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joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

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再び、スタート地点へ
朝イチでサース谷を出発したのだが、スイスを抜けるには思った以上に時間がかかった。
この日最後の列車に乗り込んだ時には、既に日が西に沈み始めていた。
そういえば久々に見る夕陽を、スイスにいた日々を思い出しながら、
ぼんやりと夢見心地で眺めていた。

自ら「前半戦のクライマックス」と題したスイスの旅が、
実際に十分にそれに相応しい形で終えることができて、
正直なところ、僕の気持ちは既にヨーロッパを離れ始めていた。
節約生活もそろそろ気分的に疲れてきたし、物価の安い国に行きたい。
パンも好きだけど、やっぱり米や麺の料理が恋しくなってきた。
気持ちがアジアに向かうのは、実に自然な流れだったように思う。

翌日から、僕は特急移動モードに突入する。
そして、スイスを出た日からちょうど1週間後、
僕はマケドニアの首都・スコピエのバスターミナルで、
夕方16時発の夜行バスのチケットを購入した。

行き先は、イスタンブール。

当初、戻る予定は全く無かった。
一番の理由は、次の目的地へのフライトを探した時に、
ヨーロッパ発の直行便が無く、値段もかなり高額だったから。
イスタンブールからはトルコ航空の直行便があり、そこそこの値段で飛べそうだった。
なら、いっそ気になる中欧の見どころを寄り道しながら戻っちゃうか!
…というのが、こうなるに至った一番の理由。

それから、もう一度トルコのメシが食いたい!
…というのも、かなり後押ししてくれたかな。
相変わらず、食欲が大きなウェイトを占める旅である。(笑)

最後にもう1つ。
中東とヨーロッパの旅を終えた今、再びこの旅をスタートした場所に戻る。
そして、またこの地から新たな旅のスタートを切る。
…完全に自己満足だけど、すごく気持ちが良さそうだった。

「まさか戻ることになるとはねぇ…」
そう思いながらも、僕の心はワクワクしてたまらなかった。

乗り込んだバスの中。
トイレ休憩が終わる度に、添乗員の兄ちゃんが乗客に香水を振舞う。
あぁ、トルコのバスだ…。
色んな国でバスに乗ってきたけど、このサービスはトルコだけだったなぁ。

隣の席の兄ちゃんもトルコ人。
彼の方から、僕に何か話しかけてきた。
英語をほとんど知らないようだったが、一生懸命コミュニケーションを取ろうとしてくれる。
自分の携帯プレーヤーで、トルコやブルガリア、マケドニアの音楽を聴かせてくれたり、
パンや水を分けてくれたり、相変わらずの人懐こい温かさ。

一方、前の席に座ったのは、恐らく高校生ぐらいの若い女の子2人。
初めは、そのトルコ人の兄ちゃんと僕のやり取りの様子を見ながら、
ヒソヒソと何やら話していた。
その時にチラチラとこちらに向ける視線は、明らかに「上から」だった。
以前出会った旅人の話で、ブルガリアやルーマニアなど東欧諸国では、
僕らアジア人に対してそういう目を向ける人間が多いとは聞いていたので、
特に意外ではなかったけれど、やっぱり悔しさが込み上げてくる。

それでも、僕は構わずトルコ人兄ちゃんや他の乗客とのやり取りを楽しんでいた。
すると、最後の休憩の時だったか、その女の子の方から、僕にお菓子を差し出してきた。
それが「施し」のような感じだったら絶対に受け取らなかったのだが、
その時の彼女の目からは、蔑視の冷たさが消えていたように思う。
僕がお菓子を受け取ると、また何やらはしゃいでいたけれど、
それもバカにしたような雰囲気ではなく、単に照れ臭さから生じた笑いのように見えた。
僕らのやり取りを見て、彼女たちに何かが伝わったのだろうか?
実際のところはわからないけれど、そう捉えることにした。だって、その方が嬉しいから。

いつの間にか、眠っていた。
肩を叩かれて目を覚ますと、そこはもうイスタンブールの西オトガル(バスターミナル)だった。
まだ人気の少ない巨大ターミナルに、オレンジがかった色の陽が柔らかく差し込んでいる。

約4ヵ月半振りに、帰って来た。
病気もケガも、事故に遭うこともなく、無事にまたここに立つことができた。
大きく深呼吸しながら、ここまで僕を運んできてくれた色んな人の力に、改めて感謝した。

旅の初めにこの地を踏んだ時とは全く違うけれど、あの時と同じぐらいのドキドキを今感じている。
このイスタンブールという場所は、「辿り着く」場所なのかなぁと思う。
アジアを横断して、中東を北上して、あるいはヨーロッパを周遊して、
そしてこのアジアでも中東でもヨーロッパでもない交差点の町にやって来ることで、
なんとも言えない感慨が浮かぶものなのかなぁと。

さて、とりあえず懐かしのチャイでも飲もうか…☆

------------------------------

というわけで、僕の現在地はトルコ・イスタンブールでございます。
到着したのは、昨日の話。
本日よりフライト等の情報収集を開始しております。
恐らく予定通りの場所に飛べると思うので、確保でき次第、またここで報告を。

ここにはあと3~4日滞在して、再スタートになるかなと。
さすがに過剰な移動で疲れていたので、少~しだけのんびりさせて頂きます。

ではでは。
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テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

旅日記-トルコ② | 18:25:21 | トラックバック(0) | コメント(0)
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