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joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

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秘湯を求めてハイキング
いきなりどーん!と。
スイスを思い出す風景①@アラティン・アラシャン
スイスを思い出す風景②@アラティン・アラシャン
スイスを思い出す風景③@アラティン・アラシャン
スイスを思い出す風景④@アラティン・アラシャン

…え?スイスに戻ってきた!?

いやいや、紛れもなくここはキルギス。
例えば、中国と国境を接するキルギス南東部には、
最高峰7,439mの勝利峰を擁する天山山脈が連なっていたり、
国土の大部分を山岳地帯が占めている国なのですよ。
あのスイス・アルプスでさえ5,000mを超える山は無いんだから…、
やはりヒマラヤ山系のスケールって凄まじい。

「山奥の秘湯」。
日本人なら誰しも…かどうかはわからないが、
温泉ファンの僕としては、非常にそそられてしまう謳い文句だ。
そう呼ばれるに相応しい温泉がここキルギスにあるという情報を入手し、
どれ程のものか見てやろうじゃないの(←偉そう)と、やって来たのがこの景色の広がる場所だった。

アラティン・アラシャンと呼ばれるこの温泉地へは、
ツアー会社等でジープをチャーターして来る他は、
麓から約4時間の道のりを歩いて来ることになる。
道は一部を除いてほぼ平坦だったが、
重いザックを背負って1人歩き続けるのはなかなかハードに感じる。
運良く僕は、麓へ向かうバスの中で、
同じく温泉地に向かうキルギス人の若者2人に出会い、彼らとずっと一緒に歩いた。
僕の重たいザックを見て、「大丈夫か?手伝おうか?」と何度も励ましてくれて、
それだけでも疲れが和らぐ。

優しいキルギス青年コンビ。
優しいキルギス青年@アラティン・アラシャン

山奥の小さな村のような場所だと想像していたアラティン・アラシャンは、
谷の開けた場所に小さな小屋が4~5軒あるのみで、
「集落」とも呼べない、山あいの登山基地のような場所だった。
知人のいるテントに泊まると言う若者2人と別れ、
僕は一番奥にあった明るいオヤジさんのいる小屋にお世話になることに。

僅かに6人分のベッドしかない、小さな小さな木の家。
大自然の小さな山小屋@アラティン・アラシャン

ここには水道が無い。
トイレを覗くと、木の板が敷かれた床にただの「穴」が空いているのみ。
調理や飲料用には山の天然水を使う。

ガスも無い。
調理用の火は薪を使って起こす。
風呂用には必要無し。温泉だからね。

電気も無い。
夜の部屋にはロウソクの明かり。
日暮れと共に眠り、日の出と共に起きる生活なのだろう。
…と思いきや、意外とオヤジさん達の朝は遅かった。(笑)
僕は6時過ぎから目が覚めていたのだが、
皆が起き出したのは8時頃、朝食タイムは9時過ぎにようやく…だった。

ここに到着した時は、ちょうどランチタイムだった。
僕はこの日の夕飯分から支払ったのだが、
オヤジさんが「一緒に食いねぇ!」と言ってくれたので、ちゃっかりご一緒させて頂くことに。
前日から泊まっていたお客さん達とオヤジさん一家と、8人で一緒にテーブルを囲む。
キルギス語&ロシア語での会話はさっぱりわからなかったが、その雰囲気だけでも楽しかった。

だから夕飯も楽しみだったのだが…、なぜかこの日は僕1人だけ別の場所に食事を用意された。
外は雨が降り出し、薄暗く、冷え込んできた。
1人で食べることは少なくないけれど、
中でもこれは、この旅で一番寂しさを感じたメシだったかもしれない。
僕だけ除け者にされたのか…?
それとも、会話に入れないのを逆に気遣ってくれたのか…?
わからないけれど、涙が出そうなぐらい孤独を感じた。

幸い、翌日の朝はみんなで一緒に朝食タイムになった。
…が、今度はそのメニューで苦しむことに。
昨日の昼から、小屋の外には羊(恐らく、ほぼ丸ごと)をグツグツ煮込んでいる鍋があって、
夕飯には、煮込んだ羊の身をほぐしたものと、そのスープで煮込んだ麺を合わせたものが出された。
(寂しいメシだったが、味そのものは文句無しだった。)
そして朝。僕の前に置かれた皿には、その残りと思われる内臓系の盛り合わせが…。
僕は内臓系の見た目などは気にせず食べられる方なのだが、これは一口かじってギブアップだった。
なぜって、ただでさえ独特の臭みを持つ羊の、
その風味が凝縮されたものが一気に攻撃してきたから。
でも、残すのは彼らにも羊にも申し訳ない!そうは思ったが、無理だった。
今まで食べられないモノなんてほとんど無い旅だったので、かなり悔しかったが…。
(しかし、朝から内臓系ってヘビーじゃないかぃ?あ、でもレバーは朝にも食べるか…)

さて、そして忘れちゃいけないお楽しみの温泉。
この宿では専用の温泉小屋を一つ持っている。

川沿いの温泉小屋。
温泉小屋@アラティン・アラシャン

そして中の湯船。
日本に劣らぬ名湯@アラティン・アラシャン

源泉掛け流し。
湯温はまさに適温。長湯してものぼせるほど熱くなく、上がってからすぐに冷めるほどぬるくもない。
見ての通り透明な湯だが、硫黄の香りが強く、
その効果か、湯から上がった後もしっかりポカポカ感が続く。
実は、ここは3,000mの高地にあって夜はかなり冷え込むのだが、
温まった体のおかげでぐっすり眠りに就くことができた。

宿で鍵を借りて入ることになるので、このお湯が完全個室で楽しめる。
素っ裸で足を伸ばして湯に浸かれるだけでも今の僕には十分幸せなのだが、
これは日本にあっても「名湯」に値するんじゃないかと思う。
ついに、海外で日本に負けない温泉に出会えた!
ナメててすみませんでした。感動しました。
強いて欲を言うなら、露天があればさらに最高なのだが…、それは贅沢言い過ぎか。(笑)

お世話になった、山小屋のオヤジさん達。
山小屋のオヤジさん達@アラティン・アラシャン

お隣の山小屋。カラフルなり。
カラフル小屋@アラティン・アラシャン

山麓の道で出会った少年達。
山麓の少年たち@アラティン・アラシャン

この先、トーキョー。
この先、TOKYO@アラティン・アラシャン
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テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

旅日記-キルギス | 18:45:27 | トラックバック(0) | コメント(2)
コメント
いいねぇ。青と緑のバランスがすごくいい。

場所も人種もちょっとずつこっちに近づいてるね。
日本はやっと梅雨があけまして、しばらくの間逃げたい盛りです。
2009-08-04 火 18:31:14 | URL | ぼぉ [編集]
Re: タイトルなし
>ぼぉさん
ここにいると、日本もそうですが、まずは中国に近付いたなって気がします。
実際、もうお隣ですもんね。
次の日記に載せますけど、料理も半分は中華料理です。

今年の日本は梅雨が長かったみたいですね~。
僕も避暑したいです…。この辺りは世界で一番の内陸部。やっぱり暑い…。
2009-08-04 火 23:32:46 | URL | joplus [編集]
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