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joplus

Author:joplus
「もっと世界を見てみたい!」
という単純な理由で、
世界経済危機をものともせず…
否、ただ歯止めがかけられず、
会社を辞めて旅に出た浅はかな男。

でも、いつ終わるかわからない人生、
やりたいことをやりたい時に、
楽しめるだけ楽しまないと♪
…と、勝手に開き直ってる若造です。

たくさんの「違い」に出会うため、
風と気の向くままに歩き回ります。
キーワードは、「自然体」。
できるだけナチュラルな心で、
「違い」で溢れた世界に浸って来たいと思います。

(画像 : photo by たびかめ氏)

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観光ダメでも食えば満足
甘粛省観光のハイライトとされる敦煌の莫高窟。
幅1.6kmに渡る断崖に掘られた約500もの石窟に、壁画や仏像が並ぶ。
世界最大級の仏教芸術の宝庫なのだそうだが、
例によって例のごとく、「ふぅん」の一言で終了してしまった。

僕が遺跡系文化遺産の魅力をイマイチ感じ取れない貧しい人間であることは、ご存知の通り。
ただ、ここの場合は、見学のシステムも難点だと思う。
全ての石窟は、入口に扉が作られ、常に南京錠でロックされた状態になっている。
個人だろうと団体だろうと、見学者は外の入口で小グループに分けられ、
それぞれにガイドが1人付けられる。
ガイドは都度鍵を開閉しながら、グループを数ヶ所の石窟に案内する。
グループを抜けて勝手に歩くことも不可能ではないのだが、
結局石窟の中に入るには、どこかのグループにくっ付かないといけないので、
例えば気に入った場所があったとしても、1人でゆっくり見ることができないのだ。

宗教的な知識はまるで無い僕だけど、キリストの教会やイスラムのモスクは好きだったりする。
中に入って静けさに浸る(ためには、できれば観光客の少ない小さな場所が良い)と、
こんな僕でも不思議と神聖な空気を感じて、心がすーっと澄んでいくような感覚になる。
外界の音から離れたその場所で、しばらく時を忘れてぼんやりと過ごす。
…そんな時間が作れれば、この莫高窟の感想も少しは違ったものになったかもしれない。

莫高窟外観の一部。内部は撮影禁止なので、写真はこれだけ。
160元の入口@敦煌
莫高窟正面外観@敦煌

ちなみに、莫高窟の入場料は外国人料金(英語 or 日本語ガイド付)が180元(=約2,500円)、
一般料金(中国語ガイド付)が160元。
僕は試しに窓口で「一個人(イーガレン=1人)」とだけ言って200元を渡したら、
40元のお釣りが返って来た。
やはり中国人に見えるか…。これは、喜ぶべきところ?
しかし恐ろしく高い中国の観光料金。
日本の有名な寺でもこんな額は取らないでしょう…。
中国における国内旅行は、裕福な人でないとなかなか難しいのが現状。

どうしても値段の高さは満足度と反比例してしまいがちだけど、
こんなケチな僕でも、高額の観光料を払ってでも「行って良かった」と思う場所もあるのですよ。
今や日本でも有名になった、四川省北部の自然遺産、九寨溝と黄龍。
ここは個人で行くと、2ヶ所合わせて入場料だけで500元を超える恐ろしき価格設定になっている。
が、ここは本当に凄かった。
美しく撮られた映像や写真で見る風景に期待を抱き、
実際に行くとガッカリしてしまうのは良くあることで、
ここもそうなることを恐れていたのだが、ここに関しては杞憂に終わった。
あの水の色は、未だ他では見たことが無い。予想を遥かに超えた神秘の世界だった。

僕が昨年夏に訪れた時の写真が↓の「四千年の国」のフォルダに入っているので、
興味のある方はどうぞ!
http://photos.yahoo.co.jp/jo_yaguchi

もし訪れる場合は、四川省の省都である成都(日本から直行便あり)から、
ツアー(バス利用の場合、3泊4日程度)を利用した方が楽な上に安く行けるかも。
競争が激しい人気コースのため、かなり価格が安くなっているとか。
僕は個人でバスや乗合タクシーを使って行ったけれど、
安宿の集まる地域が風景区の入口から遠かったりして、けっこう面倒だった。

