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joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

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ほのぼの田舎散歩
せっかく寂しいのを我慢して早朝から宿を後にしたのに、
その日僕がビシュケクを後にしたのは午後5時過ぎだった。
何をしていたかって、人を待っていたのだ。
誰でもいいから、僕と一緒に行ってくれる人が欲しかった。

そんなに人恋しくなったのか!?
…って、そうじゃない。
乗合タクシーの人数が集まらなくて出発できないのだ!
キルギス第2の町であるオシュ方面に向かう乗合タクシーは、どうやら供給過剰のようだ。
オシュ・バザールの南側にその溜まり場があるのだが、通り過ぎる人は一般の買い物客が大半。
それに群がっては引いていく客引きの男達。
せっかく早々に満足な値段で決着して車を確保したのに、昼を過ぎてもまるで人が集まらない。
客引き兼ドライバーの兄ちゃん達も、暑さでダレてきている。
この調子で、後の運転は大丈夫なのか…?
あまりに暇なので、遊び半分で僕まで一緒になって客引きをする始末だった。

待っている間に多少寝不足を解消できたし、
客引きの兄ちゃん達とふざけているのも楽しかったので、
それはそれでいいのだが、出発が遅くなって困ったことが一つ。
この日の目的地・トクトグルまでは、ビシュケクから約5~6時間の距離だから、
到着が確実に真夜中になってしまうのだ。

案の定、日付が変わった頃に車はトクトグルに到着したらしく、
ドライバーの兄ちゃん達から声がかかった。
さすがはプロ。昼間疲れた表情を見せていたのに、こんな時間でも元気そうだ。
(単に寝不足でハイになってただけだったりして…。まぁ、無事に着いたから良しとしよう。)

しかし、彼らが車を止めた場所は、真っ暗な街道のど真ん中。
ちょ、ちょっと待ってくれ!ここで降りて僕にどうしろと!?
とにかく何でもいいから宿のある場所まで行って欲しいと、身振り手振りで必死に喚く僕。
それを見てクスクス笑う他の乗客達。
君達に、異国の得体の知れない夜中の町で、1人取り残される旅行者の気持ちはわかるまい。
結局、僕の決死の叫びが伝わり、
ドライバーの2人が深夜営業の店の人に宿の場所を訊いてくれ、
その宿の前に車を横付けしてくれた。

お世話になった若きドライバーの兄ちゃんA。暑さでちょっと疲れ気味?
若きドライバー①@ビシュケク

ドライバーの兄ちゃんB。
若きドライバー②@ビシュケク
この2人、顔似てるよね?たぶん兄弟だと思う。2人とも、なかなかのイケメンと思うぞよ。

自分で宿探しをしていたら、絶対に泊まらない宿だったと思う。
宿のオーナーに怪しい雰囲気は無かったが、
まず、宿の入口には鍵があるものの、中の部屋の扉に鍵が無い。
それに、2つの部屋が1枚の薄い扉1枚で繋がっていて、
僕の通された部屋の隣には、カップルが1組泊まっているらしい。
オーナーのオヤジ曰く、「お取り込み中」だそうだ。
そんな部屋に泊まりたかないが、もはや僕に選択権は無い。
それでも悔しいので、100円だけ値切ってチェックインした。(←しょぼい)

さすがに疲労がピークだった。
ザックをロックしてできるだけの安全を確保したら、
隣から聞こえてくるイチャイチャ声などどうでも良く、あっと言う間に眠ってしまった。

朝外に出てみると、何のことは無い、そこは危険とは程遠そうな田舎の村だった。
ここに来た目的である、湖の方へぶらぶらと散歩に行く。
村の中心にある市場を離れると、すぐに人が少なくなるが、
ビシュケクで感じたような嫌な空気はまるで感じない。
路地に入ると、子ども達が不思議そうな目でこちらを見てくる。

その中で、ニコニコしながら握手を求めてきた子が1人。カメラを向けてもこの表情!
ナイススマイル@トクトグル

湖が見えて来る辺りから、道はあぜ道に。
たまに村のおじさんが通りがかり、何人かが声を掛けてきた。
あるおじさんと身振り手振りで話をしていると、学校の先生だとわかった。
「これ知ってるか?」とでも言うように、地面に何かを書き始めた。
青空教室開校!今日の授業は数学!
「sinθ+cosθ=1」
な…懐かしい~!
高校数学で最も苦手だった三角関数。テストの点数がひどかった記憶が…(苦笑)

肝心の湖は、見えてきてから湖畔までが果てしなく遠かった。
途中で水が切れてしまい、日陰も無い草原にカンカンに日が照って来たので、
結局途中で引き返すこととなった。
こんなところで日射病になったらシャレにならんからね…。

トクトグル湖の展望。この風景で、けっこう満足。
トクトグル湖展望

草原を吹き抜ける柔らかい風とざわめきの音が、最高に気持ち良かった。
再び1人で歩き出した僕を、自然が励ましてくれているような気がした。

草原に咲く白い花。青空に映えるねぇ~。
湖を彩る花@トクトグル

こんな「ど」が付くような田舎の村に、遥か昔に壊れたような観覧車がある。
佇む観覧車@トクトグル
かつて、村の子ども達が大ハシャギで乗っていたのだろうか?
夕方には、この上から湖の夕景を眺めるカップルがいたのだろうか?
現役時代の姿を見てみたかったな。

もう夕方になるのに、この観覧車の横では、大工さん達が何やら建物の基礎作りをしていた。
…と、近所のおばちゃん(たぶん)が、お茶とスイカを持ってやってきた。
「ご苦労さま。一服したら?」
まるで日本の田舎での1シーンを見ているような、ほのぼのとした時間だった。

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久方振りにトップ画像を変更しました。
スイスで撮ったものですね。「風の向くまま・・・」らしくなったかな?

さて、僕は今、キルギス南部にあるオシュという町に滞在しているのですが、
本日夜行のバスで、いよいよお隣の国へ「帰国」する予定です。
新疆ウイグル自治区のカシュガルという町に向かうことになるのですが、
調べたところによると、先月上旬に同自治区内のウルムチ市で発生した大規模暴動の影響で、
国際電話やインターネット接続に制限が掛けられているという噂です。
まぁ、あの国ではありがちな話ですが…、状況によっては、また更新がSTOPしてしまうかも。

安全に関しては、最近キルギス側へ渡って来た旅人の話によると、
その後自治区内の主要な町では警備がかなり強化されているとのことで、
「旅人」として訪れる分には、まず問題無いだろうとのことでした。
ただ、いくら問題無いと言われても、
今も外務省が「渡航延期」を勧めている地域ですし、正直言ってちょっと怖いです。
自由の利かない、楽しくない滞在になってしまうかもしれない。
でも、今だからこそ見れるものもあるんじゃないか?そんな気もしています。

下手に中国語を使って漢民族と間違われない方が良いのかな…?
その辺は、ちょっと様子を見て行動するようにします。

ではでは、行って参ります!
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テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

旅日記-キルギス | 22:10:30 | トラックバック(0) | コメント(0)
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