアリでしょう。
キンキンに冷やして、ジュース代わりにしちゃお♪

シリアで出会った、「トカイのワインを飲みに行きなさい!」と示してくれた旅人さんへ。
「ワイン天国」は確かにありました。ありがとう。

エゲル&トカイの写真をまとめて。
ワインの写真が無かったけど…。

トカイ駅前近く、ブドウ畑の丘。
ブドウの丘@トカイ

エゲル駅に停車中のローカル線。
ローカル線@エゲル

トカイ駅。田舎の駅舎や列車にファンがいる気持ちはわかるなぁ。
ローカルステーション@トカイ

木漏れ日の散歩道。エゲルの美女の谷で酔っ払った後は、ここで酔い覚まし。
木漏れ日の散歩道@エゲル

みんなでアイス休憩。
アイス休憩@エゲル

木樽看板。
木樽看板@トカイ

天国への入口。
天国への入口@トカイ

酒が飲める悦び。
酒が飲める悦び①@トカイ

気に入ってしまったので、別アングルでもう1枚。
酒が飲める悦び②@トカイ

ホロ酔いで乗り込んだ帰りの列車の中で、ふと思った。
そういえば、日本のワインってどんな味だったかなぁ?
勝沼(山梨)でも高畠(山形)でもワイナリーに行ったけど、全然味を覚えてない…。
きっと日本でも、自分好みの味探しができるんだろうな。
日本にやって来たフランス人やハンガリー人に、
「ボルドーもトカイも良かったけれど、いやいや日本にも美味いのがありまっせ♪」
なんて言えたら楽しいだろうなぁと。
これはワインに限らず(もっと言えば、食べ物飲み物に限らず)だけど、
日本の良さをもっともっと見つけてみたいなぁと思う。
各国で美味しいもの(や、素敵な人や、素晴らしい景色…)に出会う度に、そう思うんだ。
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テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

旅日記-ハンガリー | 20:15:29 | トラックバック(0) | コメント(0)
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