以上、長々と宣伝失礼しました!敦煌に話を戻しましょ。
敦煌は砂漠に囲まれたオアシスの町。
町の外れには、砂の大地が連なる風景区もあるのだが、
これも入場料が高いので止めてしまった。砂丘はサハラで十分楽しんだしね。
町の中心部は、今やよく見る他の中国の観光地の町と変わらない感じだった。
そういえば、あのカシュガルの旧市街も、
古い建物を取り壊して新しく「古そうな街」を作っている場所があった。
(イメージ図を載せた看板を見かけた。)
北京の旧市街もオリンピック前に全て新しくしてしまったと言うし…。
そこに寂しさを感じるのは、「古き良き中国らしさ」のようなものを求める旅人の勝手な感覚であって、
今の中国の人たちは、それは別に必要としていないのかもしれない。
でもいつか、全て無くしてしまった後に、その価値に気付いたりするんじゃないかな?
日本の例を見ているだけに、そう考えるとやっぱり寂しくなる。

さて、そんな話はそれはそれで置いといて、楽しむべきは食べ歩き♪

一品目、臊子面(サオズミェン)。
臊子面@敦煌
「臊子」の意味を知らないまま注文した後、辞書を引いて一気に不安になった。
出てきたのは、「獣臭い」だの、「小便臭い」だの、
食べ物の名前に使うには恐ろしい意味ばかり…。
しかし、運ばれて来たのは角切り野菜を載せたさっぱり味の麺。
カシュガルで食べた「哨子面(シャオズミェン)」と音も見た目も似ているので、
同じものなのかもしれない。
変わったことと言えば、香菜(シャンツァイ = パクチー)が入っていたこと。
新疆ウイグルにいる間はほとんど見かけなかった。
(代わりなのかどうかはわからないが、パセリが使われていたりする。)
久々に食べると、けっこう敏感に味を感じるものだね。
辛いものも同様で、元々苦手だったのを中国で暮らす間にだいぶ慣らしたのだけど、
しばらく中東など辛いものをあまり食べない地域にいたら、また元の苦手体質に戻っていた。
この先1ヶ月もすれば、また慣れちゃうんだろうけど…。

続いて、餛飩(フントゥン)。
餛飩@敦煌
お馴染み、ワンタンでございます。
地域によっては、「雲呑(ユントゥン」とか「抄手(チャオショウ)」という名に変わる。
さっぱり小エビのダシが利いたスープ。朝飯にも良いのです。

大肉白菜水餃(250g分)&米飯。
水餃&米飯@敦煌
日本人にとって最高に素晴らしい組合せ?
実は餃子専門店でご飯が頼めるのは珍しい。餃子は主食なのです。
1斤(500g)で16元だったので、半分で頼んでこのボリューム。
餃子の具も肉を変えたり野菜を変えたり色々なので、餃子だけでも毎日楽しめる。

黄面(ファンミェン)。
黄面@敦煌
この地域の名物である、ロバ肉を使った麺とのことで注文したのだが…、
どこにロバ肉が入っていたのか不明。
普通のジャージャー麺と変わらない気がしてしまった。まぁ、美味かったけど。

牛肉面(ニョウロウミェン)。
蘭州牛肉面@敦煌
今や中国全土にある蘭州ラーメンの店のスタンダードメニュー。
スープは鶏ガラがメインかな?しょっぱくなくて、実にシンプルな味。
これは小サイズで値段は3元。
大サイズは0.5元増しなのだが、店によっては殺人的な量が出てくるので、
余程腹が減っている時以外は小を頼むのがベターかも。小でも決して少なくはない。
それと、初めての店や初めてのメニューを頼む時に大を頼むのはかなり冒険。
味でハズレは少ないけれど、油っ濃いのが出て来た場合に大はけっこうツラい…。(経験有り)

オマケ。市場で見つけた肉屋の看板。
放心肉食店@敦煌
肉を食うのに心なんざ要らねぇ!
(本当は、中国語の「放心」は「安心」の意味。)
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テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

旅日記-中国② | 15:10:07 | トラックバック(0) | コメント(2)
コメント
おっ、次は成都ですか?
僕は2日に成都入ります。Sim'sでのんびりしてから帰国です。
会えたらビールでも飲みましょー。
2009-08-31 月 21:47:33 | URL | kentaro [編集]
>kentaroさん
すみません、返事が遅くなっちゃいました。

基本的には成都を目指してるのですが、
寄り道しまくりのため、あと3週間ぐらいかかってしまいそうです…。

帰国日が決まったそうですね。最後までお気をつけて!
2009-09-08 火 14:54:07 | URL | joplus [編集]
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